【例文あり】インターンシップのお礼状は手書き?好感度UPの方法!

2018-06-04 更新

インターンシップ後のお礼状で自分のビジネススキルをアピール

インターンシップは採用活動の一環です。しかし、実施する企業は社員の労力と費用をみなさんのために注いでいます。したがって、インターンシップを実施していただいた企業と社員の方々に「感謝」の気持ちを抱くことが大切です。

ビジネスの基本は感謝の気持ちにあります。感謝の気持ちを表明するお礼状は、お世話になった人々に感謝するビジネスの基本姿勢ができていることのアピールになります。ビジネスマナーは、重要な評価ポイントです。

きちんと手紙で感謝の気持ちを伝えてもらうと、採用担当者もうれしいものです。お礼状は好感度をアップさせるツールといえるでしょう。採用に必ず影響するとはいえませんが、送らなかった場合には、評価を下げることにもなりかねません。

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お礼状のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

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封筒?便箋?お礼状の手紙を書く前に準備するもの

1)黒のボールペン、万年筆

お礼状は手書きがよいでしょう。基本的に黒のボールペンもしくは万年筆を使います。ブルーブラックも可。便箋に滲んだり、かすれたりしない、書き慣れた用具がベストです。鉛筆はNG。また、修正液・修正テープは使わないこと。

2)白無地の便箋

縦書きでも横書きでも構いません。白無地を推奨しますが、白地なら罫があってもOK。

3)白色の和封筒(縦書き)

ビジネス向きの装飾がない白色の封筒を使います。

4)切手(82円)

封筒は25g以内であれば82円です。複数社のインターンシップに参加する場合は、まとめて買っておくとよいでしょう。

5)落ち着き

「もの」ではありませんが、慌てて書いたり、集中力が低下した状態で書いたりすると、誤字・脱字や間違いが発生しやすくなります。心を静めて丁寧に書きましょう。

お礼状は手紙とメールどちらがいいの?

より伝わるのは手紙です。直筆で書くことは時間がかかり、受け取った相手は「自分たちのために時間をかけてくれた」という印象を持つ可能性があります。あくまでも感謝の気持ちを伝えるということが重要ですので、書き慣れていないためにいつまで経っても提出できないのであれば、メールで伝えることも手段の一つです。

インターンシップのお礼状の構成に重要なのは「具体的な感想」

ビジネス文書には定型文と構成があります。定型文と構成を知って書くと「社会人の基本ができている」と評価され、好感度をアップできます。

インターンシップのお礼状の構成は、基本的には次のようになります。

1)企業名・部署・担当者(企業名や部署の場合は御中、担当者の名前の場合は様)
2)拝啓、挨拶の文章(時候の挨拶を入れても可)
3)感謝の気持ちを述べる文章
4)具体的な感想
5)結びの文章、敬具
6)お礼状を書いた年月日
7)自分の大学名・学部名・学科名・名前(住所・電話番号・メールアドレスなど連絡先)

しかし、定型文のままの簡素な文章では、形式的に送っただけという印象を採用担当者に与えます。そこで重要な文章は「感謝の気持ちを述べる文章」と「具体的な感想」です。心に残ったエピソードも添えるとより具体性が増します。

さっそく書いてみよう!参考にしたいお礼状の例文

基本的な例文のスタイルを挙げてみましょう。

○○○○株式会社 人事部
○○○様

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

このたびは、○日間のインターンシップに参加させていただき、誠にありがとうございました。社員のみなさまには、ご多用中にも関わらず私のために貴重な時間を割いてご指導いただき、感謝しております。心より御礼申し上げます。

貴社の職場では、電話応対の基本を教えていただき、社会人としての心構えを学ぶことができました。期間中に、電話で新規アポイントを取ることができ、褒めていただいたときのうれしさは格別でした。社員のみなさまのご指導は、社会人になってからも忘れません。私のめざしている「基本に忠実に、しかし大胆に行動できるビジネスパーソン」に少しでも近づけるように、努力したいと考えております。

末筆ではございますが、貴社のますますのご発展、ならびに○○様のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

敬具
平成○○年○月○日
○○大学○○学部○○学科○年
○○○○

上記のお礼状で重要な部分は、中間の感想を記した部分です。インターンシップ期間に「社員の情熱を感じた」「真剣な取り組みに刺激を受けた」など、感じたことをメモしておくとよいでしょう。具体的なエピソードに触れると、採用担当者に思い出していただけるようになります。また、インターンシップを通じて考えた自分の仕事観、やりたい仕事などについてアピールすることも重要です。

気を付けたい点は、何度も「ありがとうございました」を繰り返すボキャブラリーが貧困な文章にならないこと。「お礼を申し上げます」「感謝いたします」「ありがとうございました」「うれしく感じました」「社会人としての基本を学びました」「社会人の厳しさを知りました」「貴社に魅力を感じました」のように言葉の幅を広げてください。

お礼状はスピードが大事!インターンシップ後1週間以内が目安

お礼状を出すタイミングは、インターンシップの終了日もしくは翌日に書くことがベストです。郵送の場合、1週間以内に採用担当者の手元に届くようにしましょう。長期のインターンシップの場合、終了間近にお礼状を準備しておくと慌てることがありません。

ビジネス文書は、提出の迅速さも求められます。お礼状をすぐに提出できる就活生は、仕事ができるアピールにもなります。採用担当者によっては、お礼状をきちんと出せるかどうか、対応力を評価している場合もあります。
インターンシップ前後もまた社会人の基本を学ぶ貴重な研修期間です。感謝の気持ち、ビジネス文書の書き方、提出のスピードなど、見習い社員としてスキルを高めておくと、就職後も役に立つはずです。

関連リンク

お礼状のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

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著者:小室直子

臨床発達心理士
中級教育カウンセラー
東北福祉大学大学院修士課程卒業後、専門学校専任講師、大学の非常勤講師として心理学系科目の講義を行うかたわら、のべ200名の就職支援の経験を持つ。