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日本食で、世界を健康に。

創業22年と、飲食業界ではまだまだ若手の「無添くら寿司」を運営するくらコーポレーション。その若さゆえか、無添くら寿司の店内にあふれる先進的なアイデアは、尽きることを知りません。
将来のビジョンや会社の環境、理想の社員像などについてお話を伺いました。

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株式会社くらコーポレーション
人事本部 採用部 マネージャー
勝見哲平さん
採用サイト くらコーポレーション採用サイト

「ぜんぶ無添」はくら寿司だけ。

― 貴社の強み、魅力はなんですか?

設立以来22年間貫いてきた「全食材の、四大添加物無添加(※)」は、当社のいちばんの魅力です。これを実践しているのは、現在約4,000社ある飲食系企業のなかで、実は当社だけなんです(自社調べ)。お寿司だけでなく、サイドメニューから調味料まですべて無添の食材を使っていて、なかにはメーカーさんに特注しているものもあるんですよ。無添へのこだわりは、会社設立に至るまでの18年間をかけて社長が創り上げてきたブランドであり、当社の理念です。今後も社員全員で守り抜いていきたいですね。
また「特許システム」を使って他社との差別化を図っている点も、当社の強みです。お寿司を運ぶレーンを、円形のレーンから、現代では馴染みのあるE型レーンという直線のレーンにしたのはくら寿司が初めてなんです。残念ながらこのアイデアは他社に次々と導入されてしまったので、以後、自社開発したものは特許を取るようにしています。お皿を5枚入れるとゲームができる「ビッくらポン!」や、ネタの鮮度を保つ「鮮度くん」も、当社の大切な特許です。
※『無添』とは、全食材から四大添加物(化学調味料・合成着色料・人工甘味料・人工保存料)を一切使用しないことを意味します。

食と健康を、くら寿司から広めていきたい。

― 今後の事業展開について教えてください。

人口が減少傾向にある日本では、お寿司やお魚を食べない人へのメニュー開発にも取り組んでいかなければいけません。ですから、数年前からお寿司以外のメニューの拡充を進めています。将来的には食のテーマパークのような、何でも食べられてゲームもできる、アミューズメント性のあるお店にしていきたいと思っています。
それから、海外への展開にも力を入れていく予定です。今アメリカでは12店舗を展開していますが、目標は2020年までに50店舗。既に出店計画も進んでいます。お寿司の商品力が非常に高い海外で、くら寿司は「手頃な値段の本物のお寿司」を提供しているので、とても手ごたえを感じています。
低カロリーで栄養価の高い、そして無添加のお米や魚を使ったお寿司を海外に広めていくことで、食文化とともに健康の文化も、世界に届けていきたいと思っています。

ささいな気付きも大切に。

― 貴社のユニークなアイデアは、どうやって生み出されるのですか?

商品アイデアや、「こんなのあったら便利だな」というお店のシステムの提案を、全社員から定期的に募っています。ちょうど5月は「くら寿司の新ロゴを考えよう」という社内イベントを開催中です。
実は「ビッくらポン!」も、テーブルに重なったお皿をみて「あの人けっこう食べてるな・・・」と思われたくない、という女性社員の繊細な意見から取り入れられたシステムなんですよ。老若男女それぞれの視点から見えてくる「気付き」を、大切にしたいと思っています。

飲食業のイメージ払拭を。

― 働き方に関して、貴社で意識されていることはありますか?

飲食業には、作業量が多い、休みが取れない、残業が多いというイメージがあるかと思いますが、これを払拭するために、当社は機械化に力を入れています。例えば「ビッくらポン!」は、食べ終えたお皿を店員が重ねて運ぶ、という作業の手間を省いてくれますし、調理場でも、お寿司やサイドメニューを自動で作るロボットを導入しています。また、人間の目だけでは管理できないお寿司の不良品などは、レーンに設置してあるカメラの映像を、本部でチェックするという仕組みを取り入れています。ITを使って分業化すことで、現場の負担を減らしていこうという狙いです。現在、全社員の平均残業時間は20~30時間。外食産業のなかでもかなり少ない方だと思います。
また、結婚や出産で仕事を続けづらくなった社員のために、自宅で店内カメラを見ながら、現場の社員を指導できる在宅勤務制度も取り入れています。

売上よりも求めていること。

― 人材育成や評価制度について教えてください。

入社後は「くら塾」という研修を1年間、月に1回行っていて、ビジネスマナーや接客の基本、ホスピタリティの精神などを学んでいきます。当社は入社後1年で、統括リーダーや店長などの役職に就くので、1年後はその役職に応じて研修を行っていく形になります。
評価制度について、実は当社は、店の売上より「部下がどれだけ育成されたか」を重要視します。やはり人材育成は大切なので、評価ないし給与に紐付けて、「部下をしっかり育てないと」という気持ちを持ってもらおうと思っています。
ですから、当社で昇進するメンバーは、育て上手な人がほとんどなんですよ。

くら寿司で働く人は、ユーモアも大事。

― どんな人と一緒に働きたいですか?

活躍している社員にも共通する基準ですが、誠実さ、ユーモア、向上心の3点です。
特に誠実さはすごく重視しています。上司がいない場面で手を抜く店長なんて、信頼できないですよね。誰が見ていようが関係なく一生懸命働ける人や、相手によって態度を変えない人は、きっと当社で活躍できると思います。
そして次に、ユーモア。大阪の会社だからか、人を笑わせたい、喜ばせたい、というメンバーが圧倒的に多いです。お客様だけでなく、従業員にも楽しく働いてもらおうという気持ちは、やはり大切ですね。
向上心については、挑戦心とも言えるかもしれません。例えば、今アメリカの店舗で社長を任されている人間は、10年前、英語を話せないにも関わらず手を上げて、アメリカ出店の立ち上げメンバーに加わりました。失敗を恐れずにチャレンジできる人間に、自然とチャンスが巡ってくる会社なので、ぜひ向上心をもって働いてほしいですね。
また、この3点とは別軸で、「より多くの人と接してきた」という経験も大切かなと思います。体育会系とか、部長などのリーダーでなくてもいいんですが、4,50名のサークルなどで、いろんな価値観を持った人とコミュニケーションをとってきた経験があるかも、ひとつの基準として見ています。

採用サイトを「面白い」と感じた人は、くら寿司向きです。

― 今年から採用サイトがよりユニークにリニューアルされましたね。

今回のコンセプトは、くら寿司の特許技術と、webの最新技術の融合です。
会社では「鮮度くん」をはじめとした技術革新が起こっています。そこで、会社のスピードに合わせた採用ページを作ろう、ということになったんです。他で使われていないようなプログラミング技術を使って、うちの特許システム、独自性が活かされたページを作りたいと部内で様々な意見を出し合った結果、特殊な3Dを用いた面白いものができあがりました。仕上がりは賛否両論ありましたが、これもひとつのフィルターかなと。あのサイトを見て「おもしろいな」と感じてくれる人は、きっとうちの社風に合う人なんだと思います。

自分の限界を決めないで。

― 就活生へのメッセージをお願いします。

自分が誇りを持てる仕事に就いてほしいなと思います。当社でも、お客様に喜んでもらえる背景には、業務の多忙さや、商品・システム開発への苦労があります。なぜそれでも頑張れるかというと、「美味しくて健康な商品を、お客様に届けたい」という商品への誇りや、想いがあるからじゃないでしょうか。
もうひとつ、先ほどのアメリカの社長の話にも繋がりますが、「自分の可能性にフタをしないでほしい」というところですね。自分の可能性を信じられるのは自分だけなので。もちろん自分の長所を活かした就活をすることも大事ですが、「自分は今までこれをやってきたから、あれは向いてない」というのは違うかなと思っています。初めの段階で自分の可能性を決め付けずに、挑戦してみてはいかがでしょうか。

関連リンク

くらコーポレーションの掲示板・クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記)

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今回インタビューを受けてくださった方

株式会社くらコーポレーション
人事本部 採用部 マネージャー
勝見哲平さん