人事担当の目に留まる!インターシップ選考、アプローチ例文はコレ!

志望動機を書くステップは、相手を知る、自分を知る、差別化する

人気のある企業や職種のインターンシップには、多くの志願者が応募します。志願者の中から選考に残るためには、「志望動機」で差を付けることが重要なポイント。採用面接でも必ず志望動機は質問されます。この機会に考えをまとめておくとよいでしょう。

志望動機は、次の3つのステップで書きます。

  1. 「相手を知る」
    就職活動では、多くの学生が自己分析から始めることが多いものです。しかし、採用担当者は、自社について理解しているかチェックしています。「なぜ、その企業を志望するのか」という理由を明確にすることが必要です。
    志望先の企業について、事業の特色は何か、業界の中でどのようなポジションにあるか、仕事の魅力は何か、ホームページの情報などから「企業研究」をすることが大切です。どんなことでも構いません。ぴん!ときたポイントを書き留めましょう。

  2. 「自分を知る」
    ありきたりな誰でも書きそうな志望動機では勝ち残れません。どのようなものかというと「幼い頃からゲームが大好きだったので、ゲーム業界でも有名な御社のインターンシップを受けたいと考えました」のような文章です。
    ゲームが好きならば、自分はゲームのどんなところが好きなのか、プレイヤーとしての感想だけでなくビジネスとしてどう考えるかなど、徹底的に掘り下げて自分なりの見解を述べる必要があります。「こんなことよく知ってるな!」という知識が、採用担当者の目を引くこともあります。

  3. 「差別化する」
    ネットや就職活動の攻略本から志望動機の例文を収集したら、その文章をそのままお手本にするのではなく、逆にその文章に書かれていない「自分にしか語れない」志望動機は何かを考えてみてください。
    現状で就職したい業界や仕事が決まっていない場合は、「インターンシップの体験を通じて成長したい」と熱意をアピールする方法もあります。自分に不足している能力をあえて前面に出して、弱点強化のために志望するチャレンジ精神を訴えるのも場合によっては有効です。

ここでは4つのタイプを想定して例文を挙げてみました。参考にしてください。

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企業分析特化型アプローチの例文(モバイル業界ベンチャー・開発職)

私は、モバイル業界の中でも、画期的なUI(ユーザーインターフェース)デザインに注力されている御社の開発力に注目いたしました。大学ではプログラミングを学びましたが、その過程で、使いやすいデザインが重要であることを痛感しました。しかし、残念ながら大学ではデザインの分野について深く学ぶことはできませんでした。御社には優秀な数多くのデザイナーが働かれていることを知りました。志望動機は、インターンシップを通じて、実践的なデザインについて学ぶことができればと考えたからです。

体育会系熱血アプローチの例文(商社・営業職)

私は、御社の社長の「自ら行動してムーヴメントを創れ!」という熱い言葉に胸を打たれました。大学でラグビー部に所属していた私は、とにかく自分より力の強い相手であってもひるまずに、タックルしていく勇気と行動力を大切にしています。困難な課題にも、積極的に取り組みたいと考えております。御社では営業職のそれぞれの社員が責任を持って、新しい顧客開拓に挑戦していることを知りました。御社の先輩たちの闘い方を現場で体験してみたいと感じて、御社のインターンシップに応募いたしました。

自己成長型アプローチの例文(医薬品業界・研究職)

私は、大学では細胞の研究に注力しました。研究室にシュラフを持ち込んで寝食も忘れて泊まりがけで研究することもあり、研究結果を発表した論文は学内で賞をいただきました。しかし、就職活動を直前にして「私には社会人的なコミュニケーション能力やビジネスの基本的な常識に欠けているのではないか?」と自分の足りない部分を感じました。御社のインターンシップを通じて、社員の方々と協力し、プロジェクトを進めていく中で、コミュニケーション能力を会得したいと考えております。

ビジョン訴求型アプローチの例文(外資系IT企業・マーケティング職)

私の大好きな言葉は、スティーブ・ジョブズの「Stay hungry. Stay foolish.」、日本語にすると「ハングリーであれ。愚かであれ」です。御社のクラウドを使ったサービスは、日本の市場ではまだ開拓途上にあるということを知りました。しかし私は、将来的に有望であり可能性を秘めていると感じました。学生の私がこんなことを書くのもおこがましいかもしれませんが、内定をいただいた暁には、御社のサービス導入を世界でNo1にしたいと考えています。そんなビジョンを抱いて、ハングリー精神でインターンシップに臨むつもりです。

いかがでしょうか。さすがにこの例文まで書くことはハードルが高いかもしれません。

けれども、再びチェックポイントを確認します。企業研究をしっかりやって、志望する会社の本質的な魅力を取り上げていること。自分にしか書けない体験や見解を述べていること。そして最後に、ありきたりな志望動機にならないように差別化していること。その3点を押さえておけば、採用担当者の目に留まる志望動機になるはずです。

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監修:小室直子

臨床発達心理士
中級教育カウンセラー
東北福祉大学大学院修士課程卒業後、専門学校専任講師、大学の非常勤講師として心理学系科目の講義を行うかたわら、のべ200名の就職支援の経験を持つ。