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業界研究ノートを作ろう!企業研究にも役立つ5つのステップ

就活生の業界研究には、業界研究ノートを作るとよいと言われています。しかし、目的もわからずに情報をまとめてもあまり役に立たず、作成にはコツも必要なのです。業界研究を行う目的を理解して、5つのステップで作っていきましょう。

そもそも業界研究ノートを作る目的とは?

まず、業界研究ノートを作る前に、その目的を理解しておきましょう。
まだ、志望の業界について何も考えていない就活生にとっては、業界研究ノートを作成する過程で、自分が知らないいろいろな業界を知ることができます。
日本の産業界には、いくつ位の業界があるかご存じでしょうか?2017年8月に発売された東洋経済新聞社の「業界地図」には、日本の176業界が紹介されています。この数を見ると、自分が知っている業界は、ほんのひと握りだと思いませんか?業界研究をしていくことで、志望する業界の選択肢の幅が格段に広げられるのです。
また、どの業界に自分は進みたいのか悩んでいる就活生にとっては、業界研究をすることで数多くある業界から、自分に合った業界を知り、絞っていくことができます。
そして、自分の志望する業界が決まったら、その業界の知識を得るために、業界研究ノートを役立てることができます。業界研究ノートでしっかり業界研究をすることは、その後、志望企業が決まった後にも役立ちます。
まず、仕事とのギャップが少なくなるため、会社や仕事とのミスマッチを減らすことができます。また、しっかり業界研究をしておくことは、面接対策にもなります。業界の特色を理解した上で、効果的な自己アピールや説得力ある志望動機を話すことができるようになるのです。

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【ステップ1】業界研究ノート作りに必要なものを用意しよう

業界研究ノートを作るために必要なものを用意しましょう。
(1)ルーズリーフ
書き込む用紙は、ノートよりもルーズリーフをおすすめします。ルーズリーフがよい理由としては、そのとき力を入れている業界をページの先頭に持ってこられたり、就職活動開始後も直近に行われる説明会や選考の企業の業界を先頭に持ってこられるなど、そのときの状況に応じてページを並び替えられるからです。また、新しい情報が入ったら、ページを増やしていくことも簡単にできます。
サイズは持ち運びできるものがよく、就職活動用のバッグに入るサイズで、あまり小さいと書き込みづらく読みづらくなりますから、B5サイズがいいでしょう。
(2)バインダー
ルーズリーフをまとめるバインダーは、自宅用と持ち歩き用の2つを用意しましょう。自宅用は厚いタイプ、持ち歩き用は薄いタイプがいいでしょう。自宅用は、事前に進めた業界研究の資料を全てまとめられる厚さがよく、持ち歩き用はその日必要な資料だけを持っていけばいいので薄めでいいのです。
(3)インデックスシールまたは仕切り
業界毎に区別がつくよう各業界の先頭のページにインデックスシールを貼るか、仕切りを入れましょう。
(4)クリアポケット
業界毎にクリアポケットを用意し、説明会などでもらった資料や新聞・雑誌の切り抜きなどを入れて整理します。

【ステップ2】業界研究、企業研究をしよう

業界研究はどのように調べ、ノートを作っていくかを紹介します。
常日頃から気になっていた業界や、新聞社や出版社が発行している最新の「業界地図」などで、興味を持った業界をピックアップし、それらの業界でノートを作っていきます。業界団体や、主だった企業のホームページ、新聞記事を資料とし、また、業界セミナーなどに出席してもらった資料、会社案内、メモした内容も使えます。情報収集したら、実際に書き込む内容としては、以下の項目を基本としてみましょう。

【業界研究の項目】
・業界名
・業界の規模
・仕事内容
・業界の魅力
・業界の現状と課題
・業界の将来性
・主たる企業
・関連業種
・社員の平均年収や平均年齢(業界1位の企業などわかるもので可)
・自分が気になった企業
・その他特記事項

以上をまとめていき、その中で興味を持った企業があれば、企業研究へ移り、企業毎のページを作っていきます。

【ステップ3】業界研究で分析した内容を整理しよう

業界毎に業界研究をルーズリーフにまとめたら、それは自分だけのオリジナルの就活資料となります。なくさないように、自宅用バインダーにセットして管理しましょう。インデックスシールや仕切りを上手に利用して、業界毎のまとまりがわかるようにして重ねていきます。
現在、力を入れて調べている業界や、興味の順位が高い業界を一番上に来るようにファイルするなど、状況に応じて並び順を変えていきましょう。
また、銀行に興味があり銀行業界を調べた場合、同じ金融関係として深いかかわりのある保険や証券業界も調べ、それらは近くにファイリングしてみましょう。そうやって、興味を広げ、情報を増やしていくことで、選択肢が広がっていきます。

【ステップ4】業界研究の情報をどんどん更新していこう

業界研究の情報は、就職イベント、たとえば業界セミナーなどに参加することで各段に増やすことができます。参加する際は、いろいろな資料を集めることも大切ですが、自分が見て聞いて感じたことも大切な情報となります。しっかりメモを取り、帰宅したら振り返って整理してみましょう。担当者と話した感想なども書き加えておくといいでしょう。
就職活動が本格的に始まり、志望企業を絞り込んだところからは、業界研究は終わり、企業研究に移っていくように思いますが、これで業界研究はもうおしまいというわけではありません。会社説明会や、さらには選考が始まってからも、業界研究の情報は増やしていけるのです。
たとえば、同じ業界のいろいろな説明会に参加してみて、共通に感じたこと。同じ業界でいくつかの企業の選考を振り返って、共通に聞かれた質問や感じた雰囲気なども、業界研究の大切なデータです。それらを記録していくことで、業界研究ノートの情報は更新し続け、最終選考まで役立てることができるのです。

【ステップ5】業界研究ノートを面接会場に持っていくときは必要なページだけ

明日、企業説明会や選考面接などがある場合、その企業が属する業界のまとめを、自宅用のバインダーから持ち歩き用のバインダーに移すのを忘れないようにしましょう。うっかり移し忘れたら、大切な資料を忘れて困ったことになります。しっかり作成した業界研究ノートを直前に見直すことは気持ちを落ち着かせますし、お守り替わりになって、面接試験に臨むときの自信ともなります。
前夜にリクルートスーツなどの手入れや点検、明日の持ち物を用意する際に、ルーティンワークとして、持ち歩き用のバインダーに資料を移すことを習慣づけましょう。
しかし、他の企業の情報をノートに記載することもあるので、取り扱いには注意が必要です。落としてしまうことのないように、必要のないページは自宅用のファイルに残しておくようにしましょう。

就活で本当に使える「業界研究ノート」を作ろう!

就職活動で本当に役に立つ業界研究ノートを作成しましょう。もし、作成に迷うことがあったら、就職した先輩のノートを見せてもらって参考にして、自分の志望する業界に進んだ先輩に見てもらって、足りないところはないか意見を聞くといいでしょう。

関連リンク

業界研究のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

 

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著者:R.Sasa

大手メーカー管理部門、人材紹介会社マーケティング部門で勤務の後、都内国立大学で学生支援の仕事をしていました。現在は介護のため離職して、ライターとして活動しています。