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心強い味方!?就活友達を作るメリットと付き合う上での注意点

就活というマラソンを走りきるため、自分1人だけで多くの悩みや不安を抱え込まないように、就活友達の存在は大きな助けになります。大きな存在となる、就活友達を作ることのメリットや付き合う上での注意点などをご紹介します。

就活中には学生以外とも様々な出会いがある

就活の準備段階からこれまで学内だけの人間関係から、接点のなかった人々との関わりによって少しずつ就活の意識と、社会との接点が増えていきます。特に就職活動中に出会った新規の就活友達との出会いは、同じ業界を目指す場合や就活を終えるまで励みになます。
また、企業の人事担当者や学校のキャリアカウンセラーなどの専門家、人材会社のキャリアアドバイザーやエージェントなど、様々な役職、職業人との出会いがあります。なかでも採用選考に直結する企業の人事と接点を持つと、会社説明会以上の詳しい企業の情報を得られる可能性があり、公開されていない情報を知る機会が増えます。

まず、人事と接点を持つポイントは、説明会の後に一対一の質疑応答をしにいくことです。その際に自分自身の名刺を渡すことを忘れないようにします。今は学生も就活用の名刺を持つようになりました。デザインやメッセージに個性を出すため大抵は個人で準備しますが、学校によっては名刺作成を手配してくれることもあります。
名刺交換に応じてもらった場合は、必ず当日のうちに名刺交換に応じてくださったことのお礼、説明会の感想(どの話の時なのか具体的に書きます)や個別に質疑応答に応じてくださったことのお礼、座談会や懇親会があれば参加したいことを付け加えます。個別の質疑応答を繰り返すと「あ、この前の!」という印象付けに繋がります。

そして人事担当者に渡すために作ったこの名刺が就活友達を作る際にも役立ちます。就活中の様々な出会いに、積極的に名刺を活用していきましょう。

就活で友達を作るメリット1:情報共有が出来る

f:id:hito-contents:20170928105456j:plain出典:pixta

就活で友達を作る最大のメリットは就活情報の共有が出来ることです。企業の説明会の情報を調べるだけが就活ではありません。就活セミナーに参加したり、合同企業説明会に忘れずに参加出来たり、志望動機や自己PRをお互いにシェアすることで高め合えます。就活の開始段階では一緒に行動する仲間の存在は、行動のきっかけになります。

企業のインターンシップで出会った他大学の学生と選考期間中に再開することは珍しくありません。また、インターンシップに参加するほど就活に積極的で、意識の高い人と行動するようになって就活の進め方の勉強になった等の話はよく聞きます。

実際にあった話ですが、ある企業で開催されたグループディスカッションの選考で知り合った学生と、その後に連絡先を交わして、企業研究の進め方をシェアしてもらいプラスになったという報告がありました。全員で受かる意識が必要なグループディスカッションは強制的に話し合いをするので一体感が生まれ、選考が終われば緊張からの解放によって「お疲れ様でした」と言葉を交わしやすくなります。

特に同じ業界を狙っている場合は、読んでいる新聞や書籍を共有が出来て、最近のニュースを共有し合うことで対策の幅を広がるなど効率よく活動が出来ます。就活仲間を作ることは自分1人では掴みきれない情報を得たり、モチベーションのキープや向上が出来たり、就活を効率よく行う手助けになると言えます。

就活で友達を作るメリット2:客観的な意見をもらえる

自己PRを作成する際、自分自身の長所や短所を友達から意見をもらうことは良い方法です。自分自身で探ってみた長所と友達から見た客観的な印象を比べてみると、新しい側面を発見することが出来ます。

ある女子学生がテニスの副キャプテンをしていたことから、自分自身の長所は「協調性がある」としていました。しかし、就活で出会った新しい友達に相談したところ「粘り強い」と返答されたと言います。なぜそう思ったのかを聞くと、部をまとめる時に全員と意思疎通を図るまではとことん話し合うというエピソードを聞いたからだと言いました。逆に短所は、好きな俳優がすぐに変わるから「飽きっぽい」としていました。ですが友達からは一度決めたら絶対にそのカフェにいくけど、近場の喫茶店で済ませず少し融通が利かないから「頑固」だと教えてくれたそうです。女子学生はとても納得がいき、自己PRでは長所と短所を理由も含めて書けるようになりました。

普段の自分を知らない友達から送られる客観的な言葉は、厳しい場合もありますが新しい自分の発見という観点から自己分析の材料になります。その際はどうしてそう思うのかという理由を聞いてみることが大切です。ただ何となくそう思うというのは根拠がなく、具体的ではありません。納得のいく意見は取り入れやすく説得力が増します。
就活友達を作るということは、人からどう見られているかを知る良いきっかけになります。

就活で友達を作る注意点1:選考の場で会うと緊張感が無くなる

選考会場で顔見知りに会うと、緊張感が緩んでしまいます。初めていく場所に顔見知りがいることは心強く、安心出来るものです。そのせいかつい大きな声で話したり、呼び方を間違えたり、緊張感が緩んだことに気付かないこともしばしばあります。

ある男子学生が企業のグループディスカッションの選考で、就活のグループLINEに入っていた女子学生と偶然同じチームに入った回がありました。グループディスカッションでは、初対面であることが殆どですから、他のメンバーは緊張した面持ちでいましたが、以前からLINE上でやり取りをしていた彼らはすぐに会場の空気になじめました。しかし、そこに落とし穴があったのです。
議論に白熱した男子学生が、女子学生のことをLINE上のニックネームで「ちゃん」付けで呼んでしまいました。女子学生も釣られて呼び方が砕けてしまい、友達同士のおしゃべりのような会話になってしまいました。
監督をしていた人事の方は、すぐに友達同士であることに気付き、帰りがけに「知り合いだったんですか?楽しそうでしたね」と伝えたところ、ようやく事態のまずさに気付き、青ざめて帰っていったということがありました。

選考会場は建物に入った瞬間から選考が始まっていると言っても過言ではありません。受付での態度、待合室での待ち時間の態度、選考会場でのビジネスマナーはどこかで誰かに見られています。会場で友達と出会っても緊張感を無くすことなく、最後まで慎重に行動する必要があります。

就活で友達を作る注意点2:就活終盤になってくるとギクシャク

就活が佳境に入り、そろそろ最終結果が出始めると、友達との情報共有に気を遣うようになります。内定を得られるかどうかは受ける業界や職種によってタイミングが様々です。なかでも同じ企業を受けている就活友達の場合、ライバルということになります。相手にしか通知が来なかったり、自分の方にはいつまで経っても連絡が来なかったりストレスを感じる場面に遭遇します。
大学で働くキャリアカウンセラーは、最初はグループで開始する就職活動も内定が出だす7月頃は孤立する学生が増えると言います。

ある男子学生は友達3人と就活を開始しました。6月の選考開始後、選考のラッシュが始まり7月の初旬に2人は内定を獲得し就活を終えました。男子学生は1人だけ内定を獲得出来ず、不安と焦りから友達が受かった業界を批判的(重労働、拘束時間が長い、誰でも受かる)に捉え、内定を獲得した友達に相談することは、余計焦りを感じてしまうためか連絡を取り合うこともしなくなりました。
内定報告に来所した学生に就活を開始した頃の友達とはどうしているかを聞くと、殆どの学生が「最近は連絡を取っていない」、「内定が出ていないことを知っているので何て声をかけたらいいか分からない」と、未内定者へ遠慮していることが分かりました。

内定が出た学生は就活のストレスから解放され生き生きとしていますが、逆に内定が出ない学生にとっては、周りが出たのに自分が出ない、就活が終わらないという2重のストレスを感じてしまいます。
キャリアセンターを活用したり、時には息抜きをしたりして適度にストレスを発散していくことも大切です。

就活友達とは上手く付き合おう

就活友達を作ることは、就活を始める時には行動開始のきっかけとなり、悩んだ時には客観的なアドバイスをくれるかけがえのない存在です。緊張感が緩むことがないよう馴れ合うのではなく、お互いに情報を共有し、高め合う存在でいましょう。

関連リンク

友達に直接言えない愚痴・不満のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)
就活してから友達がムカツクのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

 

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著者:藤信 明憲(ふじのぶ あきのり)

GCDF-Japan キャリアカウンセラー資格所有
私立大学でキャリアカウンセラーとして勤務。大学在籍時は、就職相談の他、合同説明会の運営リーダーを担当し、各種就活対策セミナー講師としても年間50本以上の登壇を行う。リピート指名ナンバーワンの実績を誇り、何よりも傾聴を心がけている。
現在はフリーランスで、学生や社会人へのカウンセリング、次世代社長や大人向けの勉強会のファシリテーターや講師を行う。