大学生の夏休みは長く、何をしようかいろいろと迷ってしまう方も多いでしょう。本記事では、大学生の夏休みとしておすすめの過ごし方を17選紹介していきます。夏休みに何をしようか悩んでいる方は、充実した期間にするためにも、ぜひ参考にしてみてください。
「大学の夏休みはいつから?」
「大学生の夏休みと言えば何をする?」
「大学生の夏休みの特徴は?」
このように大学生の夏休みについて気になっている方を多いのではないでしょうか。
本記事では、大学生の夏休みは、どのような過ごし方があるのか、夏休みの期間や特徴についてなど解説します。この記事を読むことで、大学生の夏休みについて理解が深まり、夏休みを充実させる計画の手立てになるでしょう。
高校生の夏休みに比較して、大学生の夏休みは期間が長くいろいろなことに挑戦できる機会でもあります。
また、社会人になるとまとまった長期休みがとりにくくなるため、貴重な時間だと考えた方が良いでしょう。夏休みを有意義に過ごしたい大学生は、ぜひ参考にしてください。
大学生の夏休み期間はどのくらい?
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一般的に大学生の夏休み期間は、2カ月ほどのところが多い傾向にあります。例えば、2021年度の早稲田大学では、7月31日~9月20日となっていました。通っている大学や履修している授業によって、夏休みの時期は異なるでしょう。
自分が受けている科目の試験終了後、夏休みに入るケースが多いため、自分の学部や受けている授業を確認することが大切です。
出典:2021年度 早稲田大学暦|早稲田大学
参照:https://www.waseda.jp/top/about/work/organizations/academic-affairs-division/academic-calendar
アクセス日:2022.6.15
大学生の夏休みの過ごし方17選
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ここでは、大学生の夏休みの過ごし方を17選、ピックアップしていきます。素敵な夏休みを過ごせるように、じっくり考えていきましょう。
既に、自分の中でも夏休みの過ごし方を計画立てている方もいるでしょう。しかし、本当にその過ごし方で良いのか、後悔のないようにこれから紹介する17選を参考にしてみてください。
夏休みに何をしようか全く考えられていないという方も、以下の内容をチェックして、興味を持ったものにぜひチャレンジしてみてください。
- 旅行に行く
- 帰省する
- アルバイトをする
- 本を読む
- 映画やドラマを見る
- ゲームをする
- 運動を始める
- 集中講義に参加する
- ゼミや研究に集中する
- 運転免許をとる
- 資格取得
- 英語の勉強をする
- プログラミングを習得する
- 短期インターンに参加する
- 長期インターンに参加する
- 就活の準備をする
- 社会人に話を聞く
1:旅行に行く
社会人になってしまうと有給休暇などを取得することはできますが、不在期間中仕事を代わってもらう必要があり、周囲への迷惑が気になるため、長期の休みをとることが難しくなります。その点、大学生の夏休みは誰にも気兼ねなく旅行に行きやすいでしょう。
異文化に触れたり、語学力を試したりするために、海外旅行に行くというのもおすすめです。慣れない環境の中で、自分の力を試すことにつながり、貴重な体験になるでしょう。
2:帰省する
地元を離れて大学に進学した人は、夏休み期間で帰省して実家で過ごすことも多いでしょう。生まれ育った街から離れて、あらためて実家の良さを感じることもあります。
家族や、地元の友人と楽しいひと時を過ごす計画を立てましょう。社会人になって多忙になると、思うように帰省できなくなってしまうこともあります。
3:アルバイトをする
夏休みにアルバイトを集中的に行うと、まとまったお金を稼げるため、大学生の夏休みと過ごし方として、有意義でしょう。アルバイトをしておくと、普段遊ぶお金や今後の旅行費用などに使うことができます。
大学生であれば、リゾートバイトもおすすめです。観光地で募集していることが多いため、観光気分で応募しても良いでしょう。空き時間や休みの日にその土地の観光をすることは可能です。
4:本を読む
夏休みを本を読む期間にすると、一気に知識を増やす機会にすることも可能です。教養を深めて秋からの新学期を迎えましょう。
今まであまり読まなかった分野の本を読むと、視野が広がったり、新しい発見をしたりすることもあります。将来についてなど、何か悩んでいることがあれば、本から知識を得て、解決の手がかりを探してみても良いでしょう。
5:映画やドラマを見る
夏休みはまとまった時間がとれるため、映画やドラマを見る期間に充てるというのも有意義な時間の過ごし方です。普段は学業とアルバイトで多忙であるという方も、夏休みを使って鑑賞し尽しましょう。
お金をかけずにたくさん作品を見るためには、無料期間のある動画配信サービスがおすすめです。無料体験が可能な動画配信サービスは豊富にありますが、サービスによって無料期間が違うため、注意しましょう。
6:ゲームをする
ゲームが好きという方は、思い切りゲームをする期間に充てて、楽しい気持ちを目一杯味わっても良いでしょう。心から楽しいと思うような行動をとると、日頃のストレスが一気に解消されることもあります。
小さい頃はゲームをしていたけれど、最近はやっていなかったという方は、最近のゲームのクオリティに驚かされることもあるでしょう。技術の進化を感じ、グラフィックデザインやプログラミングなどの方向で将来を考えたくなる可能性もあるでしょう。
7:運動を始める
今後の健康や体力づくりのためにも、夏休みの期間を利用して、運動を始めてみるのもおすすめです。
普段の生活の中で新しく運動しようとしても、スケジュールに余裕がないと疲れてしまい、続かないことがあります。夏休みであれば、時間に余裕があるため、くじけてしまう心配も少ないでしょう。
朝30分程度のウォーキング、ジョギングでも良いですし、外に出て運動することが億劫だと思う方は、自宅でのエクササイズを始めてみてください。
8:集中講義に参加する
大学には通常行われている講義のほかに、集中講義というものもあります。集中講義は、大学外の講師主導で行われることが多いです。普段関わることがない講師から話が聞けることもあり、幅広い知識を得るためにもおすすめです。
また、通常なら半年ほどかかる単位を集中講義でとれるメリットもあります。単位が不足している方は特に、集中講義に参加して単位取得を目指しておきましょう。
9:ゼミや研究に集中する
全力で勉強しやすい環境は、学生のうちしか味わえない可能性もあるため、夏休みの間にゼミや研究に集中しておきましょう。
ゼミで課題が出ている場合は、レポート作成のためにデータ収集などが必要になります。学部学科によっては、合宿を行うゼミもあるため、事前にチェックしておきましょう。
また、学芸員や教員の資格をとる人は、夏休みの間に実習が入ることもあるため、参加し忘れてしまうことがないよう、あらかじめ必要な実習は確認しておきましょう。
10:運転免許をとる
運転免許も、教習所に通うためにまとまった期間が必要になるため、夏休みを利用するとスケジュールの確保がしやすいでしょう。通う頻度にもよりますが、運転免許は早ければ、2週間程度で免許がとれます。
教習所にこまめに通っても良いですが、中には何度も通うことに疲れてしまう人もいるでしょう。そのような人は、免許合宿がおすすめです。
免許合宿では、宿泊施設に一定期間滞在して、運転免許取得のために集中して技能を身に付けます。友人と一緒に参加すれば思い出にもなるでしょう。
11:資格取得
夏休みの時間を使って、資格取得の勉強に充てるのも良いでしょう。大学生活やアルバイトなどで忙しいと、勉強に充てる時間を確保しにくいこともあります。
将来に向けて、必要な資格を今のうちから取得しておくと、就職活動でプラスにもなることもあるため、おすすめです。
将来の方向性が定まっていない方は、大学生に人気の資格と言われている簿記やITパスポート、TOEICなどの勉強を始めてみてください。
簿記は会計の基本を学べます。社会に出ると数字を扱う場面は増えるため、より具体的にビジネスを捉えられるでしょう。
ITパスポートは、ITに関する基礎的な知識の証明として活用できます。語学力の証明としてはTOEICを受けると良いでしょう。
12:英語の勉強をする
夏休み期間に、英語の勉強に力を入れて語学力アップを計画するというのもおすすめです。例えば、海外に1人旅に出かけて、できるだけ現地の人と会話してください。
直接、現地の人と話すことで、自然に英語を身に付けられるでしょう。その土地の雰囲気やグルメも味わえるため、楽しい思い出にもなります。
また、英会話の短期集中講座を利用する手もあります。英会話によっては丸一日講師と集中レッスンするものもあるため、短期間で英語力がぐんと上がることもあるでしょう。
13:プログラミングを習得する
IT関連の業種を目指す人は特に、夏休み期間にプログラミングの勉強を開始しましょう。近年では、小学生からプログラミング教育が始まっているため、社会全体でプログラミングに抵抗がない人たちが、将来的に増えていくでしょう。
社会に出た時、自分が足手まといにならないためにも、早いうちにプログラミングの知識を得ておくことはおすすめです。
14:短期インターンに参加する
就活はまだ早いと思っている大学1、2年生でも、早めに情報を収集して、様々な企業を見ておきましょう。
いざ就活がスタートした時も企業分析、比較なども落ち着いてできます。自分に合った業界を選ぶためにも、いろいろな企業を見ておきましょう。
短期インターンであれば、短い時間、日数で終わるため、気軽に参加できるでしょう。夏休みであれば、授業との兼ね合いを気にする必要もなく、ゆとりを持って短期インターンの予定を入れられることも利点です。
15:長期インターンに参加する
短期インターンは、時間の関係から実際の業務には深く関われません。企業の中で働くことを体験するためには、長期インターンに参加することがおすすめです。
長期インターンでは、ある程度の期間その企業で働くため、学ぶことや気づきが多いでしょう。自分の将来の方向性もはっきりしてくることもあります。
もし長期インターンに参加した時点で「自分は企業の中で働くことが向かないのかも」と気づければ、そこでフリーランスなど、会社員以外の働き方を探すきっかけになるでしょう。
16:就活の準備をする
大学生の夏休みに就活の準備を始める人も多いでしょう。インターンシップに参加する以外にも、業界・企業分析、自己分析、筆記試験対策などもあります。
特に、自己分析は自分のことを把握するために必要です。自己分析がきちんとできていないと、自分の強みが分からず、企業で何をしたいかなども明確になりません。志望動機や自己ピーアール文を作成する時に困ってしまうでしょう。
また、筆記試験対策も「今の学力で大丈夫だろう」と安易に考えていると危険です。人気企業であれば自分と同程度の学力の人も多く受けることから、油断していると落ちてしまう可能性もあるため、注意しましょう。
17:社会人に話を聞く
夏休み期間を使って、将来に備えて社会人に話を聞くこともおすすめです。学生のうちは社会で働くとどのような生活になるのか、具体的に分からない部分もあるでしょう。今のうちに必要な勉強や、取得しておくと有利な資格があるのかなど聞いてみてください。
実際に社会人の声を聞くことで、世の中のことを深く知る機会になり、自分の将来プランを決める手立てにもなるでしょう。
大学生の夏休みの特徴
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大学生の夏休みは、中学や高校との夏休みと違っている部分があります。大学1年生の場合は、初めての夏休みとなるため戸惑う部分が多いのではないでしょうか。
あらかじめ、大学生の夏休みについて知っておくことで、充実した夏休みの計画を立てやすいでしょう。大学生の夏休みには、以下のような特徴があります。
日数が減る可能性がある
一般的には2カ月ほどあると言われている大学生の夏休みですが、集中講義や教育実習、ゼミの合宿などに参加すると日数が減ることがあります。どれも自分から希望して受ける内容のものですが、授業の一環のため、娯楽として過ごせる休みの感覚にはならないでしょう。
3年生からは就活の準備も必要
大学3年生からは特に、大学のキャリアセミナーを受講したり、インターンシップに参加したり、就活の準備も必要になってきます。3年生になってのんびりしていると、就活スタートが遅れてしまい、周りの友人が内定をもらう時期に慌てているという事態になりかねません。
大学生の夏休みを充実させよう
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旅行やアルバイト、資格取得、インターンシップについてなど、大学生の夏休みについて様々な過ごし方を幅広く紹介しました。夏休みの計画の参考になったでしょうか。
大学生の夏休みは、時間がたっぷりある分、何をして良いのか分からないという方も多いでしょう。
しかし、何も計画を立てず夏休みを過ごしてしまうと結局時間を持て余すだけで何もせずに終わってしまう可能性があります。そうならない対策として、早い段階で予定を立てることをおすすめします。
有意義な夏休みを過ごせるように、今から計画を立てていきましょう。

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