東京での就活は大変?上京して就職したい学生向け就活節約術

地方在住の学生が上京して就活しようと考える場合、忘れてはいけないポイントのひとつが移動や宿泊に掛かる費用です。東京での面接や就活を効率よく進めるために、事前にお金と時間の節約術を確認しておきましょう。

上京して就活をするときに避けてはとおれない問題「時間とお金」

東京には有名企業や大手企業の本社などが集中しており、平均年収もほかの地方に比べて高いです。そのため「現在は地方に住んでいるけれど、就職先は東京の企業を希望している」という人は多いのではないでしょうか。上京の際に掛かる交通費は、東京近郊に住む学生であればそれほど気になりませんが、地方在住の就活生にとっては避けて通れない問題です。東京から離れた土地ほど交通費はかさみ、特に新幹線や飛行機を利用する場合の料金は高額です。

また、日帰りが難しい場合は、ホテルなどに宿泊する費用も必要でしょう。自宅が遠いほど移動時間は長くなり、宿泊を伴う場合は時間的な余裕も必要になります。無計画にお金を使った結果資金不足となり、就活が続けられなくなってしまう事態だけは避けたいものです。

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就活での上京に必要なのは、計画性!

地方に住む学生にとっては、時間的な問題あるいは費用面からも頻繁に上京して就活を進めるのは難しいでしょう。そのため東京での就職を成功に導くためには、計画性が重要なポイントになります。行き当たりばったりの就活を行なうと、身動きの取れない無駄な時間を生じさせてしまったり、余計にお金を使ったりしてしまいがちです。

そんな無駄な時間や出費は、事前に効率の良い日程を計画し、具体的で詳細な予定を立てることで防げます。面接は企業側の都合も発生するためスケジュールのコントロールがやや難しいですが、説明会であれば短期間に希望の会社全てを回ることも可能。追加で「あの会社も行きたかった。けれど1社のために上京するのは厳しい」といった事態にならないよう、早い段階で企業研究・自己分析を行ない興味のある企業を洗い出すことが大事です。

そしてスケジュール管理の際に手助けとなるのが、インターネットの各種サービスです。クラウド対応の情報管理アプリやGoogleカレンダーなどのネットサービスを利用すれば、パソコンやスマホなど異なる端末同士でデータを同期できます。例えば、ネットによる情報収集や予定の入力は画面の大きなパソコン、普段のスケジュール管理はスマホ、と使い分けるのも効率的です。

また、削ることが可能な出費は節約して、無駄のない計画を立てながら就活を進めましょう。つぎの項目からは、出費をできるだけおさえるための具体的な方法をご紹介していきます。

【就活節約術1】学割や回数券などの交通費を節約する方法

まず、上京のたびに掛かるのが交通費。面接など選考が進むと交通費を支給する会社もありますが、序盤の会社説明会などの段階で交通費を負担してくれるケースはほぼありません。原則的に交通費は自腹で用意する必要があると考えて準備しておきましょう。

(1)新幹線でも学割が利用できる
電車の定期券などで利用している人が多い「学生割引(学割)」が、新幹線にも適用されるのをご存知ですか。新幹線の利用料金は運賃+特急料金の合計ですが、そのうち運賃の部分のみが2割引となります。学割の切符を購入するためには、あらかじめ学校に申請して「学生・生徒旅客運賃割引証(学割証)」を発行してもらいましょう。学割の切符は、学割証を提示した上で鉄道各社の窓口で購入できます。ただし、インターネットや自動券売機では購入できないので注意が必要です。また、学割で購入した切符を利用する際に学生証の提示を求められることがあるので、忘れずに携帯しておきましょう。

(2)歩ける距離なら徒歩で移動する
つぎに、上京してからの交通費をおさえるポイントをご紹介します。都心部では駅と駅の距離が近いことも多いため、徒歩で移動すれば交通費を節約することが可能です。乗り換えが複雑な場合は、むしろ歩いたほうが早いケースもあるものです。徒歩で効率よく移動するコツは、電車を降りてからの最短距離を確認しておくこと。複数の改札や出口がある場合、どのルートがいちばん近いのかをチェックしておき、おおまかな電車の乗車位置を決めておくと良いでしょう。

(3)お得な切符を利用する
JR東日本が販売している、定額料金で乗り放題になる切符を利用するのもおすすめです。「都区内パス」は東京23区内のJRの駅を1日自由に乗り降りすることが可能で、さらに「東京フリーきっぷ」ではJR線に加えて地下鉄・都バス・都電なども対象になります。

【就活節約術2】宿泊費を安くおさえる方法

日帰りが難しい地方から上京する場合は、ホテルなどに宿泊する費用も必要です。インターネットにはさまざまな宿泊予約サービスがありますが、利用するサイトによって同じ部屋でも宿泊料金が異なることがあります。比較サイトなどを活用して安い料金で予約しましょう。

(1)短期賃貸マンションやシェアハウスを利用する
東京へ行ったり来たりを繰り返すとその都度交通費が掛かるため、可能な範囲で日程をまとめたほうが効率的です。短期滞在になる場合はホテルではなく短期賃貸マンションを利用するという手段もあります。短期賃貸マンションには、電子レンジやコンロなどの備品が用意されているので、自炊すれば食費をおさえることも可能です。ホテルと異なり、賃料(宿泊費)のほかに光熱費や清掃費用などが加算されることもあるので、ウェブサイトなどでよく確認しておきましょう。
そのほか、地方の就活生に特化したシェアハウスもあり、最短1泊から長くて1ヵ月ほど、ホテルや短期賃貸マンションよりも割安な料金で利用できます。就活生同士で情報交換もできるので、励まし合いながら就職活動を進められるでしょう。

(2)地方開催の会社説明会やオンライン説明会を利用する
東京まで出向くことが難しい学生に向けて、各地方都市で開催される会社説明会もあります。地元から近い会場に参加しましょう。また近年では、オンライン説明会を行なう企業も増えています。指定の説明会動画を見れば良いというケースに加え、最近では、リアルタイムにチャット機能で質問できるバーチャル説明会も。放送後は録画された動画をバックナンバーとして閲覧できる場合もあり、自分のスケジュールに合わせてチェックできます。地方在住の学生にとっては嬉しい形態の説明会です。

【就活節約術3】面接に持ち込めない大きな荷物の保管方法

上京して就活する際は、着替え・パソコン・書類など、なにかと持ち物が多くなってしまうもの。キャリーバッグやボストンバッグなどの大きな荷物は、面接会場に持ち込まないのが原則なので、コインロッカーなどの有料サービスを利用することになります。コインロッカーの料金はサイズにより1日300〜600円ほどですが、頻繁に利用すると大きな出費になってしまうものです。

そこで活用したいのが、宿泊先での荷物の預かりサービスです。多くのホテルでは、チェックイン前あるいはチェックアウト後にも、追加料金なしで荷物を預かってくれます。チェックイン前の場合はフロントに名前を告げ、荷物を預かって欲しい旨を伝えます。チェックアウト時に預ける場合は、何時頃に取りに来る予定かを伝えましょう。ただしお金や重要書類などの貴重品は紛失の可能性から預かりの対象外となります。荷物の預かりサービスは多くのホテルが実施していますが、念のため宿泊予約の際に確認しておくと安心です。

上京しての就活は情報収集次第で効率化される

地方の学生が上京しながら就活を成功させるためには、計画性が大切です。インターネットで事前にしっかりと情報収集し、利用できるサービスは最大限活用したいもの。時間もお金も無駄のない計画を立てて、効率よく就活を進めていきましょう。

関連リンク

地方の大学生のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

 

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著者:おくいはつね

2006年より人材系企業にて、中途採用営業、営業支援、新規事業を経験。その後、東証一部上場企業などの採用コンサルティングや組織開発、研修プログラム開発、新卒採用ツール企画制作などに携わる。慶應大学などの教育機関でキャリア開発ワークショップを実施。また人材育成領域の事業立ち上げやマーケティングも行っている。