理系大学の学生は授業がハードでアルバイトやサークルにあてる時間がないとよくいわれますが、本当にそうなのでしょうか。理系学生の生活の実情をみながら、両立する方法、また両立しやすいアルバイトなどを考えてみましょう。
理系大学、4年間の学生生活はどのくらい忙しいのか?
理系の大学生は、文系の学生とくらべると忙しいといわれますが、どのような点に差があるのか見ていきましょう。
もともと卒業所要単位が多い
大学設置基準によると、卒業までに必要な所要単位は124単位。文系学科の場合は、この単位数と大きな差はありませんが、理系の学科の場合は130単位を超えることが多いです。
実験やレポートが多い
理系の学生には実験があります。実験は授業のコマ内で終わるものではないうえ、レポートの提出頻度も多いです。さらに、実験自体の単位数も少ないため、文系よりも単位が取りにくいという性質があります。また、理系学部の中でも、工学部建築学科や医学部医学科が忙しいとされています。実験に動物を使用する、生命工学系の学科や薬学系学科についても、動物の管理が必要となるため、必然的に忙しくなります。
理系学生はバイトやサークルは難しい?
以上のように、大学の勉強が忙しい理系学生。しかし、まったくアルバイトやサークルに参加できないというわけではありません。実際に、文系よりも若干少なくなるものの、理系の学生もアルバイトやサークル活動を行っています。ただし、実験や研究が忙しくなる3年、4年生ではサークルには参加していないという学生が多数です。
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出典:fotolia