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官公庁を目指す就活生必見!面接でよく聞かれる質問&回答例

官公庁の面接において質問や回答例を事前に知っておくことはとても大切です。官公庁ならではの質問も多くあり、対策が必要だからです。今回は質問や回答例を紹介するので、それを参考にしつつ自分なりの回答を準備しておきましょう。

面接前に確認!官公庁の種類と向いている人の特徴と採用担当者が見ているポイント

官公庁の種類

官公庁とは国と地方公共団体の役所のことをいい、国の役所で働く人を国家公務員、地方公共団体で働く人のことを地方公務員といいます。国の役所は省庁とも呼ばれ、外務省、財務省、金融庁などがそれにあたります。所在地は東京の霞が関が中心ですが、全国に各省庁の出先機関があります。たとえば厚生労働省の出先機関としてはハロワークがあります。一方で、地方公共団体にも種類があり、都道府県、市町村、東京特別区(東京23区)などがあげられます。

公務員に向いている人の特徴

国家公務員も地方公務員も仕事の範囲がとても幅広いという特徴があります。民間企業と同じように経理や人事といった仕事もあれば、税金や行政手続き関係の業務など公務員ならではの仕事もたくさんあるので、知的好奇心や責任感を持つことは非常に重要です。ここでは国家公務員と地方公務員に分けて、向いている人の特徴を整理していきます。

(1)国家公務員編

  • 中央省庁で働く国家公務員(国家公務員総合職、国家一般職の一部)
    中央省庁で働く国家公務員は、政策や法律の立案など、国の根幹に関わる仕事に従事するケースが多いです。私たちが普段接している法律や国会議員が説明する政策は、国家公務員の力によって作られている部分が非常に大きく、そのため「自分の仕事は国全体に大きな影響をおよぼす仕事だ」と認識できる使命感の強い人が向いています。業務量も多いため、効率よく業務を行う力や体力も重要なポイントです。
  • 専門職公務員(国税専門官、財務専門官、労働基準監督官)
    国家公務員のなかには専門職公務員と呼ばれる国税専門官、財務専門官、労働基準監督官という職もあります。国税専門官は国税局や税務署で納税申告の調査、指導などを行います。財務専門官は財政、金融のプロフェッショナルであり、財務省、金融庁、各地方の財務局などで国有財産の有効活用といった分野に携わります。そして労働基準監督官には法律に基づき、労働条件や安全基準を守るよう指導する役割があります。それぞれの職は高い専門性が必要とされ、他の国家公務員に比べるとプロフェッショナルの要素が強いため専門職公務員と呼ばれています。このような仕事においては、専門的な知識を学び続けられる向学心の強い人が向いています。
  • 出先機関で働く国家公務員(国家一般職の一部)
    ハローワークなど地方の出先機関で働く国家公務員の場合、窓口などで直接住民と接する仕事も数多くあります。老若男女問わず幅広く人間関係を築いていける人が向いています。

(2)地方公務員編
地方公務員も窓口などで直接住民と接する仕事が数多くあります。人当たりがよく、関係構築力のある人が向いているといえるでしょう。また、国家公務員以上に業務が多岐にわたるので、知的好奇心の強さは一層必要となります。

採用担当者が見ているポイント

国家公務員、地方公務員を問わずチームで動くことが多いので、協調性やコミュニケーション力を採用担当者は重視しています。ここでも国家公務員と地方公務員に分けてポイントを整理していきます。

(1)国家公務員編
国家公務員の場合、省庁ごとの採用となるため、地方公務員に比べて業務の専門性が高い傾向にあります。そのため、なぜこの省庁に興味を持ったのかという理由の部分で熱意が試されます。志望する省庁についての知識はもちろんのこと、自身の経験も含め志望している省庁への思い入れがあるかどうかもチェックされます。

(2)地方公務員編
地方公務員は国家公務員よりも業務の幅が広く、自治体によって仕事内容にあまり大差がないという特徴があります。そのため、数多くある自治体のなかでなぜこの自治体を志望しているのか採用担当者はチェックすることになります。地元の自治体でなくても、実際にその地域を歩いてみたり、自治体のホームページを熟読したりして知識を深め、愛着の深さを伝えるることが大切です。

出典:fotolia

【回答例つき】官公庁の面接でよくある質問とその意図