理系大学生におすすめのバイトをご存じでしょうか。本記事では、理系大学生がバイトをする際の注意点をご紹介します。さらに長期インターンシップにも触れていきます。バイトをすることに不安がある理系大学生は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。
「大学の授業が忙しいけど、バイトもしたい」
「理系大学生におすすめのバイトってなに?」
「長期インターンを聞いたことがあるけど、忙しくて両立できないかもしれない」
このように、理系の大学生でバイトをしたい方にはたくさんの疑問や不安があるのではないでしょうか。
本記事では、理系の大学生がなぜ忙しい傾向にあるのかを説明したあとに、理系大学生がバイトをするときの注意点をご紹介します。また、長期インターンシップについても解説していきます。
この記事を読むことで、おすすめのバイトや、理系大学生がどのようなことに気を付けながらバイトをすればいいかを把握できるでしょう。また、長期インターンシップで働くメリットも確認できます。
忙しいけれどバイトがしたいと考えている理系大学生は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
理系大学生はバイトができないほど忙しいのか?
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理系大学生は文系の学生に比べて忙しい傾向にあります。その理由として挙げられるのは、授業や課題の多さ、予習と復習に時間がかかることです。
必ず履修しなければいけない必修科目では、実験を行う科目もあります。実験結果をまとめるレポート課題を課されるため、単位を取得するには出席が必須です。
さらに、理系学部では、専門的な知識を身に付ける授業が多いため、授業についていくのに多くの予習、復習時間が求められます。このように、理系大学生は単位を取得するために授業外で拘束される時間が多いため忙しいのです。
バイトをする際の懸念点
上記で触れたように、理系大学生は授業外の時間でも、学習に費やす時間が多いことが忙しさに繋がっています。
では、理系大学生がバイトをする際には、どのようなことに懸念点があるのでしょうか。以下で3点紹介します。
バイトによって勉強や研究の時間を削る
理系大学生は授業の予習や復習が非常に重要です。しかし、バイトをすることで勉強に費やす時間が削られてしまう可能性があります。
バイトに時間を使いすぎて勉強できず、授業についていけなくなることもあるため、注意が必要でしょう。
バイトの経験が就活に役立つとは限らない
「バイトをしないと、就職活動で自分をアピールできない」と考えている方もいるでしょう。しかし、バイトをしたからといって、その経験が就職活動に役立つとは限りません。なぜなら、就職活動で企業に求められるのは、主に入社後に活用できるスキルや経験だからです。
そのため、就職活動のためだけにバイトを始めるのは注意が必要です。就職活動でアピールするスキルを得たい場合は、空いた時間でプログラミングなどを学ぶこともできるでしょう。
役立ったとしても時間効率は良くない
アルバイトの経験は就職活動の際にアピールできたり、就職後に役立ったりする場合もあるでしょう。
しかし、アルバイトに任せられる仕事は、リアルなビジネスとは程遠いものがほとんどです。そのため、アルバイトで自己PRの材料を集めるには時間効率が悪いといえます。
お金を稼ぐためにアルバイトで働くよりも、プログラミングなどの勉強に時間を充てたほうが、効率良くスキルを身に付けられるでしょう。
理系大学生には長期インターンシップがおすすめ
長期インターンシップとは、一定期間企業に所属して社員と同じ実務を行う有給のインターンシップです。今持っているスキルを活かしたり、新しいスキルを身に付けたりする場でもあります。
社員と同様の働き方をするため、実績を作りやすく、就活に役立つこともあるでしょう。アルバイトよりも就活に役立つ経験をしながら、お金を稼げることが長期インターンシップの特徴です。
理系大学生が長期インターンシップに行くメリット
上記で、長期インターンシップがおすすめと紹介しました。では、長期インターンシップをするメリットには、どのような点が挙げられるのでしょうか。
以下では、長期インターンシップのメリットを3点紹介します。お金を稼ぎながら就職活動に役立つ経験を積みたい方は要チェックです。
- 実践的な業務を通してスキルアップできる
- 本選考に直結する場合がある
- 社会人と同じ業務を経験する事で業界を深く知れる
実践的な業務を通してスキルアップできる
理系大学生は、専門的な授業が多く、すでに技術をインプットできている人も多いでしょう。長期インターンは、インプットした技術をアウトプットする場として活用できます。
技術を身に付けていることに加えて、実務経験があることは、就職活動において自分の希少価値を高める材料になるでしょう。
また、業務の中で自分が対応できないスキルが明確になれば、「その分野を勉強しよう」とより学習意欲が上がる可能性があります。
今持っているスキルを長期インターンシップの業務を通して使えるスキルにして、足りない部分を補うために学習に取り組むという、効率的なサイクルを回すことができるでしょう。
本選考に直結する場合がある
長期インターンシップでは実際に社員と同様の働き方をするため、スキルを持っていたり、成果を上げていたりする学生は、本選考に直結できる可能性もあります。
学生が生き生きと働いている姿を企業側が見ることで、入社後のミスマッチを防ぐ狙いもあるでしょう。
社会人と同じ業務を経験する事で業界を深く知れる
業界分析やOB訪問などで業界を知る方法は多くあります。長期インターンシップで実際に業務を行うことで、より深く業界を理解できるでしょう。
また、理系だから理系職しか視野にないという場合も、長期インターンシップで企業に所属して、文系職への視野も持てるようになる可能性があります。
業界を深く知り、希望職種の視野を広げるために、長期インターンシップは有用です。
理系大学生におすすめしたいバイト
忙しい理系大学生はバイトができないのでは、という不安を抱いている方もいるでしょう。しかし、授業に支障が出ない勤務時間で効率良く稼げるバイトもあります。
以下では、理系大学生におすすめのバイトを4つ紹介していきます。
TA
TAとはTeaching Assistantの略で、大学の授業で担当教員をサポートするバイトを指します。主な業務は、履修学生の出欠確認、質問対応などです。
自分が通っている大学でのバイトのため、移動時間を必要としないのがポイントでしょう。また、1つの授業につき募集するTAは1人~5人程度です。そのため、人間関係でストレスが溜まることは少ないといえます。
派遣
派遣は、複数ある案件の中から、自分で好みの仕事を選べるタイプのバイトです。そのため、忙しい期間は派遣を申し込まず、余裕がある期間だけにたくさん働くという稼ぎ方もできるでしょう。
忙しい理系大学生でも、忙しいときと少し緩和されるときがあるため、バイトの時間量をコントロールできるのは大きなメリットといえます。
塾講師
塾講師は自分の知識を活かしながら、稼げるバイトといえるでしょう。また、他のアルバイトに比べて時給が高い傾向にありながらも、シフトの自由度が高いです。週1日や1科目でも許容される場合が多いため、時間に余裕がある曜日だけ出勤することもできます。
少ないシフト数でも働ける塾講師はスケジュール調整の面で、忙しい理系大学生におすすめです。
UberEats
最近では、UberEatsの配達員として働く人も増えてきています。シフト制ではないため、自分が働きたい時間に働けて、時間に余裕ができない時期には自由に休めます。
また、同じ場所でいつも顔を合わせるメンバーがいないため、辞めたいときに言い出しづらいという不安もないでしょう。
難しいのなら無理にアルバイトをしなくてもいい
大学生になればアルバイトをして自由に使えるお金を増やしたいと考える方が多いでしょう。しかし、勉強をして専門的な知識を蓄積させるのも非常に重要です。
そのため、勉強で忙しい方は無理にアルバイトをする必要はありません。「バイトをしないと、就職活動へ支障が出るのでは?」と不安を抱いている方も、研究に打ち込んで専門的な知識を持っていればアピールできるため、過度に心配する必要はないでしょう。
忙しい理系大学生は自宅近くでのバイトがおすすめ
自宅近くのバイト先を選ぶメリットは2つあります。1つ目は、地元にいるという安心感を抱きながら働けることです。慣れない土地で働くと、ストレスを感じやすくなる可能性もあります。
2つ目は、バイトが終わったらすぐに帰宅できることです。バイトが終わってから交通機関を利用して帰宅するのは身体的にも精神的にも負担がかかります。
授業や勉強に支障をきたさないために、バイト後の疲労をできるだけ溜めないことが重要でしょう。そのため、自宅近くのバイト先で働くのがおすすめです。
勉強とバイトを上手く両立しよう
本記事では、理系大学生が忙しい理由や、おすすめのバイト、長期インターンシップなどを紹介しました。
大学生にとって授業に出席し、課題を提出し、単位を取得することは非常に大切なことであるため、しっかりとやるべきことを行い、空いた時間をバイトや長期インターンシップに費やすのはとても効率的です。
本記事で紹介したバイトをする際の懸念点を確認したうえで、学業とバイトを両立できるよう工夫しましょう。

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