【例文あり】先輩の実例も!大手広告代理店に受かる志望動機の書き方

ここでは広告のESに特化した書き方をご紹介します。基本的なESの書き方から始まり、広告の特徴や求められる人物像を探ることで、通るESの極意をお伝えしていきます。

大手広告代理店の業界マップ

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業界1位:電通 53.3%
業界2位:博報堂DYホールディングス 25.3%
業界3位:アサツーディ・ケイ 7.9%

業界の50%以上を占めるのが、電通です。最近では、業界6位のネット広告企業「オプト」への出資を拡大したり、サイバーコミュニケーションズの完全子会社化、英国の大手広告代理店の買収などを進めています。
テレビや雑誌、新聞広告が落ち込みを見せる中でネット広告は未だ拡大傾向にあります。既存の媒体だけでなく、アドテクにも興味を示し知識を深めていく必要がありそうです。

▽内定した先輩たちの実際の志望動機を見てみよう!
電通に内定した先輩の志望動機 - みん就(みんなの就職活動日記)
博報堂/博報堂DYメディアパートナーズに内定した先輩の志望動機 - みん就(みんなの就職活動日記)
アサツー ディ・ケイに内定した先輩の志望動機 - みん就(みんなの就職活動日記)

広告の仕事とは?

広告と一口に言っても、仕事内容は多岐に渡ります。

プランニング

マーケティング分析に基づいて、広告のプランニングを行う人です。商品ごとにその顧客はどこにいる誰なのか、何がその顧客にとっての価値や魅力なのか、それを効率的に伝える手段は何なのかを考え企画設計(TVなどのマス広告、ネット広告に加え、注目度を集めるための仕掛けやキャンペーンの設計、タレントの選定など)をするのが仕事です。自分なりの仮説を立て、検証していくマーケティング能力に長けていることが必要です。

クリエイティブ

クリエイティブは、コピー系とデザイン系の二つに分けることができます。コピーは、消費者の購買意欲を高めるキャッチーなフレーズを作る人です。コンセプトの構築から、言葉の選び方、深い洞察力が求められます。一方のデザインは、広告のビジュアルを担当する人です。商品のポイントを咀嚼して、情報として伝達する、物事を立体的に捉える能力が求められます。また、最近ではネットプロモーションの割合が増えていることや最新技術を駆使したアプリ開発などを同時に行うこともあり、IT寄りの人材も多く求められています。

営業

仕事を取ってくる、できた広告を売る 人です。案件にもよりますが、営業がプランニングの糸口や初期提案をすることもあり、プランニング力も多少求められます。また案件全体の統括や顧客とクリエイティブの調整役となることもあるので、ディレクション能力も必要です。狭く深くというよりは、広く浅く全体を見れる視野や総合力が求められます。
また、顧客の商品をより多くの人に売るプロとして、顧客以上のアイデアを出すというのが広告代理店の価値なので、顧客のマーケティング部門の一員となってその商品を多くの人に広めたいという気持ちが大事です。何より大切なのは、人間関係構築能力です。

▽広告に関するリンクはこちら
広告の就活情報・新卒採用クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記)

広告企業が欲しい人の像

遂行力・実現力のある人

広告とは、クライアントからお金をもらって打つものです。社内リソースだけでなく、クライアントのお金と時間をつかって仕事をしているという大前提を忘れずに、やり遂げることのできる人が求められます。クライアントは、何年もかけて開発してきた商品を売るために広告を打ちます。物を売ることの大切さをわかっている人は、顧客目線に立ち、クライアントに本当に価値のある提案ができます。学生時代に、バイトという時間の切り売りではなく、自分でお金を稼いだことのある人は重宝されることでしょう。
広告は比較的企業にとっては多額の出費で、場合によっては数億のプロジェクトになることもあること・利益の3割ほどを広告費に投下する企業もあります。いわばその企業の営業代行として多額のプロジェクトを運用するので、責任感をもって物事をやり遂げる資質が求められます。

創造力やスケール感のある人

有形の商材があるメーカーなどと違い、大手広告代理店には基本的には商品がありません。商品は社員のアイデアやプランや知識・戦略です。なので「顧客が思いつく売り方」を提案していては意味がありません。世の中をあっと驚かせる企画力やアイデア・創造力が求められます。

人に興味があり、想像力のある人

広告は一種のコミュニケーション。商品の売り上げやクリック数に顕著に結果が出ます。対人はもちろんですが、相手の状況を想定して広告を打つにはコミュニケーション能力は必須です。
商品のターゲットがどんな環境でどんな生活をして、日々どんな想いや不満を抱き、どんな事にドキドキし、どんなきっかけで動くのか。人の頭や心を想像できる人が求められています。

広告業界の志望動機の書き方

(1)なぜ広告業界なのか
(2)その中でも、なぜこの会社を選んだのか
(3)印象に残っている広告
(4)どんな広告を作りたいか
(5)広告を通して叶えたい世界

志望動機は、上の5つを守って書くようにしましょう。
まずは(1)(2)の基本的な部分なので必ず書きましょう。得に業界の2大勢力である、電通・博報堂以外の企業にESを出す時は業界分析をちゃんと行いましょう。
次に、印象に残っている広告があれは盛り込むといいでしょう。ただ好きだ、と述べるだけでなく、なぜその広告が好きなのか、改善するならこうする、といった視点を含めるとさらに深みのあるESになりますね。さらに、自分が就職した後はどんな広告を作りたいのか、広告を通して世間にどんな影響を与えたいのか。将来的な視点が入っていると、人事の目に止まりやすくなるでしょう。また、やはり人気業界なので何かしら目に留まる「仕掛け」が当落を分ける決め手となります。小見出しをキャッチ―な文言に工夫する、物語風に仕上げる、自分が作りたい世界を図や絵にするなど企画性・創造性を感じさせる「ひねり」を加えられるとベストです。

先輩の志望動機例

博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ

広告代理店という立場から、様々な業界の方々と一緒に仕事に携わることができ、好奇心旺盛で何にでも知りたいという自分の欲求を満たす事ができ、尚且つクライアントの利益を追求する事ができる事に魅力を感じたからです。また、この業界では、ナンバー2と位置付けられている博報堂だからこそ、常にナンバー1を意識しながら高い競争意識を持って仕事に取り組めると思ったからです。

アサツー ディ・ケイ

CMをはじめとしたマス広告の効果が弱くなっている中で、生活者を動かすためにマスに頼らず、あらゆる手法を使っていくというコンシューマー・アクティベーションを中長期経営計画に盛り込んでいるADKにおいて上述の成し遂げたいことがより実現できると思い、ADKを志望した。

伝えるだけじゃなく、相手に行動させて初めて広告の意味がある

広告の目的は伝えることではありません。伝えることで、消費者に行動させるのが最終的な目標です。毎日のコミュニケーションも、ただ伝えるだけでなく合意形成をし、相手に行動させることを意識してみましょう。それが身につけば、広告業界でも活躍できる人材になれるはずです。

参考サイト

業界の動向やランキング、シェアなどを分析-業界動向サーチ

参考リンク

広告の就活情報・新卒採用クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記)
電通に内定した先輩の志望動機 - みん就(みんなの就職活動日記)
博報堂/博報堂DYメディアパートナーズに内定した先輩の志望動機 - みん就(みんなの就職活動日記)
アサツー ディ・ケイに内定した先輩の志望動機 - みん就(みんなの就職活動日記)

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監修:おくいはつね

2006年より人材系企業にて、中途採用営業、営業支援、新規事業を経験。その後、東証一部上場企業などの採用コンサルティングや組織開発、研修プログラム開発、新卒採用ツール企画制作などに携わる。慶應大学などの教育機関でキャリア開発ワークショップを実施。また人材育成領域の事業立ち上げやマーケティングも行っている。