IT系志望の就活に!業界研究のやり方とは?どんな企業が人気なの?

新しいものが好きで、IT系の企業に行きたいと考えている就活中の学生必見!IT系も業界としては様々なジャンルや職種で構成されているため、業界に共通している部分と各社独自の部分、加えて将来性も踏まえて分析していきましょう。

【業界研究をする前に】IT業界がどんな業界かを知ろう

1990年代に「IT」という言葉が浸透してから、就職活動をしている学生に普遍的な人気があるIT業界。IT業界は次の4つに大別することができます。

(1)Web業界
企業に向けてWebサイト・Web広告などのサービスを提供する企業と、個人に向けて通販サイト、ポータルサイト、SNSなどのサービスを提供する企業に大別されます。
例:楽天

(2)情報処理サービス業界
企業に向けた情報システムの導入をサービスとして提供している業界です。中には、戦略コンサルティングへの一貫として、情報システム導入サービスを提供する企業もあります。
例:新日鉄住金ソリューションズ

(3)ソフトウェア業界
マイクロソフト社のWindowsに代表されるコンピューター全体を制御するための「基本ソフトウェア(OS)」や、アプリケーションソフトを扱う業界です。
例:日本マイクロソフト

(4)ハードウェア業界
パソコン・タブレットPCなどの部品である電子回路などを扱う業界です。
例:富士通

f:id:hito-contents:20171011111335j:plain出典:ぱくたそ

【業界研究をする前に】IT業界で代表的な企業といえば

IT業界で代表的な企業は年代によって異なります。1990年代はWindowsを発売し「OS」という概念を提唱したマイクロソフト社。2000年代にはカリスマ性のあるリーダーシップのもとApple社の存在感が際立ちます。2010年代に入り、人工知能Watsonを発売し世界を驚かせたIBM社。
これらの本社はアメリカにあり、世界中に展開していますが、就職活動に関しては日本法人のみで行う場合も多いようです。

日本企業ではどうでしょうか。ソフトバンク社は携帯電話のキャリアという認識も強いですが、やはりカリスマ経営者のもと、IoT(Internet of Things)時代の本格到来に向けて仕掛けています。
また、以前はベンダーと呼ばれた富士通、日立、NECといった企業も、IT企業としての存在感と立ち位置を高めているといえます。

IT企業として存在感を示すのは大企業だけではありません。高い技術力を有したベンチャー企業も就職活動先としてお勧めです。ベンチャー企業のなかには短期間で事業資金を集め、急激に発展する「スタートアップ」という会社があります。日本で代表的なスタートアップは家計簿アプリを展開するマネーフォワード。
これらの領域は金融×ITの融合を目的とする「Fintech(フィンテック)」ともいわれ、今後も各社で就職活動の門戸が広がっていくことでしょう。

大企業向きに活動するのか、ベンチャー企業向けにチャレンジするのかは自身のタイプにもよります。自己分析のうえで、どちらに適性があるか見極めるようにしましょう。両方の試験を受けて、適性を絞っていくのもひとつの方法です。同じ会社でも、部署によって社風が異なるところもあります。選考過程が進むなかで、より具体的な入社後のイメージを築いていきたいものです。

【業界研究をする前に】IT業界で働く魅力とは?何が面白いの?

IT業界で働く魅力とは何でしょうか。

ある専門家の見立てによると、今後数十年で日常生活のあらゆるものがインターネットと繋がる、といわれています。IT業界で働く人にとっては、その新しい世の中に向けて担い手となることができるのが最大の魅力です。
その技術やコーディングに関しても、次々と新しい技術が生まれているため、若い人でも仕事の主導権を握る可能性が高いことも魅力のひとつではないでしょうか。就職活動をしている学生にとっては、とてもやりがいのある環境といえるでしょう。

また、入社して数年は下積みをしなければならないということもなく、実力のある人は応じて活躍の舞台が与えられる環境もあります。IT業界は終身雇用で年金を受け取るまで働く、という考え方は少なく、仕事仲間とキャリアを競う環境はとても大きな刺激になるでしょう。

毎朝に満員電車に揺られて…という考え方よりも、臨機応変な働き方、プライベートとの両立、副業の考え方など、時勢に対応した歩みもIT業界は早く対応している実績があります。このようなポイントを重視する人たちにとっても歓迎したい風潮です。

ただ、業務スタイルに関しては旧来のハードワークの風潮も残っています。このような社風を知るには現役社員の声が参考になります。OB・OG訪問にも積極的に応じてくれる会社も多いため、アプローチすることをお勧めします。IT業界はインターネットリテラシーも高いため、インターネットに豊富な情報が提供されています。活用したいところです。

IT業界について業界研究する方法

IT業界について、どのように業界研究をしていけばいいのでしょうか。

ひとつは日本経済新聞や四季報といったメディアを活用すること。日経新聞の読者層は会社の経営層などITに強い関心を持っている人が多く、対応して記事も最新の業界状況や各社の取り組みを積極的に扱っています。また、IT業界は様々な自社メディアを運営しており、最新の情報を入手することができます。

ほかの就職活動生と差をつけたい人は、「業界メディア」と「SNS」をチェックすることをお勧めします。業界メディアはIT、Techなどの題名がついたメディアのこと。有料のものもありますが、無料で読むことのできる部分でも豊富な情報を得ることができます。また、各社SNSで自社の最新状況をキャッチ―に提供しており、こちらも最新の投稿を確認することをお勧めします。

また、新卒向けの就職募集活動に力を入れているのもIT業界の特徴です。
あるIT企業は、会社説明会や初期の面接の段階で社長や役員が登場し、会社の魅力を経営陣から直接聞くことができます。メディアを介さない「生の情報」はとても魅力的。少しでも興味のある会社の説明会には、足を運ぶようにしましょう。

IT業界は毎年人気!選考を見据えて業界研究に取り組もう

IT業界は毎年人気です。就職倍率も高い業界。ただ、「IT」という言葉は漠然としている部分もあります。就職を希望する際は自分がITのうち、どのような分野を希望しているのか、何の職種を希望しているのかを分析し、ターゲットを絞ったうえで挑戦することをお勧めします。

関連リンク

IT企業特集 - みん就(みんなの就職活動日記)
情報処理/システムの就活情報・新卒採用クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記)

 

f:id:epb0804:20170905130701p:plain

著者:工藤 崇

FP-MYS代表取締役社長兼CEO。
ファイナンシャルプランナー(FP)として教育費やライフプラン、キャリア構築の相談に関わる。WEB執筆における連載多数。
資格学校勤務経験、公務員セミナー講師経験あり。