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役員面接の逆質問をチャンスとして生かすポイントを例文を交えて解説!

役員面接(最終面接)でもこれまでの面接と同様、逆質問を行うケースが非常に多いです。しかし、これまでの面接と同じ質問ではいけません。この記事では役員面接だからこそ効果的な逆質問の仕方や準備方法についてご紹介します。

一次・二次面接と役員面接(最終面接)では逆質問の意味合いが異なる

逆質問はどのフェーズの面接でも尋ねられるケースが多いですが、だからと言って全てのフェーズで何も考えず同じような質問をするのは得策ではありません。

では具体的にそれぞれのフェーズにどのような違いがあるのか、まずはご紹介していきましょう。

《一次・二次面接での逆質問》

(1)面接官
・ 一次面接:若手の人事、現場社員 など
・ 二次面接:中堅の人事、現場責任者 など

(2)逆質問を通じて確認されること
・ 基礎的な質問力があるか
・ 企業理解を十分にしているか

《役員面接での逆質問》

(1)面接官
・ 社長、役員、人事責任者など

(2)逆質問を通じて確認されること
・ その企業や事業全体への関心の高さがあるか
・ その企業で働きたいという意欲あるか
・ 社風やその企業の持つ考え方にマッチしている人材か

このように、それぞれのフェーズで面接官と逆質問を通じて主に確認されるポイントは異なってきます。

また、役員面接(最終面接)では「役員面接でないと聞けないこと」にフォーカスすることで志望度の高さも伝わりやすくなります。ですので、それを前提にどのような逆質問をするのか事前に考えましょう。

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役員面接(最終面接)の逆質問に必要な下準備とは

次に、役員面接での逆質問に必要な下準備をしましょう。具体的な手法として下記の4つについて情報を得た上で、逆質問を考えると良いです。

(1) 企業の中長期目標を把握する
今後の企業の方向性を理解する上で「中長期目標」は明確な指針と言えます。経営に関する質問をする際に役立つので、Webページなどで確認しましょう。

(2) 直近の事業報告(アニュアルレポート、決算説明会資料、有価証券報告書 など)を見て主力事業の状況や注力している事業を理解する
主に上場企業の場合になってしまいますが、企業のWebページ上には事業報告に関連する資料がアップロードされているケースが多いです。これらに目を通して、気になるポイントを押さえておきましょう。

(3) 企業理念を調べる
企業経営に直接的に携わる役員との面接では、企業の行動の軸となる理念を重要視している場合も少なくありませんので、必ずチェックしましょう。

(4) 社長ブログやSNSでの発信を見ておく
社長や役員がブログやSNSを通じて事業に関する発信をしているケースも最近では増えています。もしこのような発信がある場合には必ず確認し、ひとつの材料にしましょう。

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【事業編】役員面接で意味のある逆質問例3つ

では、ここからは具体的な役員面接での逆質問例をご紹介していきます。まずは、事業に関連する内容の逆質問例3つです。


(1) ●●の事業に注力しているとお聞きしました。具体的に取り組んでいらっしゃることについて問題ない範囲で教えていただけますか。
まず挙げられるのは、事業の具体的な内容に関する質問です。事業への関心の高さをアピールするために有効です。

下準備でご紹介した中長期目標や事業報告で得た情報に加え、これまでの説明会や面接で得た情報をベースに質問を考えても良いでしょう。


(2)御社がここまで成長した一番の要因は何ですか。
事業の成り立ちや、取り組み方などを聞くことのできる質問です。これも、事業への関心の高さをアピールするために有効です。

ただし、具体的な事業内容に関する質問よりも抽象的なので、「自分もここまで事業が成長してきたのを支えてきた社員の方々のように仕事に取り組みたいので」というような理由も付け加えて尋ねると良いでしょう。

(3)●●の事業に強い関心があり、ぜひ携わりたいと思っています。チャレンジできる可能性はあるでしょうか。
事業の具体的な内容に加えて、意欲を伝えることのできる逆質問です。

役員面接の場合、配属の決裁権を持っている人が面接官であることが多いので、場合によってはここでの回答に基づいて配属が決定することもあります。

一方で「希望する事業に携われなかったらどうしますか?」というような質問を返されることも想定されます。

そのような質問を受けた場合には、「まずは任された仕事に懸命に取り組み、1日でも早く御社に貢献できる人材に成長できるよう努めます。」など、前向きに何でも取り組もうという姿勢を示すことが大切です。

【考え方編】役員面接で意味のある逆質問例3つ

次に、考え方に関連する内容の逆質問の例を3つご紹介します。

(1)御社の企業理念は、どのような背景で作られたのでしょうか。
企業理念への関心と共感は、面接官の立場からすると社風やその企業の持つ考え方にマッチしている人材かを判断する上で重要です。ですので、特に企業理念を重視する企業ではこの逆質問は有効となります。

また、この逆質問の回答のなかには事業を立ち上げる苦労や仕事への姿勢などが含まれることが多く、自分自身がどのように仕事に取り組むべきかの参考にもなります。


(2) 御社で仕事をする上で最も大切なことは何ですか。
この逆質問は意欲を示すと同時に、企業へのマッチ度を測るために役立ちます。大切なことを聞いた上で、自分もそのように働きたいと感じられるのであれば、ミスマッチのリスクも減るでしょう。

また、「なぜそれが大切なのか」、「どのような場面でその大切にすべきことが重要なのか」など、具体的なシーンを思い浮かべられるようにお聞きすることが大切です。自分自身が働く姿もイメージがしやすくなる内容ですので、積極的に聞いてみましょう。


(3)活躍している先輩社員に共通する姿勢や考え方はありますか。
この逆質問も、意欲を伝えることに加えて、企業へのマッチ度を測るために役立ちます。

ただし、質問してそのまま終わるのではなく、「自分も活躍している先輩の姿に倣って、成果を出し、御社に貢献できるように努力します。」というような一言を付け加えるのなど、積極的な姿勢を自ら示すことが大切です。

役員面接の逆質問で質問を返されても答えられるように

ここまで役員面接(最終面接)での逆質問の例をご紹介してきましたが、逆質問ができたからと言って、それで安心!というわけではありません。

逆質問を行った後に、さらに面接官からそれに基づいた質問を返される可能性がありますので、その内容を想定しておくことが大切です。

この対策のために逆質問を考える際には以下の5つのポイントを1セットだと思って準備をしてみましょう。

  1. 逆質問の内容
  2. 逆質問の意図(どんな自分をアピールしたいか など)
  3. なぜそれを聞きたいのかという理由
  4. 聞き返されそうな質問
  5. 聞き返されそうな質問への答え

もちろん、相手は経験豊富な面接官ですので全ての質問は想定できませんが、「質問される可能性がある」と考えて準備をしておくだけで本番も落ち着いて臨むことができます。

万全の準備をして、役員面接に臨みましょう。

役員面接(最終面接)でしか聞けないことを逆質問しよう

役員面接での逆質問の基本は「役員面接でないと聞けないこと」にフォーカスすることです。せっかくの貴重な機会ですので、事前準備に基づいて思い切って質問をし、対話自体を楽しめれば、内定へも一歩近づくこと間違いなしです。

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著者:山崎えま

大手人材会社にて新卒就活ナビの大学向けプロモーションを担当。都内私立大学を中心に年間5,000名を対象とした就活ガイダンスや面接・グループディスカッション講座などを実施。現在は海外在住で就活・キャリアライターとしてコラム記事執筆を中心に就活生を支援しています。