インターンシップの面接でのマナー 人事担当者はここを見ている!

学生気分すなわち「甘え」を卒業することから始めよう

学生時代に起業する人も増えました。学生起業家を社長とするベンチャー企業には、サークル仲間の延長のような会社も多いものです。カジュアルな服装で、わいわい楽しく働く自由な雰囲気があります。

しかし、日本を代表するメーカーや伝統的な総合商社、大企業に就職を志望するのであれば、学生気分を一掃することから始めるとよいでしょう。

ひとことで言ってしまうと、学生気分とは「甘え」です。

これぐらいなら許されるだろうという他者に依存する態度、約束や規律を守らない気の緩み、責任のない行動。こうした甘えを面接官は「社会人の覚悟が足りない」としてマイナスに評価します。

学生気分の甘えは、約束の時間を守らない、身だしなみに配慮がない、社会人としての基本的な言葉遣いができない、などの基本的な所作に現われます。

優秀な成績で能力があったとしても、基本的なマナーが身についていなければ減点です。そんな些細なことで、せっかくのチャンスを失うのはもったいないと思いませんか?

面接の基本はマナーを守ること。マナーとは「センス」ともいえます。

ビジネスセンスがいい人物は気配り上手です。自分の挙動や言葉のひとつひとつが、他者に与える影響を配慮しています。センスのいい学生は、「おっ!こいつはデキるな」という好印象を面接官に与えます。

面接で守る基本的なマナーとして、時間厳守、身だしなみ、言葉遣いの3点について解説していきましょう。

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時間厳守、遅れるときは連絡、無断欠席しない

学生時代には、講義の開始時間に遅れても許されたかもしれません。遅刻が習慣化した学生もいることでしょう。しかし、面接で遅刻は許されないことを覚悟してください。

というのは、多くのビジネスが納期という時間の約束を守ることで成立しているからです。優れた企画書を作っても、プレゼンテーションの時間に遅れたら受け取ってもらえません。商談の契機さえ失います。

面接に遅刻しないためには、企業の所在地を確認し、所要時間の1.5倍を見積もって早めに行動すること。面接場所には30分程度早めに到着していることが理想です。

しかしながら、複数の面接を入れて直前の面接が長引いたり、電車の遅延などによってどうしても時間に間に合わない場合があるかもしれません。そんなときは、必ず早めに連絡を入れましょう。

無断欠席は問題外です。どうしても面接に行けない場合は、少なくとも前日までには連絡してください。面接官は大切な時間をあなたのために確保しています。それを忘れないように。

遅刻にしても無断欠席にしても、あなたの評価が下がるだけでなく、場合によっては大学自体の評価を下げることもあります。

何気ない遅刻や無断欠席のために、「あの大学の学生は信用できない」と大学全体の評価を下げて、同期や後輩の就職活動が不利になってしまわないように責任を持って行動してください。

「服装自由」でもスーツ着用、靴・髪・爪など細部にも注意

人間は見た目が9割とも言います。第一印象ですべてが決まる場合もあります。万全な身だしなみで面接に臨みましょう。

インターンシップの募集要項に、「服装自由」と書かれている場合もありますが、スーツ着用が無難です。服装自由と書いて、どんな格好で参加するのか試している面接官もいます。

そもそもインターンシップは就職活動の一環です。スーツで参加することは「もう学生ではない」と自分の気持ちを引き締める上でも効果的といえます。

その他、基本的なチェック事項を次に挙げます。

□靴は磨いてあるか、靴ひもはきちんと結んであるか
□ハンカチは持ったか、アイロンをかけたか
□散髪して見苦しくない髪か、寝癖は整えたか、女子は長い髪は後ろで束ねているか
□スーツの折り目はきちんと付いているか
□スーツにフケや埃などが着いていないか
□襟に汚れのあるシャツを着ていないか
□爪はきちんと切ったか
□鞄の中はきれいに整理してあるか
□提出書類はクリアファイルに挟むなどくしゃくしゃになっていないか
□手帳やメモを持っているか、筆記用具のボールペンなどはインクが切れていないか
□スマートフォンは面接前にマナーモードにしたか

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はきはき大きな声で答える、適切な敬語を使う

面接官は、質問に対する答えの内容はもちろん、答え方もチェックしています。

大きな声ではきはきと答える、背筋を伸ばして姿勢を正す、顔を上げ面接官の方をきちんと見る、身体を揺するなど落ち着きのない動作を慎むなど、しっかりした態度を心掛けてください。

言葉使いも大切です。親しみやすい面接官には、つい学生気分でタメ口になってしまう学生もいますが、これはNG。あくまでも面接の場では敬語を使いましょう。

語尾を尻すぼみに終えてしまうと、自信のない印象を与えます。「~と考えております」「~が、わたしの長所です」などのように会話の最後を歯切れ良く終えると、デキる学生として印象付けられます。

面接で好印象を与えるには、細部をおろそかにしないことが大切です。自分なりのチェックリストを作って、面接前には必ず点検するとよいでしょう。

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監修:小室直子

臨床発達心理士
中級教育カウンセラー
東北福祉大学大学院修士課程卒業後、専門学校専任講師、大学の非常勤講師として心理学系科目の講義を行うかたわら、のべ200名の就職支援の経験を持つ。