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【評価基準もわかる】テストセンターでのSPI受験対策とコツ

SPI試験の実施方法で最多のテストセンター方式。面接の前にSPI試験を義務づける企業も多く、SPI対策は欠かせません。ここではテストセンター方式のSPIを通過するためのコツや、評価基準などを解説します。

SPI試験の受験方法のひとつ「テストセンター方式」について

SPIは採用時に使われるWebテストのひとつで、受験方式は「テストセンター」「Webテスティング」「インハウスCBT」「ペーパーテスト」の4つがあります。数多くあるWebテストの中でも、現在主流となっているのがSPIの「テストセンター」方式です。テストセンター方式とは、「テストセンター」と呼ばれる会場で、準備されたパソコンを使用して実施するテストのこと。この方式が選ばれる理由は、自宅や大学等のパソコンで行う試験より不正がしにくいため、信憑性が高いと考えられているからです。

テストセンターで行われるのは「基礎能力検査」で、出題範囲は言語・非言語となっており、時間は約35分間です。言語の出題範囲は、二語の関係、語句の意味、語句の用法、文の並び替え、空欄補充などで、非言語は、推論、場合の数、確立、集合、損益算、表の読み取りなどとなっています。
言語・非言語に加えてSPI英語(ENG)を実施する企業もありますが、予約時に有無がわかります。SPI英語(ENG)は約20分間で、出題範囲は、同義語、反意語、空欄補充、長文読解などです。
また、SPIには「性格適性検査」もあり、テストセンターで行われる基礎能力検査の前に、Web上で受験しておく必要があります。性格適性検査は35分間で300問近くの質問に答えなければならないので、1問にかけられる時間は7秒程度しかありません。

応募した企業からSPI受験の案内が届いたら、記載されたテストセンターの予約サイトで受験の予約を行います。企業別受験IDとメールアドレスを入力すればログインできますが、初めての場合はログイン後にテストセンターIDを取得しなければなりません。その後、性格検査と能力検査の予約をして、実際に試験を受けるという流れになります。

▽テストセンターに関するリンクはこちら
テストセンターのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

f:id:hito-contents:20180116094351j:plain出典:写真AC

SPI試験をテストセンターで受けるときの注意点

次に、SPI試験をテストセンターで受ける際の注意点をご紹介します。

まず前述した通り、テストセンターで受ける基礎能力検査の前に、性格適性検査を自宅等のパソコンで受検しなければなりません。基礎能力検査の予約は性格適性検査以降になることを覚えておきましょう。また、ピーク時には予約が混雑するため、早めの受検をおすすめします。

試験当日は、顔写真付きの「身分証明書」を忘れず持参しましょう。学生証、免許証、パスポートなど、本人確認ができるものが必要です。本人と確認できない場合は受験できないので注意してください。また、性格適性検査終了時に表示される「受験票」も持参しなければなりません。この2点は、必ず忘れないようにしましょう。

試験会場では、自分が持ってきた筆記用具やメモ用紙は使用できません。会場で貸し出すものを使用しましょう。当日の服装は自由です。企業の採用担当者がテストセンターに来ることはないので、リラックスして受験できる服装を選びましょう。

何らかのトラブルで試験に遅れる場合は、テスト開始1時間前までなら予約の変更が可能です。1時間を切っている場合は、テストセンターのヘルプデスクに電話をして相談しましょう。場合によっては、受験できることもあります。欠席扱いになった場合は、翌日に送られてくる「欠席通知メール」に従って、再受験の予約を行いましょう。ただし、2回以上欠席すると再受験できなくなるので注意してください。

▽SPIに関するリンクはこちら
SPIのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

SPI試験をテストセンターで受けるときの高得点のコツ4つ

続いて、SPI試験をテストセンターで受ける際のコツをご紹介します。ぜひ、対策の参考にしてみてください。

(1)制限時間を意識する

SPI試験には、全体の制限時間の他に、問題毎の時間制限もがあります。問題毎の制限時間は、緑、黄、オレンジ、赤の4色からなる棒グラフで示されています。緑色は標準的な解答時間で進んでいるということを示しており、黄が遅れ気味、オレンジが遅れている、そして赤になると制限時間が来たことを意味します。黄やオレンジへの変化は制限時間が迫っているということですが、焦らずに確実に解答するようにしましょう。
全体の制限時間は、画面右上に円グラフで表示されます。円の外側は時間の経過を、内側は解答状況を表しているので、両者のバランスを確認しながら進めるようにしましょう。

(2)前半の問題は確実に!

問題は正解する毎に難易度が上がり、いかに難易度の高い問題にたどり着き、難しい問題に正解できるかで結果が判断されます。前半の問題で時間切れや間違えを繰り返してしまうと難易度が上がらず、高評価になりにくくなってしまいます。高得点に結びつけるには、前半の問題を確実に解答することが重要です。

(3)なるべく多くの問題に答える

なるべく多くの問題に確実に解答するのが高得点への近道です。わからない問題は、問題毎の時間制限が黄やオレンジになるまで時間を費やすのはムダ。適当に選んで次に進みましょう。ただし、必ず何かしら選ぶこと。反対に、確実に解答できる問題であれば、黄やオレンジに変化しても解答することが大切です。時間を上手に使って、なるべく多くの問題に答えるのがポイントといえるでしょう。

(4)計算に慣れておく

テストセンターでは電卓を使用することができないので、メモ用紙を使った計算に慣れておく必要があります。また、試験では図式化したり情報を整理したりするのに、メモ用紙をフルに活用しましょう。

SPIの評価基準を把握して高評価につなげよう!

テストセンターの評価基準が正解率だと思っている就活生が多いようですが、実際には、そのように単純な評価方法ではありません。先にも述べたように、問題は正解するごとに難易度が上がり、より難しい問題に正解することで高得点になります。一方、不正解の場合は前問より難易度が下がり、問題も簡単になるのです。当然のことながら、難易度が高い問題と低い問題では得点数が異なり、難易度の高い方が得点も高くなります。つまり、正解数だけでは、一概に高得点をとれたかは判断できないということです。

さらに、得点は全国の平均を50とした偏差値で表され、偏差値は7段階の評価基準で評価される仕組みになっています。偏差値と段階の対応は以下の通りです。

段階7:偏差値70以上 :2.3%
段階6:偏差値62~69.5:9.2%
段階5:偏差値54~61.5:23.0%
段階4:偏差値46~53.5:31.0%
段階3:偏差値38~45.5:23.0%
段階2:偏差値30~37.5:9.2%
段階1:偏差値29.5以下:2.3%

平均の偏差値50では段階4になり、全体の3分の1程度がここに分類され、段階3と5を合わせると全体の4分の3以上になります。つまり、段階5、4、3に多くの人が含まれるわけです。段階7は100人中2人程度となるので、かなり難しいということが容易に理解できるでしょう。また、職務適応性は14項目が5段階で評価されます。各段階の割合は、段階1と5がそれぞれ10%、段階2と4がそれぞれ20%、段階3が40%となっており、段階3が平均となります。
上記の評価基準は、どちらもテストセンターで行われる「基礎能力検査」の値です。事前に自宅等で行う「性格適性検査」は性質上、偏差値を出して評価することができないため、各尺度が持つ性格特徴の強さが数字で表されます。もちろん、「数字が高いから良い」ということではありません。

以上が、SPIの評価基準の概要です。評価基準や出題方法を把握することで、高得点・高評価につなげていきましょう。重要なのは正解率ではなく、いかに難易度の高い問題に正解して高得点を叩き出すかです。どんな企業を目指すにしても、高得点がとれれば次の段階に進めるはず。SPIを受ける前にしっかり企業研究を行うことも忘れずに!

SPIは足切りに使われることも!早めに対策を始めよう

SPIは多数の応募者を効率よく選考するツールのため、点数を足切りに使う企業も存在します。SPIを通過しないことには次のステップに進むことができないので、早めの対策を心がけましょう。問題集はもちろん、アプリなども活用してスキマ時間を上手に使うといいかもしれませんね。

参考

[1]テストセンター-実施の手順(受検者) | 実施方法 | SPI3 リクルートの適性検査
[2]http://www.spi.recruit.co.jp/service/execution/center_examinee.html
[3]2017.12.3

[1]よくあるご質問 リクルートの適性検査SPI FAQ詳細
[2]https://faq.trueteller.net/recruit/spi/faq/detail.asp?DispNodeID=&CID=&FAQID=78521&baid=16&strkind=5&Page=&Rows=&NB=&AspPage=DTL
[3]2017.12.24

[1]よくあるご質問 リクルートの適性検査SPI FAQ詳細
[2]https://faq.trueteller.net/recruit/spi/faq/detail.asp?Option=0&NodeID=5136&DispNodeID=5126&CID=0&Text=&Field=0&KW=0&KWAnd=1&Attrs=&Bind=FALSE&SearchID=&Page=0&Rows=10&Sort=&NB=&FAQID=78512&baID=3&strkind=9&AspPage=LST
[3]2017.12.24

[1]よくあるご質問 リクルートの適性検査SPI FAQ詳細
[2]https://faq.trueteller.net/recruit/spi/faq/detail.asp?Option=0&NodeID=5136&DispNodeID=5126&CID=0&Text=&Field=0&KW=0&KWAnd=1&Attrs=&Bind=FALSE&SearchID=&FAQID=78519&baid=3&strkind=5&Page=0&Rows=10&NB=&AspPage=DTL
[3]2017.12.24

関連リンク

テストセンターのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)
SPI能力検査30秒即解法のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

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著者:reisuke

人材派遣会社で数年間コーディネーターとして従事し、その後海外へ。現在は、ライター・翻訳者・日本語教師という3つの顔を持つ。政治・経済・教育を中心に幅広いジャンルで執筆中。