【例文あり】コンサル業界に受かるための志望動機の書き方と具体例

ここではコンサル業界のESに特化した書き方をご紹介します。基本的なESの書き方から始まり、コンサル業界の特徴や求められる人物像を探ることで、通るESの極意をお伝えします。

コンサル業界の業界マップ

コンサル業界にも様々な分野があります。

  1. 戦略コンサル
  2. 総合コンサル
  3. IT系コンサル
  4. シンクタンク
  5. 人材コンサル
  6. 財務系コンサル

大きく分けると、この6つに分けることができます。有名どころのコンサル企業を当てはめていきましょう。

(1)アクセンチュア、ボストン・コンサルティング・グループ、ドリームインキュベータ
(2)デロイト、IBM、アビーム
(3)オラクル、マイクロソフト
(4)NTTデータ、富士通総研
(5)マーサージャパン、リンクアンドモチベーション
(6)PwCアドバイザリー、アドバンスト・ビジネス・ダイレクションズ

このように得意とする案件によって、コンサル企業も分野ごとに分けることができます。
コンサルになりたい!と漠然と思っている人は、まずどんな課題を解決したいのか?と自分に問いかけ(1)~(6)のどれにあてはまるのか明確にしましょう。

f:id:hito-contents:20170912115746j:plain出典:写真AC

どの分野で活躍したいのか明確にしよう

コンサルタントとは、クライアントの問題を洗い出し、言語化し、整理して、課題解決に導く仕事です。こうやって聞くと、あらゆる分野への汎用性があり、仕事が出来る人の典型的なイメージですよね。オフィス街を颯爽と歩くホワイトカラーの象徴とも言えます。しかしこのイメージだけでコンサルに憧れ、成長意欲のはけ口としてコンサルという職を選ぶのは大変危険です。

その理由は2つあります。
1つは前述したコンサルにも分野があること。2つ目は、クライアントありきの仕事だという点です。
まず様々なコンサル分野の中から自分が活躍したい場を明確に選ぶ必要があります。ソリューション解決をしたい、というばくっとした志望動機ではESが通過することはありません。なぜ応募する分野のコンサルになりたいのかを深堀しましょう。

クライアント第一主義

次に、コンサルはクライアントのニーズを満たしてこその仕事です。いくらコンサルとして顧客の課題解決に尽力しても、その結果世間から得られるリターンは顧客のものです。常に黒子として裏方に回る覚悟のない人には向いていない職です。自分の賢さを提示する場所ではなく、あくまでもクライアントの課題を解決する仕事だということを理解しましょう。

以上2つを踏まえても、コンサルが自分にとっての天職だ!と思うのなら、次のESの書き方に沿って実際に書いていきましょう。

コンサルの志望動機の書き方

(1)なぜコンサルなのか
(2)なぜその企業を選んだのか
(3)コンサルに向いてる自分の強み
(4)どんなコンサルになりたいのか

以上の4つを意識してESを書きましょう。

(1)に関しては、「課題解決したい」だけでは不十分です。この目標ならメーカーの戦力部門でも叶えることができます。あえてコンサルとして色々な企業の課題に触れてみたい、と思ったきっかけを明示しましょう。例えば、クライアントが企業ライフサイクルの岐路に立った際、大事な決断を誤らないように第三者の目線でサポートしたい。コンサルとして身につけた俯瞰的目線で、いずれ起業したい。このようにコンサルじゃないと絶対にダメだ、というキラーワードを見つけましょう。
(4)の目指すコンサル像も大切です。これは企業の理念と近いものに擦り合わせていくのが無難です。大まかな人物像ができたら具体的なキャリアパスも想定し、就職後どんな行動をとっていきたいかを明示しましょう。それが企業価値を高めることにつながる、という一言を入れられれば完璧です。

先輩の志望動機例

アクセンチュア
世の中の企業の抱える悩みをワンストップで解決し、企業の成長を手助けするという仕事に、私としてはやりがいを感じれるのではないかと感じたため、志望しました。最近では、広告代理店をも凌ぐコンサル力で、企業のプロモーション領域にまで着手し始め、より強くて堅い企業造りをサポートしているように感じました。また、OB訪問をさせていただいた際には、先輩社員のかたの熱いお話に夢中になり、私もこういう社会人になりたいと強く思ったため、志望しました。

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野村総合研究所
広い分野の顧客をもつと共に,各野の中でもリーディングカンパニーを相手にこのような業務を行っている.これらはNRIの技術力・信用度といったものを示しており,ここでならば自分の成長と社会貢献を両立できるのではないかと考えた.また特に魅力に感じたのは,このような業務のなかでも全ての工程を一貫して行っている一貫性と,顧客の目線を徹底的に重視する姿勢です。

野村総合研究所のその他の実例はこちら

コンサルは整理屋さん

コンサルというとカッコイイイメージがありますが、簡単に言えば情報・課題の整理屋さんです。
クライアントが気づいていない潜在的な課題・ニーズを発掘し、言語化し、整理してあげるのが仕事です。この仕事を全うするのに一番大切なのは、常にクライアントの目線に立つことです。
コンサルのESを書くに当たってウケのいいトピックは、相手の立場に立って協力した経験・答えのない問題に仮説検証を繰り返した経験です。自分を大きく見せようとするESではなく、あくまでも自分の実体験に基づいた誠実なESを描くことを心がけましょう。
迷ったら、先輩のESを参考にしてみてくださいね。

関連リンク

コンサル/シンクタンクの就活情報・新卒採用クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記)

 

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監修:藤信 明憲(ふじのぶ あきのり)

GCDF-Japan キャリアカウンセラー資格所有
私立大学でキャリアカウンセラーとして勤務。大学在籍時は、就職相談の他、合同説明会の運営リーダーを担当し、各種就活対策セミナー講師としても年間50本以上の登壇を行う。リピート指名ナンバーワンの実績を誇り、何よりも傾聴を心がけている。
現在はフリーランスで、学生や社会人へのカウンセリング、次世代社長や大人向けの勉強会のファシリテーターや講師を行う。