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KDDIが行なっているインターンシップ内容|選考への対策と準備を解説

現在就活をしている人の中で、KDDI株式会社に興味を持っている人も多いのではないでしょうか。本記事では、KDDI株式会社が行っているインターンシップについてまとめています。選考への対策も記載しているため、本記事を参考に、就職活動を有利に進めていきましょう。

就職活動を始めるにあたって、様々な企業を比較するという人は多いでしょう。

 

その際、普段利用している製品やサービスに関わっている企業などは、1度は志望先候補に入れるのではないでしょうか。

 

今回紹介するKDDI株式会社も、人気のある有名企業の1つです。携帯電話ブランドauの企業として知られており、今や私たちの生活になくてはならないサービスを提供しています。将来の安定性を求める人にとっては、とても魅力的な企業と言えるでしょう。

 

本記事では、KDDI株式会社が行っているインターンシップについて、複数あるコースごとの説明や選考への対策などを紹介していきます。

 

この記事を読むことで、KDDIのインターンシップへの理解が深められるでしょう。

 

今現在、KDDIへの就職を考えている人や、まだ悩んでいる段階にある人も、円滑に就職活動を進めるための準備を始めていきましょう。

KDDI株式会社の基本情報

出典:PIXTA

KDDI株式会社は、携帯電話事業を中心に手掛ける電気通信会社です。一般的には、「auブランドの企業」として知られているでしょう。

 

「顧客の期待に応え感動をお届けする」という企業理念のもと、スマートフォンや携帯電話などの通信サービス、インターネットサービスプロパイダといったサービス事業を日々提供しています。

 

本社は東京都の新宿区で、1984年に設立されて以来、現在では従業員が4万人を超えるほどの大手企業にまで成長しました。

 

出典:会社概要|KDDI株式会社――Tomorrow, Together
参照:https://www.kddi.com/corporate/kddi/profile/overview/
アクセス日:2022.6.15

KDDIが必要としている人材像

KDDIの募集要項には、企業が求める人材像についての詳しい記載はありません。

 

敢えて人材像を述べるとすれば、前述の企業理念に鑑みて、「顧客にとって身近に感じてもらえ、ワクワクを提供し続ける会社に相応しい人物」となるのではないでしょうか。

 

例えば、失敗を恐れず挑戦することができる人や、現状における課題点に気づき、その改善を実行できるような行動的な人が当てはまるでしょう。

 

また、KDDIは近年のグローバル化に伴い、企業を海外発展させることに注力しています。募集要項にTOEICスコアについての記載があることから、英語でのコミュニケーションができる人もKDDIに必要な人材と言えるでしょう。

KDDIが行なっているインターンシップの特徴

新卒採用に積極的な企業とされるKDDIは、能力や素質を持った人を見つけるためのインターンシップを行っています。

 

KDDIのインターンシップは、様々な企業と比較している学生たちに新しい気づきを与えることをモットーとして、様々なコンテンツを用意しています。

 

実際に参加したことのある人の感想にも、「自分の強みや弱みに気づくことができた」「視野が幅広くなった」「チームで働くことの楽しさを学べた」など、前向きなものが多く見られることから、比較的好評だと言えるでしょう。

KDDIが行なっているインターンシップ内容

出典:PIXTA

KDDIが行っているインターンシップでは、その人物の専門分野や求めている仕事内容に合わせて選べるよう、様々なコースを準備しています。

 

ここでは、種類や分野ごとに分けられたインターンシップのコースを1つずつ紹介していきます。KDDIに興味のある人は、ぜひ参考にしてください。

(令和4年5月2日時点)

クラウド・アプリケーションコース

auPAYやPontaポイント、Netflixなどとのバンドルサービスを提供しているシステム事業に参加し、実際に企画や開発にも参加できるコースです。

 

このコースは、利用する人々を満足させるためのサービスを目的としています。企画を始め、開発、試験、運用までの工程が学べ、プロジェクトマネージャーとしての仕事を体験できるのが特徴です。

ネットワークコース

携帯電話や固定電話など、通信ネットワーク技術を体験できるコースです。auの通信品質を直に見られる他、近年実用化された5Gへの取り組みとしてKDDIが行っている計画について学べます。

 

通信技術は、単に電話で遠く離れた人と会話ができるのみならず、災害時には貴重なライフラインにもなります。KDDIの社員が、いかに通信インフラで「繋げる」ことを意識しているのか実感できるコースとも言えるでしょう。

セキュリティコース

KDDIが敷いているセキュリティ関連の業務について、セミナー形式で触れられるコースです。

 

例えば、マルウェアやサイバー攻撃から情報を守るため、またはサービスを不正利用された時にどういった対策をしているのかが学べます。

 

ネット文化が浸透した現代では、重要な情報をネット上に残すことも珍しくありません。セキュリティ性の高いシステムの重要性を体感できるのが、このコースの魅力と言えるでしょう。

UXデザインコース

KDDIが提供しているauPAYやauPAYマーケットの設計や、デザインシンキングを利用したサービス作りを体験できるコースです。

 

デザインについて学ぶのではなく、実際に現場で仕事できるのがこのコースの魅力でしょう。大学や専門学校では行えない体験ができ、その場でフィードバックを受けられるため自身の能力向上に繋がります。

新規事業開発コース

独自のライフデザインを展開しているKDDIは、コンテンツ分野や金融コマース分野などの通信以外の付加価値サービス、その他新しい分野を積極的に企画しています。このコースの特徴は、そういった新規事業開発を体験できることです。

 

このコースでは「サービス企画・開発」と「マーケティング」どちらかの業務を選んで体験できます。他のコースと異なり、自分のやってみたい業務を選べるのが特徴です。

データサイエンスコース

KDDIのビッグデータ活用を学び、体験できるコースです。

 

例えば、auスマートフォンを使用する際、電波の良し悪しを地域ごとに割り出したデータを用いて、炙り出された問題点を指摘したり改善策を考案したりするような業務が体験できます。

 

このコースでは、データの分析を実践的に行えるのが特徴です。また、チームで1つの課題に取り組む形式のため、人の意見を聞き、自分にはなかった視点を持つ機会を得られる場ともなるでしょう。

ビジネスインキュベーションコース

時代の最先端である5Gを利用した新事業を考えるプロジェクトに参加できるコースです。ユーザーへのリサーチを行ったり、各種ワークショップに参加できたりするのが特徴です。

 

このコースの参加条件は、Webやアプリなどでユーザー向けのサービスを設計したことがある人、もしくは事業創出を検討または経験したことがある人となっています。

 

募集人数も少ないため、新時代を切り拓くエキスパートを目指すような向上心が必要と言えるでしょう。

KDDIのインターンシップ選考への対策

出典:PIXTA

KDDIのインターンシップは、Webテストを受け、エントリーシート(以下ESと略)を提出し、最後に面接で合格をもらって、初めて参加できるようになります。

 

選考に通らなければインターンシップに参加できないため、しっかり対策しておくことが重要です。

 

ここからは、KDDIのインターンシップ選考の対策について紹介して行くため、ぜひ参考にしてください。

ガクチカは具体的な研究や成果の内容を含ませる

「ガクチカ」とは、学生時代に力を入れたことを意味する言葉です。ガクチカの設問では、KDDIのインターンシップで選択したコースについて、これまで研究したことには何があるかなどが問われます。

 

企業がガクチカを試す理由は、その人物の経験レベルを把握し、その分野の仕事にマッチする人材がどうかを確かめるためです。そのため、単純にやってきたことを羅列するだけではインパクトに欠けます。

 

ガクチカを効果的に伝えるためには、具体性のある文章構成が重要になるでしょう。

 

「なぜ、自分はそれに取り組もうとしたのか」「立てた目標は何か」「その目標達成のために何をしたのか」、さらには「取り組みを通して自分は何を学び、それを今後どう活かしたいのか」ということまで、余すことなく記述しましょう。

Webテストは問題集で素早く解く練習をする

過去に行われたWebテストを参照すると、検査科目は言語、計数、英語、性格検査の4つで、その中の言語、計数、英語に関しては特定のパターンが見られます。

 

例えば、計数で最初の問題が表推測であれば、そのテストでは、最後まで表推測の問題しか出題されません。出題される問題の種類が固定されているので、回答していく際に意識ができていればスムーズに答案を埋められるようになるでしょう。

 

選考に向けて問題集を購入し、数多くの問題を繰り返し解くことで、本番でも素早く正確に解けるようにしておきましょう。

自己PRは必要とされる人物像と関連させて伝える

ここまで見てきたように、KDDIが求めている人物像は「挑戦することに恐れない人」や「問題や課題点に敏感でその改善策を考えるのが得意である人」「英語ができる人」だと言えるでしょう。

 

ESの記入欄にある自己PRには、「自分はKDDIに必要とされるような人物である」と伝えられる文章を書くことをおすすめします。

 

例えば、英語ができる人であれば、単にTOEICの点数を記入するだけでなく、その英語力を生かした過去の経験などを付け加えると、より印象的な文章になります。

志望動機は論理的に伝える

企業が志望動機を尋ねる目的は、その人物がどれだけ自社に入ることを望んでいるのか、入社した後に熱意を持って仕事に取り組んでくれるかを見極めることです。

 

ここで押さえておきたいのは、インターンシップで自分が学びたいことは何かということでしょう。それを学んだ先で、自分はどういった存在になりたいのかというビジョンを明記しましょう。

 

ここで雑な文章を書いてしまえば、その会社で仕事をしたいという思いも伝わらなくなってしまうため、丁寧な文章を心がけてください。

 

中々書く手が進まない場合は、志望動機のテンプレートを検索してみましょう。様々な例を参考に、自分をアピールできる志望動機を作ってください。

ニュースやサービスの情報をインプットしておく

Webテストもしくは面接で、「ニュースへの関心はあるか」を確認する質問は定番と言えるでしょう。

 

「最近関心を持ったニュースはなんですか」といったような質問に対し、曖昧な答えをしてしまうことは避けましょう。

 

この質問への対策は、日頃からニュースを確認しておくことです。ただニュースを見るだけでなく、そこから得られる情報をインプットしましょう。そして、自分なりの意見を話せるように考えておくことが重要です。

面接対策はESの内容に関する深掘りをしておく

Webテストに合格すると、面接審査に進みます。

 

面接官が聞いてくる質問は、ESに記載した内容に関連することがほとんどです。そのため、面接対策はESの内容を深堀りすることだと言えるでしょう。

 

面接官に「なぜそういう行動を取ったのか」「なぜそう思ったのか」などと質問された際にも、しっかり答えられるように備えておきましょう。

KDDIのインターンシップに参加する際の準備

ここまでで、KDDIのインターンシップに興味を持った人もいることでしょう。

 

ここからは、KDDIのインターンシップに参加する際に準備しておくべきことを紹介します。インターンに参加したいと考えている人は、以下のポイントを押さえて準備しておきましょう。

自分の適正を知っておく

KDDIのインターンシップには様々なコースがありますが、そこで選択を誤ってしまうと、何も学べずに終わってしまう可能性があります。

 

そのようなことを避けるためにも、自分の適性をしっかり分析し、それに合うコースを選択しましょう。

参加する目的を明確にする

選考の面接で大事なことは目的を明確に示すことですが、そこで答えた言葉が本当だったのかもインターンシップでは見ています。

 

自分が答えた目的とインターンでの振る舞いに矛盾があり、面接官に悪印象に与えてしまえば、内定に悪影響を及ぼしかねません。

 

自分が参加する目的をしっかりと自覚し、会社側に違和感を与えないようにしましょう。

企業理念を理解しておく

面接では、「あなたはKDDIに何を求めて入社を希望しますか」など、企業理念の理解を測るような質問を受ける場合があるでしょう。

 

面接官は、この質問で「その人が会社をどれだけ志望しているのか」「しっかり情報を集められる人であるか」などを判断しています。

 

企業理念をしっかり理解し、自分がその会社に貢献できる人材であることをアピールしていきましょう。

KDDIのインターンシップ選考の流れ

KDDIのインターンシップは、Webテストを受けるところから始まり、ESの提出後に面接を受けるという流れで選考が進みます。

 

先述したコースはいずれも選考方法は同じで、面接に通らなければインターシップへの参加は認められません。

 

なお、ネットワークコース以外は、それぞれのコースで応募条件が示されているため、自分に合うコースかどうか、しっかりと考慮したうえで選考に臨みましょう。

KDDIのインターンシップに参加して就活を有利に進めよう

出典:PIXTA

本記事では、KDDIのインターンシップについて見てきました。インターンシップへの参加は、その企業へ就職する時の強みにもなります。

 

また、大手企業であればあるほど、選考倍率も高くなることが予想されるため、事前の対策が重要になってくるでしょう。

 

本記事で紹介した対策などを参考に、これからの就職活動を有利に進めてください。

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