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【面接対策】特技や趣味は答え方で差が出る!6つの仕事力と結び付けた回答例

面接で「特技」や「趣味」を聞かれたとき、どのように答えればよいか答え方に悩む就活生も多いと思いますが、特技や趣味を「仕事に直結する能力」としてアピールする絶好のチャンスでもあります。ここでは、6つの仕事力と結び付けた回答例を紹介していきます。

面接では、適性や人間性もチェックされている

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「面接で趣味や特技を聞いてどうするのだろう?」…そんな疑問を持つ学生もいるかもしれません。

まず採用選考の目的について、あらためて確認してみましょう。

人事の採用担当者が欲しがっている人材は、学歴の高い優秀な人材、頭のいい人材ばかりとは限りません。新入社員を職場に配置したとき、「自社に適応できるかどうか」についてもチェックしています。

学歴も「勉強という領域で成果を出した経験があるなら、仕事でも成果を出せる可能性が高いだろう」「入社した先輩と同等のレベルの仕事ができるだろう」という基準のひとつ。

例えば、釣りが趣味の新入社員に対しては、「同じく釣りが趣味の、営業課○○くんと気が合いそうだな」といった現場の社員と具体的なマッチングを考えていることもありますし、「釣りが趣味ということは、根気よく1つのことに取り組める可能性が高い。目先のことや派手なことより質実剛健な社員が多い○○部署に向いている。また、うちの商品は1年かけてじっくり顧客と関係性を作る必要があるから、腰を据えて頑張れそうな釣り好きの人材は向いている」のように考える場合もあります。

このように趣味や特技の質問は、人間性を見極め、職場や社風との適性を推測する判断材料になるのです。

それでは、この趣味や特技の質問を活用して、自己PRをしてみてはいかがでしょう。

どうすればいいのかというと「社会人に必要とされる基礎能力」と結びつけて、趣味や特技を「仕事に直結する能力」としてアピールするのです。これは、当たりさわりのない回答をする学生に差を付けるチャンスになります。

以下では、社会人に必要とされる3つの基礎力+3つの実践力を整理し、その仕事力と結び付けて趣味や特技をアピールする回答例を紹介します。

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社会人に必要な3つの基礎力と結び付けてアピール

社会人に必要な3つの基礎力に結びつけて、趣味や特技を回答する方法を挙げます。

(1)コミュニケーション能力

例:ボランティア活動、地域コミュニティへの参加など
多くの仕事はチームワークが重要であり、コミュニケーション力は社会人に必要な基本能力の筆頭といえるでしょう。社会に出ると、世代を横断した協調性やリーダーシップが求められます。会社によっては、顧客も仕事を進めるパートナーも多種多様。高齢者や子どもが顧客であれば、それぞれの考え方・感じ方・思いを探り、受け止め、相手に刺さる伝え方をしなければなりません。また、案件によっては公的機関や協力会社といった利害関係の異なるパートナーと円滑に仕事を進める必要があります。自分とは価値観の異なる多くの方の懐に飛び込み、話を聞き、何を求めているかを探り、そのニーズに見合った適切な提案をする。そのためにはボランティア活動や地域コミュニティへの参加を通じて「色んな世代と密なコミュニケーションをした経験」は役に立ちます。

面接の回答例
「私はボランティアで、地域のお年寄りの話し相手として接する活動を続けてきました。お年寄りの話は勉強になることが多く、傾聴することの大切さを学びました。営業でお客様に接するときも、傾聴の姿勢を忘れずにいたいと考えております。」

 (2)行動力

 例:掃除、洗濯など
大きな目標や挑戦にひるまず、まず果敢に一歩踏み出せる行動力は重要ですが、小さなことでも1つ1つを丁寧に遂行する学生も高く評価されます。特に「他人の嫌がること」を率先して笑顔で行う社員は、どんな職場でも歓迎されるでしょう。

面接の回答例
「私の特技は掃除です。汚れている場所に気づくことは、問題発見能力のひとつであると考えています。汚れている場所をみつけたときには放置せずに、雑巾で拭いたり掃除機をかけたり、すぐに行動を起こしてキレイにしています。」

(3)思考力

例:読書、映画鑑賞、ゲームなど
読書、映画、ゲームなどは「楽しんでいます」だけでは、採用担当者に響きません。作品を通じて深く考えていることをアピールすると、説得力があります。

多くの仕事では「ただこなすだけ」ではなく、「どうすればもっとお客様のためになるか」「どうやったらより効率的に仕事ができるか」など、自分の頭で考えて仕事をすることが求められます。そのため、物事をただ楽しんで受け止めるだけではなく、そのどこがなぜ面白いのかなどを考察する力をアピールすると良いでしょう。

面接の回答例
「私の趣味は映画鑑賞です。鑑賞後に、どこに感動したのか、どんなストーリーだったのか、感じたことや考えたことをブログにまとめています。私の夢は、お客様に映画のような感動を与えられる仕事をすることです。」

 社会人に必要な3つの実践力と結び付けてアピール

実践力としてアピールしたい3つの項目をピックアップします。

(1)計画性

例:貯金、旅行など
多くの仕事には締め切りがあり、スケジュール管理が必要です。貯金や旅行などは、計画性の面からアピールできます。

面接の回答例
「私の趣味は旅行です。旅行に出発する前に費用と日程の計画を綿密に立て、あらゆるトラブルを想定して持ち物を準備します。旅行を計画する力は、仕事のスケジュール管理や予算管理に役立つと私は考えております。」

(2)ストレス耐性

例:ウォーキングやマラソン、水泳など
身体が資本という言葉がありますが、仕事によってはハードワークに耐えられる強靭な身体や精神力が求められます。辛いことがあったからといって仕事を投げ出さずに、コツコツ努力できる人間であることをアピールしましょう。ストレス耐性の中には、自分の精神状態を適切にコントロールできることも1つのポイントなので、辛いことがあった時に気持ちを切り替える方法を知っている、なども加点になると思います。

面接の回答例
「私は毎日2キロの距離を走ることを日課にしています。最初は辛かったのですが、続けることに意義があると考えました。マラソンで培った耐久力によって、どんなに辛い仕事にも耐えられる自信があります。」

(3)創造性

例:写真撮影、イラストなど
コピーライターやデザイナーのようなクリエイティブ職だけに、創造性が求められているわけではありません。「もっとお客様に評価されるためサービスを変えられないか」など、小さな気づきや変化を作れる人間を求める会社は多く、あらゆる仕事で創造性は発揮できます。

面接の回答例
「私の趣味はイラストを描くことです。イラストを描くために、いまどんなイラストに人気があるのか、何がトレンドなのか、常に情報を収集しています。情報収集は、創造的な仕事をする上で重要であると考えます。」

コツは、自分の趣味や特技を明確にした上で、社会人に求められる基礎能力とつなぐことです。履歴書に書いた趣味や特技が6項目とつながるかどうか、検討してみてください。

仕事を視野に入れた趣味や特技の回答により、人間性の豊かさとともにポテンシャルの高さをアピールしましょう。他の学生とはひと味違った回答になるはずです。

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監修:おくいはつね

2006年より人材系企業にて、中途採用営業、営業支援、新規事業を経験。その後、東証一部上場企業などの採用コンサルティングや組織開発、研修プログラム開発、新卒採用ツール企画制作などに携わる。慶應大学などの教育機関でキャリア開発ワークショップを実施。また人材育成領域の事業立ち上げやマーケティングも行っている。