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専門商社・総合商社ランキング!TOP5の企業からみる業界動向【業界研究】

就活生が気になる専門商社・総合商社ランキングを紹介!2018年卒「新卒人気企業ランキング」では、総合ランキングの他に19の業界別ランキングを掲載しています。このうち、専門商社・総合商社のベスト5の企業を取り上げて、人気の理由を探ってみました。ぜひ業界研究の参考にしてみてください。

総合商社・専門商社ランキングでは伊藤忠商事がトップ

f:id:hito-contents:20170929141711j:plain出典:写真AC

2018年卒「新卒人気企業ランキング」では、総合ランキングの他に19の業界別ランキングを掲載しています。このうち、専門商社・総合商社のランキング5位は、いわゆる「五大商社」と呼ばれる総合商社で占められています。そのトップを飾ったのは伊藤忠商事です。

伊藤忠商事は、総合ランキングでも1位の全日本空輸(ANA)、2位の日本航空(JAL)に続く3位にランクイン。18卒の就活生に最も注目された企業といえるかもしれません。

ところで、五大商社を比較すると、2017年度の純利益をベースにした順位では以下のようになります(参考資料:財経新聞、各社IR)。

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参考:2018年卒 新卒就職人気企業ランキング│総合ランキング - みん就(みんなの就職活動日記)

人気ランキング1位の伊藤忠商事は、純利益では2位です。しかし、伊藤忠商事は挑戦的な事業展開で勢いがあります。

総合商社をめぐる環境は、めまぐるしく変化しています。変化を見据えつつ、各社の強みを把握することが必要です。

人気順にベスト5の企業の特色を簡単にまとめます。

第1位:伊藤忠商事

非財閥系の総合商社です。「非資源No.1商社」を標榜し、アグレッシブな事業展開が特色。2011年以降、財閥系の住友商事を抜いて、業界3位のポジションを獲得しました。

三菱・三井等のように市況に左右される資源ビジネスの割合が比較的低く、繊維などやや薄利な分野も多いですが、他社に比べると堅調でバランスのよい収益構造をしているのが特徴です。2016年はファミリーマートや青果物メジャーである米国Dole社との取り組みが好調となっています。

▽伊藤忠商事に関するリンクはこちら
伊藤忠商事の新卒採用・就活情報 - みん就(みんなの就職活動日記)

第2位:三菱商事

五大商社の首位、三菱グループの中核企業です。事業基盤は業界一で、他の企業にはない厚みがあります。

2016年3月期は創業以来の1,494億円という大幅赤字。しかし、幅広い領域(エネルギー・機械・金属・インフラ・産業金融・化学品・生活産業など)でひとつひとつの利益を確保。更にチリでのサケ、マス養殖事業も好調です。

▽三菱商事に関するリンクはこちら
三菱商事の新卒採用・就活情報 - みん就(みんなの就職活動日記)

第3位:丸紅

旧安田財閥が戦後の財閥解体によって再編してできた芙蓉グループの総合商社です。もともとは伊藤忠商事と丸紅は同じ会社で、財閥解体によって分割されました。したがって、両社は兄弟会社ともいえます。

伊藤忠に次いで非資源に強い会社です。特に食料は穀物NO.1を中心に幅広く手掛け、また海外電力に強いという特徴があります。2016年は堅調な生活産業の増益が下支えになりました。

▽丸紅に関するリンクはこちら
丸紅の新卒採用・就活情報 - みん就(みんなの就職活動日記)

第4位:三井物産

財閥系総合商社で、三井グループの中核企業です。

業界内でもエネルギー・資源分野での収入が多くを占めるため、資源価格の高騰を受け、2016年3月期は834億の損失。2017年3月期は資源価格の下げ止まりに加え、機械・インフラ、化学品など安定収益型事業の強化によりV字回復へ。

▽三井物産に関するリンクはこちら
三井物産の新卒採用・就活情報 - みん就(みんなの就職活動日記)

第5位:住友商事

住友系の総合商社です。総合商社としての歴史は最後発といえます。

他の総合商社にはない強みとして、メディア事業に特色があります。CATVでは最大手のジュピターテレコムが傘下にあり、2014年には業界2位のJCNと合併しました。また、テレビ通販のジュピターショップチャンネルも展開。社内バイヤーが買い付けた商品を、放送、受注、販売まで一元管理して行っています。

▽住友商事に関するリンクはこちら
住友商事の新卒採用・就活情報 - みん就(みんなの就職活動日記)

企業のポジションを知り、適性を考えること

人気ランキングから総合商社の特色を簡単にまとめましたが、それぞれの企業には得意な事業領域があります。規模と幅広さであれば三菱、資源ビジネスのダイナミズムであれば三菱に加え三井、住友。そしてアパレルや非資源などにも興味がある人は伊藤忠、丸紅。各社の得意分野を見極め、適正を考えることもとても重要になってきます。

ランキング上位の企業は、採用試験も激戦になります。ランキングは低くても、自分のやりたい仕事に適した企業があるかもしれません。

ランキングはあくまでも参考のひとつ。じっくり企業研究を深めて、自分に最適な企業をみつけましょう。

【参考資料】
・ 財経新聞

関連リンク

2018年卒 新卒就職人気企業ランキング│業界別ランキング - みん就(みんなの就職活動日記)
総合商社/専門商社の就活情報・新卒採用クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記)

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監修:おくいはつね 

2006年より人材系企業にて、中途採用営業、営業支援、新規事業を経験。その後、東証一部上場企業などの採用コンサルティングや組織開発、研修プログラム開発、新卒採用ツール企画制作などに携わる。慶應大学などの教育機関でキャリア開発ワークショップを実施。また人材育成領域の事業立ち上げやマーケティングも行っている。