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キャリアコンサルタントが伝授!面接に受かる人と落ちる人の違いとは

就活生が避けて通れないのが面接。今回は、就活の専門家、キャリアコンサルタントの視点で、面接に受かる人と落ちる人の違いについてお伝えしていきます。面接に通過し、内定をもらうために、是非参考にしてみてください。

キャリアコンサルタントが伝授!業界共通で面接に受かる人の特徴6つ

キャリアコンサルタントとして就活生から相談を受けていると、志望する業界共通で「面接に受かる人」と「面接に落ちる人」の特徴がよくわかります。「意欲・テクニック編」と「マナー・態度編」に分けて、まず、「面接に受かる人」の6つの特徴を紹介しましょう。

<意欲・テクニック編>

1. 質問の主旨をはずさない
面接官が合格点を付けられる最初の関門が、「質問の主旨をはずさない」ことです。これは、相手の質問をしっかり聞き取るという理解力そのものです。実際のビジネス社会でも最重要ポイントです。質問には、いろいろなパターンがあります。たとえば、「〇〇について、1番大切なことは?」(回答は1つ)とか、「〇〇について、それを取り上げた理由と、あなたの意見を聞かせてください。」(回答は、理由と意見の2つ)、「〇〇について、具体的に述べてください。」(回答は、具体的説明)など、質問者の求める回答の仕方は、すべて異なります。落ちない人は、これらの違いをしっかり聞き取って回答できる人です。

2.結論から述べる
どんな質問にも、まず「結論から答える」というクセが身についている人は、質問への回答が明快です。「1」の質問の主旨をハッキリ聞き取っていて、説明は後から付いてくるが、結論は冒頭で述べています。たとえば、「学生時代に、もっとも頑張ったことは?」という質問であれば、「ハイ!私が学生時代にもっとも頑張ったことは、〇〇です。」と、まず結論が言える習慣がついている特徴があります。

3.他者との差別化ができる
誰でも回答できるような平均的な回答を述べても、他者との差別化はできません。たとえば、志望動機であれば、企業研究の深さで他者と差がつきます。また、自己PRはまさに独自性なので、他者とは違うところをPRしなければなりません。ここが一番難しいのですが、落ちない人は、言葉の使い方でいえば、(志望動機として)「中でも私が御社を受けようと思ったもっとも大きな理由は…」とか、(自己PRとして)「私がなにより強調したい自己PRポイントは…」といったように、みんなとは違うんだという点のアピールが意欲的な人です。

<マナー・態度編>

1.元気・笑顔・ハキハキの3拍子が揃っている
表面的にうかがえる部分では、「元気さ」が伝わってくる人です。表情も笑顔があふれハキハキと答え、イキイキした感じを受けます。マナーにも自信がうかがえ、礼や挨拶にキレがあります。

2.緊張したり失敗したりしても潔い
緊張せず失敗しないことが一番いいのですが、面接で多少の緊張をするのは面接官も想定済みです。したがって、緊張を無理に隠そうとしたリ、仮に失敗しても無理に取りつくろうとしない素直な人が評価されます。「緊張していますか?」と聞けば、正直に「ハイ!かなり緊張しています。」と正直に答えます。また、難しい質問など回答に窮して答えられない時は、「勉強不足で申し訳ございません!」、「申し訳ございません。緊張していて、間違ってしまいました!」と、答えられなかったり間違ったりしたことを潔く伝えます。

3.視線が安定している
面接している時間、面接官は質疑応答の言葉だけに集中しているかというと、そうではありません。視線が安定しているということも大事です。これがあることで、自信をもって回答している印象を受けるので、内容に真実味が増し、高評価につながります。ポイントとしては、面接室への入室直後に礼をする時の視線、複数の面接官への気配りするような目配せ、そして質問者へしっかり視線が向けられているか、などが挙げられます。落ち着きなく天井や床を見たり、やたら面接官の手元を見たりすると、目が泳いでいるように見え、自信がない印象を与えてしまうので気をつけましょう。

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出典:fotolia

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