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業界研究はいつから始める?就活に出遅れないタイミングとは

就職活動では、スケジュール管理が命ともいえます。他の就活生から出遅れてしまっては、志望の企業の内定を得ることはできません。就活のスケジュールを知り、業界研究などの準備を始めるべきタイミングを知ることが大切です。

業界研究の前に知りたい、基本的な就活スケジュール

まずは、基本的な就活スケジュールについて押さえておきましょう。
東証一部上場企業を中心に大手企業が加盟する経団連では、新卒学生の採用活動は、以下のスケジュールと取り決められています。

広報活動 卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降
選考活動 卒業・修了年度の6月1日以降
内定日は、卒業・修了年度の10月1日以降

外資系企業やベンチャー企業などはこの限りではありませんが、多くの就活生が志望する大手企業がこのスケジュールで採用活動を行いますので、これに合わせた準備が必要となります。
そこで、多くの就活生は、前年の夏から業界研究や、自己分析を行い、年の夏の長期休暇や秋・冬にインターンシップに参加して、企業研究も進めていきます。そして、志望業界や志望企業を絞り込んでいき、翌年、3月1日広報解禁で始まる企業説明会に出席して志望企業を絞り込み、エントリーシートを提出して選考活動を経て内定へと進んでいくのです。

f:id:hito-contents:20170928105636j:plain出典:写真AC

【学部生の場合】 業界研究を始めるべきタイミングとは

ここでは、大学を卒業したら、大学院へは進学せずに就職を希望する学部生のための、業界研究のタイミングについて紹介します。
学部生の場合、大学3年になると、夏までの間に大学でも就活ガイダンスなどが開かれて、就職活動に向けた意識を高めていきます。
一般的には、これをきっかけとして、大学3年の夏頃から業界研究を進めていきます。それと並行して、夏休みを利用して興味のある業界や企業のインターシップに参加するケースが多いです。
しかし、その一方で、大学1~2年の頃から業界研究を進めておくことで、大学3年の夏のインターンシップをより具体的な業界研究の場として有効的に使っている学部生もいます。中には大学1~2年から参加可能なインターンシップに参加して、意識を高めている学生もいます。
もし、学業や部活動などが理由で、業界研究が遅れて、大学3年の夏のインターンシップに参加できなかった場合には、秋・冬に短期のインターンシップを開催する企業も多いので、そちらに積極的に参加しましょう。
前項でも説明をしましたとおり、大学4年になる年の3月1日には企業の説明会が解禁になり、エントリーが始まります。その直前の1~2月までには、業界研究を済ませておくことが重要です。

【大学院生の場合】業界研究を始めるべきタイミングとは

大学院に進学した場合、業界研究を始めるべきタイミングは思っている以上に早い時期に行います。ここでは、大学院の博士課程には進まず、修士課程で卒業する大学院生の場合について紹介します。
院生の1年目である修士1年は、大学院生活も始まったばかりで研究室での研究の毎日に慣れていくのがやっとかもしれません。しかし、就職活動については、修士1年は大学3年と同じ、「最終学年の前の年」の学年です。
修士課程卒業の就活生は、修士2年に進級する年の3月に広報解禁、6月から選考活動が始まります。近年では1年でも修了できる大学院も増えてきていますが、一般的には2年間なので、修士課程の1年目で業界研究やインターンシップを進めておく必要があるのです。
院生は学部生と違い、夏休み中も研究があり、就活だけにじっくり向き合う時間はありません。研究が忙しい分、普段から意識的に業界研究を行っておくことが望ましいです。
ただし、時間がないと嘆く必要もありません。たとえば、理系の研究室で、指導教授について参加する学会には多くの企業の研究者も参加して発表を行います。そういう企業に関心を深めること、それがそのまま業界研究につながってくるのです。
ところで、大学院生の業界研究では、自分の専攻分野だけを調べればいいかというと、そうではありません。ぜひ専攻外の業界についても調べておきましょう。
自分が専攻している分野、その中でも自分の研究が活かせる就職先となると、絞られてしまい、限られた企業しか志望することができなくなります。しかし、業界研究を進めてみると、思ってもみなかった分野で自分のこれまで学んできたことや、経験を活かせることがわかるでしょう。

業界研究・自己分析・企業研究。一体どれからやるべき?

業界研究・自己分析・企業研究はどのような順番で行えばいいのでしょうか。

一般的には、「自己分析」→「業界研究」→「企業研究」と進めるのが定説です。
もし、志望の業界、企業についての方向性もまだ定まっていない場合は、この順番でまずは自己分析から始めましょう。自己分析で、自分の強みや弱みを知り、自分の能力はどのような業界や仕事で行かせそうかを考えます。そこから、業界研究を行って、自分に向いている業界や職種について考えていき、企業研究で志望企業を絞り込んでいくという流れになります。

しかし、この当たり前のような流れとは違う順番で志望企業を決めていく就活生も多いのです。

「就職するならこの企業」と決めている場合や、気になる企業が既にある場合は、「企業研究」→「業界研究」→「自己分析」と、企業研究を先に進めることも可能です。そして、その企業が属する業界を調べ、また自分がそこで何ができるのかと自己分析を行う方法もあるのです。

既に志望する企業や業界が決まっていたとしても、一度は全部の業界を調べてみることをおすすめします。一方的な思い込みで、「自分には合わない」と思っていた業界が、実は調べてみると大変興味の持てる分野だったということもあり得るからです。最初から、選択肢を狭めてしまうより、チャンスは広がります。広い視野を持つためにも、業界研究を進めていきましょう。

業界研究が間に合わない!もしものときはどうすれば?

学業や様々な事情で、業界研究が終わらないままにエントリーの時期を迎えてしまったという就活生、あるいは第一志望の企業、業界について熱心に研究するあまり、他の業界研究が進まないままに3月を迎えてしまった就活生、ここではその対応策をご紹介します。
業界研究や企業研究が進まないまま、エントリーシートを出すことの危険性は、ミスマッチが起きやすいことです。選考が進むにつれて、「この業界は自分に合っていない」と感じてしまう、あるいは入社してからも、「こんなはずではなかった」と思い悩んでしまうことになりかねません。
また、企業や業界をよく知らないままにエントリーしても、なかなかよい結果につながらない可能性は高いのです。

(1)企業研究はしっかり行い、ミスマッチを少なくする
エントリー直前で業界研究をやっている暇がない場合は、とりあえず自分が志望しようとする企業研究だけはしっかり行いましょう。そうして、自分とのミスマッチを減らすことが大切です。
(2)第一志望の業界研究だけはしっかり行い、第二志望以下の業界は選考活動が進んでから行う
第一志望の業界研究は今からでも丁寧に行って、エントリーに間に合わせましょう。そして、第二志望以下の業界研究については、ここでは目を瞑り、二次面接に進んでから時間を作って行うようにしましょう。
(3)選考活動も業界研究の場と位置付ける
面接などで業界研究が不足していることを人事担当者から指摘されたら、うまく取り繕うとはせずに素直に認めましょう。また、面接も業界研究の場と考えて積極的に質問してみましょう。

業界研究を含め、就活準備は早めがおすすめ

就職活動では業界研究や企業研究、自己分析は早めに行うのがおすすめです。エントリー直前に行う場合の対処法もご紹介しましたが、付け焼き刃な内容では、人事担当者に見抜かれてしまうかもしれません。直前に焦らないで済むように、計画的に準備を進めていきましょう。

関連リンク

業界研究のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

 

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著者:R.Sasa

大手メーカー管理部門、人材紹介会社マーケティング部門で勤務の後、都内国立大学で学生支援の仕事をしていました。現在は介護のため離職して、ライターとして活動しています。