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【TOEIC・英検など】英語力は就職活動に有利?必要な資格は?

就職活動を有利に進めるために、英語力を磨くべきか迷う就活生は少なくないでしょう。しかし、英語力は本当に必要なのでしょうか?そこで、英語力が必要になるケースと、あまり必要にならないケースについてご紹介します。

就職活動に英語力が求められる3つのケースとは

就活において「英語力を持っていることは有利か?」と問われれば、「あるに越したことはない」というのはすでに周知の事実です。しかし、必要かどうかは志望先の企業によるといえるでしょう。ここでは、就活に英語が必要になるケースを3つご紹介します。

  1. 採用条件にTOEICスコアが必要な企業を受ける場合
    ホテルや海外赴任などが想定される企業を受ける場合、採用条件にTOEICスコアが必要となるのがほとんどです。この場合、スコアは重視されるといえるでしょう。
  2. 外資系企業を受ける場合
    外資系企業だからといって、必ずしも業務に英語が必須とは限りませんが、ほとんどの企業の場合、採用の際には重視していると考えた方がいいでしょう。
  3. 大手企業
    多くの大手企業が「TOEICスコア○○点以上」と英語力を必須としています。点数に達しないとエントリーすらできないという企業もあるので注意しましょう。

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就職活動が本格化する前にチェック! 採用や昇進にTOEICのスコアが必須になる企業例

一般的に、採用時に求められるTOEICスコアは最低でも600点で、人気企業なら730点以上は確保したいところです。日本企業でも、特に大手では採用や昇進にTOEICスコアが必要になるケースが増えてきています。どのような企業がどれくらいのスコアを求めているのか、スコア別に採用基準を見ていきましょう。

<600点以上>
出光興産
王子製紙
大正製薬
大和ハウス工業
ニトリホールディングス
日本IBM
ANA
日産トレーデイングジャパン株式会社(輸入貿易事務)

<650点以上>
オリックス
三菱日立パワーシステムズ
東芝機械(工作機械営業)
本田技研(二輪研究開発)
矢崎総業(生産管理)
アサヒビール
佐川グローバルロジスティックス
シチズンホールディングス

<700点以上>
三菱電機(営業)
マツダ(SE)
NTT東日本
ファーストリテイリング
ヤマト運輸
ブリヂストン
東京電力

<730点以上>
武田薬品工業
日産自動車
ユニリーバ・ジャパン
ソフトバンク

<750点以上>
ジェイティービー
グラクソ・スミスクライン
アマゾンウェブサービス
三菱自動車
ジェネシス・システムズ・グループ・ジャパン
アイデックスラボラトリーズ

<800点以上>
楽天
コナミデジタルエンタテインメント(ゲームプランナー)
サテライト(海外担当)
大阪ガス(国際会計)
住友不動産
野村不動産

<850点以上>
オーストラリア大使館(商務官)
野村ホールディングス(グローバル型社員)
NTTコミュニケーションズ

<900点以上>
リソース・グローバル・プロフェッショナル・ジャパン
パナソニック(国際広報担当)
韓国サムスン

一般的には600点以上と述べましたが、それより低いスコアを採用基準にしている企業もあります。参考までに、以下に紹介しておきましょう。

<500点以上>
日立製作所
夢テクノロジー
川崎重工業(プラント関係)
パナソニック(ソフトウェア設計)
サンリオコーポレーション(海外営業)

<470点以上>
富士重工業

就職活動で外資系企業を狙うなら、英語力はほぼ必須

待遇や評価方法が日本企業とは異なるという理由から外資系企業を志望する人もいれば、語学力を活かしたい、あるいはグローバルな場で働きたいという海外志向の人もいるでしょう。外資系の日本支社に勤める場合、部署によっては語学力を必要としないケースもあります。しかし、本社や各国の支店で働く場合、まわりの社員は当然ながら外国人となるため、業務上のやり取りや会議などは英語です。従って、外資系企業を狙うなら、英語力はほぼ必須といえるでしょう。

外資系企業の選考では、英語によるグループディスカッションが行われたり、英語での自己PRを求められたりすることがあります。また、あるテーマについて自分なりに分析して英語で話すという指示を受ける面接試験もあるでしょう。自己PRは事前に考え、暗記することができますが、グループディスカッションや分析結果を英語で話すのは、高い英語力が求められます。スピーキング力はもちろん、リスニング力やロジカルに話す能力も必要です。

企業側は英語力を評価するだけでなく、「自分の意志を伝えられるか」という側面を重視し、さらに堂々と英語を話しているかという面もチェックしています。そのため、英語でのコミュニケーションを苦手とする日本人にとっては、スカイプ英会話などを活用して日々英語に触れることが最も重要です。

また、日本の企業では将来性などを重視しますが、外資系の面接では、「今、どれだけの実力があるのか」「学生時代にどのような成果を上げたのか」という視点から就活生を評価する傾向にあります。従って、面接では夢や希望ばかりを語るのではなく、これまで何を成し遂げたのか、自分にはどのようなスキルがあるのかにポイントを絞って話すことが重要です。

さらに、エントリーシートの質問やWEBテストの形式も日本企業とは異なります。特に、面接では面接官との距離が近く、フランクな雰囲気の場合が多いようです。面接にしてもWEBテストにしても、あらゆる場面で臨機応変な対応が求められ、あなたの今持っている能力を試されているといってもいいかもしれません。

就職活動生にやさしい?英語力があまり重視されない業界とは

グローバル化が進んでいるとはいえ、英語力をあまり重視しない業界も存在します。そのほとんどが、海外との接点がない業界、あるいは接点があっても英語力を必要とするのは一部の社員に限られるような業界です。そのような業界を志望する就活生には、英語力やTOEICスコアは不要といってもいいでしょう。では、英語をあまり必要としない業界と、その特色についてご紹介していきます。

銀行

一般的に、日本を代表するメガバンクでも、英語は重視されていません。もちろん、海外に拠点を置く銀行もありますが、就活時に英語が必須かといえば、そのようなことはありません。特定の部署ということになれば英語を重視する場合もあるかもしれませんが、通常の業務であれば使わない英語のスキルが、就活時に求められることはないでしょう。

インフラ業界

電力会社、ガス会社、鉄道会社、高速道路会社、通信会社などのインフラ業界では、英語力は不要とされています。基本的に、自社が受け持つエリア以外での仕事はありません。たとえ海外と関わりを持つような事案が発生しても、通常、商社などを介して行われます。そのため、使うシチュエーションがない英語能力を求めることはありません。

建設業界

海外を対象としたプラントエンジニアリング業界では英語力を求められるかもしれませんが、建設業界は日本国内での業務がほとんど。中でも、公共工事の部門では全く英語を必要としません。稀に、海外ODA案件に携わる場合もありますが、イレギュラーと言えます。公共工事以外の資材調査会社や卸売業者、あるいは建設コンサルタントなども、入札関係の業務であれば英語を使うことはありません。

このように英語力をあまり重視しない業界でも、海外から日本へ来る外国人が増えている今、英語ができれば重宝されるということはあるかもしれません。つまり、「英語力はあるに越したことはないが、必須ではない」ということ。英語が苦手な就活生にやさしい業界かもしれませんね。

企業が就職活動生に求める、英語以外の語学能力って?

今や多くの企業で英語力を重視する傾向ですが、英語以外に企業が就活生に求める語学力、就職活動で有利になる言語はあるのでしょうか?

ビジネスにおける中国の存在感が増していることもあり、中国語は企業にとって英語同様に魅力的なスキルといえます。企業の中には、中国語検定の級ごとに資格手当を与えるというシステムを導入しているところもあるほど。特に、海外に進出しているメーカーなどでは、就活でもアピールポイントになるでしょう。

中国語以外の第二言語では、フランス語もアピールポイントになります。なぜなら、ユネスコなどの国際機関のみならず、アフリカ連合の公用語でもあるからです。アフリカの国々は右肩上がりで経済成長を続けており、近い将来、ビジネスシーンでのフランス語の需要が上がることが予想されています。フランス系の企業を志望する人はもちろん、外資系消費財メーカーやプラントエンジニアリング業界などを志望する人も、フランス語のスキルをアピールできると有利でしょう。

「志望企業はどんな人材を求めているのか」を考えながら就職活動を行おう

英語力はあるに越したことはありませんが、企業によっては英語より別の専門性を重視することもあります。英語ができても、志望企業が本当に求めているスキルや素質がなければ意味がありません。求人情報から志望企業が「どんな人材を欲しがっているのか」を確認しながら、就職活動を進めるようにしましょう。

関連リンク

資格・英語・留学の掲示板・クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記)
TOEICのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

 

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著者:reisuke

人材派遣会社で数年間コーディネーターとして従事し、その後海外へ。現在は、ライター・翻訳者・日本語教師という3つの顔を持つ。政治・経済・教育を中心に幅広いジャンルで執筆中。