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公務員のインターンシップを徹底解説!民間企業との違いとメリット

公務員にもインターンシップがあることをご存知ですか?民間企業のインターンシップと比較すると大きく取り上げられることが少ないので、早めの情報収集は重要になります。この記事では公務員インターンシップについて解説していきます。

公務員にもある、インターンシップ

出典:写真AC

インターンシップは、採用面接やエントリーシート作成の練習、企業の実態を知って適性のミスマッチをなくす研修の意味で重要度が高まっています。
民間企業のインターンシップが注目されがちですが、公務員にもインターンシップがあります。

時期は、民間企業と同じように、サマーインターンシップ(夏季)、オータムインターンシップ(秋季)、ウィンターインターンシップ(冬季)で行われます。

就職先として公務員を考えているのなら、大学の就職部やキャリアセンターの募集情報を注意深くチェックしてください。関心のある地方自治体のホームページで公募されることもあります。霞が関の各省庁は内閣人事局から告知されます。
民間企業のインターンシップのように大きく取り上げられることが少ないので、早めに進路の選択肢のひとつとして考えておくことが重要です。

地方の公務員の場合、インターンシップの内容は、水道局の仕事、消防士、高齢者や身体障がい者の支援、花火大会など公共イベントの運営、議員秘書など多岐に渡ります。

議員秘書の場合には、地域の有力者と会ったり地域行政の勉強をしたりと、貴重な体験ができますし、広報物の制作やブログ、SNSの運営という仕事もあります。代理で会議に出席するようなことを任されることもあるようです。ただし、基本的に議員インターンシップの期間は春(2~3月)もしくは夏(7~8月)。議員によっては延長する場合もありますが、秋季以降には募集していないことがあります。また、デスクワークだけではなく、議員のチラシをポストに投函したり、歩いて行政の実態を調査したりといった、体力が要求される仕事もあります。

公務員のインターンシップでは、社会的に価値ある体験ができます。ビジネスマンの一般的なマナーを学ぶのであれば民間企業のインターンシップに参加すべきですが、社会貢献の意義について考えるならば、公務員のインターンシップは良い機会になるでしょう。

民間企業に就職すると、さまざまな行政の仕事内容を知ることは困難です。就職活動の時期に公務員のインターンシップを体験しておくと、社会的な視野が広がるかもしれません。

民間企業のインターンシップとの違い