インターンシップは大学3年生からと思っている方は多いのではないでしょうか。しかし、実際には大学2年生の時点で参加することが可能です。本記事では、インターンシップに参加するメリットや、効率的な探し方について紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
「大学2年生からインターンシップに参加することは可能なの?」
「大学2年生からインターンシップに参加するメリットとは?」
「インターンシップはどのように探すのが良い?」
このように、これから就職活動を始める大学2~3年生には様々な疑問や不安があるのではないでしょうか。
本記事では、大学2年生からインターンシップに参加することは可能なのか、また大学2年生からインターンシップに参加するメリットなどについて紹介していきます。
この記事を読むことで、インターンシップの種類についてなどを把握できます。それらの知識をもとに、効率的なインターンシップの探し方や注意点についても紹介しているため、既にインターンシップへの参加を決めた方の参考にもなるでしょう。
これから就職活動を始める学生や、インターンシップへの参加を検討されている方は、ぜひ本記事をチェックしてみてください。
大学2年生からインターンシップに参加できる?
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就職活動のために、インターンシップに参加する学生はとても多くなっています。その時期に関しては、「大学3年生になってから」と考える学生も多いのではないでしょうか。
しかし、大学3年生になると就職活動が本格化してきて、インターンシップへ十分な時間を費やせないこともあります。短期間のインターンシップならそれほど問題ありませんが、時間に余裕がないと長期のインターンシップを選ぶのは難しくなってしまうでしょう。
インターンシップは、大学2年生でも参加することができます。そこで、比較的時間に余裕のある、大学2年生のうちにインターンシップに参加しておくのも良い方法の1つでしょう。
インターンシップの種類
インターンシップには、いくつのかの種類があることをご存知でしょうか。事前にインターンシップの種類を把握しておかないと、いざ参加するとなった時に「思った内容と違う」という事態に陥りやすいです。
ここでは、インターンシップの種類について紹介していきます。ぜひ、チェックしてみてください。
短期インターン
3日〜1週間程度の期間を設けて実施されるインターンシップのことを指します。
実施されているインターンシップの中では、ポピュラーな実施形式ですが、企業によっては宿泊が伴うこともあると言われています。企業についての説明やセミナーなどの座学から、グループワーク、業務体験ができるところまで、内容は様々です。
企業側は、このインターンシップを開催することで学生のコミュニケーション力や思考力を判断できることから、開催しているところが多いと言えるでしょう。
長期インターン
1ヶ月以上、企業によっては年単位の期間を設けているインターンシップのことを指します。
何らかの制作に携わる職種や、エンジニアなどで実施されることが多く、インターンシップ終了後にはそのままその企業に就職する学生も多いのが特徴です。
長期に及ぶインターンシップのため、学生は業務の内容をしっかり理解できたり、実際に業務に携われたりするのがメリットでしょう。また、企業側にも学生の本質や人柄、能力を十分に判断する期間があるというメリットがあります。
大学2年生からインターンシップに参加する7つのメリット
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先述した通り、大学2年生でもインターンシップに参加することは可能です。
まだ就職活動へのモチベーションが高まっておらず、「面倒だな」と感じる方も多いでしょう。確かに、インターンシップに参加することで時間が拘束されてしまうのは仕方がありません。
しかし、大学2年生のうちにインターンシップに参加しておくメリットはたくさんあります。ここでは、そのメリットについて紹介していきます。
- ビジネスマナーを身に付けられる
- リアルな職場環境を知ることができる
- 仕事に必要なスキル・知識を身に付けられる
- 給与がもらえる場合がある
- そのまま就活や内定につながるケースがある
- 人脈を広げられる
- 目標を明確にできる
1:ビジネスマナーを身に付けられる
就職活動を始めるにあたって、ビジネスマナーの習得は欠かせません。
しかし、ビジネスマナーは数日や数ヶ月で身に付くものではないため、時間に余裕を持って習得する努力が必要でしょう。大学2年生のうちに、インターンシップに参加することで、自然とビジネスマナーを身に付けることができます。
他の学生との差別化を図ることも可能な上、社会に出てからもとても役立つでしょう。
2:リアルな職場環境を知ることができる
インターンシップに参加し、実際の職場や社員の働いている様子を目にすることで、「社会人として働く」という意識をより感じるようになるでしょう。
そのような面からも、早いうちに職場の雰囲気や環境を知ることはとても重要です。自分が希望する職場の環境を把握しておくことで、企業選びや選考への流れをスムーズに進めることができるでしょう。
3:仕事に必要なスキル・知識を身に付けられる
他の学生よりも先行してインターンシップに参加することで、必要なスキルや知識を身に付けることができます。
例えば、自身が希望する仕事において「英語力が必要」だと分かったとしましょう。大学3年生だと、その英語力の習得までに使える時間には限りがあります。忙しい中で隙間時間を使って勉強を進めたとしても、十分な結果を出すのは難しいでしょう。
大学2年生のうちにスタートしておけば、時間は十分に確保可能です。自分に必要なスキルや知識が早いうちに分かるため、スキル・知識の習得も比較的簡単でしょう。
4:給与がもらえる場合がある
長期のインターンシップの場合、2年生で参加をしても給与が支払われることも多いです。
中には「インターンシップの給料なんて大したことないのでは」と思う方もいるでしょう。しかし、企業によってはアルバイトよりも高時給なこともあります。
長期のインターンシップは、自分に合う仕事を見つけながら、給料まで得られるというメリットだらけのものですが、あくまでもインターンシップの目的は就職活動につなげる準備であることを忘れないようにしましょう。
5:そのまま就活や内定につながるケースがある
一般的に、大学3年生になると内定をもらうために就職活動を始めます。インターンシップは通常、内定に直結することはありませんが、長期のインターンシップの場合にはこのチャンスがあるのが特徴です。
しかし、このようなケースは少ないため、このメリットだけに飛びついてインターンシップに参加するのはあまりおすすめできません。
6:人脈を広げられる
インターンシップに参加することで、大きく分けて2パターンの人脈を広げるチャンスがあります。
まずは、インターンシップに参加した企業の社員との人脈です。社員との人脈を築くことで、その社員の生の声や、インターンシップで聞きそびれてしまったことを聞くことができるでしょう。インターンシップ終了後も、社員と交流を続けるケースも少なくありません。
また、インターンシップで知り合った友人との人脈もあります。友人と就職活動に関する情報交換ができるでしょう。このような人脈は、就職活動を始める際に大きな財産になります。
7:目標を明確にできる
さらに、インターンシップを通して自身の就職活動に関する目標を明確にできるというメリットもあります。
他の学生よりも早い段階でインターンシップに参加しているからこそ、自身の目標が変更になった時にもやり直しが効くでしょう。
大学2年生からインターンシップに参加するデメリット
大学2年生でのインターンシップ参加には多くのメリットがありますが、大学生活に全く犠牲がないわけではありません。
ここでは大学2年生からインターンシップに参加するデメリットについて紹介していきます。ご興味がある方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
自分の自由な時間が少なくなる
インターンシップに参加すると、企業にいる時間・拘束される時間が増えてしまうため、自分の自由な時間を確保しにくくなるというデメリットがあります。
特に長期のインターンシップの場合には、週3以上の出勤を求められたり、1日5時間以上の勤務を求められたりすることが多いです。
大学の勉強やアルバイト、趣味に費やす時間などが減ってしまう可能性が高いでしょう。
精神面の負担が大きくなる可能性がある
また、アルバイトよりも遥かに精神的な負担が大きくなる可能性があります。
大学を卒業後、仕事を本職にしている場合には問題ありませんが、学生という立場上、考えることや悩むこともあるでしょう。特に、長期のインターンシップの場合には1人の社員と同様に扱われるため、負担が大きくなります。
本職である大学での勉強と、仕事のプレッシャーとで負担が大きいと感じる学生も少なくありません。
大学2年生で参加するならどのインターンシップが良い?
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ここでは、大学2年生のインターンシップの選び方についてご紹介します。
学業や自身のプライベートの時間をある程度確保できないと困るという方は、短期のインターンシップがおすすめです。短期インターンシップは1dayのものから、1週間程度のものまであります。授業のない日などにも参加できるため、比較的日程の調整がしやすいでしょう。
一方、普段の生活にマンネリを感じている方や、生活を充実させたいという方は、長期のインターンシップがおすすめです。充実感を得やすいというだけでなく、自身のモチベーションを高めることもできるでしょう。
参加するインターンシップの探し方
インターンシップへの参加を決めても、「一体どうやってインターンシップを探せば良いのか」と悩んでしまう方も多いでしょう。
ここでは、インターンシップの効率的な探し方を紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてください。
先輩から紹介してもらう
自身が興味のある業界や職種に就職した先輩がいる場合、その先輩からインターンシップを紹介してもらうことができるでしょう。
先輩も就職活動を経験して就職しているため、自身が働いている企業以外のインターンシップの情報を提供してくれることもあります。
身近な先輩に聞くことで、実体験やインターンシップの内容まで聞けることもあるでしょう。
大学のキャリアセンターで紹介してもらう
大学にあるキャリアセンターには、就職活動に関する情報がたくさん集まっています。
自身では見つけることができなかったインターンシップの情報まで、紹介してもらえることも多いです。また、「インターンシップに参加したい」という意思は固まっていても、「どんなインターンシップを選べば良いか分からない」という方には、職員が相談に乗ってくれます。
積極的にキャリアセンターを活用するのがおすすめです。
就活サイトから応募する
多くの学生が就職サイトを利用しているのではないでしょうか。
就職サイトには、インターンの検索機能が付いているものも多く、検索には便利だと言えるでしょう。どのような時期に、どのような職種のインターンシップが開催されるかを一覧で見ることができるため、非常に効率的です。
インターンシップに参加する際に注意すべきこと
大学2年生のうちにインターンシップに参加するのはとてもおすすめですが、参加の際には注意すべきこともあります。
ここでは、インターンシップに参加する際に注意すべきことについてご紹介します。
これらの注意点を把握した上でインターンシップに参加すれば、様々な収穫を得ることができるでしょう。ぜひチェックしてみてください。
目的を決めてから参加する
インターンシップは、学生という立場でいながら社会人の働き方や、企業の雰囲気を感じられる貴重な機会です。きちんと目的を持って参加すれば、多くの経験ができるでしょう。
しかし、ただインターンシップに参加するだけでは、何も収穫が得られないこともあります。自身が何のためにインターンシップに参加するのか、何を得て帰るのかをきちんと明確にしておくことが重要です。
自由な時間が減ることを把握しておく
インターンシップに参加するということは、自分の自由な時間が多少なりとも削られるということを把握しておきましょう。
特に平日の夕方はインターンシップで企業に出向くことが多いため、学業だけでなくアルバイトやサークル活動にも支障をきたすこともあります。
時間的な制約が発生することを理解しておくことが重要です。
成長しやすい環境が整っている企業を選ぶ
インターンシップ先を選ぶ時には、その企業の環境をよく見極めましょう。
成長しやすい環境かどうかで、インターンシップの満足度はもちろん、就職後の働きやすさは大きく変わってきます。事前にインターンシップの内容や、企業の環境について調べておくことが重要です。
学業をおろそかにしない
無事に内定をもらって就職することが決まっても、大学を卒業できなければ社会人になることはできません。
2年生のうちに計画的に単位を獲得し、大学3年時の負担を少しでも減らしておくことが重要でしょう。あくまでも学業が最優先と考え、インターンシップは余裕があれば参加するというスタンスでいるのがおすすめです。
大学2年生からインターンシップに参加して就活に活かそう
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本記事では、大学2年生からインターンシップに参加することは可能なのか、またそのメリットについて紹介してきました。
インターンシップに参加するとなると、時間的な制約があるため、自身が自由に過ごせる時間は減ってしまうでしょう。しかし、インターンシップに参加すると、そのデメリット以上に得られるものがたくさんあります。
比較的時間に余裕がある大学2年生の段階で、インターンシップに参加しておくことはおすすめと言えるでしょう。
ぜひ本記事を参考にして、インターンシップを探してみてください。

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