就活に成功した学生たちの、“生の声”をお届けする就活パスポート、略して「就パス」!内定獲得者が就活中に独自定め、実行していたマイルールのほか、実際のエントリー数や内定をもらった会社についても聞いてみました。未来のあなたの姿が、ここにあるかも!?

PASSPORT No.026
- お名前/ Name
- Tさん
- 出身大学 / Graduated from
- 慶應義塾大学
- 内定先 / Prospective employer
- 大手転職エージェント会社
- 発行日 / Date of issue
- 01 DEC 2017
- 生年 / Year of birth
- 1995
- 性別 / Sex
- F
就活中のマイルール、教えます!
- 一次情報を知る
- 就活中はネットや友人、先輩から情報収集する機会が多くなります。しかし、間接的に仕入れた情報に振り回されるのではなく、気になったことは直接足を運んで、自分の目で確かめるようにしました。ある人が良いと言っていたことが自分に合うとは限らないし、その逆もあるからです。説明会やOB訪問などを活用し、その場で得た情報(一次情報)で自分が感じたことを信じるようにしました。
- メモを取る
- 説明会、OB訪問、面接などで得た情報や感じたことは忘れないように必ずメモをしていました。説明会やOB訪問では書き留めたキーワードで共感する部分に赤い丸、違うと思った部分に青い丸をつけていくと、企業研究をしながら自己分析もできるのでオススメです。面接は毎回振り返り、次回に気をつけることを書き出してブラッシュアップしていきました。あとから見返したときにわかりやすいメモで自分専用の就活テキストを作るようにしました。
- ミッションを設定する
- 正直、就活中は「朝起きるのだるいな」「説明会に行くのやめておこうかな…」と後ろ向きな気持ちになってしまうこともありました。しかし、「今日はタイムマネジメントをがんばる日」「この面接では笑いをとっていこう」「なんとなく理解した気にならずに自分が腑に落ちるまで質問をしよう」などミッションを設定しました。淡々とこなしていくだけではなく、ミッションを設定することで、できなかったことができるようになる実感があったので楽しめました。
ここだけの話、教えます!
- 1.エントリーした業界は?
- 人材業界、広告業界、ITベンチャーにエントリーしました。
- 2.その業界や業種を選んだ理由は?
- 情報提供によって人に選択肢を与え、人を動かすことに興味がありました。働き方としては、風通しが良く若手が活躍している業界でバリバリ働きたいと思っていたからです。
- 3.エントリーした会社の数は?
- 30社くらいです。人材10社、広告10社、IT10社程度です。
- 4.その会社を受けた理由は?
- 「成果主義」「多様な業界、人と関わる可能性がある」「仕事が楽しいと感じられる」の3つの軸で選びました。
私にとって「楽しい」とは、「納得感のあるサービスを提供できること」「介在価値が高いこと」「相手にコミットできること」です。上記の軸を元にエントリーする企業を選んでいきました。 - 5.内定をもらった会社の数は?
- 2社です。
- 6.内定を承諾した会社は?
- 大手人材系企業です。
- 7.内定を貰った時期はいつ頃?
- 5月のはじめです。
- 8.内定を承諾した(表向きの)理由は?
- 経営層や年上の社員と関わることがメインなので、難しい分成長できそうだと感じたからです。成果主義でバリバリ働く社員さんに惹かれた、というのもあります。
- 9.内定を承諾した(裏の)理由は?
- 個人プレ―でガツガツ働けそうだからです。留学や学生団体立ち上げ、経営経験のある学生など多様な背景を持つ人が多く、「多様性」を重視する私の価値観に合っていたからというのもあります。
「大手」という肩書に縛られたくなく、「大手数社を辞退しました」と言いたかったというのもあります(笑)。 - 10.インターンはやっていた?
- 広告制作会社の学生事業部でメディア運営とイベント企画をやっていました。短期は1日のインターンに2社、5日のインターンに2社行きました。
- 11.インターン先の会社名は?
- ・オゼットクリエイティブ(長期)
・パソナグループ(1日)
・アールビバン(1日)(絵画商社、先輩の紹介)
・第一生命(5日)
・TBM(5日)
以上の5社です。 - 12.就活中のゲン担ぎはある?
- オフィスの周りを散歩することです。入社した後にその会社が入っているビルに毎日通っている妄想をして、モチベーションを上げていました。近くのお店に入ってみたり、その土地ならではの人間観察をしたり、入社後にワクワクしそうなことを見つけていました。リフレッシュと運動不足解消にもなって一石三鳥です。
- 13.就活をしていて辛かったことは?その乗り越え方は?
- ・自己分析で自分の過去や弱い部分と向き合うこと
・どうしてその企業でなければならないかという(面接用の)理由を考えなければいけなかったこと
正直、直感で選んだ、と言いたい場面も多々ありましたが、言語化しないと伝わらないと思って向き合いました。解決策はとにかく友達や先輩、OBさんなど様々な人と話し、思考を整理しました。自己分析は自分ひとりでやるより、周りを巻き込むことが乗り越えるコツだと思っています。