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大学生がリゾートバイトをするメリットとデメリット|おすすめの職種や場所も解説

リゾートバイトにはどのようなメリットやデメリットがあるのか、知りたいという大学生はいませんか。この記事では、リゾートバイトのメリットやデメリットや注意点、おすすめの場所や職種を解説しています。リゾートバイトをしたい大学生は、ぜひ参考にしてみてください。

「大学生がリゾートバイトをするメリットとデメリットは?」
「大学生がリゾートバイトをする場合のおすすめの職種や場所は?」
大学生でリゾートバイトをしてみたいけれども、このような疑問を抱えているという人もいるのではないでしょうか。

 

本記事では、リゾートバイトがどのような仕事なのかという基礎的な知識とともに、大学生がリゾートバイトをするメリットやデメリット、大学生が働きやすいおすすめの職種や場所について解説しています。

 

この記事を読むことで、リゾートバイトについて様々な情報を把握することが可能です。その知識をもとに、長期休暇中にリゾートバイトをするかどうか、どのようなリゾートバイトが良いのか検討しやすくなるでしょう。

 

大学生でリゾートバイトに興味がある人は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。

リゾートバイトってどんな仕事?

出典:PIXTA

リゾートバイトとは、簡単に言えばリゾート地を対象とした住み込みのアルバイトです。アルバイト先はレストランやホテル、旅館、テーマパーク、キャンプ場やスキー場など、多岐にわたります。

 

仕事の期間は最短でも単発や1~2週間程度、長期になると1ヶ月~半年までと、自分の都合に合わせて選ぶことが可能です。また、用意されている寮などに住み込みで働くスタイルのため、生活費を抑えて働けるところが魅力となっています。

 

そのため、大学生の場合は夏季休暇や冬期休暇など、長期休暇を利用してリゾートバイトをする人が多く見受けられます。

リゾートバイトをする大学生はどんな目的で働く人が多い?

大学生でリゾートバイトをする人たちの目的は多種多様ですが、特に多く見受けられる目的として挙げられるのが「お金を稼ぐこと」です。

 

例えば、海外留学や卒業旅行のため、車の免許取得や購入のためなど、何らかの目的のためにリゾートバイトで稼いでいる大学生は少なくないです。ちなみに目的はないけれどもとにかく稼ぎたい、経済的に自立するためという人もいます。

 

ほかにも休日に観光を楽しむためという旅行感覚の人もいれば、スキー場などであればスキーやスノーボードの練習をするためなどの目的も挙げられることが多いです。

大学生がリゾートバイトで働きやすい職種

リゾートバイトで募集されている職種は様々なものがありますが、その中には未経験でも応募しやすく、採用される確率が高いものもいくつかあります。そのような職種は大学生にとって働きやすいのはもちろん、気軽に始めやすいところが魅力です。

 

ここからは、大学生がリゾートバイトで働きやすい職種として代表的なものを6つ紹介します。

厨房の調理補助

旅館やホテルなどのリゾートバイトで募集されている職種である厨房の調理補助は、料理の簡単な盛り付けや食器の準備・皿洗いなど、調理師の補助的な仕事になっています。

 

実際に調理を担当するわけではなく、調理師免許は不要かつ未経験でも覚えやすい仕事内容であるため、初めてのアルバイトとして選びやすいです。調理師の補助を行うことから、料理関係の仕事に興味がある大学生におすすめです。

ホテルのフロント

リゾート地にあるホテルのフロント係は、客の出迎えやチェックイン・アウトの対応、荷物運び、問い合わせや予約の対応などが主な仕事内容です。いずれも特別な資格は必要ないため、一定の研修を受ければ誰でも仕事ができます。

 

このアルバイトの魅力は、リゾートホテルのフロント業務を担当するということで外国人の対応をする可能性がある点や、マナーを身につけることができる点が挙げられます。

 

そのため、英語スキルなどの語学力に自信があるまたは向上したい、マナーを身につけたい、接客が好きな大学生におすすめのリゾートバイトです。

レストランのスタッフ

レストランスタッフは募集している求人件数が多く、数あるリゾートバイトの職種の中でも特に友人や恋人が作りやすいところがおすすめのポイントです。

 

仕事内容は会場の準備や客の案内、料理の補充や食器の片づけとなっており、一般的なレストラン以外にもホテル内のバイキング形式のレストランで募集されている場合もあります。

 

ホテルのバイキングであれば注文を受けるなどの忙しさがない分、初めてでも動きやすくミスもしにくいところが魅力です。身につけたスキルはほかの接客業でも活用できるため、接客系のスキルを身につけたい大学生にもおすすめされています。

スキー場の運営スタッフ

冬季限定で募集されているリゾートバイトの代表格が、スキー場の運営スタッフです。仕事内容としては、リフト係やレストランサービス、スポーツ用品のレンタル係、リフト券・チケット販売のスタッフ、スキー場設備の案内係などが挙げられます。

 

こちらの職種のおすすめのポイントは、出会いが多いところや仕事終わり・休日にスキーやスノーボードが楽しめるところ、地域によっては温泉を楽しめる場合があるところなどです。

旅館の仲居さん

リゾート地にはホテル以外にも旅館があり、繁忙期には仲居さんが足りなくなるためリゾートバイトとして募集されることが多いです。旅館の仲居さんはリゾートバイトの中でも稼ぎやすい職種のため、しっかり稼ぎたい大学生にうってつけだと言えます。

 

ほかにも着物の着付けや和のおもてなしや作法を身につけることができるところも、おすすめのポイントです。

清掃やベットメイキングのスタッフ

ホテルや旅館で清掃やベッドメイキングなどの裏方全般を請け負うスタッフも、大学生におすすめのリゾートバイトです。

 

この職種は1人ではなく2~3人のチームで動くところもあり、仕事内容は忙しくともお互いにサポートして働けます。また、直接接客をしないため気楽に働きやすく、慣れればルーティンワークになるため、仕事が覚えやすいです。

大学生が長期休暇にリゾートバイトをするメリット

出典:PIXTA

大学生がリゾートバイトをする場合、単発ではなく夏季休暇などの長期休暇を利用するケースが見受けられます。

 

長期休暇を利用して行うリゾートバイトは単純にお金稼ぎのためのものではなく、新しい出会いから人間関係を広げることができる、1人暮らしの体験ができるなど通常のアルバイトでは得られないメリットが多いです。

 

ほかにもリゾートバイトならではのメリットがあるため、ここからは大学生が長期休暇にリゾートバイトをするメリットを4つ解説します。

  • 1人暮らしを経験することができる
  • 新しい出会いで人間関係が広がる
  • しっかり貯金をすることができる
  • 外国語の勉強になる

1人暮らしを経験することができる

リゾートバイトは用意された寮での住み込みになるのですが、大きく分けて相部屋寮と個室寮の2種類があります。個室寮であれば一部供用というタイプもありますが、ワンルームのような部屋が用意されているため、ほぼ1人暮らしのような生活になるのです。

 

寮を利用する際の費用は掛からないケースが多く、気軽に1人暮らしの経験ができるところは社会人体験の一環として魅力的なポイントだと言えます。

新しい出会いで人間関係が広がる

リゾートバイトには幅広い年齢層の人たちが全国各地から集まり、その中には日本人だけではなく海外の人が含まれていることも珍しくありません。このように通常のアルバイト以上に新しい出会いが多く、人間関係を広げやすいところもメリットの1つです。

 

新しい出会い自体も普段の生活では出会えないような人たちが多く刺激的であり、リゾートバイトならではの体験として注目されています。

しっかり貯金をすることができる

長期休暇を利用することでしっかり仕事に入れるだけではなく、生活費の負担がないためリゾートバイトはお金を稼ぎやすくなっています。そのため、短期間でもお金が貯まりやすく、貯金を目的としている大学生にとっては大きなメリットです。

 

リゾート地のため休日は遊んでしまうという人もいますが、遊ぶ場所や買い物できる場所が制限されている場合はさらにお金が貯まりやすく貯金に回すことができます。

外国語の勉強になる

外国人観光客が多く訪れるリゾート地のアルバイトに入ることで、英語を中心とした外国語を勉強するチャンスになります。

 

ある程度の英語のスキルが求められる部分ではありますが、自分が身につけたスキルを活かせるだけではなく、さらにスキルアップにもつなげられるところがメリットです。

大学生が長期休暇にリゾートバイトをするデメリット

出典:PIXTA

リゾートバイトと言ってもアルバイトとして働くことに変わりはないため、メリットばかりではありません。むしろ住み込みでのアルバイトだからこそ、途中でやめにくい、周辺環境が不便な場合があるなどのデメリットが見受けられます。

 

そのため、メリットばかりではなくデメリットについても理解しておくことが大切です。ここからは、大学生が長期休暇にリゾートバイトをする場合のデメリットについて4つ解説します。

途中でやめにくい

リゾートバイトは一定期間の契約で働くことになるため、一般的なアルバイトのように途中でやめることが難しい傾向にあります。体調不良や家の都合などやむを得ない場合は可能ですが、個人的な理由での途中退職は原則として認められていません。

 

また、途中でやめることができたとしても、途中退職の場合は交通費が返ってこないことがあります。そもそも交通費は事前に自己負担で払い、期間満了とともに返金してもらうシステムです。つまり期間が満了する前に途中退職した場合、交通費は自己負担となるのです。

 

このように交通費の面から見ても、途中でやめたいと思ってもやめられないところはリゾートバイトのデメリットでしょう。

周辺環境が不便な場合がある

リゾート地と聞くと周辺環境が整っているというイメージがありますが、場所によっては山の中などで交通の便が悪い、お店や遊ぶ場所がないところも少なくないです。そのような場合は、普段の買い物や外食、遊ぶ場所に困ってしまうでしょう。

 

場所次第では車での移動が必須となるところもあるため、事前にアルバイト先の周辺環境を確認しておかなければいけません。

時期によって忙しさに差がある

リゾートバイトには繁忙期と閑散期があり、オンシーズンと呼ばれる繁忙期はリゾートがにぎわうため、かなり忙しくなります。そのため、なかなか休みが取れず、遊びに行く暇もない可能性があります。

 

それに対して閑散期であるオフシーズンは仕事が減るため、余裕がある分給料が繁忙期よりも下がってしまいがちです。このようにリゾート地の時期によって忙しさや給料に差が出てしまうところは、リゾートバイトならではのデメリットと言えます。

昼に中抜けするシフトの場合は大変

リゾートバイトの勤務形態は多種多様ですが、その中でもホテルや旅館などでは特殊な勤務形態として「中抜け」と呼ばれるものがあります。

 

中抜けは朝食と夕食に合わせた時間で勤務を行い、手すきとなる昼頃に休憩をするというスタイルです。休憩時間は通常のシフトと同じではあるものの、慣れていないとかなり体力を要するため、大変だと言われています。

大学生がリゾートバイトをする際の注意点

観光地で働ける、短期間でしっかり稼げるなど大学生にとって魅力が多いリゾートバイトですが、遊びに行くわけではないからこそ注意しなければいけないポイントがいくつかあります。

 

メリットやデメリットとともに、ここから解説するリゾートバイトをする際の注意点も踏まえてリゾートバイトに応募するかどうか検討することが大切です。

旅行気分の軽い気持ちで行かない

リゾートバイトはリゾート地に住み込みで働くことになり、休日はアルバイト先である観光地を満喫するという人も少なくないです。そのため、軽い旅行気分でリゾートバイトをする大学生もいますが、あくまで仕事をするために行くということを忘れてはいけません。

 

観光気分の軽い気持ちでリゾートバイトをすると、特に繁忙期は休日もなかなか取れないため、遊ぶ余裕がなくなりがちです。旅行がてらアルバイトをする気分だった人は、現実とのギャップに苦しんでしまうため、きつく感じてしまうでしょう。

慣れないうちは閑散期に働く

リゾートバイトは短期間で稼げると言っても、繁忙期に働こうとすると激務のため、慣れていない人にとってはかなりきついでしょう。休日も体力回復が主な目的になってしまうため、観光地を楽しむ余裕はありません。

 

そのため、リゾートバイトに慣れないうちは仕事がそこまで忙しくない閑散期を狙って働くこと良いでしょう。閑散期を通じてリゾートバイトがどのようなものなのかを理解した上で、働く時期や期間を検討することがおすすめです。

自分の時間を大切にしたい場合は個室寮を選ぶ

アルバイト先が用意してくれている寮には個室寮と相部屋寮があり、友人がいる場合や誰かと楽しく過ごしたいという人の中には相部屋を選ぶ人もいるのではないでしょうか。

 

ただし、相部屋の寮では1人の時間を作ることが難しく、仕事中も自分の時間を確保することは難しいです。そのため、自分の時間を大切にしたい、1人の時間が欲しいという場合は個室寮を選びましょう。

遊びでお金を使いすぎない

リゾートバイトはお金を稼ぎやすい反面、羽目を外して遊びでお金を使いすぎてしまう人もいます。例えば、休日に買い物をしすぎた、アルバイト仲間と飲み会をした、外食ばかりしてしまったなど、普段と違う環境だからこそ散財してしまう人も少なくないです。

 

その結果、アルバイトでお金を稼いだはずなのに遊びすぎて手元にあまりお金が残っていないという状況になりかねません。生活費が掛からないなど節約できるポイントはしっかりあるため、遊びでお金を使いすぎないように自制することが必要です。

直接雇用の職場は避ける

リゾートバイトの雇用形態は派遣社員になるため、基本的には派遣会社を介することになります。その中には直接雇用の職場もあり、こちらは派遣会社を仲介せずにアルバイト先の会社と直接雇用契約をして働くことができます。

 

ただし、直接雇用の職場はワンマン経営の傾向が強いことから、労働環境に問題があるケースも見受けられるほか、トラブルが起きた時に対処してもらえないことが多いです。そのため、特に大学生は直接雇用を避けた方が良いとされています。

 

大学生でリゾートバイトをしたい場合は、リゾートバイト専門の派遣会社を利用することがおすすめです。

リゾートバイトにおすすめの場所

リゾートバイトは全国のリゾート地・観光地で募集が掛かっているため、基本的には自分が働きたいと思える場所を選ぶスタイルで問題はありません。ただし、場所によってアクティビティが充実しているか、稼ぎやすいかなど様々なポイントが異なります。

 

ここからは、リゾートバイトにおすすめの場所をご紹介します。自分がどのようなリゾートバイトをしてみたいのか、仕事内容などと踏まえて参考にしてみましょう。

北海道

有名な観光地の1つである北海道は、夏は避暑地として、冬はウィンタースポーツを楽しめる場所として人気を集めています。特に冬はスキー場関連のリゾートバイトが増えるため、冬期休暇を利用してリゾートバイトをしたい人におすすめの場所です。

 

冬以外にも夏場でもホテルやレストランなどからリゾートバイトの募集が掲載されていることもあり、涼しい環境で働きたい人にもうってつけの場所となっています。

京都府

外国人に人気が高い観光地である京都府は、アクティビティの豊富さと語学力のスキルアップ、観光の面で高く評価されているリゾートバイトのスポットとなっています。

 

主に旅館やホテルのリゾートバイトの募集が多く、繁忙期は忙しいですが、その分リゾートバイトならではの魅力を楽しめるところがポイントです。仕事面以外では、フォトジェニックの面で魅力が高いところも人気を集めています。

沖縄県

リゾートバイトらしい場所として人気が高いのが、沖縄県です。海に関するリゾートバイトの募集が多いですが、体力を使うような仕事は少ないため、初心者でも気軽に働きやすくなっています。

 

繁忙期である夏以外でもリゾートバイトの募集はあるため、リゾート地らしい非日常の景色や穏やかな気候の中で仕事をしてみたい人におすすめです。

長野県

長野県には避暑地として有名なリゾート地である軽井沢があります。軽井沢は季節に関係なくリゾートバイトの募集があり、四季折々の景色とともに様々な仕事を体験することが可能です。

 

また、リゾートバイトの種類も接客業や販売業など、特別なスキルを必要としないものが多いため、リゾートバイト初心者でも気軽に始めやすくなっています。

スキー場

冬のリゾートバイトの代表格として挙げられるスキー場は、日本全国の観光地から募集が掛けられています。冬になると大量に募集が掛けられるため採用されやすく、スキーやスノーボードを好む人にとってはメリットが多いところがポイントです。

 

また出会いも多いため、お金を稼ぐ以外にスキーやスノーボードをしたい、出会いが目的という人におすすめの場所と言えます。ちなみに売店やレストランでの仕事もあるため、スキーやスノーボードができない人でも安心して応募できます。

温泉地

草津や別府、箱根などの温泉地のリゾートバイトの魅力は、温泉街の雰囲気を楽しめるところや無料で温泉を利用できるところです。また、仕事内容も旅館やホテルが多いことから、まかないがおいしいところも高く評価されています。

 

外国人観光客が訪れることも多いため、語学力のスキルアップにつなげられるところも魅力の1つです。

離島

沖縄県の石垣島や鹿児島県の屋久島など、離島もリゾートバイト先としておすすめのスポットです。自然に囲まれてゆったりと働くことができるところや大自然ならではのアクティビティを楽しめるところなど、一般的なリゾートバイトとの違いが魅力とされています。

 

仕事内容は、ホテルでの受付業務やレストランでの調理補助の業務が多いです。ちなみに自分の希望によっておすすめの離島のタイプは異なるため、その点を踏まえて検討してみましょう。

大学生がリゾートバイトをする場合は自分に合っているかよく考えよう

出典:PIXTA

本記事では、大学生がリゾートバイトをするメリットやデメリットについて、注意点なども踏まえて解説しました。

 

リゾートバイトをしてみたいと考えている人は、ぜひこの記事を参考に、自分がどのような目的でどのようなリゾートバイトをしてみたいのかしっかり決めてから応募を検討しましょう。

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