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業界研究決定版!医薬品メーカーに就職したい学生専用企業ランキング

国の医療費抑制方針により厳しい面もある一方で、高齢化のさらなる加速や健康志向の強まりにより、追い風となる要素もある医薬品メーカー。人気企業をランキング形式でご紹介します。各社の特徴を理解して業界研究に役立てましょう!

業界研究決定版!人気の医薬メーカー第5位:第一三共

第一三共は国内医薬品メーカーの中でトップクラスの1社です。108年の歴史を持つ三共と、91年の歴史を持つ第一製薬が統合して生まれた伝統ある会社で、循環器領域と感染症薬を強みとしています。

2016年度は国内医療用医薬品の売上高で初めて首位に立ち、業績は好調です。現在の事業は新薬を中核に、ジェネリック、ワクチン、OTC医薬品(一般医薬品)の4領域を主に手掛けています。

また、グローバル展開も積極的に手掛け、北米・欧州を中心に100か国以上で医薬品を販売しています。2016年度の全売上に占める海外売上比率は39%と、非常にウエイトが重いことがうかがえます。

また、今後より力を入れていこうとしているのが「がん」の分野です。2025年ビジョンとして、「がんに強みを持つ先進的グローバル創薬企業」を目指すことを掲げており、がん事業を中心に病院や専門医で主に処方されるスペシャルティ領域と呼ばれる分野を事業の中核にしようとしています。

このビジョン実現のために、研究開発組織をベンチャー企業のように柔軟かつスピーディーに意思決定できるよう、領域ごとの小さな組織編成に改変。研究の加速と生産性の向上を目指すなど、具体的な取り組みもうかがえます。

このような取り組みから、将来性も期待できるという点は就活生から人気があるポイントの1つとなっているようです。

f:id:hito-contents:20171127154521j:plain出典:fotolia

業界研究決定版!人気の医薬メーカー第4位:アステラス製薬

アステラス製薬は医薬品メーカーとして国内2位の売上高を誇る企業です。

世界での競争力を高めることなどを目的に、2005年4月に山之内製薬と藤沢薬品工業が合併して誕生したグローバル製薬メーカーで、2016年度は世界でも20位と健闘しています。

新薬開発に注力する同社では、特に、泌尿器領域、移植領域、がん領域などの領域を拡大中です。

「変化する医療の最先端に立ち、科学の進歩を患者さんの価値に変える」というビジョンの下、いち早く新薬の上市を目指す、その姿勢に共感する就活生が非常に多く、人気の理由ともなっています。

また、2015年から2017年の経営計画の1つの柱では、注力分野の製品を含む既存製品の「製品価値の最大化」を目標として掲げています。加えて、その他の戦略の柱として「イノベーションの創出」も掲げており、筋疾患や眼科を新疾患領域として注力しています。

特に眼科領域の再生医療は、同社の事業の中でも注目の分野です。2015年11月には米国のバイオテクノロジー企業であるOcata Therapeutics, Inc.と、同社の買収契約を締結しました。眼科領域の細胞医療に強みを持つ同社のリソースが、経営戦略の実現を加速させる1つの要素となっています。

業界研究決定版!人気の医薬メーカー第3位:旭化成

旭化成は「世界の人びとの“いのち”と“くらし”に貢献する」というグループ理念の下に、マテリアル事業、住宅事業、ヘルスケア事業という3つの柱を持つメーカーです。

2017年3月期の決算では、医薬品を含むヘルスケア事業の売上高は2,701億円、全事業の14.3%を占めています。この事業セグメントで医薬品を主に手掛けるのが、旭化成ファーマ株式会社です。
同社は1954年に日本初の国産抗生物質を開発して以来、整形外科を中心に泌尿器、中枢神経、免疫、血液・循環器などの分野において数多くの新薬を上市してきました。

また、独自の酵素利用技術を活用した診断薬にも強みがあり、糖尿病の検査キットやマイコプラズマ肺炎の検査補助キットの開発・普及などが近年の実績として注目されています。

2018年までの中期経営計画においては、ヘルスケア分野は国内事業の収益強化に加えてグローバルでの事業基盤を強化する成長期と位置づけられており、今後ますます積極的なグローバル展開が期待されます。
加えて、グループ全体での新事業創出も大きな課題となっており、異なる分野を持つ同社だからこそできる、他社にはない新しい取り組みに携わるチャンスがあることも大きな魅力となっています。

業界研究決定版!人気の医薬メーカー第2位:ライオン

ハミガキ粉やハブラシといった口腔ケア製品で国内1位、その他にもハンドソープや衣料用洗剤などのトイレタリー製品を数多く手掛けるメーカーです。

そんな同社の薬品事業の代表製品と言えば、解熱鎮痛薬の「バファリン」です。1962年の発売開始以来、OTC医薬品(一般医薬品)分野で50年以上の歴史を積み上げてきました。

他の医薬品メーカーとの最大の違いは、トイレタリー製品の技術を医薬品にも活かしている点です。例えば、粉末洗剤の溶解技術を下痢止め薬に活かすことで、水なしで飲める薬を開発するなど、消費者目線のイノベーションが実現しています。

また、同社で注目なのが海外展開です。中国、韓国、台湾、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシアといったアジア各国に拠点を持ち、「アジアのヘルスカンパニー」となることを目指しています。

このアジア展開を含む経営ビジョンとして、同社では「Vision2020」を掲げています。実際にこのビジョンに基づく事業展開により、過去5年間で売上高は700億円の増加、営業利益率も3倍以上になるなどの成果も上がっており、今後のさらなる成長を期待する就活生からの人気を獲得しています。

業界研究決定版!人気の医薬メーカー第1位:明治グループ(明治・Meiji Seika ファルマ)

ランキング1位に輝くのは、食品事業会社・株式会社明治(旧 明治製菓、明治乳業)と薬品事業会社・Meiji Seika ファルマ株式会社からなる明治グループ。

同社は双方の事業を通じて、子どもからお年寄りまで、顧客の生活を充実させようという姿勢へ共感が集まり、根強い人気を誇っています。

薬品領域は1946年にペニシリンの製造からスタートし、これまで抗菌薬のトップメーカーとして市場でも認知されてきました。

現在は感染症治療薬、中枢神経系疾患治療薬、ジェネリック医薬品の3本柱を持ち、さまざまなニーズに応え続けています。

また、農薬や動物薬などの生物産業事業にも強みがあるのが特徴です。農薬市場では、いもち病防除薬剤や除草剤、畜・水産用の動物薬に加え、ペット市場における医薬品や栄養補助食品なども手掛けています。

現在は全身性抗菌剤、抗うつ剤、新薬系ジェネリックなどの重点領域へ経営資源を集中させての売り上げ拡大と、ローコストオペレーションを徹底して収益性アップを図っています。

さらに、海外への輸出や海外子会社・販売会社を通じての現地販売拡大も目指しており、多角的なアプローチを通じてASEAN地域を中心にプレゼンスを高めたいと考えているようです。

業界研究を徹底的にして、医薬品メーカーに就職しよう!

一口に医薬品メーカーと言っても、メーカーとしての成り立ちや事業構成、強みとしている領域が大きく異なります。業界研究や企業研究を通じて、そのような特徴やこれからの戦略について理解を深め、自分の関心のある分野と合致するメーカーを見つけられるように取り組んでみましょう。

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著者:山崎えま

大手人材会社にて新卒就活ナビの大学向けプロモーションを担当。都内私立大学を中心に年間5,000名を対象とした就活ガイダンスや面接・グループディスカッション講座などを実施。現在は海外在住で就活・キャリアライターとしてコラム記事執筆を中心に就活生を支援しています。