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IT業界の将来性に関する動向・現状を解説|トレンドワードもあわせて紹介

IT業界は今後どのようになっていくのか興味のある人もいるでしょう。本記事では、IT業界の現状や将来性が見込まれるIT業界の仕事、IT業界への就職に求められるスキルや資質、IT業界のトレンドワードなどを紹介していきます。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

「IT業界の現状や動向はどうなっているの?」
「将来性が期待できるIT業界の仕事にはどんなものがある?」
「IT業界の将来性にはどんな課題があるの?」
このように、IT業界の将来性や将来性が見込まれるIT職種について興味を持っているという人もいるのではないでしょうか。

 

本記事では、IT業界の現状や近年の動向、将来性が見込まれるIT業界の仕事などを紹介しています。この記事を読むことで、IT業界の将来性について把握することができるでしょう。

 

また、IT業界の将来性に関する課題やIT業界への就職に求められるスキルや資質についても紹介しているため、IT業界への就職を視野に入れている人も参考にできます。

 

IT業界の将来性に関する動向や現状について詳しく知りたい人は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

IT業界の現状とは

出典:PIXTA

近年ではさまざまな業界でデジタル技術が活用されるようになってきていることから、IT業界の市場規模も拡大しています。近年では、クラウドやビッグデータ、AIなどの新しいIT技術も登場してきていることから、今後もIT業界の進化や拡大は続いていくでしょう。

 

また、新型コロナウィルスの影響によって多くの企業がリモートワークの環境を整えたことにより、企業におけるクラウドサービスの利用やDX推進などの動きも加速しています。

 IT業界の近年の動向

IT業界で近年注目が集まっているITトレンドとしては、AIやDX、5Gなどが代表例として挙げられるでしょう。IT業界を目指すのであれば、このようなトレンドのトピックについては押さえておく必要があると言えます。

 

ここではIT業界の近年の動向について解説していくため、参考にしてみてください。

AI(人工知能)・ビッグデータの活用

IT業界では現在、AI(人工知能)の開発やビッグデータの活用などが注目されていると言われています。医療やセキュリティなど、あらゆる分野にAI技術が活用されるようになってきているでしょう。

 

また、それに伴いAI開発に必要なビッグデータの活用ができるデータサイエンティストやAIエンジニアなどのAI人材の需要も高い状態だと言えます。今後は大企業を含めた多くの企業がAI事業に本格的に参入することが予想されると言えるため、AIへの注目度も増していくでしょう。

XAI(Explainable AI:説明可能なAI)の進化

「XAI」とは、結果だけでなくそのプロセスを説明できる次世代のAIです。AI技術の課題として、なぜそのような結果が導き出されたのかがわからないという「AIのブラックボックス化」が挙げられます。

 

どのような根拠があって判断がなされたのかがわからなければ、人の命や安全性に関わるような分野でAIを信頼することは難しいでしょう。そのため、このようなブラックボックス化を解決するためにXAIの進化が期待されています。

Webサービス・スマホ向けアプリケーション市場の拡大

近年ではスマホの普及により、Webサービスやスマホ向けアプリケーション市場が拡大していると言えます。社内で利用する業務システムも、社員が社用のスマホやタブレットで利用できるようにWebアプリケーション化するというケースも増えてきているでしょう。

 

また、HTML5では以前よりもWebアプリケーションが安定して利用できるようになったと言えるため、今後もWebサービスやスマホ向けアプリケーション市場は拡大していくでしょう。

DX(デジタルトランスフォーメーション)への取組み

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、進化したデジタル技術を浸透させることで、人々の暮らしをより良いものに変革していくという考え方です。現在、政府主導での企業のDXの推進が掲げられていると言われており、DXという言葉を聞く機会も増えてきているでしょう。

 

また、社内業務でDXの推進を進める企業も増えてきていることから、DX人材の需要も高まってきていると言えます。

5G(第5世代移動通信システム)の拡大・普及

5G(第5世代移動通信システム)とは、「超高速」「大容量」「超低遅延」「超高信頼性」「多数同時接続」などの特徴を持つ通信システムです。

 

日本でも大手キャリアがすでに5Gの提供をスタートしており、今後は5Gが普及することによって人々の生活の中にIoTサービスが浸透していくことが予想されています。

 

さまざまなものがインターネットに接続される時代になることで、5Gのスキルを持ったネットワークエンジニアの需要も高まるでしょう。

 X-Tech(クロステック)の進化

X-Tech(クロステック)とは、既存のビジネスとAIやIoTなどの先進的なテクノロジーを組み合わせた新しい製品やサービス、もしくはその取組みを指す言葉です。

 

X-Techの例としては、金融分野のFin-Techや教育分野のEd-Techなどが挙げられます。今後X-Techの進化により、さまざまな分野でのイノベーションが起こることが注目されていると言われています。

ECの需要拡大

新型コロナウィルス蔓延の影響により、以前よりもネットショップを利用する人が増加したと言えます。また、営業できない店舗がネットショップをはじめるケースも多かったため、EC業界の需要は以前よりも大きく拡大したと言えます。

 

このような状況から、今後もECの需要拡大は続いていくと言えるでしょう。

IoT(モノのインターネット)の活用

IoT(モノのインターネット)とは「Internet of Things」を略した言葉で、これまでインターネットに繋がっていなかったあらゆるモノがインターネットと接続することを指します。

 

IoTの活用によって離れた場所から自宅の様子を把握することも可能になるため、利便性向上だけでなくセキュリティ面でもメリットがあると言えるでしょう。そのため、今後はIoT開発を行うIoTエンジニアの需要が増していくことが予想されています。

量子コンピュータの発展

量子コンピュータとは、量子力学を利用して高度な計算を行うコンピュータを指します。量子コンピュータであれば、これまでのコンピュータでは対応できなかったり膨大な時間を要したりするような複雑な計算も、短時間で完了できます。

 

現在IT業界では量子コンピュータ実用化の動きが進んでいるため、将来的には量子コンピュータがあらゆるサービスを支えるようになるでしょう。

AR・VRの実用化

近年では、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)が実用化され、ゲームやアトラクションとして楽しめるようになりました。また、不動産会社の中にはVR内覧サービスなどを提供するケースも増えてきており、オンライン上で内覧をすることも一般化しつつあると言えます。

 

現在はまだ専用のデバイスやヘッドセットが必要になりますが、今後このようなハードルが下がればARやVRはより一般に普及するでしょう。

 コロナ禍におけるIT化の促進

コロナ禍の影響によって多くの企業がリモートワークの環境を整えたことで、企業のIT化が促進される結果になったと言えます。また、働き方が大きく変わったことで人々の価値観にも変化が生まれてきているでしょう。

 

そのため、今後もリモートワークやIT化の流れは続いていくことが予測されています。

将来性が見込まれるIT業界の仕事・職種

出典:PIXTA

IT業界への就職を視野に入れている場合、どのようなIT職種の将来性が高いのか知りたいという人も多いでしょう。IT業界は全体として将来性が期待されていると言えますが、ITに関わる職種は非常に多いため、中には今後需要がなくなっていく可能性がある職種も存在するでしょう。

 

ここでは将来性が見込まれるIT業界の仕事や職種を紹介していくため、参考にしてみてください。

Webサービスの仕事

Webサービスに関わる仕事としては、WebデザイナーやWebディレクターなどが挙げられます。IT業界の中でもWeb関連は非常に需要が高いと言え、次々に新しいWebサービスが登場しています。

 

Webサービスは普段から利用することも多いと言えるため、Webサービス業界で仕事をしたいと考えている人も多いでしょう。ここでは将来性が見込まれるWebサービスの仕事を紹介していきます。

Webデザイナー

Webデザイナーは、WebサービスやWebサイトのデザインを行う職種です。

 

Webデザイナーが担当する領域は企業によっても異なると言えますが、一般的にはWebデザイナーがWebサイトの具体的なデザインを決めて指示書を作成し、エンジニアがサイトを構築するという流れになるでしょう。

 

また、サイト構築にも携わるWebデザイナーの場合、HTMLやCSSなどのスキルも必要になるでしょう。

Webディレクター

Webディレクターとは、WebサービスやWebサイトの企画やディレクションを行う職種です。クライアントからのヒアリングを行い、方針や仕様を決定し、組織をマネジメントする役割を持ちます。

 

Webディレクターはクライアントや社内の関係者との調整、仕事の割り振りなどを行うため、高いコミュニケーション力やマネジメント力が求められる仕事だと言えるでしょう。

ハードウェア関連の仕事

ハードウェアとは、普段私達が利用しているパソコンやスマホなどのデバイス本体を指す言葉です。将来性の高いハードウェア関連の仕事としては、組み込み系システムエンジニアが挙げられるでしょう。

 

ハードウェアは内部にソフトウェアを搭載しているため、ハードウェア開発に携わる場合はソフトウェアとハードウェア両方の知識やスキルが求められるでしょう。

組み込み系システムエンジニア

組み込み系システムエンジニアとは、家電や機械などの独立したハードウェアの中に組み込まれているコンピュータの開発を行う職種です。

 

近年では、家電や自動車などあらゆるもののIoTが進められていることから、組み込み系システムエンジニアは将来性が期待される職種の1つだと言えます。

インターネット・通信サービスの仕事

インターネット・通信サービスに関わる仕事とは、主に情報通信に関連した職種を指します。インターネット接続サービスや携帯電話サービスなどがインターネット・通信サービス業界のサービスとなります。

 

企業としては大手キャリアのNTTやKDDI、ソフトバンクなどが代表的です。人々にスマホが普及した現在では、インターネット・通信サービスは重要なインフラの1つだと言えるでしょう。

ソフトウェア関連の仕事

ソフトウェア開発に関わる仕事としては、システムエンジニアやプログラマー、ネットワークエンジニアなどが挙げられます。コンピュータ上で利用されるオフィスソフトや、セキュリティソフトなどのさまざまなソフトウェアの開発に携わる職種です。

 

また、OSもソフトウェアの1つだと言えるでしょう。ソフトウェア業界では、このようなソフトウェアの開発に携わるエンジニアの将来性が高いと言えます。

システムエンジニア

システムエンジニアとは、システム開発の一連の業務に関わる職種です。クライアントのニーズをヒアリングし、要件定義、設計を行い、テストにも関わります。

 

また、取引先によってはシステム導入後の保守管理を行うことも多いでしょう。システム開発プロジェクトには多くの人が関わるため、システムエンジニアにはプロジェクトに関わる人々をまとめるマネジメント力も必要になると言えます。

プログラマー

プログラマーとは、プログラミングによって実際にシステムを開発していく職種です。システムエンジニアが作成した設計図に沿ってサービスやアプリケーションの開発を行います。

 

また、開発したシステムにバグがないかどうか検証を行い、修正を行うことも仕事となります。プログラマーの仕事は場所に関係なく行えるため、リモートワークで仕事をしているプログラマーも多いでしょう。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアとは、コンピュータネットワークの構築などを専門的に行う職種です。クライアントのニーズにマッチしたネットワークを構築し、問題が発生しないように管理することが主な仕事となります。

 

ネットワークエンジニアには、ルーターやスイッチなどのネットワーク機器やTCP/IP、ルーティングなどネットワークに関する幅広い知識が必要になるでしょう。

IT情報処理サービスの仕事

IT情報処理サービスとは、情報ネットワークやセキュリティなどを指します。IT情報処理サービスは主にSIerによって提供されており、クライアント企業へのサービスの提供だけでなく、課題の分析からシステムの企画、導入、保守管理までを担っています。

 

SIerで活躍する職種としては、システムエンジニアやITコンサルタントなどが挙げられるでしょう。

IT業界の将来性に関する課題

IT業界は将来性があると言われていますが、一方でIT業界にはいくつかの課題も存在しているでしょう。たとえば、IT業界は市場規模を拡大している一方で、IT業界を支えるためのIT人材が不足している点は大きな課題だと言えるでしょう。

 

ここでは、IT業界の将来性に関する課題について解説していきます。

人材不足(需要の増加)の解消

IT業界は年々市場が拡大しており、需要も増加しているのに対して、IT人材は不足している状態となっており、今後もIT人材不足は深刻化していくと言われています。

 

そのため、社会を支えるIT人材を育成し、人材不足を解消するための取組みが必要になるでしょう。現在では小学校からのプログラミング教育も行われており、早い段階からIT人材を育てる取組みが行われています。

長時間労働をはじめとする労働環境の整備

IT業界に対して、残業が多く給料が安いというようなブラックなイメージを持っている人も多いでしょう。

 

近年では、ホワイトなIT企業も多くなってきていると言えますが、いまだに良くないイメージを持っている若者も多いことから、IT業界のエンジニアが増えない状態になっています。

 

そのため、IT業界は長時間労働が慢性化している労働環境を整える必要があるでしょう。

クラウドなど新技術への対応

近年では、クラウドサービスを利用することが主流となってきており、オンプレミスからクラウドへの移行を検討する企業も増えてきていると言えます。クラウドサービスの場合はAPIが利用できるため、従来よりも低コストかつスムーズにITインフラを整えることができます。

 

今後のIT業界ではこれまでの技術だけでなく、クラウドなどの新技術に対応したエンジニアが求められるようになるでしょう。

外国人エンジニアの雇用

日本では近年、IT企業で働く外国人エンジニアが増加傾向にあると言えます。その背景には、日本でのIT人材不足の解消のために政府が外国人エンジニアの受け入れを推進していることなどが挙げられるでしょう。

 

今後、あらゆる国籍のエンジニアの中から優秀な人材を選んで雇用できるようになれば、日本人のエンジニアの仕事が失われていく可能性もあるでしょう。

中国・インドなど諸外国企業の躍進

現在、中国やインドといった諸外国のIT企業が急成長していると言われています。中国のIT企業の中には世界的な影響力を持つものも増えており、インドには世界の大企業が拠点を置いています。

 

今後日本のIT業界が成長を続けるためには、日本国内だけでなくグローバルに事業を展開することを視野に入れる必要があるでしょう。

IT市場の成熟化・多様化への対応

スマホの普及によってさまざまなサービスが登場しており、IT市場の中にもスマホに関する市場はどんどん拡大しています。しかしその一方で、光ファイバーなどの固定通信サービスは横ばいの状態になっており、IT市場は成熟化していると言えるでしょう。

 

このように、IT業界は成熟した分野と人々の生活を豊かにする新しいITサービスが両方存在しているため、成熟と多様化が進んでいるのでしょう。

IT業界への就職に求められるスキル・資質

IT業界でエンジニアとして働くためには、さまざまなスキルが必要になると言えます。そのため、IT業界への就職を目指すのであればスキルを磨いておく必要があるでしょう。

 

ここではIT業界への就職に求められるスキルや資質を紹介していきます。

高いコミュニケーション力

エンジニアは1人で黙々と作業を進めるイメージを持つ人もいるでしょうが、実際には複数人のチームで協力しながら仕事を行います。また、システムエンジニアなどの場合はクライアントとコミュニケーションをとるケースも多いと言えます。

 

そのため、円滑な業務を行うためにも高いコミュニケーション力を身につける必要があるでしょう。

プログラミングに対する基礎知識・向上心

IT業界でエンジニアとして活躍したいのであれば、プログラミングの基礎知識は押さえておく必要があるでしょう。実務ではプログラミングを行わない場合もありますが、プログラミングの知識がなければ正確なコードのチェックが行えなくなります。

 

また、IT業界は次々に新しい技術が生まれているため、エンジニアとして業務を行いながらも常に向上心を持ってスキルを磨いていくことが大切でしょう。

ITトレンドに対する好奇心・探求心

IT業界はトレンドの移り変わりが激しいと言え、日々新しい技術が生まれています。そのため、IT業界で活躍するにはITトレンドに興味や関心を持ち、常に新しい情報をキャッチアップする必要があるでしょう。

 

もともとITに対する好奇心がある人であれば、最新の技術の吸収もしやすくなると言えます。

マネジメントに関する知識・スキル

IT業界でエンジニアからキャリアアップしていく場合、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーを目指すという人も多いでしょう。このようなマネジメント職を目指す場合、ITスキルだけでなくマネジメントに関するスキルも求められます。

 

マネジメントに関するスキルは実務を通して身につけるだけでなく、マネジメントに関する本を読んで学ぶ方法もあります。

IT業界の将来性に関するトレンドワード

出典:PIXTA

IT業界は日々新しい技術が生まれており、進化のスピードが早いと言える業界です。今後はIoTや5Gなどの新しいIT技術が活用されることにより、IT業界も大きく変わっていくでしょう。

 

ここでは最後に、IT業界の将来性に関するトレンドワードを紹介していきます。

1:HRTech

HRTechとは、「人材(Human Resources)」と「技術(Technology)」を組み合わせた言葉です。AIやクラウドなどの技術によって、人材採用や人材育成、人事評価などの人事関連の業務を効率化し、課題解決を行うソリューションを指します。

 

近年では、さまざまなHRTechサービスが登場しており、業務効率化やコスト削減のために導入する企業が増えてきています。

2:RPA (ロボティック・プロセス・オートメーション)

RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)とは、パソコンで行われるデスクワークを自動化する技術です。

 

これまで人が手作業で行っていたルーティンワークをパソコンの中のソフトウェア型ロボットが代行するようになるため、作業の効率化、ヒューマンエラーの防止、人材不足の解消などが期待できます。

 

なお、RPAツールを使ったロボット作成や導入などを行うエンジニアのことをRPAエンジニアと呼びます。

3:xR(VR、AR、MR、SR)

xR(VR、AR、MR、SR)とは、新たな現実を生み出す技術の総称です。具体的には「VR(仮想現実)」「AR(拡張現実)」「MR(複合現実)」「SR(代替現実)」の4つをまとめた呼び名で、xRによってユーザーは仮想世界と現実世界が融合した新しい体験ができます。

 

このように、xRによってさまざまな体験が得られることをマルチエクスペリエンスと呼びます。

4:クラウドサービス

クラウドサービスとは、インターネット経由でソフトウェアやサーバーなどが提供される形態を指します。どの段階まで提供されるのかによって、「IaaS」「PaaS」「SaaS」などの種類にわかれます。

 

また、他にもハイブリッドクラウドやパブリッククラウド、プライベートクラウドといったさまざまな構成のクラウドサービスがあり、クラウドサービスであればユーザーが必要なときに必要な機能だけを利用することが可能です。

5:スマートシティ

スマートシティとは、IoTなどのデジタル技術を活用することでインフラや施設、運用などを最適化し、人々の利便性や快適性の向上を目指す都市のことを指します。

 

現在世界中でスマートシティのプロジェクトが進められており、日本でも高齢化や都市型災害などに対応するためにスマートシティ事業が推進されています。

6:スマートハウス・スマートホーム

スマートハウス・スマートホームとは、IoTなどの最新の技術を活用して最適化された住宅のことを指します。

 

スマートハウスやスマートホームのIoTに用いられている通信規格として「ECHONET Lite」があります。これは、インターネット上にあるさまざまなサービスと家庭にある機器を接続することができるものです。そのため、今後の発展が期待されています。

7:ブロックチェーン

ブロックチェーンとは、仮想通貨システムを構成する技術です。取引データを格納したブロックをチェーンのように時系列にそって連ならせることで記録する技術で、セキュリティ面で優れているというメリットがあります。

 

ブロックチェーンはもともとビットコインなどの仮想通貨を構成する技術として利用されていましたが、近年では医療分野や商品の流通などさまざまな分野で活用されるようになってきています。

IT業界の将来性を把握して就職活動に挑みましょう

出典:PIXTA

IT業界には課題も残されていますが、今後も市場を拡大していくことが期待されている将来性の高い業界だと言えます。

 

ぜひ本記事で紹介したIT業界の動向や将来性が見込まれるIT業界の仕事、求められるスキルや資質などを参考に、IT業界を目指してみてはいかがでしょうか。

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