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面接のノックは何回が正解?受付から入出・退出・終了までの面接マナー

面接の際、マナーを間違えて面接官に良くない印象を与えてしまってはもったいないですよね。意外と迷う入室時のノック回数をはじめ、受付から会場への入退室、終了まで、面接で押さえておきたいマナーについて順を追って紹介します!

面接当日のマナー【受付~待機編】

まず会場到着後の受付から面接直前の控え室までの流れとマナーを紹介します。ポイントは、受付での挨拶、案内された控え室での態度、面接に呼ばれる直前の時間での最終確認の3つです。

1.受付での挨拶から「面接」はスタート

大切なことは、受付から「面接」が始まっているということです。受付を担当する係員は、人事部と連携をとって当日の受付業務を任されている人達で、あなたの行動・態度に気になる点があれば報告されるかもしれません。受付での言葉遣い、態度には十分気を付けましょう。

<受付でのマナーのポイント>

  1. 服装身だしなみのチェックをしたのち、20~30分前に到着を目指します。
  2. 笑顔を心掛け、ハッキリとした声で学校名と名前(フルネーム)を名乗ります。
  3. 「本日、〇時からの面接でお伺いいたしました。よろしくお願いいたします。」と述べた後、角度30度でお辞儀をします。

2.控え室での態度もチェックのうち

係員は名前のチェックをした後、控え室に同行して案内してくれるか、控え室への行き方を口頭案内するかですが、いずれの場合も必ず「はい!ありがとうございます!」としっかりお礼を述べて指示に従います。

<控え室での待機するときのマナーのポイント>

  1. 控え室にいる係員に、受付時と同様の挨拶をします。
  2. 面接会場に入るときの具体的な指示があるので、聞きもらさないように注意します。(コートや手荷物の件、集団面接なら入室や座る位置、名乗り方などここで説明されます。)
  3. 説明が終わったら、必ず「ありがとうございます。」と述べ、軽く会釈をします。
  4. 同室で待機する人とは簡単な挨拶程度にし、無駄話はしないようにします。
  5. 必要ならトイレは控え室に入った直後に申し出ます。落ち着くための深呼吸と身だしなみチェックとして、お手洗いは利用した方がいいでしょう。

3.面接までの残り時間に確認すべきこと

受付に20〜30分前に到着していれば、控え室での待ち時間は10数分あるはずです。面接時間は予定より早くなることはあまりありませんが、遅れることは十分あると思って下さい。
この時点で確認すべきことは、係員から指示のあった面接会場への入室時の注意点、面接官への名乗り方などで、あとは静かに待機します。想定質問を頭の中でチェックをしたりすると、心配なことが発生して一気に緊張が襲うことがあるので注意します。面接官を前にしてハキハキと答えている自分自身の想像だけで十分です。

f:id:hito-contents:20171102092610j:plain出典:Pixabey

面接当日のマナー【入室編】

個人面接の場合を基準として解説します。
「次の方(あるいは個人名)どうぞ!」と呼ばれたら、自分自身に気合を入れるつもりで、ハイ!と大きめの声で返事をしていよいよ入室です。

ノックは3回、少し強めに

ノックは迷わず3回します。国際基準で4回という人もいますが、日本のビジネス場面は3回が一般的です。3回叩こうとするので手首の返しが早くなり、きれいな音を出すことができます。また緊張すると空打ちになることがあるので、少し強めを心掛けるとドアの向こうまでしっかり音を届けることができます。

面接官への挨拶

「どうぞお入りください。」という声を確認したら以下のポイントにしたがって入室します。

  1. ドアを開けるときは開ける方向と同じ側の手でノブを押し「失礼します」と声を出します。
  2. 早速、面接官の顔が目に入りますが、入室と同時に軽く会釈(角度15度)をします。複数の面接官であっても、全体に対しての会釈で大丈夫です。
  3. 面接官が指差しする方向へ進み、椅子の横に立った時点で面接官が指示をします。学校名と名前を名乗り、「よろしくお願いいたします。」と挨拶をします。笑顔を忘れないようにします。
  4. 名乗り終わったら、角度30度で「礼」をします。
  5. カバンなどの置き場所の指示があるとすればこの時です。

椅子に座るタイミング

椅子に座るタイミングは、面接官の「どうぞお掛けください。」の指示があってからです。「失礼します。」と述べた後、静かに腰を下ろします。カバンの置き場所の指示がなければ、座り終えた後、椅子の横に置きます。

上記の基本的なポイントに加え、集団面接の場合は下記を参考にしてみてください。

<集団面接の場合のポイント>

  1. 入室の順番は、控え室で指示があるのでそれに従います。
  2. 先頭の場合は、個人面接の入室方法を参照して下さい。
  3. 最終者の場合は、入室後のドアの締めを忘れずに行います。
  4. 2番目以下の場合は、先頭に続いて入室し、全員が揃うまで椅子の横で待機します。
  5. 揃った時点で面接官が、「左(右)の方から順にお名前をおっしゃって下さい」と指示があります。
  6. 着席は一斉着席なので、全員が名乗った後に、面接官の発声でそろって着席します。

面接時のマナー【コートやカバンの置き方編】

次に、気になる「持ち物」の置き方・置き場所を紹介します。コート類、カバン、雨の日の傘など面接時に欠かせない持ち物ですが、置き場所に迷う人も多いのではないでしょうか。

1.コート類、傘は面接会場に持ち込まない

基本的に、これらは面接会場に持ち込むことがないよう、企業側が配慮して、受付や控え室でハンガーラックや傘立てを用意してくれている場合が多いです。もしなければ、こちらから「申し訳ございませんが、どちらに置かせていただければいいでしょうか?」と尋ねるようにしましょう。会社から「お預かりします。」「こちらに置いて下さい。」などと言われたら、必ず「ありがとうございます。」の一言を忘れないようにします。

2.カバン(バッグ)は面接会場まで持参

貴重品が入っていることも多いため、カバン類が受付や控え室で会社預かりになることはありません。
一般的には、控え室で待機している時点で、面接会場に入った時にどこに置けばいいのかを指示してくれます。面接官の前に椅子が2つ置いてあり、ひとつは着席用、もうひとつがカバン置き用となっている場合が多いです。
企業側も、学生がカバンを膝の上に置いたまま面接するのを良しとしないので、必ず指示があるはずですが、もし指示がなければ着席と同時に椅子のサイドに置いて面接を受けるようにします。面接中にずり落ちる可能性があるため、膝の上に置くことは避けましょう。

面接当日のマナー【退室編】

面接を終え、退室する時の流れとマナー、そして一旦控え室に戻った後の注意点を説明します。仮にここで、面接に失敗したと感じた場合の対処法も紹介します。

退室時は清々しく余韻を残す

面接の終了は、面接官の「以上で面接を終わりますのでご退出下さい。」が合図です。以降の基本的な流れとマナーは以下の通りです。

  1. 座ったまま軽く会釈した後、さっと席を立ちます。
  2. 椅子の横側(ドアに近い方)に立ち、「本日はありがとうございました!」とできるだけ清々しい笑顔で「礼」(角度30度)をします。
  3. 荷物を持ち、ドアの方に向かった後、ドアの前でもう一度「失礼いたします。」と「礼」(角度30度)をします。
  4. 体を反転させ、ドアを開けて外に出た後、締め際にもう一度会釈(角度30度)をします。

<集団面接での退出マナー>
面接官は全員の面接が終了すると、「〇〇さんから順にご退出下さい。」という指示が出ますので、それにしたがってください。

  1. 左右の人が立ち上がるタイミングに合わせ起立します。学生全員が立ち上がってから、「ありがとうございました。」と声を揃えて挨拶をします。
  2. わざわざ主導権を取って声を揃える必要はありませんが、他者へ視線を送るなど気配りをする様子は面接官も見ています。
  3. 順に退出しますが、自分の順番が来る間そわそわしたり、手持無沙汰な感じを見せないように待ちます。
  4. 退出後の控え室で、他の学生と親しくなり雑談に高じないように注意します。

控え室では係員に笑顔で挨拶

控え室に戻ると、「終わった!」と誰彼となく声を掛けてしまいたくなる瞬間ですが、まだ緊張感を維持してください。後々の連絡事項などを伝えるために係員が待機し、一挙手一投足が見られています。
控え室に戻って最初にすることは、係員に向かって「本日はありがとうございました!」と「礼」をすることです。すると係員によっては、「お疲れ様でした」とか「緊張されました?」など声をかけてくることがあります。きちんと「はい、かなり緊張しましたが私なりに頑張りました。本日は本当にありがとうございました!」などと重ねてお礼を言います。

面接に失敗したと感じたら

面接終了後に控え室などで「失敗した~!」と言うのは絶対にNGです。しかし、自分なりに不納得でどうしても言えなかったことや、質問の聞き違いで勘違いして答えてしまったことがあった場合は、一旦帰宅したのち、採用担当者宛に面接機会をもらったことへのお礼とともに、志望意欲を示すフォローメールを出しておくことです。

<面接後メール文例>
「本日はお忙しい中、面接に貴重なお時間を割いていただき本当にありがとうございました。帰宅後、本日の面接を振り返りますと、せっかくの面接機会にもかかわらず、満足な回答ができなかったことばかり思い出されます。
御社を第一志望とする気持ちはずっと変わらず、この悔しさを晴らすために、もう一度チャンスをいただけないかとの思いでメールさせていただきました。何卒ご配慮下さいますようよろしくお願いいたします。」

イメージトレーニングをして面接本番に備えよう

面接本番はどうしても緊張しがちになります。しかし朝出発前に、この記事の内容のとおり、受付から控え室へ、そして面接会場への入室するまでを追っておさらいをしておくと、イメージトレーニングができリラックス感につながりますので是非、実行して下さい。

関連リンク

面接の入室時のマナーのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

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著者:GAKUSUI

◆一部上場企業で人事・採用・能力開発を約15年経験。採用では、新卒を中心に面接官はじめ採用選考実務と管理職(採用課長、能力開発部次長)を経験。
◆採用業務だけでなく、人事異動、能力開発、教育訓練等トータルで経験。
◆上記企業で営業部、販売部、企画部で実務から管理職まで経験。また、転職経験もあり(中堅商社6年、国家公務員2年)。
◆新卒専門のキャリアコンサルタント(国家公務員)として直接大学生に対面指導。模擬面接、ES添削、自己分析指導等、就活カウンセリングの実務全般を2年間経験。その間、大学キャリアセンターと連携し講演実績あり。