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学童保育のアルバイトについて解説!必要スキルやメリットは?

子供にかかわる仕事のひとつに学童保育があります。あまり馴染みのないアルバイトかもしれませんが、どのような仕事なのでしょうか?また資格は必要ないのでしょうか?学童保育のアルバイトの仕事や必要なスキルなどについて紹介します。

学童保育のアルバイトはどんなことをする?

学童保育とは、放課後や土曜日、長期休暇などに、保護者が仕事や病気などで子供の面倒を見ることが困難な世帯の小学生を預かる施設のことで、「放課後児童クラブ」とも呼ばれています。学童保育では、子供たちがおやつを食べたり、宿題をしたり、遊んだりして過ごします。

厚生労働省が2014年に「放課後児童クラブ運営指針」を策定し、本格的な整備に着手したことにより、施設数は年々増加傾向にあります。学童保育施設の増加に伴い、学童保育スタッフのアルバイトの募集も徐々に増えてきました。

学童保育には、2人以上の放課後児童支援員を置くことが義務付けられていますが、そのうち1人は補助員でも良いことになっており、学童保育のアルバイトはこの補助員となることが一般的です。おやつの準備、子供たちの入退出管理、連絡帳のチェックや記入、施設の掃除や衛生管理など、放課後児童支援員のサポート業務もありますが、主な仕事は子供たちといっしょに過ごすこと。施設内でいっしょに遊んだり、宿題や自己学習のサポートを行ったりします。施設によっては、近所の公園に遊びに連れて行くことや、子供たちの送迎の付き添いするケースもあります。

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学童保育のアルバイトに求められる能力

放課後児童支援員になるためには児童指導員任用資格が必要ですが、補助員のアルバイトは特に必要な資格はありません。とは言っても、補助員として子供たちが安心して安全に過ごせるように、支援員をしっかりサポートする必要があります。学童保育のアルバイトにはどのような人が向いているのでしょうか?

(1)子供が好き!
学童保育アルバイトの仕事は子供たちと楽しく過ごすことと言っても過言ではありません。子供が好きという点は必須条件と言えるでしょう。

(2)体力に自信がある
学童保育の子供の人数は40人くらいまでとされています。1人でたくさんの子供たちの面倒を見なければならないうえ、いっしょになって体を動かすことも多いため体力も必要です。

(3)コミュニケーション能力に長けている
学童保育の支援は他のスタッフと協力して行わなければなりません。また、保護者と話す機会もあるため、コミュニケーション能力も欠かせません。

(4)視野が広く気配りができる
学童保育ではたくさんの子供たちが思い思いに過ごすことが多いため、子供たちが安全に過ごせるように常に広い範囲に気を配っておく必要があります。

学業保育のアルバイトで歓迎される経験

学童保育のアルバイトに資格は必須ではありませんが、児童指導員任用資格を有する人はもちろん、保育士や幼稚園・小学校教諭免許を持っている人は重宝されます。大学生の場合、次のような経験があると採用されやすくなる可能性があります。

(1)保育士、幼稚園・小学校教諭を目指している
保育士や幼稚園・学校の先生を目指している人は意識が高いだけでなく、専門的な勉強をしているためある程度の知識を持ち合わせていると判断されます。また、大学で社会福祉や心理学などを勉強している人も、専門的な知識を持ち合わせていると評価されるでしょう。

(2)子供に関するボランティア経験がある
キャンプリーダーなどの体験活動や児童養護施設などで子供と活動するボランティア経験がある場合、保育士や教諭免許等の資格に準ずるスキルとして評価されることも多いようです。また、塾の講師、サッカーや野球のコーチなどの経験も子供とかかわった経験としてのアピールポイントとなるでしょう。

(3)得意分野が活かせることも
民間の施設では、英会話や音楽、スポーツなどの教室を開いているところもあります。得意分野があればレッスン講師を任されることもあります。

学童保育でアルバイトするメリットは

(1)楽しみながらアルバイトができる
学童保育のアルバイトは子供たちの安全や子供同士のトラブルなどに注意する必要はあるものの、基本的には子供たちといっしょに遊ぶことがメインです。また、誕生日、クリスマスなど楽しいイベントを企画することもあります。子供好きな人にとっては楽しみながらできるアルバイトと言えるでしょう。

(2)子供の成長を実感できる
子供は日々成長します。いっしょに遊んで勉強のサポートをするなど間近で触れ合うことで、子供たちの成長を実感できることが多々あります。子供たちの成長に自分が係わっていると実感できると大きなやりがいにつながります。

(3)就職活動のアピールポイントとなる
保育園や幼稚園、学校など教育関連への就職を考えている場合、学童保育のアルバイト経験は採用試験に有利に働く可能性があります。また、学童保育のアルバイトを通して培ったコミュニケーション能力や注意力などは、就職活動や社会人生活に大いに役立つでしょう。

(4)シフトの融通が利きやすい
学童保育では3~5時間程度のシフト制で、自己申告制を採用しているところが多いため、比較的シフトの融通が利きやすいのが特徴です。そのため、学業や部活などとの両立もしやすいアルバイトと言えるでしょう。

学童保育のバイトはどこで募集されている?働く場所や時間は?

学童保育は大きく分けると、自治体(市町村)が運営しているところと、民間経営のものがあります。民間の学童クラブなどは専用の施設を持っていますが、自治体が運営している学童保育は、小学校内の専用施設、児童館、市民センターなど公共施設の一室などに開設されています。勤務時間は地域や施設によって多少の差はありますが、土曜日や夏休みなどの長期休暇中は7:00~19:00前後、平日は13:00~18:00前後で、自治体も民間も開設時間は大体同じです。

民間の学童保育施設のアルバイト募集は、アルバイト情報サイト・アルバイト情報誌、運営団体のホームページなどに掲載されます。ひとつの団体が複数の自動保育施設を運営していることも多いため、都合の良い勤務地を希望できます。一方、自治体が運営している学童保育の職員の募集は、個々の施設ではなく市町村が一括して行っているケースが一般的です。募集がある場合は、市町村のホームページや広報誌に掲載されます。

学童保育のアルバイトは子供が好きなら見逃せない!

学童保育のアルバイトは塾講師や習い事などと異なり、子供といっしょに遊ぶのが主な仕事です。楽しみながらアルバイトができるうえ、将来、保育士や幼稚園・学校の先生を目指している人は就職に有利になる経験を積めるアルバイトと言えます。

参考

[1]平成29年(2017年) 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況(平成29年(2017年)5月1日現在) |報道発表資料|厚生労働省
[2]http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000189556.html
[3]2018.1.14

[1]「放課後児童クラブ運営指針」の策定 |報道発表資料|厚生労働省
[2]http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000080764.html
[3]2018.1.14

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著者:福田 結希

食品会社の研究開発および製造、人材コンサルティング会社に所属していた経歴を持ちます。また、現在までに飲食店ホールおよび調理補助、パン屋店員、配送業務、衣料店員、事務・営業事務、受注業務、リゾートバイトなどの多種のアルバイトやパートを経験してきました。