自己分析は自分を理解することが大事!就活を成功させる方法とは

2018-06-04 更新

自己分析は自分の強みと弱みを把握することです。しかし、自分で思っている自己の姿と他人から見た姿が異なる場合もあります。自己分析を主観的な視点と客観的な視点の両方でおこなうメリットと自己分析をする方法についてご紹介します。

なぜ、就活には自己分析が必要なのか

自己分析は自分を知るための方法のひとつ

自分の強みを知れば、その強みがどのような仕事に生かせるのかが見えてきます。自分が活躍できる企業を見つけるための方法のひとつとして、自己分析が必要です。また、採用試験では、企業側に自分を売り込むことが重要ですが、きちんと自己分析ができていないと、自分の強みを上手にアピールできません。アピールになるのは強みだけではなく、弱みに対してどのような対策を取っているかやどのように克服しようとしているかを伝えることで、プラスの評価に変わることも多々あります。

自分に適した職業を探すためにも、就活を上手く乗り切るためにも自己分析は大切です。自分の強みだけでなく弱みも洗い出せる自己分析の方法をご紹介します。

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出典:ぱくたそ

自己分析するために必要な7個の項目 ~洗い出し編~

長所と短所、強みと弱みを書き出してみる

ノートを1冊用意して「自己分析ノート」を作り、自分に関する質問と答え、その理由を書き出す方法があります。質問は面接でよく聞かれる事項を参考にすると良いでしょう。自己分析に有効な質問例には次のようなものがあります。

1. 自分の強みと弱みは?
2. 強みは仕事にどのように生かせるか?
3. 弱みは仕事にどのような影響を与える可能性があるか?
4. 弱みを改善するにはどうすれば良いか?
5. 今までに一番頑張ったことは何か?
6. インターンシップで一番印象に残っている経験は何か?
7. 学生時代のアルバイト、部活・サークルなどで一番印象に残っていることは?

1は自己分析の基本です。まずは、思いつくままの長所と短所を片っ端から書き出してみます。その中から、自分が最も得意として自信が持てることと、逆に最も苦手とすることを2~3個ずつピックアップして、なぜそう思うかを書き出しましょう。

強みと弱みを絞れたら、次に強みを仕事に生かす方法と弱みが仕事に与えるリスクについて考えます。とくに注意したいのが弱みです。弱みがもたらすリスクを回避するための方法とはなにか、という点にまで深堀りすることが重要なポイントになります。根拠となるような具体的なエピソードがあれば更にベターです。

5~7は自分の経験や成長を振り返る質問になります。エピソードはできるだけ新しいものが望ましいです。できれば大学時代、古くても高校時代までにとどめておきましょう。一番大変だったこと、苦労したこと、頑張ったことなどを挙げ、目標を達成するためにどのように努力をしたのかについて具体的に書き出します。また、その結果得られたことや、どのようなことを学んだか、他人からどのような評価を受けたかなどについても忘れずに書き出しましょう。

5~7で振り返った成功体験は、自分の強みが生かせた事例や弱みを克服した事例となっているはずです。万一、1~4で洗い出した強みと弱みと異なっていた場合は、自分が考えていたものと異なる強みと弱みが他にある可能性もあるため、再考してみると良いでしょう。自分の強み・弱みとそれを裏付ける根拠が揃えば、就活においても信頼性の高い武器となるでしょう。

自己分析するために必要な7個の項目 ~キャリアプラン編~

仕事で自分が大切にしたいものを把握する

面接ではキャリアプランや理想の将来像について聞かれるケースも多くあります。会社に入って何をしたいのか、5年後10年後になっていたい自分について聞かれた時にきちんと答えられるようにするためにも、しっかりと準備しておきたいものです。とは言っても、自分の未来像を描いたり、長期的な目標を立てたりすることは簡単ではありません。キャリアプランを立てる方法としては、何を優先したいかや何を大切にしたいかなど、仕事に関する価値観を自分自身で把握しておくことが大切です。

仕事に対してどのような価値観を持っているのかについて分析する上で、役に立つ質問を7つほどピックアップします。

1. どんな仕事(業種・職種)に興味があるか?
2. 仕事に一番求めるものは何か?(お金・評価・やりがい・社会貢献など)
3. 会社に一番求めるものは何か?(昇給・昇進・評価・研修制度など)
4. 仕事を通じてどんな経験をしたいか?
5. 最終的にどんな仕事をしたいか?
6. 選んだ仕事をずっと続けられるか?
7. (女性)結婚・出産後も仕事を続けるか?

これらの質問は、自分が仕事に対してどのように考えているのかや、何を最優先したいのかなどを再確認するために有効です。とくに、2と3で仕事に対する価値観が、4と5でなりたいキャリア像を明確にすることができます。更に6と7によって価値観とキャリア像の両方を確認できるでしょう。答えはできるだけ「何歳までに」というように時期を明確にした上で、やりたいことについて具体的に書き出します。そして、なぜそう思うのかについても必ず考えるようにしましょう。また、やる気を阻害されるような要因についても考えてみると、自分の考えが更にわかりやすくなります。

自分のキャリアプランや求める将来像を明確にしておくと、面接で聞かれた際だけでなく逆質問にも生かせます。給与や待遇面に関する質問はNGですが、研修制度や会社の方針等に関する質問を、自分のキャリアプランと併せて考えておくと良いでしょう。

より客観的に自己分析できる「ジョハリの窓」とは

自分の評価と他人が受ける印象は違うことがある

これまでにご紹介した自己分析は主観的なものです。しかし、本人が考えている自分の姿と人から見た印象とにズレがあることも珍しくありません。自分が思う自己の姿と他人から見た姿に乖離があると、選考で面接官に「言っていることと実際の印象が違う」と違和感を与えるリスクが高くなります。そのため、自分の強みと弱みをより正確に把握するには、客観的な視点を合わせることも重要です。

その方法のひとつに「ジョハリの窓」があります。ジョハリの窓はサンフランシスコ州立大学の心理学者が考案した

対人関係における気づきのグラフモデル

http://www.sr-murakami-office.com/announce_31580.html

 のことで、客観的な視点を入れた自己分析に有効な手段です。

ジョハリの窓をやる方法をご紹介します。まず、「田」というように4つの窓を書きます。左上は「開放の窓」で、自分も他人も認識している自己の姿、つまり自分でもわかっていて他人に開放している姿です。左下は「秘密の窓」で、自分は認識しているけれど他人には秘密にしている部分を指します。右上は「盲点の窓」。自分では気づいていないけれど他人からは見えている自分の姿です。そして右下の「未知の窓」は、自分も他人も気づいていない部分が該当します。

まずは、自分で考えた強みと弱みを左の2つの窓に当てはめていきましょう。次に、人に聞いた自分の性格や印象を上の2つの部分に分類します。そして、左上の「開放」と右上の「盲点」が、自分と他人の認識のズレということになります。

今まで気づかなかった自分を知り、認識のズレを埋める

ジョハリの窓のメリットは今まで意識していなかった自分の姿に気づけることです。自分では考えもしていなかったことが、他人から見たら長所や短所として映っている可能性が高くなります。もし、ジョハリの窓で自己分析の認識のズレが見つかったら、過去の成功体験や失敗体験を振り返ってみましょう。今まで気づけなかった自分の強みや弱みを裏付けるエピソードがきっとあるはずです。今まで気づかなかった新たな強みや弱みが見つかった場合は、どちらがより自分をアピールできる要素かということを比較してみると良いでしょう。

自己分析ノートを知り合いに見てもらおう

自分の認識と他人の認識とのズレは、自分ではとくに意識していないけれど、他人からはそう見えている強みや弱みです。これに気づくことは、面接での信憑性を上げるだけでなく、自分の長所を伸ばし、短所を克服するために役立ちます。自己分析の結果が十分なものであるかを確かめる方法としては、家族、友達や先輩、教授やアルバイト先の上司など、さまざまな立場の人に見てもらうと良いでしょう。客観的に見て違和感がないかどうかを確認すると共に、自己分析の結果を他人に見てもらうことで、更に新たな気づきを得られる可能性もあるので一石二鳥です。

自己分析は深堀りしていくことが重要

グループディスカッションや面接を上手く乗り切って内定を勝ち取る方法として、自分について正しく知らなければなりません。自己分析は就活の指針となり得る重要な要素であるため、しっかりと深堀りをして準備するようにしましょう。

参考

[1]自己分析をしてみよう|就職活動を始めよう|在学生の皆さんへ|キャリアセンター|立命館大学
[2]http://www.ritsumei.ac.jp/career/current/start/analysis.html/
[3]2017.7.20

[1]就活で役立つ自己分析の方法! 絶対に診断したい項目紹介! | 本を中心としたニュースサイト「ビーカイブ」
[2]http://b-chive.com/business/career/finding-employment/self-analysis/self-analysis2.html
[3]2017.7.20

関連リンク

自己分析のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)
自己分析って何?のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

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著者:福田 結希

人材コンサルティング会社に約8年間所属。主に、新卒採用試験(主に集団面接、グループディスカッション・プレゼンテーションなどの評価)、企業研修等でのコンピテンシーアセスメント等に関与していました。