就活面接の変な質問に隠された真意とは?回答例8選

自分を野菜に例えると?こんな突拍子もない質問が飛んでくるのが日本の就活面接です。マニュアルはいくつもあれど、対策のしようがない面接というのが存在するのも確か。学生が一生懸命面接対策をしても、面接官達もその裏をかこうと一所懸命です。そんなちょっと“トリッキー”な面接にも備えておきましょう!

f:id:hito-contents:20170929171058j:plain出典:写真AC

なぜ面接官は不自然な質問をするのか

なぜ面接官は不自然で突拍子もない質問をするのでしょう。一見何の参考にもならなそうな「野菜に例えると?」という質問から面接官は一体何を知りたがっているのでしょうか。

その答えは3つです。

  1. ストレス耐性
    学生のストレス耐性を見るためです。ストレスに強いかどうかを見るには、不自然な質問をする他にも圧迫面接が有名ですね。就活面接という場で難解な質問をされても、オドオドせずに返答できれば、メンタルの強い学生だという証拠です。

  2. 学生の機転
    一瞬怯むような質問を投げかけることで、学生がその場で臨機応変に対応できるのかを見ています。

  3. 素の回答を引き出すため
    これが最も大きいです理由です。前述の学生の機転にも関連することですが、多くの学生は自己PRを練りこみ、複数の会社で同じ内容を繰り返します。テンプレートのように取り繕った内容では、話の内容が本当なのか真偽が見極めにくいため、あえて想定外の質問をすることで、学生の素が出るようにしています。

 

面接官側も「考えたこともない質問」をぶつけているつもりなので、即綺麗な回答が出てくることを望んでいる訳ではありません(グループ面接などの場合は時間も限られますが)。

例えば営業の場などで、お客さんに「この機械の○○の場合のスペックを教えてください」などすぐ答えられない質問をされた時にも、即正解を言わなくても大丈夫です。「申し訳ありませんが手元に資料がなく、本日中に確認してお電話さし上げる形でよろしいでしょうか?」など、きちんとコミュニケーションが取れればOKです。

これと同じように、即答えが出てこなくても、とりあえず堂々としていれば大丈夫です。「すみません、考えたこともない質問なので、少しお時間をいただいてもいいですか?」「話ながら考える形になって恐縮ですが、自分は○○な性格なので、それに当てはまる野菜を模索しているのですがすぐに見つからず~」などと答えてもOK。自然な回答ができれば問題ありません。

▽面接に関するリンクはこちら
面接でこう聞かれたらのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

自分を例える系質問の極意

「自分を野菜に例えると?」就活を少しでもかじったことのある人なら一度は耳にしたことのある質問ですよね。野菜以外にも、果物や国に例える質問なんかもあります。

この自分を例える系の質問、一体どうやって攻略したらいいのでしょうか。そのポイントは、ズバリ自己分析にあります。この手の質問は、自己分析で自分の性格を深堀りし、きちんと理解することで攻略することができます。自分の強みを理解し、それを野菜や果物に当てはめていけばいいのです。

また、この質問は一種の自己PRです。一般的に好き嫌いの分かれる野菜や果物などを使っての自己PRは難しいので、無難なものに止めておくと簡単です。

では実際に「野菜」「動物」「家電」に例えた解答例を見てきましょう。それぞれどんな性格の人にオススメの例かも記載してあるので、参考にしてみてくださいね。

自分を野菜に例えると?

  • 茄子
    揚げてよし、炒めてよし、どんな料理にも合う優れもの。麻婆茄子や茄子田楽なら食卓の主役に、お漬物や味噌汁にすれば食卓に彩りを添える引き立て役に。どんな役割にも徹することができる、茄子。あらゆる環境に対応し、その場の最善に徹することができる私は茄子のような人間です。
    →柔軟性をアピールしたい人向け

  • ネギ
    日本の食卓に上らない日はないというくらい重要な野菜、ネギ。目立たない存在ではあるものの、栄養価は抜群、冷蔵庫にないと不安になってします。主役級の存在感はないけれど、みんなに安心感を与える、無くてはならない存在、そんな縁の下の力持ちであるネギが私にぴったりの野菜です。
    →安定感・サポート力をアピールしたい人向け

  • にんじん
    土の中でじっと収穫の時期を待つニンジン。忍耐力がある私はニンジンのような人間です。栄養価も豊富で、風邪や夏バテに重宝されるニンジンは、重要な時に実力を発揮できる私の強みをよく表していると思います。
    →忍耐力・勝負強さをアピールしたい人向け

自分を動物に例えると?

野菜の変化球バージョン、動物編です。


  • 誠実性と協調性がモットーの私を動物に例えるなら、犬がぴったりです。犬は従順で忠実です。責任感が強く、群れを守るチームワークも兼ね備えています。一方、人懐っこい性質で、気を許した人には誠実な対応で添い遂げる習性があります。
    →協調性・誠実さをアピールしたい人向け

  • リス
    リスは頬袋にたくさんの食料を溜め込む習性があります。それだけではなく、あちこちにドングリや木の実を埋めていざという時のための備えます。私もリスのように様々な知識やスキルを蓄えることができます。リスが非常事態に備え色々な場所に餌を蓄えるように、私も一つのスキルに縛られることなく、色々なことに興味を持ち学ぶことができます。
    →向上心・スキルをアピールしたい人向け

自分を家電に例えると?

  • 掃除機
    何でも吸い込む掃除機、好奇心旺盛でチャレンジするのが好きな私の性格は掃除機にぴったりです。またゴミを吸う掃除機は、人が嫌う仕事も積極的に進んで取り組むことができる私の強みをよく表していると思います。
    →好奇心・責任感をアピールしたい人向け

  • アイロン
    曲がったことは大嫌い、何事もまっすぐな私はアイロンのような人間です。ぐちゃぐちゃの洗濯物を熱で綺麗にしていく様は、情熱で周囲を巻き込んであらゆることにチャレンジしていく私の性格にぴったりです。自分が信じることならば、多少周囲の反対があっても責任感をもって最後までやり抜くことができます。
    →責任感・行動力をアピールしたい人向け

  • 空気清浄機
    私はその場の状況を判断し、適切な行動をとることができます。臨機応変にマニュアルにとらわれず、価値のあることを率先して行動に移すことができる、そんな私は空気清浄機のような人間です。
    →冷静さ・判断能力をアピールしたい人向け

悩んだときは近い人に聞いてみることが近道!

いかがでしたか?自分の性格に合う例えはありましたか?

これらの回答は、自己PRを練った人にとってはその変化形なので、そこまで難しいことではないかもしれません。そんな人は、もうワンランク上の回答を考えて見ましょう。「その企業ならどんな人を求めているのか」を想像したり、会社説明会やOBOG訪問等で会社の人から聞いた仕事内容等を盛り込んで回答すると良いでしょう。

「自分は今は、周りの引きたて役のようなネギのような存在だと思います。ですが、御社でのキャリアを考えるにあたってはもっと変わる必要があると思います。御社の○○の仕事は、自分でも意見や企画を出すことが多いと聞きました。最初はネギのように周りや先輩を引き立て、良い部分を吸収することが大事だと思いますが、現状自分には、自分の意見を主張するということはまだやや欠けていると思います。これからの学生生活やゼミ活動で、まずはリーダーになってみるなど、成長することで、御社で活躍できる人材になりたいと思います」

などと言えると、その会社の理解度や、その仕事をするための自分の合致点や逆に足りない部分が自己分析できているとして高得点をとれることでしょう。

一番重要なのは、自分の強みを伝えることです。例えはあくまでもその手段です。小難しく考えず、自分の強みをストレートにぶつけられるものをぜひ見つけてみてくださいね。
思い悩んだら、友達や家族、恋人に例えてもらうのもいいかもしれませんね。

関連リンク

面接でこう聞かれたらのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)
面接官の本音のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

f:id:hito-contents:20170728093458p:plain

監修:おくいはつね

2006年より人材系企業にて、中途採用営業、営業支援、新規事業を経験。その後、東証一部上場企業などの採用コンサルティングや組織開発、研修プログラム開発、新卒採用ツール企画制作などに携わる。慶應大学などの教育機関でキャリア開発ワークショップを実施。また人材育成領域の事業立ち上げやマーケティングも行っている。