逆質問を制するものは面接を制する!逆質問をチャンスに変える考え方

面接の最後に必ずある逆質問ですが、皆さんは一体どんな質問をしていますか?まさか「特にありません」と返している人はいませんよね?もしいたら、それはとても勿体ないことをしていますよ。逆質問をしないということは、面接官に熱意がないことをを伝えているようなものです。今回はそんな面接のなかでも、とても大事な逆質問にフォーカスしていきたいと思います。

f:id:hito-contents:20170927141304j:plain出典:写真AC

逆質問は二回目の自己紹介だ

逆質問は自己紹介のほかに、自分が自由に話すことができる貴重な機会、つまり2回目の自己紹介だと考えてください。このチャンスをみすみす逃す手はありません。絶対に事前に準備して臨む必要があります。企業がどうして逆質問を設けているのかその真意について考えてみましょう。企業が逆質問をさせる真意は主に2つです。1つめが志望度の高さを判断するため、2つ目が臨機応変なコミュニケーション能力を見るためです。決して就職の不安を払拭するために逆質問があるわけではないことをまず理解する必要があります。そもそもの心構えを間違っていると、痛い目を見ることになるので注意が必要です。

また絶対にやってはいけないのが、簡単にネットで検索可能な質問をすることです。企業のIRに書いてあるような内容や、福利厚生の質問はマイナスイメージにつながるので絶対にしてはいけません。また、面接官の立場を無視した見当違いな質問も不適切です。人事とCEOにする質問は絶対に同じでないはずです。面接が何次面接なのかによって用意していく内容も考え直すべきでしょう。

では一体具体的にどんな質問をしたらいいのでしょうか、それは大きく分けて2つあります。1つ目は自分の熱意が伝わる質問、2つ目は自分の考えにフィードバックをもらう質問です。次の章から順に具体的に見ていきましょう。

自分の熱意が伝わる質問

逆質問は2回目の自己紹介であると前の章で説明しました。逆質問は、熱意を伝える2回目の場だと考えてください。

では熱意を伝えるにはどんな質問が有効でしょうか。それは入社してからのイメージを湧かせるための質問です。例えば、入社後に関わりたいプロジェクトがあれば、そのプロジェクトに関する質問をするのがいいでしょう。入社してすぐに関わることは可能なのか、貢献するために今から身につけておくべきスキルは何か、そのプロジェクトの課題点や競合に関する質問などがあります。自分が相手の企業に強い興味関心があることを伝えることがポイントです。

また、自分の長所を交えて質問するのも効果的です。例えばコミュニケーション能力に長けているのであれば、「海外展開の際にマネージャーとして関わりたいが、コミュニケーション能力のほかに求められる能力はありますか?」といったポジティブな質問は面接官に好印象を与えるでしょう。単に質問するのではなく自分の特徴や企業の特徴を交えて質問することで、事前に考えてきた熱意が伝わり積極的なアピールへとつながります。

自分の意見がないことは質問しない

例えば「企業の成長戦略についてお伺いしたいです。」という質問をしたとします。正直なところ、この質問に答えることで企業側には何のメリットもありません。もっと言ってしまえば、入社するかどうかもわからないような学生に正直に企業の成長戦略を押してくれる企業などないと考えたほうが良いでしょう。

ではこの質問を逆質問ですること自体が間違いなのでしょうか。

いえ、間違いではありません。むしろ一つ工夫するだけでこの質問が合格への近道になる可能性が大いにあります。

その方法とは、”自分の意見を述べる”ということです。「今回御社の成長戦略として、既存顧客のロイヤル化に注力すべきだと考えました。理由は以下の3つです。(中略)この自分が考えてきた意見に対し、フィードバックをいただけないでしょうか?」これならどうでしょうか。同じ成長戦略に関する質問でも、自分の意見が追加されるだけでとても熱量のこもった質問にすることができました。

このようにただ質問するだけではなく、自分の意見を追加することで、面接官の意見を聞けるうえに自己PRをすることができました。また面接官の意見を聞きだしたことで、次の面接にもメリットがあります。「前回の面接で◯◯さんから△△といったフィードバックを受けていました。今回改めて考え直してきた自分の考えを聞いていただいてもよろしいでしょか?」このように前回もらったフィードバックを受けて、改めて自分の意見を精査してきたことを伝えることができます。毎回面接に全力で取り組んでいることを伝えることができるのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか、逆質問は面接の大きな部分を占めるということを理解していただけたのではないでしょうか。またこのような熱量のある逆質問を考えるためには、ネットで得られるような企業知識では乏しいものがあります。そのためには企業に関連する書籍を読むのがおすすめです。CEOが書籍を出していれば必ず読むようにしましょう。そして本からエッセンスを抜き取り、面接中に引用することをお勧めします。また競合企業の本と業界の本を読むことで、企業をとりまく環境を理解することができ、質問の内容もより深めることができるでしょう。ぜひ逆質問を制し、面接を制しましょう!

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監修:藤信 明憲(ふじのぶ あきのり)

GCDF-Japan キャリアカウンセラー資格所有
私立大学でキャリアカウンセラーとして勤務。大学在籍時は、就職相談の他、合同説明会の運営リーダーを担当し、各種就活対策セミナー講師としても年間50本以上の登壇を行う。リピート指名ナンバーワンの実績を誇り、何よりも傾聴を心がけている。
現在はフリーランスで、学生や社会人へのカウンセリング、次世代社長や大人向けの勉強会のファシリテーターや講師を行う。