就活生の盲点は面接の後だった!?面接終了後に気をつけたいこと

緊張の面接が終われば、ほっとしてついつい気が抜けてしまうこともあるのではないでしょうか。そんな面接モードから解放された時こそ注意が必要です。今回は、面接が終わった後こそ気をつけたいことについて紹介します。

就活生が面接後に気をつけたいこと(1)すれ違った人に挨拶をする

面接が終わりほっとして、普段の自分に戻ってしまっては失敗します。面接ルームを出てもそこはまだ会社の中だということを忘れてはなりません。もと来た通路を急いで戻りたいところですが、面接のあったフロアではすれ違う人へ挨拶をしましょう。背筋を伸ばし、フロアの端を歩きながら、出会う人には軽く15度の会釈を必ずするのがポイントです。

フロアで出くわす人たちは、すべて志望会社の社員と思って間違いありません。一律に共通しているのが、リクルートスーツを着た学生を見て「今年はどんな人が応募してくるのかな?」と興味津々だということです。そして、学生を寸評するとともに、何かのタイミングで人事部や担当面接官と会った時に「さきほど出会った学生は挨拶がしっかりできるね」や、「背筋が伸びて気持ちいいね」などと、学生の印象を伝える可能性があると思ってください。まして、出会う人の中には、退出後の様子を見る役割の持った採用担当者がいて、人物評価をしていることもあります。

就活生が面接後に気をつけたいこと(2)エレベーターでのマナーを意識する

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フロアを通り過ぎたら、次はエレベーターの乗り方です。マナーを意識した乗り降りに注意します。当然、乗り合わせる人たちはみんな社員で、狭い中なので近距離から観察されることを意識して行動します。

1.乗る時に気をつけるポイント
(1)何人か待っている人がいたら、順番を譲りできるだけ最後に乗るようにする。
(2)入る時に、先に乗っている人に向かって「失礼します」と声をかける。
(3)行き先のフロアボタンはできれば自分で押すが、届かなければ操作盤の位置にいる人に向かって、「〇階をお願いします」と伝えのち、「ありがとうございます」とお礼を述べる。

2.各階で止まった時に気をつけるポイント(自分は降りない)
(1)ドアが開いたら、後方など降りる人がいないか見渡して気を配る。
(2)降りそうな人がいたら、降りやすいように体をずらすか、もしドアの前ならすぐ外に出て道を開ける。
(2)降りる人が済んだら、再び「失礼します」と声をかけて入る。

3.目的フロアで降りる時に気をつけるポイント
(1)最後に乗ったら出るのが一番先なので、操作盤位置にいる人に向かって「ありがとうございます。」とお礼を述べてからエレベーターの外に出ます。
(2)自分の前に人がいる場合は、その人が出るのを確認してから出ます。エレベーターに残っている人には後ろ向きに軽く会釈しながら、「失礼します」と声をかけて出ます。また、次に乗ろうとしている人には軽く会釈をします。

以上が就活生の立場での基本ですが、タイミングでエレベーターの操作盤の前に行かざるをえなくなる場合があるかもわかりませんので、この時のマナーを紹介しておきます。
1.乗る時に気をつけるポイント
(1)先に入り、操作盤位置で「開く」ボタンを押して全員が乗るのを待つ。
(2)行き先階は、こちらから「何階にいたしましょうか?」と尋ねてあげる。
(3)全員乗るのを見届けてから「閉じる」ボタンを押す。
※各階で乗り降りする人がいる場合も、(2)(3)に注意します。
2.自分が降りる時に気をつけるポイント
(1)他の降りる方が済んだのを確認し、残っている人に「失礼します」と声をかけて降ります。
(2)次に乗るのを待っている人には軽く会釈をします。

就活生が面接後に気をつけたいこと(3)スマートフォンは建物を出るまで使わない

面接終了後に気をつけたい点で、スマートフォンの使用があります。前段のフロアを歩いている時もそうですが、会社の建物の中にいる間はスマートフォンを使用しないのが鉄則です。面接中は当然電源がオフ状態のはずですが、面接が終わったからといってすぐに電源を入れないよう引き続き徹底します。一旦電源を入れてしまうと、かけってきた電話に思わず出てしまったり、メールチェックをしたくなるものです。いずれも、気持ちがスマートフォンに行き、会社の中にいることを忘れてしまう可能性があります。

電源を入れるのは、会社の敷地内から外に出てからにします。ただし、これも待ちかねたようにこちらから友人などにプライベートな電話をかけるとついつい大声になったり、普段の寛いだ態度が出てしまうので、控えるようにしましょう。リクルートスーツは本人が思う以上に目立つもので、会社内から遠目に見ている人もいれば、外回りから会社に戻ってきた社員と出くわすことも考えられます。緊急の場合は、道の端に寄り目立たないようにして電話をします。

就活生が面接後に気をつけたいこと(4)建物を出てからも油断しない

会社の建物や敷地内から出たとしてもまだ油断してはいけません。面接が終わりほっとして思わずやってしまいそうなことの中で、注意したい事例を紹介します。

1.服装や身だしなみを一気に崩す
男性の場合、ネクタイを緩めてシャツの第一ボタンをはずす、女性であれば束ねていた髪をすぐにほどく、などの事例が多いのですが、一気にだらしない印象になります。また、暑い日は上着を脱いで肩からかけたり、腕まくりをしがちなので、気をつけましょう。
2.急に態度がカジュアルになる
イヤフォンで音楽を聴きリズムを取ったり、カバンを肩からかけるといった行動は、普段であれば気にならないという人も多いのですが、就活生が行っていると良い印象を与えません。また、女性に多いのが、鏡を取り出し髪や化粧を気にする行為です。公共の場での化粧直しはマナーが悪いので、どうしても気になる場合はトイレで確認するようにします。中には歩きたばこや歩きスマホに夢中になる人もいますが、そもそも迷惑行為ですので、普段から気をつけましょう。

これらは、自宅や普段着の時にありえたとしても、スーツを着た就活生にはまったくそぐわない行いばかりです。会社の敷地を出た後も必ず周囲の目があり、どこで面接先の企業に伝わるかわからない、ということを肝に銘じておきましょう。

就活生が面接後に気をつけたいこと(5)会社の近くでランチは要注意!

面接が終わりほっとすると、ランチや休憩にカフェに入りたくなりますが、原則は会社から離れたところに行くことをおススメします。しかし、事情により会社の近くのお店に入る場合には、気を抜かないように以下の点に気をつけます。

1.会社に近い店は社員が常連客
会社に近いお店でランチを避けたい理由は、会社に近いほど社員がよく利用しているからです。明らかに自社を訪問した就活生とわかるので、言動が注目されます。だらしない態度もそうですが、たとえば安心してスマホで会話をし、今の面接の出来映え、他社との比較など話そうものなら報告されてしまう可能性があるので注意します。

2.長居するとひんしゅくもの
お店を利用する際のマナーなども当然見られています。席での就活資料の整理、化粧直し、長電話などはひんしゅくものです。会社近くのお店は社員が昼食時に集中し、回転が速いのが普通です。にもかかわらず、自社を訪問してきた就活生が無駄に長居をしているのを見ると、やはり気分を害します。また、席で広げている就活資料が、他社のものであればいい気はしません。

3.集団面接後の会話は筒抜け
よくあるのが集団面接で一緒になり、終了後に仲良くなってランチで合流した時です。お店の中では就活の情報交換のつもりで、直前の面接質問や回答に関する話題に花が咲きます。これもすべて聞かれていると思ってください。また、多人数で席を独占し、長居にも繋がるため、悪い印象しか持たれません。

家に到着するまでが面接!最後まで気を抜かないことが大切

面接が終わっても会社内はもとより、会社の近くもまだまだ社員の目があります。会社に勤める社員からすれば、最寄り駅周辺から会社までは自分の「庭」のようなもの。手ごたえのあった面接を無駄にしないために、最後まで気を抜かないよう気をつけましょう。

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著者:GAKUSUI

◆一部上場企業で人事・採用・能力開発を約15年経験。採用では、新卒を中心に面接官はじめ採用選考実務と管理職(採用課長、能力開発部次長)を経験。
◆採用業務だけでなく、人事異動、能力開発、教育訓練等トータルで経験。
◆上記企業で営業部、販売部、企画部で実務から管理職まで経験。また、転職経験もあり(中堅商社6年、国家公務員2年)。
◆新卒専門のキャリアコンサルタント(国家公務員)として直接大学生に対面指導。模擬面接、ES添削、自己分析指導等、就活カウンセリングの実務全般を2年間経験。その間、大学キャリアセンターと連携し講演実績あり。