例文で紹介!採用担当者が会いたくなる履歴書の書き方とは

記載の仕方次第で、就活を進める上であなたの大きなアピール材料となる履歴書。今回は「コミュニケーションスキルがある」などの自分の強みをアピールするための例文などを交え、具体的な記載の仕方をご紹介していきます。

採用担当者の信用を得られる基本情報の書き方

はじめに、基本的な記入事項についてポイントを見ていきましょう。

■基本事項の記載ポイント

  1. 日付は書類提出日、もしくは前日の日付を記入する
  2. 元号・西暦 どちらかで統一して記入
  3. 記載内容は全て正式名称で記入する
    よくある間違いは学歴欄の「高校」。必ず「高等学校」と記入しましょう。また、住所、大学名・学部名、資格なども同様です。
  4. 学歴は中学校卒業から記入する
  5. 学歴欄の「卒業見込み」を忘れずに記入する
  6. アルバイト、インターンなどは職歴に記入しない

■ 注意が必要なポイントは?

  1. 印鑑は記入前に押しておく
    印鑑は記入前の捺印がオススメです。全て記入後、もし失敗するとはじめから記入し直しになるので気をつけましょう。
  2. 「ふりがな」と「フリガナ」の違いに注意
    名前や住所の上段は、「ふりがな」であればひらがなで、「フリガナ」であればカタカナで記載します。
  3. 記載メールアドレスはPCでも送受信のできるアドレスにする
    企業の資料やエントリーシートをメールでやり取りするケースもありますので、PCのメールアドレスを記載しましょう。
  4. 記載ミスをしたら書き直しが基本
    履歴書はボールペンで清書したものを提出するのが基本です。記載ミスがある場合も修正液や修正テープを使用するのはNGですので注意しましょう。

■ 写真に関するポイント

  1. 必ず履歴書の指定サイズのものを用意しましょう(一般的なサイズは4cm×3cm)
  2. 剥がれてしまった時のために、写真の裏には氏名・学校名を記入する
  3. 貼る際はテープのりや両面テープなどを利用すると綺麗に接着可能
  4. 写真の接着は記入後がオススメ

書き損じなどの際に無駄を出さないよう、写真は最後に接着する方が良いです。

以上のように履歴書作成は基本的な内容だけでも、数多くのポイント・注意点があります。時間に余裕を持って、早めに準備に取り掛かりましょう!

f:id:hito-contents:20170721162441j:plain出典:写真AC

採用担当者に興味を持たせる趣味・特技の書き方

次に趣味・特技・資格・免許などの書き方について見ていきましょう。

■ 記載ポイント

  1. 資格も略称を使用せず、正式名称で記入
    運転免許であれば「普通自動車第一種運転免許」などのように、正式名称を確認して記入するようにしましょう。
  2. 資格取得年月を記入
  3. アピールにつながらない内容は記入しない
    あなたの特徴を伝える上で必要のない内容や、仕事につながらない内容は避けましょう。また、語学関連の資格などは求められるレベルに見合わない場合逆にマイナス評価になる可能性もありますので注意が必要です。

■ アピールにつなげるために意識したいポイント

また、これらはただ記入するのではなく、採用担当者の視点を理解してアピールにつなげることが大切です。採用担当者が知りたいのは、「一緒に仕事をするあなたを想像できる材料」です。

・趣味や特技は、何かに長く打ち込んできた継続力や集中力など、仕事にも活かせる特性はないか
・資格や免許は取得までの取り組み方から、仕事の進め方や目標達成意欲などを伝えられないか
・履歴書の他の項目からは伝えられないあなたの特性や意外な一面を伝えられないか

このように、仕事をするあなたを想像してもらえる要素がないかを整理し、いざ質問を受けた際に答えるところまでを想定した記載を心がけましょう。

立派なアピールポイントとなる研究内容や学業以外の取り組みの書き方

次に履歴書の研究内容・得意科目などの学業に関する欄や、学業以外に取り組んだ内容を記載する欄について見ていきましょう。これもそれぞれ、書き方次第でしっかりとアピールポイントとなりますので、ポイントを理解しておきましょう。

■ 研究内容・得意科目などの学業に関する欄

記載する上で気をつけるべきこと

・ 取り組んだテーマやプロジェクトの概要、それを選んだ理由、成果やそこに至るまでの取り組みでの工夫などを具体的に記載。これらのエピソードからどのような自分の強みや特徴を伝えたいのかを意図して内容を考えましょう。

・ 研究内容が仕事内容とどのようにつながるのかを明確にする。(特に理系や専門職種に直結する専攻の場合)

・ 専門的な内容は、誰にでも理解ができる言葉や伝え方を考えて記載しましょう。


記入例

△△製パン株式会社と共同で××大学の学生向けの新商品を共同開発するプロジェクトを実施

マーケティングを専門とするゼミに所属し、上記プロジェクトを実施しました。販売期間の1カ月間、1日に100個完売する商品にするという目標があったので、達成のために企業の担当者の方と打ち合わせを重ね、学生の求めている商品を把握するためのアンケートを作成しました。分析結果から商品案を提案し、実現した商品で目標を達成することができました。この経験で培った「目標達成のために必要な道筋を描く力」を発揮して貴社でも仕事に取り組みたいと考えています。

このように、はじめに端的に主要なテーマや取り組みを記載し、詳細を後述するのが一般的です。

■ 学業以外の取り組みを記載する欄

自分が「この体験に全力を注いだ」、「この体験から仕事に活かせる何かを学んだ」という内容であれば、どのような活動でも大丈夫です。

学業以外のアピールポイントとなる内容
・ アルバイト
・ インターン
・ ボランティア活動
・ サークル
・ 部活 など

記入例

アルバイト:カフェスタッフとして3年間勤務。優秀スタッフ賞2度受賞。

大学入学時よりカフェスタッフとしてのアルバイトを続けており、店舗のために積極的に自分のアイデアを形にするように取り組んできました。

・ 外国人観光客の方が多いエリアのため、これまでなかった英語版メニューと接客用語集を作成。店舗内で共有しスムーズな対応を実現
・ 混雑時のお会計をスムーズに対応できるよう、お持ち帰りに必要なものを事前に準備&ストックすることを仕組み化

このような店舗運営上効率を良くするための取り組みと、接客時の明るさを評価いただき、全国120店舗から毎年30名選ばれる優秀スタッフ賞2度受賞しました。


学業の内容同様、はじめに端的に主題を記載し、その後に続くかたちで詳細を記載しましょう。

自分の強みを伝える自己PRの書き方と例文

次に、自己PRの書き方について見ていきましょう。重要なポイントは、「入社して一緒に働く姿が想像してもらえるか」という点です。これを伝えるために注意すべきポイントを理解しましょう。

記載する上で気をつけるべきこと

・ 抽象論で終わらず、具体的なエピソードを必ず盛り込む
・ 内容を理解してもらいやすいよう、具体的な名称、数字、期間などを盛り込む
・ 仕事にどのように活かしたいと考えているのかについて、必ず言及する

記入例

私の強みは、目標達成のために人を動かすコミュニケーション力です。

大学1年次よりアカペラサークルに所属し、現在は広報責任者を担当しています。1,000人を収容できるホールで行った、自主開催のコンサートの集客のために、知人のいないサークルへアプローチし、首都圏30大学のサークルのコンサートや学園祭などのイベント時に告知機会を獲得しました。

その結果コンサートは無事満員で終えられただけでなく、この機会に他大学とのネットワークを作ることに成功し、それぞれのコンサートなどをお知らせし合うSNSグループを作成するなど継続的な協力関係を構築しました。

新しいつながりを作って目標を達成するという強みを活かし、貴社に入社後は営業として活躍したいと考えています。

熱意が伝わる志望動機の書き方と例文

最後に熱意が伝わる志望動機の書き方について見ていきましょう。同じ業界の企業や同じ職種であっても、「その企業だから伝えたいこと」を述べるのが志望動機です。どのようなポイントを押さえるべきか理解しましょう。

記載する上で気をつけるべきこと

・「なぜその企業なのか」を明確に記載することが最重要です。競合企業との違い、大切にしている理念や考え方など具体的なポイントに触れ、あなたの考えを説明しましょう。

・ 企業研究や業界研究の深さが問われる項目です。ホームページや説明会の内容だけではなくOB・OG訪問やインターンに参加して感じたことや、B to Cの企業であれば商品・サービスを利用してみた感想、新聞や専門誌などで紹介されている踏み込んだニュースなどに触れると、印象もアップしやすくなります。

記入例

私は貴社で海外営業の仕事に携わり、2025年までに世界の食品メーカートップ10入りという目標を共に目指したいと考えています。特に、その目標を達成の一環として、今後の展開として東南アジア市場において販路拡大のために、その地域の料理に合わせた活用方法を普及していく戦略に関心を持ちました。

また、OB訪問の際に「若手にも新しい提案を求める企業」であるとおうかがいし、留学で培った語学力と文化的な違いなどの背景を理解してのコミュニケーション力を活かして海外市場でのヒアリングや関係構築に努め、自ら新しい商品の提案方法を積極的に提案・実行したいと考えています。

履歴書の正しい書き方をマスターして自分をアピールしよう

履歴書は書き方のルールが決まっています。まずは必ずそのルールを守って記載することが重要です。加えて、記載内容がどのように採用担当者から見られているのかを意識し、アピールポイントとする工夫が書類選考の明暗を分けます。項目を受けるだけでなく、どのように記載すると採用担当者の印象に残りそうかを考え、工夫をしてみましょう!

関連リンク

履歴書・エントリーシート・志望動機・自己PRのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)
履歴書のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

 

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著者:山崎えま

大手人材会社にて新卒就活ナビの大学向けプロモーションを担当。都内私立大学を中心に年間5,000名を対象とした就活ガイダンスや面接・グループディスカッション講座などを実施。現在は海外在住で就活・キャリアライターとしてコラム記事執筆を中心に就活生を支援しています。