【就活の試験対策】代表的な4種類のwebテストを徹底解説!

インターネット上で受けるwebテストは、多くの企業が採用選考に利用し、就活生が避けて通れないものになっています。今回は、様々な種類があるwebテストの中で、よく使われる4種類のwebテストの特徴や対策などをお伝えします。

【webテストの種類】よく使われるwebテスト4つ

企業はエントリーした学生の選別にwebテストを利用しますが、企業が独自に作っているわけではありません。専門の会社が作成したテストを購入し、選考に利用するのがほとんどです。また、「テストセンター」と呼ばれる専用会場でwebテストを受ける場合もあります。どちらにしても、様々な種類のwebテストが実施されており、いくつかのテストを組み合わせる企業も増えています。数多くあるwebテストの中で、よく使われるものは「SPI」「玉手箱」「GAB」「CAB」の4種類。就活生は1社の選考で、これらの中から段階的に複数のwebテストを受けることになります。例えばエントリー時に「玉手箱」、1次面接後に「SPI」の受験案内を受けるというイメージです。

f:id:hito-contents:20171218153254j:plain出典:fotolia

webテストの特徴と対策(1)SPI

リクルート社が提供する適性検査で、多くの企業に選ばれる定番テスト。ペーパーテストもありますが、webテストは自宅のパソコンで受験する「webテスティング」、専用会場で受験する「テストセンター」、企業内に設置されたパソコンで受験する「インハウスCBT」の3方式となります。

<特徴>
・全体の制限時間の他、問題ごとの制限時間もあり。制限時間になると次の質問に進む仕組み。

・受検者のレベルや解答状況によって出題問題が変化。正解すれば難易度が上がり、難易度が高い問題に正解すると高評価に。

・企業ごとに合格ラインが違うので、同じ結果でも通過するかどうかは不明。結果の使い回しは慎重に。

・インハウスCBTの出題範囲はwebテスティングと同じ。

・一部の企業はオプションとして英語、構造的把握力を実施。

<出題科目> 
・言語(国語)
・非言語(数学や算数)
・性格テスト

<対策・練習方法>
・問題パターンが決まっているので対策問題集で反復練習が有効です。まずは1冊でOK。短期決戦なら、異なる出版社の問題集を2冊以上揃えるのがおすすめ。練習できる専用のwebサイトも活用しましょう。

・多くの問題に答えるにはスピードアップがカギ。時間を計りながらの練習が効果的。

・志望企業が採用しているSPIを調べ、集中的に受験対策するのが最も効率的。

webテストの特徴と対策(2)玉手箱

トップシェアを誇るSHL社の総合適性テストで、大手・人気企業で広く採用されています。問題形式は科目ごとに複数あり、企業ごとに独自の組み合わせで実施。自宅で受験する「webテスト」とテストセンターで受験する「C-GAB」の2方式です。

<特徴>
・1問に使える時間が短いため、スピードと正確性が求められる
・問題形式は、計数と言語は各3種類、英語は2種類
・同じ問題形式では1種類の問題だけが続く
・webテストでは電卓を使用できるが、C-GABでは電卓を使用できない
・スピードと正確性が求められるので、特に金融などの業界で需要が高い
・商社、証券・投資銀行、総研などの業界で頻出

<実施企業>
みずほフィナンシャルグループ
野村証券
三井物産
アクセンチュア
住友商事
三井住友銀行
日立製作所
日産自動車
キリンホールディングスなど

<出題科目> 
・計数(数学)
・言語(国語)
・英語(GAB形式あるいはIMAGES形式)
・性格テスト

<対策・練習方法>
玉手箱の対策は、スピードアップと正確性の向上がメインとなります。
・短時間で効率よく解答できるように、問題形式の理解度を上げる
・スキミングとスキャニングの技術を身につけ、長文読解のスピードをアップ
・英語の語彙を増やしながら、苦手な文法から復習する
・読めない漢字は即調べる
・問題集やwebの活用
・電卓の使い方をマスターする

webテストの特徴と対策(3)GAB

新卒採用でよく使われるSHL社の総合適性テスト。商社をはじめ、証券・投資会社、総研などの業界に特化しています。ペーパーテストは90分ですが、webテストは10分短く設定されている分、難易度が高いと言われています。

<特徴>
・9特性と職務適性8項目が予測される
・英語版もあり外国人も受験できる
・総合職の適性がチェックできる
・出題数が多いので速さが求められる
・正確性とスピードが必要な金融・コンサルティング業界で人気だったが、近年では多くの企業が採用

<実施企業>
・三井物産
・サントリーホールディングス

<出題科目> 
・計数(複数の図表に関する計算問題)
・言語(論理的読解)
・性格テスト

<対策・練習方法>
言語:
評論文、物語、古文、漢文などから幅広く出題されます。短めの文章に対し、4つの質問に答えていくのが基本。文章の理解力、スピード、正確性などのスキル向上が対策のポイント。古文や漢文の基本的な文法は確認しておいた方がいいでしょう。

計数:
図表に対する質問に答えていく形式。図表の読解力はもちろん、計算問題を読み解く力も必要です。基本の計算式は確認しておきましょう。一朝一夕の対策では通用しない部分もあるので、問題集や参考書、webを活用した反復練習が必須。

他のテストと同様に時間を設定し、時間内に効率的に問題を解くスキルを身につけましょう。時間内に解答できなかった場合は、その原因を突き止め、苦手な問題からじっくり取り組んでみてください。

webテストの特徴と対策(4)CAB

玉手箱やGAB と同様にSHL社の適性テストですが、コンピュータ関連の職業に特化した内容となっています。ペーパーテストもありますが、webテストの時間の方が短い設定になっているのはGABと同じです。

<特徴>
・コンピュータ関連の職業への適性と特性を測定
・SEやプログラマーの思考を図るため暗号系の問題が多い
・難易度が高い

<実施企業>
・富士通
・大日本印刷
・フューチャーアーキテクト
・NTTコミュニケーションズなど

<出題科目> 
・暗算
・法則性
・命令表
・暗号
・性格テスト

<対策・練習方法>
高得点を狙うには苦手な分野を把握する必要があります。なぜなら、暗算、法則性、命令表、暗算という4つの出題科目は対策が異なるからです。まずは、苦手分野の把握からはじめてみましょう。

暗算:
9分で50問に答えなければならないので時間との勝負。暗算で高得点がとれないのは、早いけどミスが多い人か計算が遅い人。早いけどミスが多い人は、問題の下一桁だけ検算し直してみましょう。下一桁だけなら、それほど時間的なロスもなく確認できるはずです。計算が遅い人は、15秒などタイムリミットを決め、時間がかかる問題は諦めましょう。1問にかけられる時間は10秒ほど。解ける問題を逃さないためにも、タイムリミットは必要です。

法則性:
法則性の問題は、「移動の仕方」「個数などの増減」「図形の変化」「色の変化」「大きさの変化」「規則性を元にした図解の回転」というパターンの組み合わせ。図形や色などの要素に分解し、そこに規則性があるかを考えてみてください。そうすることで全体の法則性が見えてくるはずです。

命令表:
命令表の通りに図形や式を変化させるだけ。頭の中でイメージできなければ、紙に書いてみましょう。効果的な対策はありません。問題に慣れるまで続けください。

暗号:
法則性と同じように図形や色などの要素にわけ、指示記号の意味にある法則を予測してみましょう。

webテストは種類を特定して対策するのもひとつの手段!

一言で「webテスト」と言っても、種類や内容は様々。満遍なく対策ができるに越したことはありませんが、限られた時間の中では難しいものです。自分が受ける企業のwebテストの種類を見定め、優先順位をつけて効率よく準備するのが得策かもしれませんね。

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著者:reisuke

人材派遣会社で数年間コーディネーターとして従事し、その後海外へ。現在は、ライター・翻訳者・日本語教師という3つの顔を持つ。政治・経済・教育を中心に幅広いジャンルで執筆中。