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就活が辛い…もしかして私、就活うつ?就活うつの症状と対処法とは

就職活動中なのにやる気が出ない、やるべきことはたくさんあるのに体が動かない…。これって就活うつ?と悩んでいませんか。どんな人がなりやすいのか、また就活うつにはどんな症状があるのかを解説し、その対処法をご紹介します。

就活うつになりうる原因は?

就活うつに陥ってしまう原因として考えられるのは、次の3点です。

1.なかなか内定が決まらない
当然と言えば当然ですが、なかなか内定がもらえないと誰だって悩みます。内定がもらえなかった理由をいろいろ考えますが、企業側からは一切説明がないため、あそこがダメだったかも?と考えを巡らせてしまいます。結果、悩みが解決しないまま次の選考スケジュールが迫ってきてしまうということになり、気持ちが上手に切り替えられない状態が続いてしまうのです。

2.慣れない自己分析で悩む
就活のノウハウについていろいろな情報が溢れていますが、その中で必ず出てくるのが自己分析の大切さです。しかし、他人のことはよく分かるけれど、実は一番見えづらいのが自分自身のことです。どんな分析テストであっても、本来正解のない「自己分析」に正確な結果が出るはずありません。自己分析にこだわりすぎると無理に正解を求めようとしたリ、予想外の結果が出たりすることで、自己嫌悪に陥ってしまうことがあります。

3.面接などのストレス
就活は佳境に入るとスケジュールが過密になります。それだけでもストレスなのに、慣れない面接は特にストレスが溜まりますよね。せっかく準備した想定質問なのに全然聞いてもらえず違うことばかり聞かれたり、時には圧迫質問を受けたりすると心が折れそうになってしまいます。

ここで紹介した原因は、どれも就活をしている人ならみんな共通して感じていることです。
本当の原因はこれらのことから気持ちが萎えてしまい、「就職できないかも?」と思ってしまう気持ちそのものにあります。次の項目で具体的に「就活うつ」になりやすい人の特徴を紹介しましょう。

▽うつに関するリンクはこちら
うつ病のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

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就活うつになりやすい人の傾向とは?

1.真面目な人
たとえば、内定をなかなかもらえない原因とは何だったのか、自己分析が間違っていたのではないか、面接であの回答が失敗だったのでは、と落ち込むことは誰にでもあることですが、真面目な人は過度の反省に陥りやすい傾向があります。
入学試験なら客観的に判断できるテストの点数がすべてですが、就職活動では、採用を決めるのは会社側の総合的な判断となります。優秀かどうかではなく、会社の社風に合うかどうかなども判断されるのです。真面目な人はより明確な正解を求めてあれこれ考えてしまいがちですが、結局答えは出ず、気分が落ち込むだけになってしまうのです。

2.頑張り屋さん
就活に臨む心意気が誰よりも強く、当初より意気込んでスタートする頑張り屋さんは、うつになりやすい傾向があります。早いスタートや、誰にも負けないぞという心意気は大切ですが、友達が自分より先に内定を決めた、いい会社に決まったという話を聞いた時、これだけ頑張ってきた自分がダメな人間のように思い込んでしまうのです。比較しても仕方のないことなのですが、これまで頑張ってきただけに、思うように結果が出ないことに必要以上に落胆してしまうのです。

3.完璧主義な人
就活に関する情報は本当に色々なところに溢れています。情報を見たり聞いたりすればすべて体験し、吸収しないと気が済まない完璧主義者は、特に就活うつに陥りやすくなります。
結論を言えば、完璧に就活をこなすことは誰もできません。面接ひとつとっても、想定問答をいくら準備しても質問する面接官の気まぐれひとつで聞くことが変わり、質問のバリエーションを考えてもキリがないのです。

就活うつの症状にはどんなものがある?

まず心得ておかなければならないのが、「就活うつ」は、就職活動によるストレスが原因で起こっている一時的なうつ状態で、うつ病ではありません。就活を一生懸命に頑張りすぎた結果、心身ともに疲れきって、身体が悲鳴をあげているのです。ですがこの状態を無視すると、うつ病などの心の病気になってしまう危険性があります。次にあげている症状が当てはまる場合は、就活うつの可能性がありますので、就活ペースを落とすなどの休みを入れ疲れきっている身体を休めるようにしましょう。

1.予定を投げ出すくらい、激しく気分が落ち込む
最終面接後の返事が来ない、面接で質問に答えられなかった、友達が早々と内定を決めた、これらのことを経験すると誰だって落ち込みます。しかし、問題はそれを大きなショックと感じて、たとえば当日の就活予定をすべて投げ出してしまったら黄色信号です。ここが、就活うつなのかどうかの分かれ目です。また、親しい人に落ち込んだ気持ちを愚痴ることができず、ひとりで胸の中にしまい込んでいたら要注意です。

2.朝起きるのがかなり辛い
スケジュールが立て込んでくると、夜眠れないことは普通にあります。特に面接前夜は、想定問答のシミュレーションが頭の中で巡ったり、遅くまで準備をしていたりしたため朝起きるのがキツイと言うのはよくあることです。しかし、実際に当日の朝、起きなければいけないと分かっていたけど、起きることができず(体が重くて起きられず)予定の面接に行くことができなかったとなれば黄色信号です。さらには、朝起きることが億劫なことに加えて、微熱があるとか頭痛がするといった身体的な症状を伴っていたら、かなり要注意です。

3.人と会うのが億劫である
面接で圧迫面接を受け、その時の面接官の顔を思い出すだけで腹が立ってくる、もう二度と顔を見たくない、というのはごく普通です。就活生によってはその会社そのものが大嫌いになったという話はよくあります。ただ、別の会社の面接でもあの時の面接官の言葉や表情を思い出し、不安や恐怖を感じてしまうとなると黄色信号です。このような状態が繰り返されると、面接がトラウマとなり、人と接する度に不安や恐怖を感じてしまう対人恐怖症に発展してしまうことがあります。対人恐怖症になると、人と接する苦痛から逃れるために人と会うことが億劫になり、避けるようになってしまいます。こうなってくると、受けなければいけない面接でさえ行けず、思うように就活できなくなくなってしまいます。そして、思うように就活できない自分を責め、就活うつとなってしまいます。ただし、面接の時のことを思い出して「また、あの時の面接のようになるのでは?」と思っても「世の中、そんなひどい会社ばかりじゃない」と思い直すことができる場合は、大丈夫です。
最近、人と会うのも億劫で外出をしなくなったとか、いつもの笑顔がないねと友達から言われたりしたら、対人恐怖症が原因の就活うつに陥っているかもしれません。1人で抱え込まずに、誰かに心のうちを聞いてもらうようにしましょう。

▽就活ストレスに関するリンクはこちら
就活のストレスで体に影響がのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

就活うつの症状に当てはまる場合の対処法

就活うつは、うつ病と似たような症状がありますが、基本的に就活時期だけで、就活が終われば治ってしまうことが多いです。上記の症状に少しでも当てはまったり、「気が滅入っている」と感じた時は次の対処法を是非参考にして下さい。

1.気分転換をする
就活がピークに達してくると、学生生活のほとんどを就活に費やしている気分になってきます。更にうまく行かない状態が続くと、気分が滅入ってきます。最近ちょっときついなと感じ出したら、気分転換に他のことをやってみましょう。一番いいのは運動をすることです。汗をかくと気分をリフレッシュできますよ。また、趣味や好きなことに没頭する時間をあえて作ってみるのもいいでしょう。

2.少し就活を休んでみる
気分転換しようと思う気持ちがあるのは、まだ余裕のある証拠です。それすら思えなくなり、つらい日々や状況が続いた場合は、自ら強制的に就活スケジュールをストップさせます。すべての企業が第一志望ではないはずなので、メリハリをつけて、休むところは休みます。いつもあれこれ悩んで準備していた面接準備も一切やめて、ダメ元でぶっつけ本番でやってみるのもいいでしょう。

3.周りの人や就職課に相談する
ひとりで悩んでいると、どんどん負のスパイラルに陥り、何事も悪いほうへ解釈しがちです。一旦就活を休むと同時に、ひとりで悩みを抱え込まず、気軽な相談として周りの人に話を聞いてもらいましょう。先に内定をもらった友人に嫉妬する前に、素直な気持ちで相談を持ち掛けるのもひとつの方法です。また、学校の就職課はこんな時のためにあるようなものです。就職課には就活のテクニックだけでなく、精神的なフォローをしてくれる相談員がいますので、不眠や対人不安などがあるならそれも含めて相談するといいでしょう。

4.心療内科に相談する
気分転換をしたり、就活をペースダウンさせても就活うつの症状が改善しない場合は、心療内科を受診してみましょう。心療内科なんて、病気でもないのに受診しにくいな…と思うかもしれませんが、心療内科は一人ではなかなか解決できない悩み事を聞いて一緒に解決策を考えてくれるところです。就活に関する悩みは一人では解決できないこともあります。そんな時に心療内科に相談してみると、いくら考えても見つからなかった答えが見つかるかもしれませんよ。

▽就活悩み相談に関するリンクはこちら
就活悩み相談室のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

就活うつかなと感じたら、まずはちょっと一息いれることが大切。

就活うつかな?という自覚がある段階であれば、少しの気分転換や、就活から少し離れるだけで回復が十分可能な状態です。まずは、趣味の時間を作るなど就活から少し離れて、気持ちが少しでも晴れるかを試してみましょう。それでも気分が好転しない場合は、頑張りすぎないうちに相談できる人を探すようにしましょう。

関連リンク

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監修者:豊田早苗

現職
とよだクリニック院長
専門
精神科・心療内科
略歴
2000年 鳥取大学医学部医学科卒業
2002~2004年 総合診療医として病院過疎地域での地域住民の健康診断等に従事
2005年 とよだクリニック開業
2015年 とよだクリニック認知症予防リハビリセンター開設