【新卒の就職活動】エージェントを活用すべき?メリットなど一挙公開

就職活動中、就職ナビサイトでも紹介される「エージェント」というサービス。エージェントとは何なのか、どんなサービスを提供してくれるのか、具体的には分からない人も多いでしょう。新卒の就活で利用するメリットなどを紹介します。

新卒の就職活動で知っておきたい基本:(1)エージェントって何をしてくれるの?

一般的には馴染みのない「エージェント」という言葉。本人に代わって取引や契約などを行なう代理人のことを言います。もともとは、忙しい転職希望者向けに、本人の希望とマッチした企業を探し、面接のアテンドや給与や入社時期の交渉をしてくれる転職者向けのサービスとしてはじまりました。登録(エージェントにエントリー)をすることで、プロのコンサルタントが企業と就活生のマッチングから、内定までお手伝いをしてくれます。新卒向けのサービスは、「就職エージェント」や「新卒紹介サービス」などとも呼ばれ、学生はすべて無料で利用できます。
採用する企業側にとっても、「採用成功したら紹介手数料を支払う」という成功報酬型のサービスであること、少人数の採用の場合には採用予算が少なくてすむこと、手間を掛けずに内定まですすめることができる、などのメリットがあり、近年転職者だけでなく、新卒採用時からエージェントを利用する企業が増えています。

▽就職エージェントに関する就活生のクチコミはこちら
就職エージェントの掲示板・クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記)

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新卒の就職活動で知っておきたい基本:(2)エージェントに登録することで受けられる具体的なサービス

就職サイトが、「すべての学生に企業を見つけるための広告を提供するもの」であるのに対して、エージェントは一人ひとりの学生に合わせてカスタムされたサービスを提供します。一般的な新卒向けエージェントが提供する、新卒就活生のためのサービスの流れを紹介します。

▼登録後、一人ひとりと「キャリアカウンセリング」
エージェントは、企業の採用が成功することによって報酬を得る「成功報酬型」のサービス。そのため、「入社半年以内に離職した場合、成功報酬の半額を返金」などのルールがあります。エージェントが一番おこしたくない事態が、「入社後のミスマッチですぐに離職してしまうこと」なのです。そのため、「どんな仕事がしたいのか・できるのか」「勤務地などの条件は?」「10年後、どのように成長していきたいのか」などについて、就活生に丁寧にヒアリングを行ないます。今まで自分では気が付かなかったような新たな発見があった、自己PRがどこに出しても落ちないようになった、という感想を持つ学生も珍しくありません。

▼「求人紹介」
エージェントの抱えている求職案件の中には、就職サイトや企業ホームページなどでは募集を一切出していないような「非公開求人」も少なくありません。企業側からすると、「一人の採用に、100人の応募が来てもさばききれないから、非公開で募集する」という需要があるのです。エージェントを利用する最大のメリットは、そのような「隠れた人気企業に出会えるチャンスがある」ということかもしれません。自分の「理想とする会社」について、どんどん要望を伝えてみてください。

▼「面接やES対策」
エージェントの目から見て、「この就活生は◯◯商事株式会社には受からないだろうな」と感じる学生は当然案件を紹介しません。逆に言うと、「この学生ならば、◯◯商事株式会社の面接に通ることができる」と考えてはじめて紹介します。そのための指導も行なわれます。より内定に近づくためのESや面接対策もすべて無料で利用できるの魅力です。

▼「入社までのフォロー」
成功報酬は「内定が出た」だけでは支払われません。内定を出した学生が、きちんと入社まですすんではじめて報酬が確定します。そのため、人事に代わってエージェントが入社までのフォローをします。内定後に聞きたいことで、聞きにくいなと感じることも、エージェントに確認することができるなど、不安を解消するためのサポートも提供してくれるエージェントが多いでしょう。

新卒の就職活動でエージェントを利用するメリットとデメリット

エージェント利用には、メリットもデメリットも存在します。自分の要望や環境に合わせて選択するとよいでしょう。

<エージェントを利用するメリットとは?>

▼自己分析を手伝ってもらえる
エージェントでは、就職希望者一人ひとりに専任の担当がつきます。キャリアカウンセラーなどの資格を持つ人も多く、「自己PRが自信を持って作れるようになった」など、一般の就活にも役立つ指導を受けることができます。

▼模擬面接をしてもらえる
大学のキャリアセンターで行なわれる模擬面接は、時間や人数の制約が多く、希望の日時に予約が取れないこともしばしばですよね。エージェントでは、面接本番前に模擬面接をしてもらえることも。

▼非公開の求人が見つかる可能性がある
新卒採用活動をする企業が、常にリクナビ・マイナビ・キャリタスのような転職サイトを利用するとは限りません。エージェントを通して、さまざまなタイプの会社を発見することが可能です。

<エージェントを利用するデメリットとは?>

▼紹介される企業が希望した会社とは限らない
エージェントが強い分野と、就活生が希望する分野がうまくマッチしない可能性があるのがデメリットと言えるでしょう。

▼自分のペースで就職活動がしにくい
エージェントと企業のスケジュールで、選考が進行していきます。「8月までに内定が取れたらいいなあ。今月は就活おやすみ!」といった、自分の気持ちを優先させるのが難しいケースも発生します。

▼就職先を見誤ってしまう可能性もある
自分ではよくわからないまま面接に通り、入社が確定したときにミスマッチがおこる可能性はあります。必ず、自分でよく考えてみる時間を持つことが大切です。

新卒の就職活動でエージェントに登録する際のポイント

リクナビ、マイナビ、キャリタスといった大手就職サイトが運営する就職エージェントから、DODAなど転職エージェントの新卒向けサービス、地域や業界に密着したエージェントなど、利用できるところはたくさんあります。エージェント選びの注意点やポイントについて確認しましょう。

▼基本的には新卒向けのエージェントサービスに登録しよう
エージェントは、基本的に転職者向けの方が多くなります。特に業界や地域などへのこだわりがない限り、新卒向けのものを選んだほうがスムーズです。

▼エージェントの担当者とのコミュニケーションをしっかりととる
担当者が「この学生さんは良い方です」と後押ししてくれるように、エージェントの担当者の方とのコミュニケーションにも気を配りましょう。

▼紹介された企業は自分でもしっかりと情報収集をして調べる
「すべてエージェントにお任せ」ではミスマッチがおこる可能性もあります。自主的に調べることが大切です。

新卒の就職活動ではエージェントも活用して、可能性を広げよう!

エージェントを活用することで、就活の知識や不安要素をフォローしてもらうことができ、自分では見つけることができなかった企業の紹介を受けられる可能性もあります。通常の就職活動と並行し、エージェントも活用して、自分にピッタリの会社を見つけましょう。

関連リンク

就職エージェントの掲示板・クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記)

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著者:沼田絵美

最低求人倍率0.98を記録した2000年卒。当時流行だった就職サークルをインカレで立ち上げ、某新卒就職サイト運営会社に企画営業として就職。東京・名古屋・大阪3都市で中堅から大手企業の採用支援に計10年携わった後、大学キャリアセンター相談業務を担当するキャリアコンサルタント、就職関連ライターとして独立。標準レベルキャリアコンサルタント資格であるキャリア・ディベロップメント・アドバイザー資格所持。