グループディスカッションの進め方と役割決め&お題テーマ事例を紹介!

グループディスカッションで必要になる役割とその決め方、またグループディスカッションの進め方について紹介していきたいと思います。グループディスカッションに苦手意識を持っている方でも、コツとポイントを押さえれば、上手に乗り切ることも可能です!グループディスカッション対策としてぜひ参考にしてください。

グループディスカッションとは

グループディスカッションは、数人のグループで与えられたテーマについて話し合い、制限時間内にグループとしての意見をまとめる選考方法です。一度にたくさんの人数を選考できるため、一次選考や二次選考で導入する企業が増えています。グループディスカッションの方法はさまざまですが、次のような流れが一般的です。

  1. 企業側からテーマ、条件、進め方などの発表
  2. グループのメンバー(学生)同士の簡単な自己紹介
  3. 各自、資料を読み込んで個人の意見をまとめる
  4. 討議開始
  5. グループとしての結論をまとめる

面接官が必ずしも進め方の提示してくれるわけでないので、説明文をよく読んで、大まかな流れを把握しておきましょう。
面接官は討議の間、口を挟むことはありません。学生一人ひとりの行動や発言を黙って観察しています。グループディスカッションでは、討議内容や結論の優劣ではなく、討議中に個人個人がどのような行動を取るかを観察しています。見るポイントは企業によって異なりますが、対人能力、積極性、チームワーク・協調性、リーダーシップなど、個人の能力を見るのが一般的です。

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グループディスカッションで受かる人、落ちる人の違い

グループディスカッションは4~8人程度でおこないますが、その中で何人が選考を通過すると決まっているわけではありません。グループディスカッションで、最初に落とされる可能性が高いのは、発言がほとんどなく討議に参加する姿勢の低い人です。
また、対人能力の低い人や協調性が乏しくチームワークを乱す行動を取る人もマイナス評価になります。具体的には、メンバーの意見を聞かない、自分の意見を押し通そうとする、感情的・攻撃的になる、場を混乱させる、メンバーを否定したり見下したりする発言などが該当します。

また、聴く態度や同調を示す態度などを見られるケースも多くあります。
逆にプラス評価となるのは、周囲のメンバーに注意を払って働きかけたり(発言の少ない人に意見を言うよう促すなど)、常に最終目標を意識してスムーズに討議を進めようとしたり(論点がずれた時に修正するなど)する人です。主に、前者は対人能力やチームワーク・協調性、後者はリーダーシップや積極性が高い人と評価されます。

グループディスカッションの役割はどれが有利?

グループディスカッションをスムーズに進めるには役割分担が大切です。グループディスカッションに必要な役割には、「司会」、「書記」、「タイムキーパー」があります。
司会は討議の方向性を示し、全員で結論を出せるようにメンバーを巻き込みながら討議を進めるリーダー的な役割です。書記はメンバーの意見を記録するのが仕事です。また、タイムキーパーは時間管理をおこないます。では、この中で評価に有利になる役割はどれなのでしょうか?

司会は、手腕によって討議がうまく行くかどうか決まることも多いため、成功すれば高い評価につながります。その反面、場を混乱させたり討議の流れを乱したりするとマイナス評価にもつながりかねない諸刃の剣のような役割と言えるでしょう。
書記やタイムキーパーは、記録や時間管理といった最低限の仕事をしていてもプラス評価にはつながりません。書記は必要に応じて全員で意見を共有したり、今までの意見をまとめたりする必要がありますし、タイムキーパーは時間配分の提案や、終わりを意識して進捗状況を確認することも重要な役割です。

グループディスカッションの進め方のコツ

グループディスカッションの最終目標は、メンバー全員で協力して、制限時間内にグループの意見をまとめることです。司会・書記・タイムキーパーは討議をスムーズに進めるために行動する必要があり、それ以外のメンバーもうまく進むように監視役に回り、積極的にサポートしなければなりません。役割分担がある程度決まったら、まずは時間配分や何について話すかなどの大まかな方向性を決めましょう。メンバー全員が討議の流れを把握していると、うまく進む可能性が高くなります。

グループディスカッションを成功させるポイントは、メンバー全員が積極的にアイデアや意見を十分に出し合った上で、出た意見を1つにまとめることです。意見をまとめる時は多数決で採決するのではなく、全員が納得できるような結論を目指しましょう。結論をうまくまとめるには、論点を明確にして意見をグループ化する、何を基準に選択するかの提案、意見の対立ポイントを明確にする、などの視点が必要となってきます。

グループディスカッションのお題・テーマ例紹介

グループディスカッションで出されるテーマは主に3つのパターンに分けられます。

1つ目は「課題解決型」と呼ばれるテーマです。例えば、「売り上げを2倍にする方法は?」「〇〇の被害を減らすには?」など、具体的な解決方法を導き出すことを目的としています。課題解決型をうまく進めていくには、現状を分析して問題点を洗い出すことと、それに対する実現可能な解決策を提案することがポイントです。

2つ目は「自由討論型」と呼ばれるもので、「学生と社会人の違いは?」など、答えが決まっておらず、1つに絞りづらいテーマについて意見を出し合います。できるだけ多くの意見を出して、最終的にグループとしての意見をまとめることがポイントです。

3つ目は、あらかじめ用意されたいくつかの選択肢から1つを選ぶ方式で、「二択型(ディベート)型」と「選択型」の2つがあります。
「二択型」は「東京五輪の開催に賛成か反対か?」「原発は必要か否か?」と言った、賛否の分かれるテーマについて議論し、グループとしての結論を引き出すものです。対比する2つの意見について議論するため、熱くなったり異なる意見を否定したりしがちなので、感情論に走らず、論点は何かを意識し、判断基準を明確にして論理的に考えることがポイントとなります。
「選択型」は、「イベントの開催地はどこがいいか?」「新商品はどれがいいか?」など、条件の異なる選択肢から1つを選ぶものです。それぞれの選択肢のメリットとデメリットを洗い出し、目的と選択基準を明確にした上で取捨選択することがポイントとなります。

同じグループになった人のタイプ別・グループディスカッション攻略法

グループディスカッションは、メンバー構成によって討議内容が大きく変わることも否定できません。成功させるためにはグループ全員の協力が必要です。討議に積極的に参加しようとしないメンバーや場を乱すメンバーがいると、雰囲気が悪くなったり、結論を出せずに終わったりすることも十分にあり得ます。うまく進めるためには、クラッシャーと呼ばれる困ったメンバーを放置しないことが重要です。クラッシャーにはいくつかのタイプがあります。

例えば、発言が少ないメンバーに対しては、「〇〇さんは××についてどう思いますか?」などと発言を促しましょう。他の人の意見を聞こうとせず一人で話し続ける人がいる場合は、「みんなの意見を聞いた方がいいと思うので、順番に言いましょう」などと提案するのも効果的です。他の意見を否定してばかりいる人には、それに対する代替案や具体的な解決策の提案を促してみましょう。また、自分の意見を押し通そうとする人には、意見の矛盾や問題点を指摘するなど論理的に攻めてみるのも有効です。
大切なのはクラッシャーだからと言って批判したり否定したりしないことです。どうすれば友好的にその場が収まるかを常に考えて行動しましょう。

コツを掴んで、グループディスカッションを攻略しよう!

グループディスカッションの苦手意識を克服し、コツを掴むには場数を踏むことが大切です。評価ポイントやスムーズに進める方法を理解して臨むと、更に取り組みやすくなります。苦手な人は友達などと繰り返し練習するの効果的です。

参考

[1]まずは「役割」の理解から!グループディスカッション対策
[2]https://www.nikki.ne.jp/event/20150729114/
[3]2017.7.24

[1]もう怖くない!グループディスカッション通過はパターンで攻略!
[2]https://www.nikki.ne.jp/event/20150729103/?l-id=inevent_matome_kanren_&cat=int&imp=20150729103
[3]2017.7.24

関連リンク

グループディスカッションのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

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著者:福田 結希

人材コンサルティング会社に約8年間所属。主に、新卒採用試験(主に集団面接、グループディスカッション・プレゼンテーションなどの評価)、企業研修等でのコンピテンシーアセスメント等に関与していました。