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海外大学在学中の就職活動生必見!海外大学卒業者の積極採用企業とは

就職活動の方法や時期が異なる、留学生。以前は日本での就活に苦戦する声もありましたが、近年は通年採用を行う企業が大幅に増えました。今回は特に留学生が有利となる、留学生を積極的に採用している企業を一覧でご紹介していきます。

どのような企業の就職活動で海外大学卒業者が有利になるか

これまでは、アジア地域を中心に、海外を調達や生産の拠点として考える企業がされていましたが、現在は海外市場を顧客に販売を行う企業が増加しています。日本式の工場を海外で展開するだけでなく、価値観や商習慣の違う世界の人々の志向を理解し、提案できるグローバル人材が求められています。東京オリンピックもグローバル化に向けたひとつの潮流と言えるでしょう。しかしながら、日本国内で海外留学を選択する学生はまだ少数派。1カ月未満の短期留学生は年々増えているものの、1年以上の長期留学はこの10年間でほぼ横ばいで大きな変化がないようです(JASSO調査)。そのため海外大学卒業生は、企業の需要はあるけれど、需要に対して供給が少ないのが現状となっています。

更には日本全体での少子化が加速しています。1995年前後の出生数は118万人となっており、1985年の143万人から25万人も減少。しかし大学の定員数は変わらないため、大学進学の応募倍率も低下していわゆる全入の時代となっています。同時にこの世代の「ピン」層も減少。少ないパイを企業が奪い合う状況が加速している現状です。
その中で、海外大学に進学する学生はある程度バイタリティがあるトップ層。留学の費用負担ができる親の存在もあり、企業の新卒採用において「ある程度効率の良く、いい人材を獲得できる母集団」として注目を浴びています。そのため日本では、3月頃からの春採用のみではなく、夏や秋の応募を受け付ける企業が増えているのです。

▽留学生の就職活動に関するリンクはこちら
留学生の就職活動のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

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海外大学卒業の学生を積極的に新卒採用している企業一覧(小売業)

ユニクロ

「グローバルリーダーの育成」を謳うなど、小売界では特に目立つユニクロ。グローバル人材の採用・教育に積極的で、日本人学生が参加する海外留学インターンなどの取り組みも有名です。2016年にスタートした学生向けのインターンシップ「GLOBAL STUDY PROGRAM」では、世界各国の店舗やオフィスを訪ねる、最長3カ月のプログラムを実施しています。ユニクロでは、世界で店舗展開を加速させる中で、地域の価値観・志向性を理解し、ニーズを探り、地域ごとの戦略を考えた上で、出店計画、店舗の用地仕入れ、商品の選定、従業員教育などを行うことが求められます。そのため、これらを推進できるグローバル人材として、海外大学卒業の就活生を求めていると言えます。

海外大学卒業の学生を積極的に新卒採用している企業一覧(IT)

楽天

動きの早いIT系やメディア系企業においては、以前から海外大学卒業生の採用が行われていました。その中でも有名なのが楽天です。2012年からの社内英語公用語化は大きなニュースとなりました。「世界一のインターネットサービス企業を目指す」を謳う楽天では、グローバルなビジネス環境で競争に勝っていくため、国内外での一体感や円滑な情報共有を重要視しています。英語で堂々とコミュニケーションしようとする姿勢は、楽天で働く最低限のスキルと考えられているため、英語圏の海外大学を卒業した学生は英語でのコミュニケーションスキルを強みとしてアピールでき、有利になるでしょう。

DeNA

グローバルビジネスに積極的なDeNA。海外拠点を展開したり、サムスンやAT&Tなど世界を代表する企業と連携を行ったりなど、果敢な海外展開が目立ちます。国に応じて進出方法も異なり、日本で培ったサービスを海外展開するだけではなく、既にアメリカでユーザーを抱えるプラットフォーマーの買収など多様な進出方法を模索し、実践しています。また、領域としても創業期のインターネットオークション「ビッダーズ」に始まり、ショッピングモールや広告、SNS、ソーシャルゲームと次々に事業を展開。グローバルな視点を持ち、動きの早い環境で次々に世界に仕掛けていくというマインドを持った人材を募集しています。

ヤフー

ヤフージャパンのビジネス領域は基本的には日本ですが、外資発ベンチャーとして「情報技術で人々や社会の課題を解決する」というミッションのもと、検索エンジンをはじめ、ネットを通じてのオークションやニュース、天気、スポーツ、メールなど100以上のサービスを展開しています。そのため、ヤフージャパンでは自ら考え、提案し、形にする実現力が求められます。海外のニーズや技術トレンドから日本への展開を考えることも多く、グローバル視点でビジネス展開を考えられる人材を集めています。

海外大学卒業の学生を積極的に新卒採用している企業一覧(サービス業)

星野リゾート

喫煙者NGなど、独自の選考基準が話題となっている星野リゾート。日本での展開がメインとなりますが、インドネシアにて「星のやバリ」を開業するなど、海外展開を始めています。また、日本国内においても外国人旅行客の割合は年々増加。2013年は1300万人だった外国人旅行者数は、2016年には2400万人となっています。外国人旅行客を迎え入れる際に、ホテルのサービスをどのように工夫するか、また、どのように告知し、集客へ結び付けるかなどを考える必要があります。2020年の東京五輪に向け、グローバルニーズを理解することが更なる課題となるため、海外の大学を卒業した学生の活躍する場が多くあるでしょう。

JTB

ボストンキャリアフォーラムにも名を連ねるJTB。主力は日本人を対象とした旅行事業ですが「アジア市場における圧倒的No.1ポジションを確立する」ということを目標に掲げ、海外顧客向けの旅行事業も行っています。更に、近年力を入れているのが「地域交流ビジネス」。日本の各地域の持つ課題を調査し、地域の行政機関や観光事業者とともに地域の魅力を見つけ、人の流れを創りだし、旅行者を増やす同ビジネスでは、柔軟な発想や多様な視点、課題解決能力が求められています。

海外大学卒業の学生を積極的に新卒採用している企業一覧(メーカー)

ユニリーバ・ジャパン

200近くの国に進出する、世界最大級の消費財メーカーであるユニリーバ・ジャパン。食品や洗剤をはじめ、ヘアケア、トイレタリーなど、様々な家庭用品を扱っています。
ユニリーバ・ジャパン自体の市場は日本となりますが、外資系企業ですので、世界中のスタッフとの連携やコミュニケーションが求められます。そのため、ビジネスレベルでの英語力が必要です。またユニリーバ・ジャパンは、早くからダイバーシティを重視し、多様な人材や個性がぶつかり切磋琢磨することでより良い製品づくりができると考えているため、自分の頭で考え、価値観が異なる他者にぶつける提案力が問われます。

ソニー

海外市場の売上は70%を超えるグローバル企業であるソニー。アジアやアメリカ、ヨーロッパと、幅広い地域をカバーしています。近年の戦略としてはテレビ事業を始めとする家電事業の再生、ゲーム領域の収益拡大などが鍵となっています。音楽機器や家電をはじめ、パソコンや通信、ゲーム、エンターテインメントから医療、ロボットの開発など、常に時代に合わせ変化している企業でもあります。そのためソニーでは、グローバルな市場で柔軟に次の一手を考える力が求められています。

海外大学卒業者を積極的に採用している企業では、通年採用もあり海外留学者の就職活動が有利な傾向!

加速する海外大学卒業生のニーズ。近年は、バイリンガルのための就職イベント「ボストンキャリアフォーラム」の出展企業以外でも、国別の合同説明会が多く開催されています。通年採用を行う企業も増え、業界や職種も多様化。海外大学卒業生を積極採用している企業は他にもたくさんありますので、ぜひ調べてみましょう。

関連リンク

海外大留学生が日本で就職希望のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)
留学生の就職活動のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

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著者:おくいはつね

2006年より人材系企業にて、中途採用営業、営業支援、新規事業を経験。その後、東証一部上場企業などの採用コンサルティングや組織開発、研修プログラム開発、新卒採用ツール企画制作などに携わる。慶應大学などの教育機関でキャリア開発ワークショップを実施。また人材育成領域の事業立ち上げやマーケティングも行っている。