[業界研究] モノづくり業界とは？

就職活動を始めると、必ず業界研究を行うと思います。業界研究の詳しいやり方については他の記事でもご紹介しますが、本連載では業界を「モノをつくる」「モノを売る」「サービス・情報を提供する」「社会基盤を整備する」「資金を動かす」の5つにざっくり分け、今回はその中でも「モノをつくる」業界についてまとめました。

機械業界

機械業界は自動車や、家電、建設などあらゆる産業とかかわりを持つ非常に大きな規模の分野となります。主要顧客は企業や国で、土木・建設に必要な機械をつくる「建設機械」、マザーマシンなどをつくる「工作機械」などがあります。当業界はBtoBであり、機械は非常に高額な場合が多く、顧客の業績が好調な場合は設備投資の意欲が高まり、機械メーカー企業にとっても追い風となりますが、その逆もあり得ます。特に自動車製造業の設備投資の動向は機械メーカーに大きな影響を与えることが多いです。昨今では製造・物流現場などで自動化のニーズが旺盛なため、需要増が見込まれます。

【代表企業例】

三菱重工業、マキタ、ファナック、小松製作所、三菱電機、JUKIなど