プログラミングを始めても、独学での学習の難しさから挫折している方も多いでしょう。しかし、プログラミングは、学習のコツをつかめば難しいものではありません。この記事では、プログラミングが難しい理由や、学習を継続する方法などをご紹介しますので、参考にしてください。
「プログラミングって専門知識が多くて難しそう」
「プログラミング学習って、どこから始めればいいの?」
プログラミングと聞くと、このようなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。特にプログラミング学習に挫折した経験がある方は、プログラミングは難しいというイメージが強いでしょう。
この記事では、プログラミングが難しいと感じる理由を解説し、その対処法をお伝えしています。また、難しいと思ったときに乗り越えるコツも紹介しています。
この記事を読むことで、プログラミングの学習を継続するコツとプログラミングが必要な理由がわかり、プログラミングを学ぶ理由を明確にしておくことができるため、就職活動も有利に進められるでしょう。
プログラミングを始めたいと思っている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
なぜプログラミングは難しいのか?
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プログラミングが難しいと言われるのは、プログラミング言語に慣れるまでの時間の確保や、学習していく過程でモチベーションを保ちにくい点が挙げられます。
時間のかかるプログラミング言語を効率良く学び、小さな目標をクリアしながらモチベーションを保つなど、対策しながらの学習は可能です。まずは、少しずつ予備知識を増やしていきましょう。
難しいと言われるプログラミングを勉強すべき理由3つ
プログラミングは、IT業界だけではなく、あらゆる業界の事業経営や業務効率化に取り入れられています。近年、IT業界は成長し続けているため、プログラミングのスキルはさらに必要とされるでしょう。
IT技術の進化に伴い、市場ではプログラミングスキルを持った人材の評価は高く、高い需要があります。就職活動においても、人材価値を高められ周囲と差別化できるというメリットにつながるでしょう。
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- 必須スキルになりつつある
- わかりやすいプログラミング言語が増えている
- 学習サイトなどにより気軽にプログラミングを始めやすくなっている
1:必須スキルになりつつある
現代社会の流れから見ても、プログラミングは少しでも早く学習することをおすすめします。近年、エンジニアやプログラマーの人材不足が深刻な課題となっており、プログラミングスキルを持つ人材の必要性が高まっています。
さらに、小学校でもプログラミングの学習が始まっており、今後必須スキルになる可能性もあるでしょう。このようなことからも、プログラミングは現代社会において必須スキルになりつつあることを認識しておく必要があります。
2:わかりやすいプログラミング言語が増えている
ひと昔前のプログラミングの習得は容易ではなく、コンピューターの内部構造を理解している一部の専門家しかできないのがほとんどでした。近年では、わかりやすいプログラム言語が増えてきており、誰でもプログラミングが始めやすいようになっています。
例えば、小学生向けに開発されたプログラミング言語やスマホアプリでは、言語としての難易度が低くなり学習も容易になっています。プログラミング学習を始めるには、良いタイミングと言えるでしょう。
3:学習サイトなどにより気軽にプログラミングを始めやすくなっている
プログラミング学習は、ネット上に無料の学習サイトや入門書もたくさん出ており、気軽に始めやすい環境になっています。今まで、難しい言語を理由に始められなかった人や、初心者だからと拒んでいた人でも、学習を進めやすくなっているでしょう。
プログラミングを実際に見て触れてみたい初心者や、手を動かしながら学習してみたい人は、学習サイトや入門書を確認してみましょう。
プログラミングを難しいと思う理由10選
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未経験でプログラミングを始めようという方の中には、プログラミングは「難しそう」というイメージを抱いている方も多いことでしょう。また、一度経験した方でも、「プログラミングは難しすぎる」と挫折した方も多いのではないでしょうか。
ここからは、プログラミングが難しいと思う理由を詳しく解説していきますので、参考にしてください。
- どのプログラミング言語を選べば良いかわからないから
- コードの見た目がとっつきにくいから
- 専門用語が多いから
- 覚えることが多すぎるから
- コードを覚えるのが大変だから
- なぜエラーが出るかわからないから
- エラーの解明に時間がかかるから
- 曖昧さが許されないから
- 抽象的思考が必要だから
- スキルアップしていくイメージがつかみにくいから
1:どのプログラミング言語を選べば良いかわからないから
プログラミングを学ぼうと思っても、どのプログラミング言語を選べば良いかわからないという点も難しく感じる原因のひとつです。プログラミング言語にはそれぞれ特徴があり、使う用途により適した分野があります。
実際に触れるところから始めたいという初心者は、簡単な言語から始めるのが良いでしょう。プログラミング言語は、ひとつ学ぶと応用が効きやすく、少しずつ難易度を上げても問題なく取り組むことができます。
2:コードの見た目がとっつきにくいから
プログラミングは、コードの見た目がとっつきにくく難しいと思ってしまう人も多いです。特に、初めてコードに触れたときは、専門用語が多く見慣れない文字や記号に戸惑いを感じてしまうでしょう。
このように、プログラミングを難しいと思っている人は、コードを初めて見たときの「難しい」というイメージがずっと残っており、そのイメージが先行してしまいます。
英語が苦手だから
プログラミングは、英語を頻繁に使うことから、難しいと感じてしまう人も多いです。特に、プログラミングコードは、英語を羅列してひとつの言語が作られていることから、苦手意識を強めてしまいます。
しかし、実際には、英語の文法などを使って書いているわけではなく、プログラミングに適した文字コードを使っています。
また、覚える必要もなく、ひとつひとつ確認しながらコードを書いても問題ありません。英語が苦手でも、プログラミングに苦手意識を持つ必要はないでしょう。
文章を読むことが苦手だから
文章を読むことが苦手と感じる人は、プログラミングは難しいと思う傾向にあります。これは、活字を読む習慣がない人や忙しい人に多いでしょう。新聞や本を読む習慣が少ない人は、文字の羅列を見るだけで、苦手意識が湧いてきます。
また、忙しさから文字を集中して読むということに抵抗を感じる人もいます。まずは、ネットニュースなどの短い文章や、活字だけではない挿し絵がある本を読むことで、苦手意識を払拭しましょう。
3:専門用語が多いから
プログラミングは、専門用語が多いから難しいと思っている人は多いです。しかし、実際は専門用語を理解していなくても、プログラミングを使いこなしている人はたくさんいます。特定の専門用語は、その都度学習することをおすすめします。
4:覚えることが多すぎるから
プログラミングは、覚えることが多すぎて難しいと思っている人や、挫折した人の話を聞いて始めるのを拒む人もいます。
しかし、実際は、ベテランのエンジニアでも、すべてのプログラミング言語を覚えているわけではありません。その都度検索や専門書で調べながら対応しています。
プログラミングの学習に、記憶するという能力は必要ありません。それよりも、わからない箇所を検索したり専門書で確認したりすることが大切でしょう。
5:コードを覚えるのが大変だから
プログラミングのコードを覚えるのが大変だからという理由で挫折する人は多いでしょう。
しかし、プログラミングは学習を進めていく途中でわからないコードが出てきたら調べつつ学習を進めていくのが基本です。コードを覚える必要はないため、調べながら学習を進めていきましょう。
6:なぜエラーが出るかわからないから
なぜエラーが出るのかわからないという理由から、プログラミングは難しいと考えてしまいがちです。しかし、エラーには「エラーメッセージ」が表示されるため、メッセージをそのまま検索するだけでほとんど解決します。
原因は、スペルミスや記号の付け忘れなどが多いですが、エラーが出ても焦らずに確認することが大切です。エラーが出るとプログラミングに自分は向いていないと心まで折れてしまう人もいますが、しっかり確認をすれば難しいことはありません。
7:エラーの解明に時間がかかるから
プログラミングのエラー解明に時間がかかると、初心者は冷静な対処ができなくなります。これは、エラーとの向き合い方に慣れていないことが原因でしょう。
ベテランのエンジニアは、エラーを解明しようとする姿勢こそが、プログラミングのレベルを上げるコツと捉えています。
また、エンジニアの仕事の半分は「検索すること」とも言われています。検索方法を上達させることが、プログラミングのエラー解明の一番の解決法と言えるでしょう。
8:曖昧さが許されないから
プログラミングにおいて、曖昧さが許されないということから、プログラミングが難しいと感じてしまう人もいます。例えば、明日からしばらく休みますという連絡を受けた人は、しばらくという表現に対して誤解する可能性があります。
このような曖昧な表現は、プログラミングで表すことができません。プログラミングとはコンピューターに命令を出すことであるため、曖昧さは許されないでしょう。
9:抽象的思考が必要だから
プログラミングには、抽象的思考が必要だから難しいと思っている人もいますが、抽象的思考は必要ありません。逆に、コンピューターへ命令を出すための、論理的な思考や具体的な指示が必要です。
抽象的な思考により、大きな視点で物事を捉える考え方は大切ですが、プログラミング学習には当てはまらないでしょう。具体的にどのように伝えれば正しく動いてくれるのか、ということが重要となってきます。
10:スキルアップしていくイメージがつかみにくいから
プログラミングを始めても、スタート時点でつまずいてしまうと、スキルアップしていくイメージがつかみにくくなります。スタート時点でつまずく大半の理由は、学習を始める前の準備や時間の確保ができていないからです。
まず、プログラミングを始めるにはPCやインターネット、高速回線などの環境が必要でしょう。
また、集中して学習する時間の確保も大切です。毎日続けていくことで、少しずつスキルアップするイメージも膨らむでしょう。
難しいと思わずにプログラミングの学習を継続する13個のコツ
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難しいと思わずにプログラミングの学習を継続するコツとして大切なことは、行動する前に考えすぎないということです。あれこれ考えすぎてしまうと、脳は行動しない理由を勝手に探してしまいます。
例えば、今日は気分が乗らないなどの行動しない理由は簡単に見つかるでしょう。習慣化してしまえば問題ないことですが、習慣化するまでにはコツが必要です。
ここからは、プログラミングの学習を継続するコツを紹介していきます。
- プログラミングを学ぶ理由を明確にしておく
- 目的に合わせたプログラミング言語を選択する
- 開発環境に合わせたプログラミング言語を選択する
- 基本操作をしっかり覚える
- すべてを理解していなくても手を動かしてみる
- 小さめのプログラミングから始める
- アウトプットをしてみる
- 学習時間を分析して効率的に学ぶ
- 検索スキルを身につけて効率的に学ぶ
- メモのとり方を工夫して効率的に学ぶ
- 情報を共有できる仲間と一緒に学んで挫折を防ぐ
- 習慣的に学習して挫折を防ぐ
- プログラミングスクールなどを活用する
1:プログラミングを学ぶ理由を明確にしておく
プログラミング学習を継続する上で一番重要なことは、プログラミングを学ぶ理由を明確にしておくことです。これが、学習を続けていく自分の軸となり継続へのモチベーションとなります。
その理由は、年代や環境でも大きく変わります。例えば、小中学生であれば論理的思考を身につける、高校や大学生であれば問題解決能力や就職活動に活かすなどです。ぶれない理由、自分の軸を明確にしておきましょう。
2:目的に合わせたプログラミング言語を選択する
プログラミングを学ぶ理由が明確になったら、次は明確になった理由に合わせたプログラミング言語を選びましょう。プログラミング言語は、開発したい制作物によって違いがあります。
幅広い言語の中からご自身の目標に近い言語を学習することで、目指すものがより一層はっきりします。例えば、Web制作で使う言語、ゲーム制作やアプリ開発に使う言語、ロボット開発に使う言語など、目的に合わせてプログラミング言語を選択しましょう。
3:開発環境に合わせたプログラミング言語を選択する
難しいと思わずにプログラミングの学習を継続するコツとして、開発環境に合わせたプログラミング言語を選択することが挙げられます。
目的に合ったプログラミング言語を選択することは、効率的に学習を継続する上で大切なことでしょう。Web開発を目指したいときはRubyを選択するなど、目的に合った言語を選ぶことをおすすめします。
4:基本操作をしっかり覚える
難しいと思わずにプログラミングの学習を継続するコツは、基本操作をしっかり覚えることでしょう。PCの操作や、利用しているソフトウェアの基礎を身につけておくことで、さまざまな操作が簡単になります。
例えば、マウスでドラッグ&ドロップ、ソフトウェアのインストールやアンインストール、キーボードのショートカットを覚えるなどです。
5:すべてを理解していなくても手を動かしてみる
プログラミング学習において、とても重要なことは「手を動かすこと」です。
学習を進めていく上で、理解したつもりでもできていないことがあります。学習したことは、実際にコードを書いてブラウザで確認するなどアウトプットを意識しましょう。
また、コードの意味や仕組みなど、どうしても理解できないときは、完成されているプログラムコードを書き写すなど手を動かしてみましょう。理解力が深まるきっかけになる可能性があります。
6:小さめのプログラミングから始める
学習が進んできたら小さなプログラミングから始めてみましょう。すぐに完成できる小さいものを選ぶのがポイントで、難易度が高いものは避けることをおすすめします。
小さな成功体験をコツコツと積み重ねることで、継続するモチベーションが維持しやすくなるでしょう。
7:アウトプットをしてみる
アウトプットは、プログラミングを覚え、記憶の定着や理解度を高めるのに有効な方法です。
プログラミングの学習は、インプットとアウトプットの繰り返しであると言えるでしょう。例えば、既存のWebサイトのコードを読み込み、覚えたコードをアレンジしてみるような方法は、アウトプット学習法のひとつです。
8:学習時間を分析して効率的に学ぶ
プログラミングの基礎を習得するには、200~250時間ほど必要だと言われています。毎日1時間を学習時間とすると約9ヵ月かかる計算です。しかし、実際には、独学での学習とスクール等での学習では習得時間が変わります。
また、言語によっては難しさが異なるため、さらに習得時間が変わります。忙しいサラリーマンには時間確保が難しいところですが、学校やプログラミングスクールで学ぶことで、学習時間を確保でき、効率的に学べるでしょう。
9:検索スキルを身につけて効率的に学ぶ
プログラミングを効率的に学ぶには、「検索力」を身につけることが近道です。プロのエンジニアでも毎日、何度も検索することで情報を得ています。それは、難しい言語を理解するためや、エラー解決に対するためのすべての答えが出ているからです。
検索には、Googleなどを使うケースが多いでしょう。検索エンジンが優れており、完全一致や絞り込み検索などを駆使することで、さらに精度の高い検索ができます。
10:メモのとり方を工夫して効率的に学ぶ
プログラミング学習は、インプットとアウトプットの繰り返しということは、すでに説明していますが、その間にあるのが「情報処理能力」です。これは、インプットされた情報を効率良く処理し、アウトプットの引き出しにできる能力です。
そのためにもメモは重要です。学んだときの記憶やエラー解決したときの手順などをメモすることで、効率良く記憶を取り戻せます。メモは紙ではなく、テキストエディタなどのPCメモを使いましょう。
11:情報を共有できる仲間と一緒に学んで挫折を防ぐ
プログラミングの情報を共有できる仲間を作るには、プログラミングに関するサークルやコミュニティへの参加がおすすめです。
これらに参加することで、つまずいて前に進めない、モチベーションの維持ができない、といった悩みが解決できるようになるでしょう。
同じ学習サイトで、同じ言語を学習するグループが作れるコミュニティもあるため、仲間と一緒に学びたい場合におすすめです。
12:習慣的に学習して挫折を防ぐ
プログラミング学習の継続が難しい場合には、学習を習慣化する必要があるでしょう。行動習慣を定着させるには、3日、3週間、30日という期間が大切です。石の上にも3年ということわざがあるように、3という数字を乗り越えるごとに習慣化が強まります。
しかし、プログラミングは、各工程の勉強や応用力が必要で時間がかかります。反復練習も必要となり不足すると挫折を招きます。自分だけでは解決できない、習慣化が難しい場合には、サポート体制があるスクール等の利用を検討しても良いでしょう。
13:プログラミングスクールなどを活用する
プログラミング学習を独学で進めていくと、学習教材選びから時間の確保、疑問点が現れてもすべて自分で解決しなければなりません。また、一人で勉強しているとテレビなどの誘惑も多く、思った以上に学習が進まないこともあるでしょう。
一方、プログラミングスクールでは、オンラインもしくは通学と学習方法が選べます。受講者に合わせたカリキュラムを作るため、忙しい人でも調整できるでしょう。また、熟練の講師から直接教わることで、効率良く学習が進められます。
プログラミングが難しいと思ったときの対処法4つ
プログラミングが難しいと思ったときの対処法として、まずは冷静になり、落ち着いて難しいと思った部分を分解して考えてみましょう。できる部分とできない部分を整理し、できるための方法を考えれば前に進めます。
難しいと思ったときに、諦めて立ち止まってしまうことは避けましょう。難しい局面を乗り越えることでスキルは身につきます。
以下で、さらに詳しく解説していきます。
- 難易度の低い言語を選択する
- Q&Aサイトを活用する
- 独学にこだわらず別の学習方法を試してみる
- わからないことを質問できる環境で勉強する
1:難易度の低い言語を選択する
プログラミングが難しいと思ったときには、今よりも難易度が低い言語に変えてみるのも対処法のひとつです。プログラミングは、言語によって習得する難易度が異なります。最初から難しい言語を選んでしまうと、時間がかかりそのまま挫折してしまうこともあるでしょう。
例えば、ゲーム開発を行う言語でUnityなどがありますが、難しいと思ったときはWeb開発に使うPHPなどに変えてみると良いでしょう。プログラミングが容易になり幅広い思考が養われます。
2:Q&Aサイトを活用する
プログラミングを行っていると、検索してもわからない疑問点や、エラーでつまずくこともあります。そのようなときは、Q&Aサイトを活用することで問題を解決できるでしょう。ネット上には無料で使えるサイトがあります。
また、英語が苦でなければ、海外の有名なQ&Aサイトも利用してみましょう。
3:独学にこだわらず別の学習方法を試してみる
独学でのプログラミング学習は、本を読んだり、無料の学習サイトを利用したり、テトリスのようなゲーム作成でプログラミングを学んだりします。クオリティも高くブラウザ上でコーディングしながら学習できるサイトもあり、利用している人も多いでしょう。
しかし、就職や転職など明確な目標がある人、効率良く学び講師やメンターに直接指導を受けたい人は、別の学習方法としてプログラミングスクールを検討しても良いでしょう。
4:わからないことを質問できる環境で勉強する
わからないことを質問できる環境があることは、プログラミング学習をしていく上での安心材料です。独学で勉強していても検索スキルが高い人は問題ありませんが、初心者にとっては不安材料となり挫折の原因になります。
プログラミングを始めたら、質問できる環境は無料や有料も含めていくつか準備する必要があります。ただし、「何がわからないのかわからない」という状態だけは避けましょう。質問するにも、ある程度の予備知識を身につけておくことが必要です。
プログラミングを効率良く学べるおすすめのスクールやサイト5選
プログラミングの学習を始めるのに初めから有料のスクールに入学してしまうと、イメージと違ってしまう場合や、カリキュラムに合わせられるかなどの不安があります。
このようなことから、最初のうちは本やブログ記事などで基礎知識をつけてから本格的にスタートしたいと考えている方も多いでしょう。
これから紹介するスクールやサイトは、自分のペースで気軽に始めることができるためおすすめです。
1:ドットインストール
ドットインストールは、動画を見ながら手を動かしてコーディング作業を進めることができる学習スタイルです。動画は3分ほどの長さがほとんどで、初心者や忙しい人にもスキマ時間で学習を進められます。
動画を見ながら手を動かすため、覚えやすくスキルが身につきやすいでしょう。中級者以上には有料版も用意されており、動画の文字起こしが閲覧できたり、現役エンジニアへの質問機能などが追加されたりします。まずは試しに学びたいという人におすすめです。
2:CodeCamp
CodeCampは、現役エンジニアのマンツーマンレッスンを完全オンラインで提供しており、場所や時間を選ばずに受講できるのが特徴です。家事や仕事のスキマ時間、週末などのライフスタイルに合わせて学習できます。
コースには、約30種類のカリキュラムが学び放題のオーダーメードコースや、Webデザインコースなど幅広く、就職サポートや講師を選べるサービスが評判です。また、無料体験レッスンもあるため、まずはここから始めるのが良いでしょう。
3:DMM WEBCAMP
DMM WEBCAMPは、プログラミング未経験でも短期集中でエンジニアとしての就職や転職を実現させるのが魅力です。
教室は通い放題でオンライン完結するコースもあり、キャリアプランや目的に合わせてプログラミングを学べます。
コースによっては実践的なカリキュラムや教養としてスキルを習得したい人向けなど幅広いです。まずは無料カウンセリングを受けてみることをおすすめします。
4:Progate
Progateは、200万人以上のユーザーが利用する人気サイトです。スライド形式の学習と手を動かしながらコーディングする実践形式も含めて構成されており、プログラミング言語の初級編は無料で受講できます。
有料コースの課題では、指定されたHTMLやCSSの作成、ランディングページの作成など徐々に難易度の高い課題に移ることで、スキルアップにつながるでしょう。まずは、初級編から始めることをおすすめします。
5:Net Vision Academy
Net Vision Academyは、就職や転職を希望して受講する場合、資格取得料も含めてすべて無料になります。東京在住ではない人は、シェアハウスを約2ヶ月間無料で利用することもできます。
約2ヶ月間でスキルを身につけ、CCNAという資格を取得して就職するという、かなりハードなスケジュールですが、20代で安定した業界に就職したい人にはとてもメリットのある仕組みです。気になる人は、無料カウンセリングを受けてみましょう。
プログラミングを難しいと思わずに効率良く学習する方法を知ろう
出典:PIXTA
プログラミングを難しいと思わずに効率良く学習する方法として、クオリティの高い無料学習サイトをいくつか紹介しました。これから就活を始める就活生やプログラミング初心者には、無料学習サイトを利用して予備知識を高めることが効率的です。
しかし、それだけでは物足りない方や、メンターや講師に直接教えてもらいたい方は、スクールなどの短期集中型の受講がおすすめです。プログラミングスキルが価値を高める時代のため、少しでも早く学習を始めましょう。

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