生命保険・損害保険志望の就活生へ!面接でよく聞かれる質問&回答例

2018-06-04 更新

人々の暮らしと社会を守るお手伝いをする生命保険・損害保険業界。この業界で活躍できるかどうかを見極める面接には、どんな特徴があるのでしょうか?生命保険・損害保険業界での面接でよく聞かれる質問や回答例をご紹介します。

生命保険・損害保険業界の面接でチェックしているポイント

保険に関する基礎知識の他、幅広い知識習得の意欲があること

生命保険業界・損害保険業界の仕事には、どちらもさまざまな法律や規則が関わります。生命保険業界なら「生命保険講座」、損害保険業界なら「損保一般試験」からはじまる、さまざまな試験をクリアする基礎的な能力が求められます。

さらに、たくさんの書類や金銭を扱うことから、正確性も必要です。また、生命保険会社、損害保険会社ともに、扱う業務はボーダーレス化しており、金融全般のみならず不動産や資産全般の知識など、常に新しい知識の習得に対する意欲も評価されます。

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面接ではコミュニケーション能力も見られている

多くの代理店や顧客に接する業務も多いため、面接では、信頼感のある清潔さや、誠実な姿勢をアピールするよう意識しましょう。自己PRで話をする内容そのものも、もちろん大切ですが、初対面の人でも充分にコミュニケーションがとれる能力、業界に対する熱意など、人間性にバランスが取れているかどうかもチェックされます。また、知識習得能力のアピールも大切です。これにはきちんとした客観的な評価材料(成績や資格取得実績など)が必要ですので、あわせてアピールできるようにしましょう。
アクチュアリーなどのプロフェッショナル職以外は、「何か1つだけに集中した自己PR」に偏りすぎないように気をつけましょう。

生命保険・損害保険業界の面接の質問と企業を惹きつける回答例

「人」を対象にする生命保険と、「モノ」を対象にする損害保険業界。同じように「万が一の備え」のために設計される商品ですが、扱う対象が異なれば、そこにかける「想い」も当然異なります。生命保険の、「人生の大変なときに、そばに寄り添う姿勢」に共感するのか、損害保険の「産業のピンチを支える使命感」に共感するのかなどをしっかりと考えておきましょう。企業理念への理解も、面接を通して判断されていると考えてください。

質問例1:生命保険【希望職種を選んだ理由を教えてください】

質問の意図:会社によって名称は異なりますが、総合職、特定総合職、地域総合職など、複数のコースを設計していることが多い生命保険業界。どのコースを選ぶかで、入社後の仕事内容は大きく変わってくるため、希望する仕事理解・会社理解がしっかりできているかを、確認しています。

回答例:私はリテール営業に携わりたいと考えています。大学まで培ってきた、サポート力・コーディネート力を活かして、職員のみなさまと協力しながら生命保険の意義を若い人たちに広めるための活動を積み重ねていきたいです。

質問例2:日本郵政グループ【郵便局に対するあなたのイメージを教えてください】

質問の意図:1社だけ個別の企業名をピックアップした日本郵政グループ。保険のイメージがない方もいらっしゃるかもしれませんが、生命保険料等収入第2位は、日本郵政グループである「かんぽ生命」です。新卒はグループ一括採用。保険業界を志望するなら選択肢に入れるべき企業です。この質問では、郵便局にどういう印象を持っているのかを通して、実際の業務内容について理解度の判断、志望度をチェックしています。

回答例:日本全国どこに住んでいても、子どもからお年寄りまで暮らしにもっとも密着した金融機関だと考えています。実際に、私の祖父母がいる町では、唯一の金融機関として職員の方はほとんどの住民の顔をご存知だそうです。そういった身近な存在でいられるからこそ、地域住民の方と信頼関係を築くことができ、自信を持ってお客様のことを第一に考えた商品などをご提案できると思います。

質問例3:損害保険業界【壁にぶつかった経験と、それをどう乗り越えたかを教えてください。】

質問の意図:保険業界では新規契約を取るための営業が重視されます。そのため、保険業界を志望するなら、タフな営業シーンを乗り越えられる気力・体力を兼ね備えているか、「そもそもどんなレベルのことを困難と感じるのか」をチェックするために度々質問されます。

回答例:部活動をしていて、一度だけ逃げ出したくなったときがありました。それは私たちの部活動の伝統的な行事で、1週間続く「地獄合宿」と陰で呼ばれる強化合宿です。1年時はついていくだけだったので、なんとかなりましたが、2年時はパート責任者としての仕事が重なりました。責任の重さ、体力的な辛さ、先輩からのプレッシャーに後輩からの信頼など、一度にのしかかってきました。覚悟を決め、事前に想定できる準備に時間を費やしました。3年遡ってトラブル事例とその時の解決方法を調べたこと、社会人のOBにアイデアをいただいたこと、それらが自信となって、堂々と指示ができたことが成功の一番の理由だと考えます。

質問例4:外資系生命保険会社【何か質問はありますか?】

質問の意図:一般的に「逆質問」と呼ばれる、学生側から面接官側に質問させる手法です。面接の最後に設定されるので、「単なる親切」と考える学生もいるのですが、これも選考の対象です。学生が何を基準に企業選びをしているのか探る目的があります。特に外資系の企業では自主的に行動する人材を好む傾向にあるため、質問をしない場合マイナス評価になる可能性もあるので、注意しましょう。

回答例:御社のライフプランナーの方は、他の業界で一流の成果を挙げられた方がたくさんいらっしゃると伺いました。ライフプランナーの方との、日常での接点を教えてください。

質問例5:外資系損害保険会社【留学を経験したことはありますか?】

質問の意図:必ずしも留学経験が必要なわけではありませんが、日系企業と比較すると海外と関わる業務が多い傾向にあります。そのため、海外自体に興味・関心があるかという点についてチェックされる場合があります。

回答例:正規の留学経験は、大学生活を最短で終えることを優先し、選択しませんでした。興味はありましたので、学内の海外留学生との交流会などには積極的に参加し、語学力の向上に努めてまいりました。

生命保険・損害保険業界の面接で困ったときの回答例2つ

就活をしているとよく耳にするのが、生命保険・損害保険業界での「圧迫面接」。「面接で困ったときナンバーワン」のシチュエーションです。
そもそも圧迫面接にも目的があります。ストレス耐性を見るため、感情の起伏を見るため、就活生の本音を知るためなど、さまざまですが、いずれにせよ、「自分だけ」がされているわけではありません。事前に、圧迫面接の質問例とその対策チェックしましょう。

【その志望動機なら、どこの生命保険会社でもいいですね】

意図:志望度を見ています。当然、第一志望であると伝えたい局面です。
回答例:「失礼しました。なぜ生命保険業界を志望したかにご説明がとどまっておりました。さらに、御社を第一志望と考えました理由は、何人もの保険に加入している親戚、知人にヒアリングしたところ、契約後の満足感が一番高いと感じたのが貴社だったからです。」

【(自己PRをうけて)その選択は、間違いだったと思いませんか?】

意図:自己PRに対して否定的な発言をすることで、学生の感情が顔に出てしまうタイプか、コントロールできるタイプかなどをチェックしているケースもあります。最近はこのようなスタイルの面接は減りつつありますので、必要以上に怖がる必要はありませんが、もしそのような質問をされた時のために、落ち着いて冷静に答えられるよう、心の準備はしておきましょう。

回答例:「当時は無我夢中でした。今、冷静になって振り返ったとき、もっと自分にメリットがあるやり方もあるのではないかとも感じます。しかし、結果として、後悔はなにもありません。」

生命保険・損害保険業界の面接本番。事前の対策は念入りに、本番では堂々と!

毎年就職人気ランキングの上位に位置する生命保険・損害保険業界。面接回数も多い傾向にあります。希望するコース別、職種別に必要な対策も異なるため、OB訪問などの情報収集は欠かせません。想定外の質問に落ち着いて受け答えをするためにも必要です。面接では最初から最後まで、堂々とした姿勢をキープしましょう!

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著者:沼田絵美

最低求人倍率0.98を記録した2000年卒。当時流行だった就職サークルをインカレで立ち上げ、某新卒就職サイト運営会社に企画営業として就職。東京・名古屋・大阪3都市で中堅から大手企業の採用支援に計10年携わった後、大学キャリアセンター相談業務を担当するキャリアコンサルタント、就職関連ライターとして独立。標準レベルキャリアコンサルタント資格であるキャリア・ディベロップメント・アドバイザー資格所持。