秋・冬のインターンシップ特集!参加の流れや注意点、対策をチェック

新卒採用のインターンシップといえば、夏休みに開催されるものが主流でしたが、最近では秋・冬にインターンシップを募集する企業も増えています。夏とは少し違う、秋・冬のインターンシップの雰囲気や、応募の対策についてご紹介します。

秋・冬のインターンシップとは?どんな雰囲気なの?

インターンシップといえば、数年前までは、夏休みの時期に開催されるものが主流でした。しかし、2016年卒の学生を対象とした新卒採用から、経団連に所属する大手企業の企業説明会解禁が3月1日、選考活動解禁が6月1日となったため、その直前である秋と冬に企業がインターンシップを積極的に行うようになりました。
夏のインターンシップでは、志望業界を絞り込む前段階として、いろいろな業界や業種、企業を知りたいとインターンシップに参加する学生が多く見られます。一方で、採用活動解禁の直前である秋・冬のインターンシップでは、学生側の業界研究も進み、志望業種や志望企業が明確に絞り込まれて参加する学生が多くなっていきます。その中で、第一志望で狙っている企業のインターンシップに参加する学生は、意識も高く、自己アピールにも長けています。
企業側も、そのことを十分見越しており、インターン経験が内定に直結するわけではありませんが、インターンでの成果によっては、選考の際プラスのポイントになる可能性があります。
さて、秋・冬のインターンシップに、大学3年生で参加する意義とはなんでしょうか。大学でも就職ガイダンスや各種セミナーが開催されるようになり、就職活動に向けての準備が始まっていく時期です。意識の高い学生は、すでに夏休みのうちにインターンを経験しています。夏のインターンの機会を逃してしまった学生も、秋・冬に関心のある業界や企業でインターンを経験することで、業界研究や企業研究を本格的に始めることができます。

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秋・冬インターンと夏インターンとの違いは?メリットは?

一般的な企業が秋・冬にインターンシップを行う目的としては、基本的には夏のインターン募集と変わりはありません。学生に就業体験の場を提供すること、またそれを通して自社のことをより深く知ってもらうということが狙いです。
しかし、秋・冬のインターンシップは、長期インターンが可能な夏休みとは違い、じっくり時間をかけて企業を知ってもらう時間は取れませんので、開催形態も少し変わってきます。
秋は、学生は大学の授業がありますので、土日など休日を使って、あるいは授業が終わった夜間など、開催日程に企業側も工夫をこらしています。
また、冬休みの場合も、夏休み程の長さはありませんので、1週間程度のプログラムや、セミナー形式で1~3日という短期インターンが中心となります。
大学3年生でこの秋・冬のインターンシップに参加するメリットとしては、短時間で開催されるインターンシップが多いため、興味のある業界、企業のインターンシップをいくつも経験できるということがあげられます。

秋・冬インターンシップに参加する方法

ここでは、秋・冬のインターンシップに参加するための応募の流れについて、理解をしておきましょう。
まず、「みん就」などの情報サイトのインターンシップ特集、企業の採用ウェブサイト、あるいは大学の就職課やキャリアセンターなどで、秋・冬にインターンシップを行う企業の情報を早めに入手するようにしましょう。開催の2~3ヵ月ぐらい前から応募が始まるため、夏頃から情報収集をしておく必要があります。
なお、秋・冬のインターンシップの場合は、直前になって開催が決まって、募集が始まるものもあるため、常にこの時期は情報収集を怠らないようにしておくことが大切です。
インターンシップ応募の際は、選考をするところも多く、エントリーシートを事前に提出させる企業もあるため、必ず締め切りに遅れないように提出しましょう。もし夏のインターンに応募して落ちた企業に再チャレンジしたいという場合も、一度落ちているからと躊躇することはありません。
企業によっては、エントリーシートの他に面接も課すところがあります。
エントリーシートの作成や面接の練習は、就職活動が本格化すると必ず必要になりますので、よい機会と思って取り組みましょう。

秋・冬インターンシップのエントリーシート対策

秋・冬インターンシップの採用・不採用の別れ目となりかねない、エントリーシート記入の対策方法についてご紹介します。
インターンシップを開催する企業、特に人気があり応募者が多数となる企業は、選考直前の秋・冬の時期は、単に興味がある程度の学生ではなく、すでにある程度企業研究を重ねて、自社への志望の気持ちが強い学生に参加してほしいと考えています。
そうした学生を効率よく選考するには、エントリーシートである程度ふるいにかけ、その後の面接選考などに進む学生を絞り込んでおく必要があるのです。
夏インターンに参加しておらず、企業研究がそれほど進んでいない大学3年生が、エントリーシートで生き残るためには、以下の様な基本的なところを大切にして、来年のためにぜひインターンをやらせてみたいと企業担当者に思ってもらえるようなエントリーシートを完成させましょう。

・結論から書き、具体的な例を後から示す。
(悪い例)私は今年の春に、大学のボランティアサークルで責任者として●●町の町おこしイベントを企画して成功させました。ですので、リーダーシップや、メンバーのやる気を起こさせる力があると思います。
(良い例)私の長所は、メンバーのやる気を引き出してまとめる力があることです。今年の春、大学のボランティアサークルで町おこしイベントを企画運営し、成功させましたが、私は責任者としてメンバーそれぞれが個々の力を出し切り達成感を得られるように工夫しました。具体的には…。

・会社案内や情報サイトからの受け売りではない、自分の言葉で書く
(悪い例)貴社の「グローバルな視点でメイドインジャパンを発信していく」
という姿勢に感銘を受け、ぜひインターンとして…。
(良い例)貴社が自社製品に誇りを持ち、だからこそ世界に通用するように常に海外のユーザーを意識して商品に改良を加えていることを知り、ぜひインターンとしてその現場を体験させていただきたく志望しました。

・業界・企業研究を一生懸命行っていることがわかるエピソードや具体例を加える
(良い例)貴社の商品は高品質で多くのユーザーに愛されています。それは、社内の風通しが良く、様々な課題に即席のチームが作られて次々改善しているからということを、創業者の××××さんの著書で知りました。

その他、
・その後の選考面接で辻褄が合わなくなるような内容で自分を大きく見せない
・誤字脱字のない、字が下手でも丁寧で読みやすいエントリーシートを目指す
・提出締め切りを厳守する
などを守りましょう。

秋・冬インターンシップに参加する上での注意点

秋・冬のインターンシップに参加するために、注意すべき点をお伝えします。

大学3年生の場合、大学での専門的な勉強、部活・サークル活動、あるいはアルバイトでの中心的な役割もあり、同じく多忙な時期です。
この時期にインターンシップを入れるためには、スケジュールの自己管理が大切となります。
インターンシップに力を入れたけれど、単位が取れずに卒業できない、あるいは留年してしまったのでは困ります。自分の状況に合わせて、時間が作れないなら1日~3日などの短期インターンシップを選ぶようにするなど、無理をせずに参加できるものを選びましょう。
夏のインターンシップではうまく業種や企業を絞り切れなかったとしても、業界研究、企業研究を重ねたこの時期だからこそインターンシップの経験を通して、明確な志望動機が固まる場合もあります。
大学3年生の場合は、来年の本格的な就職活動を前にしてよい経験となり、来夏の長期インターンへとつなげることできます。時間が許せば、ぜひ積極的に参加しましょう。

秋・冬インターンシップに参加して就活を有利に!

大学3年生で秋・冬のインターンシップに参加することは、自分自身の視野を広げ、明確な目標を見定める大きな機会となります。まだ具体的に志望が定まっていない場合も、インターンに行きたいと思える企業を探して、ぜひ申し込んでみましょう。

参考リンク

(参照)経団連/「採用選考に関する指針」の手引き
http://www.keidanren.or.jp/policy/2017/030_tebiki.html
2017.07.20

関連リンク

インターンシップ情報交換のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

 

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著者:R.Sasa

大手メーカー管理部門、人材紹介会社マーケティング部門で勤務の後、都内国立大学で学生支援の仕事をしていました。現在は介護のため離職して、ライターとして活動しています。