就活に有利なアルバイト経験、決め手は業種じゃない!

学業と平行して頑張ってきたアルバイト。その経験をできれば就職活動に生かしたいと考える就活生は多いのではないでしょうか。ここでは、アルバイトと就活に関するある調査結果とともに、就活にはどんなアルバイトが役立つのかを解説していきたいと思います。

就職活動に役立つと思うアルバイト、1位はあの夢の国キャスト

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インテリジェンスがインターネットで実施した「就職活動に役立つと思うアルバイトブランド調査」。15歳~24歳の男女2243人が回答したこちらの調査、1位は、「東京ディズニーランド」でのアルバイトという結果に。以下2位「スターバックスコーヒー」、3位「セブン-イレブン」、4位「帝国ホテル」と続きます。

キャストの教育が徹底され、利用者の立場に立った質の高いサービスを提供することで有名な「東京ディズニーランド」ですが、“就活に役立ちそう”だと考えられている理由は「コミュニケーション能力が上がりそうだから」というものが最も多かったようです。

“コミュ力が上がりそう”なバイトに票が

本調査で就活に役立ちそうな理由として挙げられたのは大きく2つ。「コミュニケーション能力が上がりそう」「しっかりとしたイメージを与えられそう」というものです。
中でも「コミュニケーション能力が上がりそう」という理由が多くきかれたアルバイトは、1位の「東京ディズニーランド」を筆頭に、2位「スターバックスコーヒー」、3位「セブン-イレブン」、4位「帝国ホテル」、5位「マクドナルド」、6位「ユニクロ」と、いずれもランキングの上位を占めています。

これらのアルバイト先は「レベルの高い接客」や「しっかりした従業員教育」というブランドイメージでも共通しているのが特徴。職場環境としては“甘くない”ものの、臨機応変な対応力や礼儀や正しい言葉遣いといったマナーを学べることで、面接の場でも適切な受け答えやふるまいができるようになるのではというイメージが持たれているようです。

“しっかりとしたイメージ”のバイトも上位に

一方、「しっかりとしたイメージを与えられそう」なアルバイトでは「家庭教師のトライ」(ランキング7位)など、塾や予備校の講師が挙げられています。これらのアルバイトは、学力の高さや勉学に励んでいたという印象をアピールすることで、面接官に良いイメージを与えることができるのではないかと考えられているようです。また勉強を教えることで培われる“指導力”や“説明力”といった能力も、就活に役立ちそうだと見られています。

教育関連のアルバイト以外で「しっかりとしたイメージを与えられそう」だとされたのは、「JR東日本」(8位)と「郵便局」(13位)。安定感のある大企業で働いた経験が、信頼感に繋がるのではないかというのがその理由です。

接客バイトでコミュニケーション能力UP

社会に出た際、どんな仕事でも必要となるのが、立場が違う相手とも円滑にコミュニケーションをとれる力です。学生生活では、年齢が離れた人や趣味嗜好が異なる人との交流はどうしても少なくなりがち。アルバイトを通じて年齢や立場の違う相手とコミュニケーションを取る経験を積むことができれば、就活を有利に進める役に立ちますし、社会に出てから仕事をする上でも有用です。

コミュニケーション力は、どんなアルバイトでも職場内の交流を通じてある程度は身に付けることができますが、よりレベルの高いコミュニケーションをとることができるようになるためには、幅広い年齢層や立場の人と接する機会がある、接客のアルバイトがおすすめです。自分とは異なる立場の人の気持ちになって、必要な行動を取る力を身に付けることができますし、正しい敬語を学ぶこともできます。目上の人と接することに慣れておけば、面接の際にも萎縮せずに振る舞うことができるという効果もあります。

販売バイトで数字力が身に付く

企業に対して好印象を与えることができるのが“数字に強い”というアピール。具体的な数字を挙げてアピールすることで、エピソードに説得力が生まれ、より強い印象を人事担当者に残すことができます。

数字を使ったアピールの役に立つのが、販売系のアルバイト。実体験を通して、利益を出すためのノウハウを学んだり、流通の仕組みを理解することができます。更に、自分自身の働きかけや工夫で「客単価が○割上がった」「ロスが○%減った」というような具体的なエピソードを示すことができれば、入社後にあなたが戦力になるかどうか、よりイメージしてもらいやすくなります。

企業はバイト経験を訊きたいわけじゃない

就活では、どこでバイトをしていたかは全く重要ではありません。あなたのバイト経験のエピソードから企業が汲み取ろうとしているのは、あなたの人柄や熱意、入社後の可能性です。バイト経験をアピールするときには、バイト経験から何を学んだのか、バイトを通してどのような成果をあげたのかを具体的に示し、会社にどのように貢献できるのかという内容に繋げていくといいでしょう。
以下にご紹介するのは、先輩方が面接で体験したアルバイトに関するエピソードです。ぜひ参考にしてください。

某清涼飲料の学生チームのアルバイトはかなり興味をもってもらえた。無料で配って損しないの?とか、なんでシェアナンバーワンでいられるの?とか。

スタバは評価された。マネジメントの勉強も出来るから、他のカフェでただ商品の知識だけ身につけるよりも自分のためになったと思う

私の場合ソフト開発のアルバイトですかね。
どんなバイトにせよ、自分なりのPDCAを回した経験があれば受けはいいと思います。
その点、何かを作るバイトはPDCA回しやすいのでいいなと思いました。

自分が何を大切にして接客したか?なぜ大切だと思ったか?どうして頑張れたのか?などはよく聞かれました。そのときに私は個人の努力とチームの努力のふたつを用意して話せるようにしておくことで、面接を受ける企業によって使い分けました。

その他の体験談はコチラ→→
就活で評価されるアルバイトのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

効果的なアピールを工夫して

いかがでしたか?どんなアルバイトであっても、そのアルバイトで何を得たか、どんなことを考え、どう行動したかをアピールすることが重要です。自分がやっているアルバイトは、就活には役に立たない!なんて思わないで、就活の場でどうアピールするのか考えてみてくださいね。

 

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監修:藤信 明憲(ふじのぶ あきのり)

GCDF-Japan キャリアカウンセラー資格所有
私立大学でキャリアカウンセラーとして勤務。大学在籍時は、就職相談の他、合同説明会の運営リーダーを担当し、各種就活対策セミナー講師としても年間50本以上の登壇を行う。リピート指名ナンバーワンの実績を誇り、何よりも傾聴を心がけている。
現在はフリーランスで、学生や社会人へのカウンセリング、次世代社長や大人向けの勉強会のファシリテーターや講師を行う。