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プログラマーの志望動機を書く際のポイント|例文や未経験者の場合についても紹介

就活で何から始めれば良いかわからず企業説明会に参加してみようと考えている人も多いのではないでしょうか。この記事では企業説明会をうまく活用するコツや持ち物、服装、質問例などをご紹介します。この記事で企業説明会について予習して、企業説明会に参加してみましょう。

「プログラマーの志望動機ってどう書けば良いの?」
「プログラマーに求められる適性やスキルって?」
「志望動機を伝える際には、どんなことに気をつければ良い?」
このように、これから就職活動を始める方や、プログラマーに興味をお持ちの方には様々な疑問や不安があるのではないでしょうか。

 

本記事では、プログラマーに関する基本的な知識と、必要なスキル・適性、志望動機の書き方についてご紹介しています。

 

この記事を読むことで、プログラマーという職業に関する基本的な情報や、身につけておくべきスキル、適切な志望動機の書き方について把握できます。

 

それらの知識をもとに、プログラマーの志望動機の例文もご紹介していますので、志望動機の書き方のイメージが湧かないという方にも参考になるでしょう。

 

気になる方はぜひこの記事をチェックしてみて下さい。

プログラマーの仕事について

出典:PIXTA

プログラマーとは「プログラミング言語」という専門の言語を用いてコンピューターに指示を与え、システムやアプリケーションを構築する仕事をする人のことです。

 

例えば、私たちが日常生活で頻繁に利用するスマホ本体や、スマホアプリなどは全てプログラミングによって成り立っているものです。

 

似たような言葉で勘違いされやすいのが、システムエンジニアでしょう。プログラマーとシステムエンジニアは、混同されやすいものですが、仕事の内容は全く異なるものです。

 

システムエンジニアは、クライアントからの要望・希望をヒアリングし、システムのもととなる設計書を作る仕事をしています。

プログラマーに求められる適性やスキル

プログラマーは、誰でもなれる職業ではありません。

 

プログラマーになるためには、ある程度のスキルや適性が必要だと考えて良いでしょう。

 

ここでは、プログラマーに求められる適性やスキルについてご紹介していきます。是非、参考にしてみてはいかがでしょうか。

効率化を考えられる

世の中には、「プログラマーに向いているのは怠け者である」という意見があります。これは、できるだけ作業を効率化し、自身が楽をしようとする方は、プログラマーとしての適性があるということを意味しています。

 

プログラマーは日々、納期との戦いをしており、作業を効率化していかなければ納期に間に合わなくなることもあるでしょう。

 

業務を効率化させるためなら、手段を厭わないという姿勢が重要だと言えます。

新しいプログラミング言語に興味がある

IT業界は、常に変化・進化を遂げており、新たな技術が生まれています。

 

優秀なプログラマーや、プログラマーとして適性がある方は、日々その新たな技術の習得に励んでいるでしょう。高度な技術を持つ企業のプロジェクトでも活躍するためには、常に新たなプログラミング言語を習得している必要があります。

 

全ての技術を習得するのは難しいですが、常に興味・関心を持つことは重要だと言えるでしょう。

時間やスケジュールの管理能力がある

また、時間やスケジュールなどを自分自身で管理する能力も重要でしょう。

 

プログラマーは、1人で黙々とパソコンに向かって仕事をするイメージをお持ちの方も多いですが、実はプロジェクト全体で動くことも多く、スケジュールの調整や、それぞれのタスクの管理なども必要な仕事です。

現場経験の実績がある

現場経験の実績があると、さらに良いでしょう。

 

未経験者がプログラマーとしての実績を積む方法はいくつかあります。

 

まずは、自身でサービスを開発する自社開発です。自身でプログラミングの勉強する必要がありますが、アピール材料ができれば大きな武器となります。

 

また、エンジニアの補佐のようなアルバイトに挑戦するのも良いでしょう。簡単な作業にしか携われないというデメリットはありますが、実際に企業のエンジニアやプログラマーと一緒に仕事ができるという利点もあります。

未経験の場合はプログラミングの学習経験がある

未経験者の場合、先述したような経験の積み方は難しいこともあるでしょう。その場合は、プログラミングの学習をしたことがあるという経験が武器になります。

 

プログラミングの学習をするには、独学とスクールに通う方法の2つがあります。

 

独学で学ぶ方法では、自分のペースで学習を進められるほか、費用が抑えられるというメリットがあるでしょう。一方、スクールに通う方法では、分からないことをすぐに教えてもらえたり、カリキュラムに沿った学習ができたりするメリットがあります。

プログラマーの志望動機を書く際のポイント

出典:PIXTA

志望動機を書く際に重要なのは、「なぜその会社でなければならないのか」を簡潔に分かりやすく記載することです。

 

ここでは、プログラマーの志望動機を書く際に気を付けたいポイントについてご紹介しましょう。是非、ご一読下さい。

  • アピールできる知識や経験を伝える
  • 企業を選んだ理由を明確に伝える
  • 企業で実現したいことを伝える
  • 企業にどのように貢献できるかを伝える
  • プログラマーとして目指す将来像を伝える
  • 未経験の場合はプログラマーに対する興味や魅力を伝える

アピールできる知識や経験を伝える

プログラマーを目指す上で、アピールできそうな知識や経験があれば、それを伝えましょう。

 

プログラミング言語を学習したことがある場合には、どの言語について学んだのか具体的に説明することをおすすめします。一口にプログラミング言語と言っても、その種類は様々だからです。

 

また、習得しているプログラミング言語については、資格を取得しておくと良いでしょう。

企業を選んだ理由を明確に伝える

プログラマーを募集している企業は、全国に多く存在します。

 

企業は学生から「なぜ自社を選んだのか」について詳しく知りたいと考えているため、「なぜその企業を選んだのか」について触れることが重要でしょう。この点について言及しなければ、「他社でも良いではないか」と思われてしまう可能性があります。

企業で実現したいことを伝える

自身が希望している企業のホームページや採用ページ、社員が更新しているブログなどをチェックし、その会社でのプログラマーの働き方のイメージを膨らませてみましょう。

 

そして、その中から自分の希望や志向と共通している部分を見つけます。その共通点から、自身が「その企業で実現したいこと」や「その企業で目指していること」を伝えると良いでしょう。

企業にどのように貢献できるかを伝える

志望動機を書く際は、「自身がその会社で実現したいこと」だけを書くのでは不十分です。これでは、一方的に自分の理想や希望を押し付けているだけになってしまうでしょう。

 

自身が持つスキルや経験が、企業にどのように貢献することができるかについても触れ、企業側への利点も伝えることが重要です。

プログラマーとして目指す将来像を伝える

プログラミング業務を行う上で、自身がどのような考えを持っているかについて触れましょう。

 

例えば、どのようなところにこだわってプログラマーをしているかという点についてです。正確性を重視している、スピードを重視しているなど、人によって差があるのではないでしょうか。

 

また、どのような手法を用いてシステムを作りたいかについて触れても良いでしょう。開発環境や言語、開発の手法などが挙げられます。

未経験の場合はプログラマーに対する興味や魅力を伝える

プログラマーとしての経験がない場合には、プログラマーに対して感じている魅力や興味について触れると良いでしょう。

 

例えば、「昔からものづくりが好き」「自分のアイデアを形にするという点に魅力を感じている」など、未経験からなぜプログラマーを目指そうと思ったのかを伝えることが重要です。

 

また、既にプログラマーになるために努力していることがあれば、それも交えて構成すると、高評価に繋がります。

プログラマーの志望動機の例文

ここからは、プログラマーの志望動機の例文をいくつかご紹介していきましょう。

 

志望動機には、どのようなことを書けば良いのかについては理解できても、なかなか全体の構成に対するイメージが湧かないという方も多いでしょう。

 

是非、参考にしてみて下さい。

プログラマー経験者の場合の例文

「前職は、システム開発会社に在籍し、大手金融機関に常駐していました。主に業務システムの開発に携わっておりましたが、貴社が力を入れて制作している業務用会計ソフトに強い興味を持ち、応募した次第です。

 

これまでの経験で培った金融業界の知識とJavaのスキルを活かして、さらに技術の向上に努めたいと考えています。休日はエンジニア向けの雑誌や動画を見て、まだ触れたことのない言語の実装など、スキルアップのために努力しています。

 

以前参加させていただいたセミナーで、貴社のエンジニアの方が、『常に新たなチャレンジをしている社風』だと仰っていました。そのような刺激のある会社で、自身もプログラマーとして成長したいと考えています。」

 

このように、プログラマーとして自身がどんなことにこだわっているのか、今後どのような姿を目指しているのかを含めて構成すると良いでしょう。また、実際にその企業に応募した具体的なエピソードを含むのもおすすめです。

プログラマー未経験者の場合の例文

「これまでは営業職を勤めており、プログラマーは未経験ですが、子供の頃からものづくりが好きでした。自分のアイデアをそのまま形にできるという点や、自身が新たなスキル・技術を習得することでシステムをより良く改善できるプロセスにやりがいを感じ、プログラマーを目指すことにしました。

 

既にプログラミングに関する書籍や動画などで学習を進めており、さらにプログラマーへの憧れが強くなっています。

 

情報を集める中で、貴社のプログラマーの方のブログを拝見し、貴社のプログラマーの方々のスキルアップに対する意識の高さと、常に新しくチャレンジをする姿勢に魅力を感じ、応募させていただきました。」

 

このように、未経験からプログラマーを目指すことにしたきっかけを明確に示すことや、既に学習を進めていることをアピールしましょう。また、その企業に応募するきっかけとなったエピソードも織り交ぜると良いです。

プログラマーの志望動機のNG例文

出典:PIXTA

「私が貴社を志望したのは、IT社会の発展に貢献したいと思ったからです。

 

ここ数年で、AIやクラウド化などが急速に進化し、今後もプログラマーの需要は高まり続けていくと考えられます。また、IT技術の進化も急スピードで進み、常に新たな技術を習得する姿勢が重要になってくると考えています。

 

このような理由から、私も日々スキルアップのために努力を重ね、貴社に貢献したいと考えています。」

 

上記の文章は、どこにも具体性がなく漠然としています。「この会社でなければならない理由」にも触れていないため、企業の採用担当者にも思いが届かない可能性が高いでしょう。

志望動機を伝える際の注意点

出典:PIXTA

志望動機を伝える際にありがちなミスが、企業理念に対して「共感しました」だけで終わってしまうことです。

 

企業理念は、企業のホームページやパンフレットなどに記載されているのが一般的で、それを志望動機の一部に利用することは問題ありません。しかし、企業理念に対して、「共感しました」だけで終わってしまうと、誰にでも書ける内容であり、独自の考えが伝わらないでしょう。

 

企業理念への共感を志望理由に含めるのであれば、「なぜ企業理念に共感するのか」という具体的なエピソードが必要です。

面接で志望動機を聞かれたときの伝え方

面接で志望動機を聞かれたときには、志望するきっかけになったエピソードや経験を詳しく話せるようにしましょう。どのような出来事があったかだけでなく、その経験をしたときに「どう感じたか」「どんなことを考えたのか」を伝えることが重要です。

 

また、仕事の内容をきちんと把握した上で、自分の持っているスキルをどう活かせるかを話すことができれば、採用担当者からの評価がアップするでしょう。

企業研究で押さえておきたいポイント

企業研究は、「自分にぴったりの企業を見つけるため」「自身の適性や性格と合致する企業を発見するため」に必要な重要な作業です。

 

企業の大まかな特徴を正確に把握し、相性を見極めることは、就職活動においてとても重要な工程でしょう。

 

ここでは、企業研究で押さえておきたいポイントについてご紹介していきます。是非、参考にしてみて下さい。

  • 取引先の企業について把握する
  • 会社の事業内容について理解する
  • 業務範囲を把握する

取引先の企業について把握する

取引先の企業を確認することで、その企業が法人を相手に事業をしているのか、一般消費者を相手に事業をしているのかが分かってきます。

 

ビジネスの相手に着目することは、その企業への理解を深めるためにとても重要でしょう。また、一見同じ業種に見えても、業態が異なることも多いため、細かくチェックするのがおすすめです。

会社の事業内容について理解する

事業内容とは、分かりやすく言えばその企業が取り扱う「商品」や「サービス」などの、ビジネスの中身のことを指します。

 

企業研究の中でも特に重要な部分であるため、くまなくチェックするようにしましょう。

業務範囲を把握する

自身がその企業に入社した場合、実際に任されるのがどのような仕事なのか、を把握しておくこともとても重要です。

 

会社全体の業務内容を把握することも大切ですが、実際に自身が行う仕事を知らなくては本末転倒でしょう。実際に働くイメージを膨らませながら研究を進めるのがおすすめです。

プログラマーの志望動機を伝えるポイントを知っておこう

本記事では、プログラマーの志望動機を書く際のポイントについてご紹介してきました。

 

プログラマーの志望動機を書く際には、「その企業でなければならない理由」「入社後に自身が企業に貢献できること」を織り交ぜて書くのがおすすめです。

 

また、様々な情報を簡単に入手できる世の中だからこそ、自分自身の目で見た情報、足を運んで手に入れた情報が役に立つようになります。このような「生きた情報」は、志望動機を書く際にも大きな助けになってくれるでしょう。

 

是非、本記事を参考に素敵な志望動機を書き上げてみて下さい。

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