インターン組は就活で有利になるかも!?気になるインターン組とは?

就職活動をしているとたまに聞く「インターン組」という言葉。「通常の新卒選考フローと比べて面接回数が少ないらしい」「採用確率が高いらしい」などの噂もささやかれます。気になるインターン組の実態とは何なのかをお伝えします。

インターン組って何?

新卒を採用する上で「一般的な選考フロー」というものがあります。
多くの企業は、おおむね春頃からマイナビやリクナビなどの就活ナビサイトに新卒採用の募集を掲載します。そこで会社説明会を告知し、参加した学生をエントリーシートや面接、適性検査によって選考していくというのが、よくある選考フローです。大抵の企業では、このルートで新卒選考に参加する学生が「一般組」と言えるでしょう。

これに対し「インターン組」は少数派。一般的な春からの新卒選考よりも前の時期、夏や冬のインターンに参加した学生がインターン組と呼ばれます。企業にもよりますが、インターンは多くの場合、ある程度人数を絞って開催されるため、このルートで企業との初接点を持つ学生の数は「一般組」に比べると少なくなります。

「インターン組」をどれだけ特別視するかは、企業によって異なります。一般組とまったく変わらず春からの新卒選考を行う企業もあれば、そもそもインターン組からしか採用をしない企業も存在します。ただ総じて言えるのは「インターン組は比較的メリットが多く、有利」ということでしょう。

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インターン組のメリットとは?優遇されるって本当?

「インターン組のみ」のイベント・選考フローがある
<例>
・インターン参加者を集めた社内見学会や先輩との座談会があった
・説明会や書類試験が免除になった
・インターン終了日、優秀者は内定がもらえた

企業にもよりますが、インターン参加者のみにこんな特別対応を行うケースがあります。中でも説明会や1次選考免除を行う企業は比較的多数。インターン時に会社の説明や、学生の簡単な選考を行っている場合があるためです。

また、夏や冬のインターン参加後、春の新卒選考までは期間が空くため、インターン参加者向けにミニイベントや情報提供を行う企業も多いです。一般組の学生よりも企業情報や働き方を詳しく知りやすいので、志望動機や自己PRが深まり、面接の通過率が上がることが大きなメリットです。また、接点が増えるため人事に顔を覚えてもらえる可能性も高く、個別の相談(こんな先輩と話をしたい等)にも乗ってもらいやすいでしょう。

インターンと内定が直結する企業も一定数あります。ベンチャーを含めた小規模企業を中心に、1ヵ月以上などの長期インターンで能力や会社との相性を認められるというケースが多いです。また、インターン参加者のみが内定を得られる世界的コンサルティングファーム、内定直結型インターンをうたう有名企業なども存在します。

企業が「インターン組」を優遇する理由
比較的特別対応を行ってもらいやすい、インターン組。その理由の1つは、インターン参加者は一般組よりも優秀な確率が高いからと言えるでしょう。早期から自分の将来に目を向け、就職活動を行う学生は能力や意識が高い傾向にあります。企業はより効率的に新卒採用活動を行う必要があるため、インターン組に力を入れているのです。

インターン組になるにはどうすればよい?

ぜひ、インターンに参加して下さい。近年では学生向けに短期のインターンを実施する企業が増えています。夏に行うケースが多いものの、秋や冬に開催するケースもあります。マイナビ・リクナビなどの就活ナビでは各社のインターン情報を掲載しているので、一度チェックするとよいでしょう。

また、就活ナビに掲載されているインターンは3日未満など短期開催のものが殆どですが、ベンチャーを中心に1ヵ月以上の長期インターンを募集している企業も多数あります。ビジネスの現場で実務経験を積み、就職観を深める意味ではこちらの方がより幅広い経験ができ、成果を出した場合は面接での自己PRネタとしても使えます。「長期インターン」などと検索しましょう。

インターン組になった場合に心がけたいこととは?

■参加=内定確率が上がる訳ではない
インターンのメリットは大きいものの「参加すれば内定がもらいやすくなる」と、安易には考えてはいけません。インターンは良くも悪くも、企業にあなたを判断される最初の場です。好印象を残せれば、春の選考でも人事のお墨付きをもらえますが、逆に悪い印象を与えてしまった場合は選考を受ける前から「不合格」の烙印を押されてしまう可能性もあるのです。

■普段の1.3倍、意欲的に参加してみよう
では、どうすれば良い印象を与えられるのでしょう。会社が求める能力を現時点で持てていないのは、仕方のないことです。ですが、参加姿勢は今からでも簡単に変えられるもの。

・開場時間ぴったりに訪問する
・「必ず1度は手を上げて質問をする」ことをノルマにする
・事前に「今日学んで帰りたいこと」を考えておく

といった前向きな姿勢で臨みましょう。「あなたの会社に興味があります」「一生懸命取り組むつもりがあります」という意欲を伝えることができます。

■自分に何が足りていないかを意識する
前向きに参加をしていても「ウチには向かない」と判断されてしまうことはあります。論理的思考力が足りない、プレゼン能力が低いなどです。早期に見切られてしまった場合、学生にその事実は見えにくいものですが、対策は可能です。それは自分から「相手が求めるレベル」を聞いてしまうこと。インターン中、人事に「御社で重要度が高い能力や考え方は何ですか?」「私が特に足りない部分があるとするとどこだと思いますか?」と聞き、春の新卒選考までにその能力を伸ばす努力をすればいいのです。

インターン組は面接で説得力のある受け答えができる!

インターンの経験は就活のこんな所で役立ちます。

■就職活動をリード
早い段階から業界・仕事研究を行うことで、他の学生よりも深い自己分析ができるようになります。なぜその業界に興味を持ったのか、業界内でも他社と比べるとどういう特徴があるのか、具体的な働き方についてどう興味を持ったのか。早くスタートした分、多く活動できることが大きなメリットです。

■グループワークの練習ができる
就活で数回は経験する、グループワーク。インターンにおいても、このグループワークを実施する企業は多いため「学生数名で1つのテーマを議論する」「皆の意見をまとめながら建設的な結論を導く」という経験を先に積めます。リラックスして就活本番のグループワークを受けることができます。

■面接のネタになる
3日以下など短期のインターンでは難しいですが、1週間以上など長期のインターンでは、実務経験を積んだり現場の先輩と話したりする機会が増えます。「リアルな仕事に触れてこんなことを感じました」、「業界のこの部分が自分に向いていると思いました」など、業界・職種の志望動機を作るネタになるでしょう。
またインターン期間内で企業にミッションを与えられたり評価されたりする機会も多く、能力を試す場が用意されていることも。そこで成果を出したり、成長できたりした経験があれば自己PRに役立ちます。「プレゼン資料作りを任され、自分なりに何を伝えれば顧客に刺さるか考えまとめました。その資料を持って社員さんが商談に行った所、無事受注!顧客理解と自社のメリットを伝える力があると言われました」など、実際の仕事の場で評価された経験があれば大きな自己PRとなります。

インターン組になることには、メリットがいっぱい!可能なら参加してみよう!

ビジネスや具体的な仕事は「正直あまりイメージが湧かない」という学生も多いでしょう。就活本番で、業界や仕事を知らないのに志望動機を考えようとしても無理が出ます。百聞は一見に如かず。インターンに参加してなるべく早い段階から仕事の現場を覗く機会を増やし、興味を持てる仕事を見つけて、将来のキャリアイメージを深めていきましょう。

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著者:おくいはつね

2006年より人材系企業にて、中途採用営業、営業支援、新規事業を経験。その後、東証一部上場企業などの採用コンサルティングや組織開発、研修プログラム開発、新卒採用ツール企画制作などに携わる。慶應大学などの教育機関でキャリア開発ワークショップを実施。また人材育成領域の事業立ち上げやマーケティングも行っている。