【企業潜入レポ#8】宇宙航空研究開発機構(JAXA)・広報部に独占取材!3/3

就活生の皆さんこんにちは!学生ライターの進藤です。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)広報部への潜入取材記事も今回が3回目!いよいよ最終回です。

これまでの記事では「JAXA広報のお仕事とは」「どんなやりがいがあるのか」「成長を感じる時」などについて、広報部の伊佐百加さんにインタビューをしてきましたが、この記事では、伊佐さんがJAXAに入社した背景やどのように就活をしていたのかをお伺いします!
JAXAへの就職を志望する人には理系の学生が大半だというイメージですが、実際はそうでもないようです。文系でもJAXAを目指せるのか、そしてどんな学生が広報に向いているのか、伺いましたので最後までご覧ください!

※前回までの記事はこちら
【企業潜入レポ#8】宇宙航空研究開発機構(JAXA)・広報部に独占取材!1/3
【企業潜入レポ#8】宇宙航空研究開発機構(JAXA)・広報部に独占取材!2/3

JAXAを目指したきっかけは?

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進藤:伊佐さんはどんなきっかけでJAXAに入られたのですか?

伊佐:元々宇宙業界には興味が無かったんです。「JAXAという名前は知ってるけれど、何をしているのかはわからない」という学生でした。そんな時にたまたま大学の企業説明会にJAXAが来ていて説明を聞いたんです。広報や国際協力、法務などの職種も募集していて「文系でも働く道があるんだ」と知ったことが就職先としてJAXAを認識した瞬間でした。
元々私は、世の中のためになる仕事をしたくて、インフラ系の仕事に就きたいと思っていました。改めて考えると宇宙業界は通信技術の下支えをしていたり、ロケットや衛星に使われる最先端の技術を持っていたり、色々なもののインフラになり得ると思った時に、宇宙という分野がすごく魅力的に見えてJAXAの門を叩いてみようかなと思いました。

進藤:JAXAを就職先の選択肢に入れてから、何か就活のやり方で変わったことはありましたか?

伊佐:自分の中で就活のスタイルは、「自分が企業のどういうところに期待していて、どういうことをしたいか」ということを企業と話して、その企業が自分とマッチするかを見ることでした。特にJAXAのために何かを勉強したということは無かったです。

進藤:そうなんですね。あくまでも自分がやりたいことに、その企業が合うのかどう確認するという一貫した就活をしていたのですね。

学生時代の経験をどう就活に生かしたか

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伊佐:学生時代は行政評価をしていました。行政評価とは、自治体の政策に対して外部の目線から評価をすることです。私が関わっていた京都市は、外部ではなく行政自身が評価をしていました。これでは自己評価になってしまいますよね。
市に対して「この指標って変じゃないですか」とか「なぜこのやり方にしているのですか」というように色々と質問やヒアリングをして、「適正な評価をするためにはこうやったほうがいいのでは」と提案するということを大学のゼミでおこなっていました。かなりチクチク聞いていたので、すごく京都市から煙たがられていたと思います(笑)。行く度に嫌な顔をされていた記憶がありますね...。

進藤:かなり積極的に行動されていたのですね!そのような経験がJAXAを受ける際にも役に立ったのでしょうか。

伊佐:そうですね。JAXAの面接でこのような話をすると、「評価する側だったのになぜ評価される側に来たの?」と聞かれることもありました。ただ、行政評価の経験を通して、外から意見するだけでは変えられないことも結構あるということを知りました。内部からしか動かせないことがたくさんあるんだと実感していたので、JAXAのように評価される側の組織に入って、自らの手で様々な策を実行していきたいということを言っていましたね。
また、JAXAは基本的に複数人でチームとなり、1つのプロジェクトを運用していきます。何かを作るという技術力はもちろん大切ですが、問題の発見や解決策の案出しも常におこなっていかなければいけません。こういった部分で、今まで勉強してきた行政評価での課題発見力や、そこに対する改善の提案力が活かせると思い、その点をアピールしていました。自分が頑張ってきたことはきっとJAXAにとって必要になるスキルに繋がると考えていましたね。

JAXAは文系でも活躍できる?

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進藤:JAXAには伊佐さんのように文系出身の方も多いのでしょうか。

伊佐:結構いますね。法律系とか国際系の学部出身じゃなくてもJAXAは受け入れてくれます。経済学部出身の人もいますし。文系でも何も問題ないと思います。
ちなみに、法学部出身だとやはり「宇宙法」に関わりたくて入っている人は多いですね。宇宙についての法律はまだ整っていないので、日本が宇宙の資源についてどう考えていくのか、などを官公庁と一緒になって考えています。日本国内だけの話ではなく、他国とも協力しないといけないため、国際系の学部出身の人も多く働いていますよ。
就活生の皆さんには理系でも文系でも就職先としてJAXAという選択肢があることを知ってほしいと思います。先ほどもお話しましたが専門が法律や宇宙関係でなくても働けますし、JAXAで活かせそうな自分の強みをまず考えてもらえると嬉しいです。

進藤:そうなんですね。理系の人が活躍しているイメージでしたが、文系出身でも活躍できるフィールドはたくさんありそうですね!では、JAXAの自慢できるところとはどんなところですか?

伊佐:やっぱり夢があるというところでしょうか。「日本ってこんなにすごいものを作れちゃうんだ」と感じられるような、新しい技術が開発されるところを目の当たりにできるんです。海外の最先端の情報も入ってくるので、そう遠くない未来に、宇宙に関わる様々なビジネスの可能性が広がっていくこともわかります。宇宙に行って生活する、ということも絵空事ではなく、実現の可能性が出てきたかもしれないなとワクワクできるところが、すごく夢があっていいなと思います。

進藤:最先端の宇宙開発分野に触れられるわけですもんね。新しい情報が入ってくるたびにめちゃくちゃワクワクしながら仕事ができそうです。そういう話を聞くと自分も受けてみたくなります。最後に、広報を目指している学生にもアドバイスをいただきたいのですが、伊佐さんはどんな人が広報に向いていると考えていますか?

伊佐:どんな方法を使えば、世の中の人達が自分の発信した情報に振り向いてくれるのか、という視点でひたすら考えをめぐらせることが好きな人は、すごく広報に向いていると思います。あとは客観的な視点を持ち、世の中の流行などの流れを捉えることも大事です。トレンドも踏まえて、「今世の中に対してこんなアプローチをしたらこうなるだろう」といったことを考えるのが好きな人には、是非広報の仕事にチャレンジしてみて欲しいです。

進藤:なるほど、世の中を俯瞰して見ることが好きな人はとても向いてそうですね。ありがとうございました!

最後に

伊佐さん、今回のインタビューを引き受けていただきありがとうございました!
JAXAというと専門的な知識やスキルを持った人しか働けないイメージを持っていましたが、そうではない人でも自分の強みを上手に生かすことができれば、チャンスは大いにあることがわかりました。
進路に迷っている学生の皆さん、この機会にJAXAも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

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ご協力いただいた伊佐さん、本当にありがとうございました!

関連リンク

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【企業潜入レポ#8】宇宙航空研究開発機構(JAXA)・広報部に独占取材!2/3
宇宙航空研究開発機構[宇宙開発事業団]の掲示板・クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記)

 

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取材&執筆:進藤陽一郎

高千穂大学4年生。ベトナムに長期インターンしに行ったことをきっかけに、ベトナムが大好きになる。プログラミングやテクノロジーなどが好きで、新しいサービスや技術にはすぐに食いつく好奇心旺盛学生。ただし飽き性。現在はマーケティング系の企業でインターンシップをしながら社会勉強中。