やりたいことがわからない!就職活動をしながら目標を見つける方法

「やりたいことがないから、就職活動が始められない」と思って、なかなか初めの一歩が踏み出せない学生は少なくありません。そんな方へ、就職活動を通じて具体的にやりたいことを探していく方法をご紹介していきます。

就職活動を始める前にやりたいことが見つからないのはなぜ?

就職活動を始める際に「一体、何から始めたらいいの!?」と困ってしまう人は多いことでしょう。特に、漠然と「やりたいことが見つからない」と感じてはじめの一歩を踏み出せないケースが実に多いものです。

この「やりたいことが見つからない」という状態に陥ってしまう理由には、いくつかパターンがあります。

(1) そもそも、やりたいことを見つける方法がわからない

まず挙げられるのは、見つけるための方法が具体的にわからないことで、行動ができないパターンです。

具体的にどんな情報を見れば良いのか?自分自身のやりたいことを判断するための尺度はどう設定すれば良いのか?など、わからない状態を突破するきっかけが必要なタイプです。

(2) 具体的な情報に触れず、「イメージ先行」で企業や業界を見ている

次に挙げられるのは企業や業界に対して具体的に調べておらず、漠然としたイメージだけ持っている状態で、実は「やりたいことが見つかっていない」というパターンです。

このパターンに陥ると、就職活動が本格化すると書類選考や一次選考で落ちやすく非常に危険です。

(3) 「やりたいこと」にこだわりすぎて、逆に行動ができないでいる

最後に挙げられるのは、やりたいことにこだわりすぎて、具体的に行動ができないというパターン。これは、やりたいことが見つかっていないと就職活動ができない!と思い込んでしまうタイプに多い状態です。

それぞれのパターンを脱却して、就職活動を進めていくにはどうしたら良いのでしょうか?ここからはこのような状況を打開するために、いくつかの方法をご紹介していきます。

f:id:hito-contents:20170929145222p:plain出典:写真AC

就職活動のやり方1:楽しく働けそうな企業を探す

まずオススメなのが、楽しく働けそうな企業を探すという方法です。

社会人になれば、大半の時間を仕事へと費やすことになります。せっかくであれば、働いている時間を少しでも楽しく過ごせる方が幸せですから、このようなポイントから就職活動を進めるというのは悪くありません。

では、具体的にどのようなポイントに注目すると楽しく働けそうな企業を探せるのでしょうか?着眼点の例を紹介しましょう。

<楽しく働けそうな企業を見つけるための着眼点>
・ 興味のあるサービス・製品を取り扱っている
・ 給与や待遇が良い
・ 休暇が取りやすそう
・ オフィスが新しく、綺麗
・ 勤務地が良い(転勤の有無など)
・ ユニークな社内制度がある
・ 職務内容が面白そう
・ 説明会やOB・OG訪問で接した先輩社員が魅力的であった
・ 企業の持つ理念や考え方に共感した など

あくまで一例ですが、このような着眼点があります。まずは採用ホームページや説明会で情報を得て、直感的に自分が面白そう!と思った企業をピックアップし、それらの企業が持つ要素の共通点を見出すと良いでしょう。

もしくは、「このポイントは絶対押さえたい!」という内容があれば、それに該当する企業をピックアップするという方法も可能です。

ただし、就職活動が進むなかでより具体的な志望理由や自己PRは企業に対して必要になるので、興味のある企業をピックアップできた後は、必ず業界研究や企業研究も進めていきましょう。

就職活動のやり方2:企業の良し悪しを判断する軸を探し出す

次に挙げられるのは「企業の良し悪しを判断する軸を探し出す」という方法です。これは、やりたいことが見つからない人のなかでも、「探し方がわからない」、「イメージ先行で具体的な情報に触れていない」タイプの人には特にオススメです。

この方法の場合下記のようなフローで、自分にとってどのような企業が合っていそうかの軸を明確にすると良いでしょう。

(1)まずは就活ナビや企業の採用ホームページなどで興味を持った企業について調べてみる

(2)それらの企業の関心を持ったポイントを具体的に洗い出す
   例:業界、仕事内容、働き方、待遇、社風 など 

(3)洗い出したポイントから、どのような企業を魅力的に感じているか言語化する

(4)言語化したポイントを軸として、応募する企業を改めて探し出す

初めから入りたい企業を探し出すのは至難の技です。ですので、このような方法で、自分が魅力を感じる企業の基準を明確にして企業選びに役立てると具体的に自分が応募したい企業を見つけやすくなります。

また、このフローで考えを整理していくことで「こんな企業には応募しない」という軸も同時に整理される可能性があります。

いくら行動が必要と言っても、闇雲に多くの企業に応募すれば良いというわけではありませんので、このような観点で取捨選択ができる軸を数多く・具体的に持つようにしましょう。

就職活動のやり方3:Will・Can・Mustの輪

次に挙げられるのが、Will・Can・Mustの3つの要素を持つ企業を探すという方法です。

まずはそれぞれがどういう要素なのかご紹介していきましょう。

(1) Will:自分の挑戦したいこと
・ どのような仕事内容にチャレンジしたいか
・ どのような業界で活躍したいか
・ 誰に役立つ仕事をしたいか
・ 何を扱う仕事をしたいか
・ どのような働き方を実現したいか など

(2)Can:自分にできること
・ 学生時代の経験から、自分の仕事に活かせる強みは何か
・ 学生時代の専攻で仕事に活かせることはあるか など

(3)Must:企業から求められていること
・ 採用の「求める人物像」はどのようなものか
・ 新入社員に求められる働き方、考え方はどのようなものか
・ 入社までに身につけておくべき考え方・知識はあるか
・ 入社後どのようなキャリアステップを想定しているか など


この3つの要素が1つずつの輪であると仮定し、その輪が重なり合う部分に該当する企業が志望企業であり、あなたが自己PRできる要素があり、企業もあなたを求めているという状態にあるという考え方です。

Will=やりたいことだけにとどまらず、現実的に自分に何ができるのかというCan、企業が求めていることであるMustという観点を加えることで、より相性の良い企業に絞り込みができるという点は、他の方法にはないメリットです。

就職活動のやり方4:とにかく行動する

最後に挙げられるのが、「とにかく行動する」という方法です。これは特に、「やりたいこと」にこだわりすぎるタイプの人にオススメです。

では具体的にどのような行動をすると良いか、いくつかご紹介していきましょう。

(1) 学内で開催される就職活動に関するセミナーに出席する

「まだ何も準備していないし、企業と接点を持つのが不安」という場合には、学内で開催されている就職活動に関するセミナーに参加することであればハードルも低く、良いきっかけになる可能性があります。

学校や時期によって内容はさまざまですが、就職活動の進め方や企業の選び方に関する内容であれば、特に「やりたいことが見つからない」という状況の解決に役立つ情報が得られる可能性があります。

(2) 合同企業説明会に足を運んでみる

「やりたいことが見つからない」中でも、具体的な企業の情報を知らないことで選べないという場合には、合同企業説明会などに足を運んでみるのがオススメです。

自分が知っている有名企業や業界以外にも、魅力的で特徴のある企業に出会える可能性があります。

これまでの人生で接点がなかった仕事というのは数多くありますので、就職活動の幅を広げられるチャンスです。

(3) 会社説明会に足を運んでみる

なんとなくでも関心のある企業があれば、会社説明会に足を運んでより具体的な情報を得ることも大切です。

説明会の雰囲気も企業によってさまざま。また、座談会のような機会を設けてくれる企業も少なくないので、やりたいことの具体化には非常に役立ちます。

(4) OB・OGから話を聞いて見る

ある程度志望業界や企業が絞れている場合には、OB・OG訪問もオススメです。具体的な仕事内容やキャリアプランなどを検討するには、やはり現役で働いている方の情報が一番ですから、勇気を出して連絡をしてみましょう。

このようにさまざまな方法を通じて情報を得ることで、やりたいことを明確化していきましょう!

就職活動は自分のやりたいことを探す期間

「やりたいこと」が初めから明確な人の方が、実は少数派と言っても過言ではありません。就職活動を通じてさまざまな発見して、やりたいことを明確にしていけば大丈夫です。

さまざまな観点でやりたいことを具体化し、納得できる就職活動を目指しましょう。

関連リンク

やりたいことがわからないのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

 

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著者:山崎えま

大手人材会社にて新卒就活ナビの大学向けプロモーションを担当。都内私立大学を中心に年間5,000名を対象とした就活ガイダンスや面接・グループディスカッション講座などを実施。現在は海外在住で就活・キャリアライターとしてコラム記事執筆を中心に就活生を支援しています。