ダウンロードだけじゃない!エントリーシートの入手方法を紹介

就職活動では、「エントリーシートの提出」をもって企業への応募が完了し、正式に採用の選考がスタートします。エントリーシートの入手方法は、企業ごとに異なるため、その主な方法をあらかじめ知っておきましょう。

エントリーシートを企業の公式サイトからダウンロードする

はじめに確認するべきは、各企業の公式サイトからアクセスできる「採用情報」です。大手企業であれば企業の公式サイトからリンクする形で、独立した「採用サイト」が用意されていることがほとんどのようです。
その際「対象としている学年向けのサイトかどうか」に注意しましょう。多くは「2019採用ホームページ」など、入社年次を記載して採用サイトが用意されていますが、企業によっては通年採用を実施しており、その場合は採用サイトに入社年次で対象学年を明示していないケースもあります。
特に、まだ自分の学年向けの大手就活ナビサイトがオープンしていない3年生の10月~2月頃までは、会社によって4年生向けか3年生向けかわかりにくいことが多くなります。自分が募集の対象になっている情報かどうかよく確認しましょう。採用サイトでは、誰でも見ることができるオープン画面からエントリーシートを入手できる場合と、プレエントリーした人だけがアクセスできる会員制サイトからエントリーシートを入手できる場合があります。多くの企業では、エントリーシートの入手には会員登録が必要とされているようです。就活ナビサイトからのプレエントリー後、会員制サイトの案内がメールで送られてくることもあります。
エントリーシートの種類としては、採用サイトからPDFでダウンロードし、プリントアウトして記入するパターンと、Web上で入力するだけのWebESパターンがあります。

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エントリーシートを就活ナビサイトにエントリーして入手する

就活動をするほとんどの学生が利用する、大手就活ナビサイト。中堅・中小企業を中心に、企業ホームページを確認すると「○○ナビサイトからエントリー」など、すぐに就活ナビサイトに誘導されるケースもたくさんあります。
リクナビ、マイナビ、キャリタスなどの大手就活ナビサイトで「エントリー」「プレエントリー」をしないと次の選考ステップに進めないという形式を取る企業が増えています。なお、「エントリー・プレエントリー」の名称は、各企業で使い分け方が異なり、共通した明確な違いはありません。「プレエントリー」と表記している場合は、別途正式なエントリーの案内がくる、と考えておきましょう。

エントリー後、就活ナビサイト上のマイページにエントリーシートのフォームが表示されるケース、PDFデータを自分でプリントアウトするケース、郵送で用紙が送られてくるケースなどがありますので、その後の企業からの指示に従って提出しましょう。
ちなみに、就活ナビサイトの場合、学生が登録時に記入する「OpenES」などと呼ばれる就活ナビサイト上の入力フォームを利用したデータを、自社へのエントリーシートに記載する情報として流用することを許可している企業もあります。効率よくエントリーシートが作成できますので、あらかじめ登録しておくといいでしょう。

エントリーシートを会社説明会やセミナーの会場で入手する

エントリーシートを入手するための条件を設けている企業もあります。
最も多い条件が、「会社説明会・セミナーに参加した学生のみに配布する」というものです。記念受験、といった志望度の低い学生の応募をできるだけ減らし、きちんと説明会に足を運んでくれる学生のエントリーシートをじっくり選考したい、事業内容を理解して志望動機をきちんと記入してほしい、などの意図でこのステップを選びます。

説明会会場で白紙のエントリーシートを配布し、2週間~1ヵ月程度の締切で郵送させる場合は、エントリーシートでまず選考があり、そこで落ちてしまうと面接には進むことができません。1次面接に持参させる場合は、エントリーシートでの選考はせず、応募者全員が面接を受けられることになります。

また、数は少なくなりますが、説明会の当日、会場でそのままエントリーシートを記入するパターンがあります。この場合、事前に告知されることが多いので、自己PRや学生時代に一番力を入れて取り組んだこと、壁を乗り越えた経験など、よく聞かれる設問についてはあらかじめ準備をしておきましょう。特に自己PRに関しては、400字、800字、1200字の3パターン用意しておくとよいでしょう。エントリーシートの自己PR欄の大きさで、よく想定される文字数です。
また、事前にプリントアウトし、記入したエントリーシートを、説明会会場に持参して提出を行なう場合もあります。

企業への資料請求によりエントリーシートを入手する

就職ナビサイトが学生に最も利用されるようになる以前の就職活動では、「エントリー」ではなく、「資料請求」という呼び方をしていました。
学生が各企業に「資料請求はがき」を送付するという方法で、今でいう「エントリー」を行なうのが一般的でした。10数年ぶりに新卒採用をする企業や、応募者をはじめから絞り込むために、あえてこういった面倒くさい手続きを求める企業もあります。

▼資料請求はがきを送付してくださいというケース
▼返信用封筒に、住所・名前を記入して送付してくださいというケース
▼応募者は会社訪問の希望日程を電話連絡してくださいというケース
▼指定の期間に、エントリーシート配布場所まで受け取りにいくケース
▼指定の大学のキャリアセンターで配布するケース

これらの配布方法を選択する企業の数は少ないですが、採用人数が少なく、広報をしなくても応募者があつまるマスコミ系や音楽業界などで行なわれることが多くなるので、これらの業界を希望する場合はエントリーシートの入手方法をよく確認しましょう。

企業宛に直接メールや電話をしてエントリーシートを入手する

応募したい企業がどの就活ナビサイトにも掲載されていない場合や、企業の公式サイトを確認しても、エントリーシートの入手方法がわからない場合は、企業へ直接メールや電話で問い合わせをすることも可能です。
問い合わせ先として、メールと電話の両方が記載されている場合は、担当者が常に在籍しているとは限りませんので電話ではなく、まずメールでの問い合わせを入れましょう。

メールでの問い合わせをしても、休みを除き1週間以上返信がない場合、またはメールアドレスの問い合わせ先がない場合は、電話で確認します。その際は、「◯◯大学の鈴木と申します。2019年の新卒採用の件でお伺いしたいことがございます。新卒ご採用担当者さまはお席にいらっしゃいますでしょうか?」と丁寧に問い合わせてください。
新卒採用は、必ずしも毎年行なわれるものとは限りません。また、一般的な「3月エントリー開始、6月先行スタート」というスケジュール通りに動く企業ばかりでもありません。ぜひ確認してみましょう。

企業によってエントリーシートの入手方法が異なる点に注意

エントリーシートの入手方法は、いつでも誰でも簡単にアクセスできるものから、入手に制限があるものまでさまざま。企業によって、エントリーシートの入手方法が異なり、年によって変更されることもあります。必ず、対象の採用サイトで確認しましょう。

関連リンク

エントリーシートのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

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著者:沼田絵美

最低求人倍率0.98を記録した2000年卒。当時流行だった就職サークルをインカレで立ち上げ、某新卒就職サイト運営会社に企画営業として就職。東京・名古屋・大阪3都市で中堅から大手企業の採用支援に計10年携わった後、大学キャリアセンター相談業務を担当するキャリアコンサルタント、就職関連ライターとして独立。標準レベルキャリアコンサルタント資格であるキャリア・ディベロップメント・アドバイザー資格所持。