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【業界座談会#2】人気総合商社の若手社員が、業界の現状と就活について語る「覆面座談会」開催!1/4

前回の『若手社員が銀行業界の現状と就活について語る「覆面座談会」』が好評だったため、この度第2弾を実施することになりました! 今回は、就職活動での人気企業ランキングで毎年上位にランクインする総合商社特集です。人気であるが故、就活戦線の最激戦区の一つである総合商社。総合商社の現役社員はどのようにして厳しい選考をくぐり抜けたのか、そして今はどのように現場で活躍しているのかなど、商社を目指す就活生なら誰もが知りたいリアルな情報をこの座談会で徹底的に明かしていきます!

座談会に参加していただいた方々のプロフィール

・Aさん(男性)総合商社1 神戸大学文系学部卒
・Bさん(女性)総合商社2 慶應義塾大学法学部卒
・Cさん(男性)総合商社2 同志社大学商学部卒
・Dさん(男性)総合商社2 慶應義塾大学法学部卒
・Eさん(男性)総合商社3 神戸大学法学部卒

総合商社で活躍する若手社員はどんな学生時代を過ごしたのか、聞いてみました

司会:本日はお忙しい中、覆面座談会企画にお集まりいただきありがとうございます。今回は2回目の覆面座談会、しかも超人気の総合商社ということで、私自身もワクワクしています!
資源の少ない日本を根底から支えている総合商社。この記事を読んで頂いている就活生の中にも、「総合商社に入って、海外と渡り合う仕事がしたい!」と考えている方も多いと思います。そんな彼らがきっと知りたい「総合商社で活躍している現役社員は、どんな学生時代を過ごしたのか」、「どうやったら、総合商社に入れるのか?」、「総合商社の若手社員は、どんな仕事をしているのか?」、「実際に働いている社員として、総合商社の魅了とは何なのか?」などの疑問についてたっぷり語っていただければと思います!

この座談会のルールですが、参加いただいた皆さんの企業名は伏せますので、できるだけ本音で、そして事実ベースでお願いします(笑)。まずは出身大学と学部、現在の所属部署等の自己紹介をお願いします!

Aさん:神戸大学文系学部出身です。学生時代はサッカーの体育会に所属していました。バイトも留学もしておらず、学生時代の経験としては体育会一本で入社しました。現在は商社の資源系ビジネスに関わっております。

Bさん:私は慶應義塾大学法学部出身で、学生時代はテニスサークルや法律系サークル、学生団体など色々と活動していました。一時期はロースクールに行こうと思い、法律の勉強を本気でやっていたのですが、法律事務所や様々な企業のインターンをする中で、就活を始めようかなと思い切り替えました。この経緯については後ほどお話します。
現在は、総合商社の金属部門でアルミを扱っています。入社後、4年間のプロジェクトに参加しましたが、その期間のうち1年間は海外へ語学研修に行きました。その後研修員として日本に帰国した後、現在は子会社に出向してアルミ製品を扱っています。

司会:さすが、総合商社は教育制度も充実していますね。大手企業の強みである教育制度や福利厚生などについても、後ほどお話頂けると嬉しいです。

Cさん:同志社大学商学部出身です。学生時代はアルバイト一色でした(笑)。引越し、コンビニ、飲食店のバイトを掛け持ちし、忙しい日々を送っていました。アルバイトでお金を貯め、夏休みは海外へバックパッカーの旅に出て、また貯金がゼロもしくはマイナスになって(笑)、お金を貯めてまた海外に行くという繰り返しでした。あとは南アフリカ共和国のケープタウンで3ヵ月間、語学留学もしていました。という感じで自由に学生時代を過ごしていたので、1年遅れて社会人になりました。

司会:いかにも総合商社に入りそうな学生、という感じがします。実は、今日この場にこういう「クレイジージャーニー」系の人が1人はいるんじゃないかと期待していました(笑)。

Cさん:僕は自分自身の経験を振り返ってみて、学生時代をどう過ごすかによって、どんな企業に受かるかやどんな仕事に就くのかがかなり決まってくるかと思います。本日は、そのあたりもお話できればと思います。

司会:その通りかと思います。就活でESを書くにしても、面接で答えるにしても、本人の志向とそれに伴う原体験が核になっていないと、説得力が生まれません。
私は以前フリーペーパーの編集長をしていたのですが、学生編集部員が自分の頭で企画を考え、部数の伸びやイベント集客との連動性を意識するようにマネジメントしていました。その成功体験を自分の志向と考え方の原体験として就活に活かすことで、その学生はかなりの人気企業の内定を勝ち取っていきましたね。
今回の覆面座談会では、時間がたっぷりある学生時代を皆さんがどう過ごし、その経験が就活にどう連動したのかを浮き彫りにしていきたいです。

▽総合商社・専門商社に関する就活生のクチコミはこちら
総合商社/専門商社の就活情報・新卒採用クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記) 

Dさん:私は慶應義塾大学法学部政治学科出身で、現在総合商社の管理部門に所属しています。学生時代は、体育会の軟式野球部に所属し、主将を務めていましたので、その主将の経験を生かして働ける職場を探して、就活をしていました。私の場合、留学経験もなく、勉強もそこまでしていなかったので、スポーツ一本で就活していたという感じです。今まで野球しかやってこなかったため、自分にとってはその間逆と思える管理部門で日々苦労しているんですけども(笑)、そういったところも話せたらいいかなと思っています。

司会:ありがとうございます。希望の会社の内定をもらっても、入社後想定外の配属というのは商社に限らずよくあることですよね。その状況でどのような考えを持ち、どう動くのかといった入社後のイメージもこの覆面座談会で本音でお話頂けると、現役就活生にとっては非常に参考になると思います。では、次の方お願いします!

Eさん:私は神戸大学法学部出身で、現在鉄鋼部門で鉄道関連のビジネスに携わっています。学生時代は、4年間ダンスサークルで活動していました。

司会:ダンスサークルとは珍しいですね!何か面接でアピールされたエピソードはありますか?

Eさん:そうですね、3年生の時にダンスショーの企画・運営を行う役職に就いたのですが、神戸大学の学園祭で約1,000人を動員させたダンスショーを無事成功させることができました。このエピソードと、ヨーロッパでのバックパッカー経験を商社の面接でアピールしましたね。

司会:ありがとうございます。今日の座談会参加者の5人中2人がバックパッカー経験者とは、面白いですね(笑)。あと総合商社は関西にルーツを持つ企業が多いですが、神戸大学の方がお二人もいらっしゃるのはなるほどと思いました。歴史ある金融や商社の大手企業は旧三商大(一橋、神戸、大阪市立)が強いと聞いたことがありますが、そういった背景もあるのかも知れませんね。

次回は、商社の内定を獲得するまでの就活エピソードを掘り下げます!

次回は、引き続き学生時代のことや就職活動時代のエピソード(業界研究、OB訪問、ES対策など)について、より突っ込んでお聞きしたいと思います。
就活のテクニカルな部分だけでなく、この記事の読者の学生生活の過ごし方にまで影響を与えることができるような内容の座談会になるといいなと思います。次回をお楽しみに!

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草地稔

司会・執筆:草地稔

大阪生まれ。立教大学経済学部卒業後、リクルートに入社。広告ディレクターとして10年修行積む。日本経済新聞社主催環境広告ポスター展で優秀賞受賞。その他社内の広告賞受賞多数。その後インターンシップ企業でフリーペーパーを創刊し、4年半で10万部まで伸ばす。編集部在籍の学生の就活サポートを実践し、電通、三菱商事、リクルート他有名企業へ続々と内定した。この時、学生時代の実績作りとPR方法で就活の結果が全く異なることを実感する。その後ベンチャー企業や上場企業の取締役を経て、株式会社DAWDYを設立。現在、Web企画の運営、オウンドメディアのプロジュースを中心に活動している。